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 「遊乃舞寧夢」さんのコメント一覧 登録数(140件)rss
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[001]尼僧物語
 オードリーの本質遊乃舞寧夢2018-12-02
 
美貌が売りの女優という先入観からから、積極的な興味をずっと持たずにきてしまったオードリー・・・が、戦争と縁の深い生い立ちや、晩年のユニセフ大使としての熱心な貢献を・・・
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美貌が売りの女優という先入観からから、積極的な興味をずっと持たずにきてしまったオードリー・・・が、戦争と縁の深い生い立ちや、晩年のユニセフ大使としての熱心な貢献を、不覚にも最近になって知ってからその人となりに魅かれた。そういう意味で、この作品はファッションや華やかさで見せる一連の人気作よりも、ずっとオードリー・ヘプバーンという人物の “本質” が見えるようで興味深い。 ユニセフ大使として、戦争や内乱で飢餓や病気に苦しむ子供たちを励まし、その惨状を世界に伝える役目を負い、まさに自己犠牲的に自らの死の直前まで奔走した晩年のオードリーが劇中のシスター・ルークと重なってくる。コンゴで現地人の子供を嬉しそうに抱くシーンなどはそうした彼女の心根(自分のそれまでの人生は全てこの使命のためにあったとまで言っている)が滲むかのようだ。 実際の戦争中だった十代には栄養失調まで体験し、ナチス支配下のオランダで レジスタンス活動に参加していた母親の手伝いまでしていたそうだから、神への道と敵への憎しみで葛藤する物語終盤の展開も通り一遍でない心情が重なっての演技となったことだろう。 撮影のフランツ・プラナー(ローマの休日、ティファニーもこの人)による映像もオープニングのベルギーの街並みから思わず惹き込まれ、絵画のような構図の中で描かれる修道女たちの厳しい生活も興味深い。 自我をなくしていくことが神に近づく道・・・という仏教とも共通する概念を実現するために西洋の尼僧が修行をしているということは初めて知ったし、自らに起こる不都合が試練、魂を浄化させる好機である、という考え方はダライ・ラマの言葉とも似てハッとした。 シスター・ルークの葛藤は単に未熟さだけではなく、それらの宗教的概念を実現するにあたり、形骸化したり、本末転倒の様式や規律に支配されがちな人間の営みの限界によるものでもあるのだろう。二時間半の映画でそれらは描き切れるものではないだろうが、考えるきっかけは十分与えてくれた気がする。
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[002]クイズ・ショウ
 表と裏 / 世の中みんなクイズ・ショウ遊乃舞寧夢2018-10-03
 
 社会性が強い分、娯楽性が薄くなる印象が強かったR・レッドフォードの 監督作なのだが、この作品は「マック・ザ・ナイフ」の軽快なリズムに 乗ったオープニング、50年代ア・・・
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 社会性が強い分、娯楽性が薄くなる印象が強かったR・レッドフォードの 監督作なのだが、この作品は「マック・ザ・ナイフ」の軽快なリズムに 乗ったオープニング、50年代アメリカの描写から惹き込まれ、最後まで 面白く鑑賞できた。  テレビのヤラセにまつわる実話なわけだが、まだテレビ黎明期でもあり、 視聴者達がまったく純真にブラウン管の中の出来事を“事実”と捉えて一喜 一憂する姿がいじらしく、古き良き時代を感じさせる(と同時に、簡単に 戦争へさえ駆り出されてしまう危うさも・・・)。  立法管理委員会とやらの役人がこれを犯罪であるかのように調査し、その 裏側を暴くというのも、やらせやフェイクは当たり前と広く認識されている 現代からすると、随分おおげさに感じなくもないのだが、テレビとは如何なる ものか、という認識がこの事件がきっかけとなり大きく変わったのだろう。 つまりは事実を伝える側面と、エンターテインメントの側面があるわけだが、 この時代はこれがごっちゃになっていたようだ。1カットだけテレビにプロ レスが映るシーンがあったが、当時はこれが “真剣勝負” だと思われていたで あろうことも象徴的(ちなみに選手の片方は日系のグレート東郷?)。  で、レッドフォード監督がテレビやクイズ番組のことを描きたかったのか と言えば、ちょっと違うと思う。というのも、このクイズ番組のフェイクの あり様は世の中の様々に当てはまる。この番組の作られたチャンピオンは、 プロレスのチャンピオンと同じく、誰をそこに据えれば 客が喜ぶか=金に なるか!?で決められるわけだが、おそらくは大統領も総理大臣も同じこと なんだろう(残念ながら、その場合の客は多くの場合、国民ではなくなって いるようだが・・・)。 この映画の中のクイズ番組を見てすぐ思い起こしたのは、大統領候補どうしの 公開討論だったし、つい先ごろの某政党総裁選でもあった。さて、誰をチャン ピオンに据えておこうか、と裏で操作をするのは何者か?? このクイズ番組の裏のあり様は、あらゆるところで繰り広げられていることの わかりやすい象徴に思える。クイズ出場者の素人ですら“演技”をするのを思えば 政治家にはたやすい。プロレスラーの政治家もけっこう存在する現代だが、 彼らがフェイクのプロであることを思えば、さもありなん。  この映画の時代はいかにも大衆が無垢で純真だが、果たして21世紀、現代の 私たちがどこまで事実とフェイクを見分けることが出来ているのか?  スキャンダルの責任が一番元の、一番稼いでいる大物には及ばず、実行部隊の 小物と泳がされた出演者だけが非難を被る姿も、まさに今この国で起きている こととも重なってくる。上の責任を隠し、トカゲの尻尾となったプロデューサー が後に業界に復活するあたりなど、まさに。  レッドフォード監督は、世のあり様のさまざまに気づくきっかけを エンターテインメントで提供してくれた。
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[003]メンフィス・ベル
 若い搭乗員たち遊乃舞寧夢2018-09-04
 
爆弾をさんざ落とされた側の国に生まれた自分としては複雑な思いはあった。 が、 不気味な殺人機械というイメージしかなかった米爆撃機の搭乗員たちも、当時、 日本の戦艦や戦・・・
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爆弾をさんざ落とされた側の国に生まれた自分としては複雑な思いはあった。 が、 不気味な殺人機械というイメージしかなかった米爆撃機の搭乗員たちも、当時、 日本の戦艦や戦闘機に乗り込んでいた兵士たちと同じく、まだあどけなさの残る19,20歳 の若者たちがほとんどであることにまずハッとさせられ、彼らは彼らで地獄を見ていたことがわかる。 どこの国でも戦争で真っ先に実行部隊として犠牲にさせられるのは、その年代の 若者たちであることに改めて思いが至らされた。 確かに、あくまで爆撃目標が軍事工場であり、周辺の学校や病院を気遣うという下りは 偽善の匂いが漂う。が、それが映画のウソであれ、事実であれ、目的達成! と、まるで物語中でカタルシスのように爆撃された工場も、そこで働いていたのは、 間違いなく “女性と少年” たちであろう(男たちは出征のはず)。 主人公たちの視野だけで観れば ラストなど “感動の無事生還!”であろうが、 そうしたことにも気づきたい。それさえ見失わなければ、戦争の悲惨を描いた作品として 評価はできると思う。それは “一方の側” から見た悲惨ではあるが(原爆や空襲を描いた 日本の作品であれ、それは同じこと)。 ただいずれにしても、どんなに地獄を体験しようと、人を殺しまくるという行動 をしてきた者たちを “英雄” として語ること自体が、この映画以前に、戦争そのもの の欺瞞と偽善であると改めて思う。 彼らは国の利害のための “犠牲者“ であり、英雄に祭り上げるのは国と軍のご都合でしかない。 それはともかく! 出撃前夜のパーティでの「ダニーボーイ」はなかなかの名唱だった。 この歌の内容が、少なくともプロデューサーの一人であるキャサリン・ワイラー の意図するところであると信じたい。なにせ赤狩り全盛の時に、危険を冒して ダルトン・トランボを起用(ローマの休日)したウィリアム・ワイラーの娘なのだから。 また、部下たちの帰還に心を揺らす大佐を演じたデヴィッド・ストラザーンが 「グッドナイト&グッドラック」では、やはり赤狩りに真っ向から闘いを挑んだ ニュースキャスター、E・R・マロ―を演じているのも興味深いところ。 そうそう国策に準ずる人たちではなかろうかと。
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[004]ONCE ダブリンの街角で
 掃除機ずるずる遊乃舞寧夢2018-08-26
 
ハリウッド映画にはない初々しい魅力。淡々としてても、 主人公ふたりの常に揺れ動いている心がカメラを通して伝わる映像。 ハートに染み込んでくる音楽。 安易にベッドインし・・・
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ハリウッド映画にはない初々しい魅力。淡々としてても、 主人公ふたりの常に揺れ動いている心がカメラを通して伝わる映像。 ハートに染み込んでくる音楽。 安易にベッドインしたりしない、もじもじ感がすごくいい。 このあたり、アイルランドのお国柄? 女のコが彼の曲の詞を考えながら、延々夜の街を歩く下りは 名シーン、ハイライト。
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[005]アトランティスのこころ
 アントン・イェルチン遊乃舞寧夢2018-08-21
 
公開当時スクリーンで鑑賞し、内容も素晴らしかったが、子役の上手さに とにかく驚き、目を見張った! 最近になり、JJ・エイブラムス版「スタートレック」のチェコフ役で ロ・・・
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公開当時スクリーンで鑑賞し、内容も素晴らしかったが、子役の上手さに とにかく驚き、目を見張った! 最近になり、JJ・エイブラムス版「スタートレック」のチェコフ役で ロシアなまりの英語を話す若い役者がやけに印象に残ったのだが、 それで アントン・イェルチン という名前を知った。出演歴を見ると、 17年前、当作品で感心しきりだった子役と同人物ではないか! それで、久々にDVDで鑑賞してみたところ、ああ、確かに! まだ11歳だが、顔も声もはっきりとチェコフを演じている若者だとわかる。 で、やっぱり上手い!ホプキンスのインタビューを見ると、この名優が絶賛 している。アカデミー賞の候補にあがっても全然おかしくないとすら思う。  そして、この才能あふれる若い俳優が・・・二年前に27歳で他界していることに、 さらに驚く。成人してからの出演作もいくつか追ってみた。なんて素晴らしい俳優だろう! もっともっと活躍して欲しかった。大きな賞もきっと取れただろうに。  この作品では、11歳にしてA・ホプキンスという名優相手にその才能を 遺憾なく発揮するアントン・イェルチンのまだ幼い姿に胸を震わされるばかり だった。 監督スコット・ヒックスの語り口も抒情的で深みと品に溢れている。 子供時代独自のものの見え方、感じ方、不思議な世界観が、ノスタルジックに 映像化されていて、原作スティーブン・キングのファンタジーサイドを堪能させてくれる。
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[006]フローズン・リバー
 暖かい視線遊乃舞寧夢2018-08-16
 
テレビドラマと比べても低予算で作れそうな、派手なシーンも一切ない作品 なのに、脚本と演技の力(!)でサスペンスに溢れた仕上がりになっており 娯楽作品としても充実、主人・・・
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テレビドラマと比べても低予算で作れそうな、派手なシーンも一切ない作品 なのに、脚本と演技の力(!)でサスペンスに溢れた仕上がりになっており 娯楽作品としても充実、主人公に感情移入してハラハラさせられた。 犯罪に手を染めざるを得なくなる母や長男であるが、なんと愛情に溢れて いることか。その家族愛がしっかと漂い、悲惨な生活や寒々しい光景にも 関わらず、作品世界に惹きつけられる。 これを体現したメリッサ・レオ(アカデミー主演女優賞ノミネート)、 ミスティ・アッパム(惜しくもこの作品の数年後、他界・・・)、 長男役のチャーリー・マクダーモット、いずれも見事な演技だった。 ステレオタイプの虐げられた善人ではなく、善悪の中で揺れ動いている からこそ、こちらの感情移入をリアルに引き起こし、感動へ導いてくれる。 貧困層や先住民族に対する作者、製作者らのタイトルと裏腹な暖かい視線が 底辺に流れ、厳しい現実を描きながらも心地よい思いで観終えることができた。
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[007]おみおくりの作法
 ラストに涙遊乃舞寧夢2018-08-16
 【ネタバレ注意】
終盤近くの展開に思わず「ええ!」と声をあげた! なんともやるせない・・・と、思いきや “現世” 的な目で見れば、主人公のしてきたことは “非効率的” で、 “実利” はないが故・・・
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終盤近くの展開に思わず「ええ!」と声をあげた! なんともやるせない・・・と、思いきや “現世” 的な目で見れば、主人公のしてきたことは “非効率的” で、 “実利” はないが故に、彼は解雇されてしまう。 が、この作品のラストは人間の価値がそれだけではないことを雄弁に 語っていて実に感動的だった。 「素晴らしき哉、人生」を思い起こすラスト。 ユーモアとペーソスが漂い、愛を描いて見事な作品でした。
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[008]パリよ、永遠に
 心理劇、駆け引きの妙!遊乃舞寧夢2018-08-11
 【ネタバレ注意】
 戯曲の映画化と知らずに見始め、会話中心(しかも老人二人だけ) という地味な展開に最初は戸惑ったのだが、主演二人の演技に どんどん惹き込まれていった!  言葉巧み、豊・・・
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 戯曲の映画化と知らずに見始め、会話中心(しかも老人二人だけ) という地味な展開に最初は戸惑ったのだが、主演二人の演技に どんどん惹き込まれていった!  言葉巧み、豊かなボキャブラリーで、終始紳士的でありながら強い 熱意を内に秘め、なんとかパリを救おうと苦心するスウェーデン外交官。 いっさい取り合わない!という物腰から、徐々に心を動かし始めるナチス将校。    ヒトラー配下の軍人という価値観から、少しづつ人間性と良心が刺激され ていく過程、駆け引きがヘタな大作よりもずっと面白く、未来を選択する ラストは非常に感動的だった。  この面白さは、黒人青年を先入観で殺人犯と決めつける陪審員たちが、 一人の男の説得で徐々に真実に目を向けていく過程を描いた「12人の 怒れる男たち」にも似ていた。
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[009]エンド・オブ・ホワイトハウス
 愛国アクション!?遊乃舞寧夢2018-08-07
 
 アメリカお得意の国策映画ギリギリの愛国アクションという意味では 「ランボー」あたりの系統か(ランボーはギリギリじゃなくて、もろですが)。 シチュエーションは「ダイハ・・・
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 アメリカお得意の国策映画ギリギリの愛国アクションという意味では 「ランボー」あたりの系統か(ランボーはギリギリじゃなくて、もろですが)。 シチュエーションは「ダイハード」と同じですね。 その ”アメリカ万歳!” 的な臭いを気にしなければ、ハラハラドキドキは楽しめました。 国防大臣役の女優がうまいな、と思ったら、オスカー女優のメリッサ・レオ でした。作品ごとに見事に別人格になりきるので、彼女と気づかず! 助演女優賞を獲った「ザ・ファイター」ではヒョウ柄に身を包んだおばちゃん 、 最近の「スノーデン」では静かで知的なジャーナリストでしたし。 「戦わずに死んだとは墓に刻まれたくない!」なんて台詞を言うあたり、 リベラルな人じゃ言えないだろうな、と。でも、テロリストにボロボロにされながらも、 「私の髪、どう?」なんて、極限状態でもジョークを忘れないアメリカ人気質はいいですね。
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[010]11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち
 身体づくりぐらいすべし!遊乃舞寧夢2018-08-02
 
残念ながら、主演が三島に見えない。 ポロシャツから覗くたくましい腕や、胸の盛り上がり、 鍛えぬいた身体なくして三島だというのは無理がある。 わざわざサウナのシーンで裸・・・
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残念ながら、主演が三島に見えない。 ポロシャツから覗くたくましい腕や、胸の盛り上がり、 鍛えぬいた身体なくして三島だというのは無理がある。 わざわざサウナのシーンで裸を見せるが、貧弱すぎて役造りが甘い。 この主演者はあさま山荘を描いた作品でも過激派学生を演じながら、 その時代にはなかった”オシャレな”マフラーの巻き方をしていた ことが思い出されてしまう。役者としてのこだわりが感じられない。 作品全体に、やたらとセリフの間が多く、さらにカメラの動きもないので テンポが悪く冗長な印象になってしまった。驚いたのは、今時、音声収録の マイクの影が映ってしまっているシーンがあったこと!(サウナのシーン) また、終盤近く、三島たちが市谷へ向かう車中のシーン、外景の中に当時 まだなかったはずのミニストップの看板がチラリと映ってしまっていたり。 素人丸出しのわき役が味を出すよりも浮いてしまっているのも痛かった。 若松監督、よほど調子が悪かったのか??やけにそうした隙が目立つ。 満島真之介が一人、健闘、好演していた。体格も三島役よりもよし。
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[011]ターミネーター4
 要・復習!遊乃舞寧夢2018-07-28
 
2を観たのが、もう20年くらい前で、3は観たかどうか記憶がなく、 アントン君(合掌)が出てたのか!という興味で観たものの、”カイル・リース”が 何なのかもわからない(忘・・・
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2を観たのが、もう20年くらい前で、3は観たかどうか記憶がなく、 アントン君(合掌)が出てたのか!という興味で観たものの、”カイル・リース”が 何なのかもわからない(忘れた?)ままだったので、危惧したとうり・・・ さっぱりわからんかった!! で、ストーリーがわからないと、どんだけアクションがすごくても、けっこう 空しい二時間でした。ジョン・コナーっていうのは、2の時の横分けの美少年ですよね。 お母ちゃんが必死で守ってた姿はよく覚えてたんですが。 この前はキャプテンアメリカの3番目を、2と順番間違えたし。 教訓・・・3とか4とかを、時間をおいて見る時は、まず復習!     (という程の映画かどうかはさておき)    PS. アントン君の相棒?の黒人の女のコがすごく可愛かったです。
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[012]ゴーストワールド
 ビーフジャーキー野郎遊乃舞寧夢2018-07-11
 
ビーフジャーキーを朝飯だ!と言いながら貪り食ってた サングラスのコンビニ客・・・中途半端なヌンチャクが素晴らしい! 特典映像で、モップで対抗するコンビニ店長との対決・・・
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ビーフジャーキーを朝飯だ!と言いながら貪り食ってた サングラスのコンビニ客・・・中途半端なヌンチャクが素晴らしい! 特典映像で、モップで対抗するコンビニ店長との対決が見れる!!
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[013]ルームメイト
 ヘディの孤独遊乃舞寧夢2018-05-19
 
 今作でジワジワと本性を現すヘディ・・・並みの役者なら異常者を演じるべくして 演じてしまいそうなところ、ジェニファー・ジェイソン・リーの演技は怖いと同時に たまらない・・・
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 今作でジワジワと本性を現すヘディ・・・並みの役者なら異常者を演じるべくして 演じてしまいそうなところ、ジェニファー・ジェイソン・リーの演技は怖いと同時に たまらない孤独感、寂しさが常に身辺に漂っているのが強烈な印象だった。 あくまで結果としての異常性。端から異常な人物を演じようとしたらこうはならない だろう。このあたり、ロバート・デ・ニーロと同じくステラ・アドラーやストラスバ ーグの元、本格派の演技を学んできた役者ならではの凄みかと。  この作品の23年後の「ヘイトフル・エイト」で初めて彼女を知ったのだが、この 時の女囚人とも共通してたのは、悪女ながらどこか憎めない純真さ・・・”悪女”を 演じるのではなく、あくまで”人間”を演じているからだろう。「ヘイトフル・エイト」 ではノミネートされながら助演女優賞は逃したが、いつオスカーを獲ってもおかしくない 人だと思うのでした。  古い作品ながら、サスペンスとしてのハラハラドキドキも十分堪能できました。
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[014]ロード・トゥ・パーディション
 He's a good worker.遊乃舞寧夢2018-05-19
 
 オープニングからコクのある映像の美しさに目を奪われました! 撮影監督コンラッド・L・ホール・・・初めて名前を知った次第。「明日に向かって撃て」 や「暴力脱獄」など、・・・
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 オープニングからコクのある映像の美しさに目を奪われました! 撮影監督コンラッド・L・ホール・・・初めて名前を知った次第。「明日に向かって撃て」 や「暴力脱獄」など、これに先立つポール・ニューマンの主演作もこの人の撮影とのこと。 本作は撮影だけアカデミー賞に(撮影賞では最年長記録とか)。残念ながらコンラッドは これが遺作に。  意外に不評が多いのは、もっと派手なアクションや「ゴッドファーザー」並みの重厚さを 期待されてしまったからでしょうか。私はいずれも期待してなかったので十分堪能できまし た(ジェニファー・ジェイソン・リーとトム・ハンクスの共演が見たかったという動機で 鑑賞しましたが、この点、ジェニファーはあっけなく出番終了で残念でしたけど。役柄も 珍しく?まったく普通の奥さん!)。  アイルランド系のマフィアもあったのか、と、これも初めて知りました。 人を殺し殺されまくりのマフィアであっても、肉親の情はまったく普通と変わらない。 たまたまそういう世界で生きていかざるをえなくなっただけ。きっと実際もそうなんだ ろうな、と。  ジュード・ロウ扮する刺客から逃れる途中、親切な老夫婦のボロボロの家に匿われる 下りがよかったですね。老婦人の「よく働く子ね。あの子は父親を愛してるわ。」の台詞 と、それを聞いたトム・ハンクスの表情。地味ながらハイライトシーンでした。 あと、トム・ハンクスとポール・ニューマンがしっとりと弾くシンプルなピアノ連弾・・・ この作品のいいところは、そんなひっそりとしたところにあった気がします。
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[015]チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
 人間万事・・・遊乃舞寧夢2018-05-17
 
 ”ソ連のアフガン侵攻”、”モスクワオリンピックボイコット”・・・ 恥ずかしながら、そんなことがあったなぁ程度の認識しかなかったのだが、 装甲ヘリの無差別攻撃で逃げ惑うア・・・
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 ”ソ連のアフガン侵攻”、”モスクワオリンピックボイコット”・・・ 恥ずかしながら、そんなことがあったなぁ程度の認識しかなかったのだが、 装甲ヘリの無差別攻撃で逃げ惑うアフガン市民が殲滅されていくシーンなど は生々しく描かれ、”侵攻”という漢字二文字からはとてもイメージが湧き切ら ない”殺人”の実像が否応なく伝わる。  これに抵抗するイスラム戦士、義勇兵たちにアメリカが武器供与をするに至る 過程で孤軍奮闘した下院議員の話だが、政治家でありながら酒好き女好きドラッグ 常習者のちゃらんぽらん男でもあり、というキャラクターは今(2018年) セクハラ問題等、日本で起きているあれこれを思うに、おそらく普通のことなのだろう。 政治家というのは知性はともかくエネルギーだけは強い人種であろうから、 裏も表も人一倍、チャーリーウィルソンは特異な人物ではなく、一典型なのだろう。    ソ連の装甲ヘリでアフガン人が殺されるシーンが何度もあるので、ムジャヒディン がアメリカから与えられたスティンガーミサイルでこれを撃ち落とすシーン、その成果を 年度ごとに何機撃ち落とした!と伝える下り(実写映像多)が一種のカタルシスとして 描かれているのだが、でも、これも人(ソ連兵)が死んでいる瞬間であることには違いない。  ジュリア・ロバーツ演じるテキサスの富豪やCIAなど、完全に右側、保守の人物たちの 視点から描かれているわけだが、ただそれがこの作品の制作側の視点そのものというわけ でもないだろう。もしそうであるなら、ランボーよろしく、ソ連を蹴っちらかしたぜ! ザマーミロ!で終わるはずのところ、決してそうはなっていない。むしろ控えめに、 しかし最大のメッセージとして、  そこで終えてしまった現実がその後どういう結果になってしまったか を示唆している。    ソ連撤退後、アフガンに学校を作るべきだ!と主張する主人公に対し、アフガンと パキスタンの区別もつかない連中(おそらく決して誇張ではないだろう)に却下された 現実を見るに、この世界は随分と低レベルの知性で運営されており、人類はまだまだ未熟な、 トラブルを暴力と殺し合いで解決しようとしかねない未開の生物でしかないことを痛感させ られる・・・(アメリカの場合、あえてそういう状況を残そう、作ろうとしているように 思えて仕方ない)  余談だが、他界したホーキング博士が「人類は現状で他惑星の知的生命体と接触しては ならぬ!」と警告したという話となぜかリンクする・・・。  映画の出来としては、こういう内容を娯楽仕立てで楽しんで鑑賞できるように造ろうと 努力したのだろうけれども成功していると思えず、中途半端な作品となり、中東問題に 認識がないと退屈と思われてしまうだろう点、残念。有名キャストもいかにも観客動員の ため、という以上のものになっていない。    が、911テロやIS、その後の世界の軍事状況に密接に繋がっている80年代の出来事 に少しでも関心を持った人には冒頭語ったように、イメージを視覚化してくれる作品でも ある。
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[016]プラダを着た悪魔
 大多数のカタルシス遊乃舞寧夢2018-05-06
 
 ファッション業界という特殊な世界を描いているようでいて、 メリル・ストリープ演じる編集長が部下に命ずる様々の無理難題は世の中そのもの の不合理や厳しさを象徴している・・・
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 ファッション業界という特殊な世界を描いているようでいて、 メリル・ストリープ演じる編集長が部下に命ずる様々の無理難題は世の中そのもの の不合理や厳しさを象徴しているかのようです。  少なくとも、”プロの世界”はどんなジャンルであれ似たり寄ったりであって これに耐えられる人間は少なくて・・・ちょっと意地の悪い観方をすると、この 映画の結末(原作とは違うらしい)には、そういう大多数の人たちを喜ばせよう という商業的意図の匂いも感じてしまいました(アメリカの映画産業はアンケート 調査の”データ”に基づいてストーリーを作ってるとか)。  もちろん、ハサウェイ演じる助手が自分の出世や保身のために人を裏切れない、 という純真さは美しく、人としてあるべき姿を描いているのですけど。  これが現実なら、パリ行きに抜擢されて、その地でバリバリのリッチな業界人の 男に求愛されたら・・・ほとんどの女性なら”渡りに船”!とばかりに、ダサい元彼 ”になりかかっている”男のことなど、サッパリ忘れてしまうだろうに。  が、しかし、そうして出世していくことが、本当に幸せなことなのか? それは華やかなようでいて、ある意味、地獄のような世界に生きることなのでは ないのか?この華やかな業界のトップに君臨する編集長の姿が、決して幸せには 描かれていないあたり、多分にこれは真実の匂いも感じるのでした。  いつも強気の編集長がうなだれて離婚話をするエピソード、演じるメリル・ ストリープはほとんどノーメイクのような風貌ですが、こういうところに役者魂 感じます。  先輩助手を好演のエミリー・ブラントは、やくざなねぇちゃんから英国女王まで 演じるかと思えばアクションもこなし、最新作ではあのメリー・ポピンズ!に扮す るということで、実に懐の深い女優のようですね。  福笑いのような顔立ちのアン・ハサウェイはコメディをやってるのが一番魅力 的かと。
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[017]バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
 ずるいぞバットマン!遊乃舞寧夢2018-05-02
 【ネタバレ注意】
 クリストファー・ノーラン絡みのネクラ対決ということで あまり期待はしてませんでしたが、案の定・・・人間のバットマンが超人相手 にどう戦うのかと思ったら、クリプトナイ・・・
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 クリストファー・ノーラン絡みのネクラ対決ということで あまり期待はしてませんでしたが、案の定・・・人間のバットマンが超人相手 にどう戦うのかと思ったら、クリプトナイト!ってこれ、その昔、すでに レックス・ルーサー(ジーン・ハックマンの時)が使った手じゃないですか。 犯罪者と同じ手口でスーパーマンをやっつけようという時点でバットマンに 共感できなくなり、最後の巨大モンスターもありがちな派手さを狙った やっつけキャラにしか見えず、残念でした。  バットマン役のベン・アフレックはスーパーヒーロー大好きなようですね。 「ハリウッドランド」ではスーパーマン役者のジョージ・リ―ヴスを演じていて  間接的ではありながら、両方演じたことに。  ゾッド将軍のマイケル・シャノンは「ランナウェイズ」という作品で、日本でも 大人気だった(70年代!)あの下着姿で歌いまくる女の子バンドのエキセントリ ックなマネージャー役で役者ぶりを発揮してます。ちなみにボーカルのシェリー を演じるはダコタ・ファニング!股おっ広げて頑張ってます・・・余談でした。
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[018]シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
 順番間違えた!遊乃舞寧夢2018-05-02
 
 しまった!前作「ウィンターソルジャー」まだ見てなかった! 今作、理屈抜きで楽しむには地味な会話も多くそこのところは置いてけぼり になってしまった。少年っぽいスパイダ・・・
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 しまった!前作「ウィンターソルジャー」まだ見てなかった! 今作、理屈抜きで楽しむには地味な会話も多くそこのところは置いてけぼり になってしまった。少年っぽいスパイダー坊やのおしゃべりが面白かったかな。 なんかゴチャゴチャして無理やり戦ってる感は否めなかった。  話し合いがあっという間に決裂したり、よく状況を知らないアントマンや スパイダーマンがたまたま先に声をかけられた側についてるだけだったりの ような・・・そういうところに ”白か黒か二者択一”のアメリカを感じて しまった。そういうのは映画の中だけにしてほしいですね。
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[019]ヘイトフル・エイト
 確かにヘイトフル・・・遊乃舞寧夢2018-04-29
 【ネタバレ注意】
 以下、思い切り”ネタバレ”してます!  どぎつい描写の多いタランティーノ作品とは知っているし、それでも これまでエンターテインメントの枠の中で観れたのだが、今回は面・・・
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 以下、思い切り”ネタバレ”してます!  どぎつい描写の多いタランティーノ作品とは知っているし、それでも これまでエンターテインメントの枠の中で観れたのだが、今回は面白さ以上に そのどぎつさが勝っていると感じてしまい、文字どうりヘイトフルな後味の悪さ を覚えてしまった。今までに増してスプラッターな要素が目立つのだが、 ヘイトフルに感じた最大の理由は、囚人の女をつるし殺すのも残忍ながら、 それを行う二人の男のなんとも ”嬉しそうな表情”だったと思う。  そういう殺され方をするには、囚人の女がどうも憎めないキャラだった。 殺す側に共感、感情移入しきれないと、あの歓喜の表情にはカタルシスよりも嫌悪 を感じてしまう(しかも手錠にぶら下がる腕・・・)。   物語の作りとしては、相変わらず独自の語り口で上手いのだが、何かそのあたり の、見る側の感情の導き方が今回は混乱していたような。  大きな収穫だったのは、その囚人女を演じたジェニファー・ジェイソン・リー!  出演者は全員達者な俳優ばかりだが、彼女のどこか愛嬌のあるやさぐれぶりが出色 だった。アカデミー助演女優賞ノミネートも納得。あの「コンバット」のビック・ モローの娘だとか。未見の「バックドラフト」では、今回手錠で繋がられていた カート・ラッセルともすでに共演しているようで、二人ともどんなキャラでの共演 なのか?興味津々、他の出演作を辿ってみたくなりました。
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[020]トランセンデンス
 人の人たる所以遊乃舞寧夢2018-04-28
 
 要するに テクノロジーVS人間性 という古典的SFのテーマを現代風に 扱った作品かと。ジョニー・デップ演じる科学者の自我が危険な存在として モンスター化していく過程には・・・
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 要するに テクノロジーVS人間性 という古典的SFのテーマを現代風に 扱った作品かと。ジョニー・デップ演じる科学者の自我が危険な存在として モンスター化していく過程には50年代の「禁断の惑星」を思い出した。  「人間は矛盾だらけの存在だ」・・・目的にばく進するのみの人工知能との 決定的な違いを説くこのセリフが印象的だった。  観終わってから知ったのだが、製作総指揮がクリストファー・ノーランだけ あって、なるほど、理屈っぽい(&わかりにくい)。エンターテインメントに 徹しきらない中途半端さが地味な作風と共に、おいてけぼり感を残して終わっ てしまった。この点、予告編の印象とかなり違う(ずるいよ)。  同じテーマをおバカなくらいの娯楽で描くことは全然可能だろうと思うので、 そういう作品で口直ししたい!という気持ちにかられたのでした。
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[021]ゲット スマート
 メカジキ!遊乃舞寧夢2018-04-25
 
 「リトル・ミス・サンシャイン」でのゲイのおじさん役が秀逸だったスティーブ・カレル の主演作ということで観てみようと思ったのですが、テレンス・スタンプ、ジェームズ・・・・
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 「リトル・ミス・サンシャイン」でのゲイのおじさん役が秀逸だったスティーブ・カレル の主演作ということで観てみようと思ったのですが、テレンス・スタンプ、ジェームズ・カーン、 アラン・アーキン・・・実力派の大ベテランがこぞって出演しており、すごく得した気分でした。 彼らが大真面目にこのおバカ映画(?ですよね)を支えていること自体が面白い。  国家の重要任務と思いきや、大統領(ジェームズ・カーン!)が911の時のブッシュよろしく 幼稚園で絵本の読み聞かせをしていたり、セリフのあちこちに笑いで包んだ風刺も効いて、こうい うところはさすがのアメリカ。  オリジナル(それ行け!スマート)の原案がメル・ブルックスだというのも初めて知りましたが 納得の内容でした。  足もあらわにお色気ひときわのアン・ハサウェイ、実像はIQ180以上で四か国語を話すという マシ・オカ(日系ではなく日本人!なんですね)、プロレスの大スター、ロックことドゥエイン・ ジョンソンなどなど、粒揃いのキャラクターで盛り上げてます。
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[022]偽りなき者
 メディアの日常と同じく遊乃舞寧夢2016-12-07
 
疑いー印象ー確信ー制裁 ここで描かれる冤罪と、世間の早急なレッテル貼りによる偏見、制裁は、 子供がウソをつくかつかないか、ということよりも、現在のメディア報道 のあり・・・
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疑いー印象ー確信ー制裁 ここで描かれる冤罪と、世間の早急なレッテル貼りによる偏見、制裁は、 子供がウソをつくかつかないか、ということよりも、現在のメディア報道 のあり方、その  ”見出しだけで” 印象を確信にしてしまう大衆のあり方 を連想させ、この偏見に満ちた村の人々は、そのまま我々の情報への 接し方、メディアテラシーの問題とリンクする。 事実がどうであるか、ということよりも、情報が最初にどう扱われたか?に よって、人々の反応、態度が決定し、仮に後から事実が明かされてきてから も、人は最初に自分が取った行動を否定したがらない。 この映画にあっては、子供の罪のないウソが招いた悲劇であるが、 私たちの日常にあっては、政治的意図や、商業的意図によって、 ”容疑” が 事実であるかのように 報道され(しかも執拗に)、 それを大衆が鵜呑みにする姿は、この村の人々とまったく同じだ。 その姿を客観的に見せてくれるという意味で、この作品の持つ役割、意義は 大きい。この村の出来事は、メディアと大衆、という関係において、私たちの 周りで・・・常に起きている出来事 だ。 主演のマッツ・ミケルセンも素晴らしいが、ウソをつく当のクララを演じた子役 アニカ・ヴィタコプの演技は、微妙な表情に一片のウソも作為もない。あまり お目にかかる機会のないデンマーク作品だが、登場人物全員の演技、演出、 共に水準の高さを痛感した。 子供の成人にあたって、猟銃を贈り、狩に出ることが大人の証明、という エピソードや、巨漢の大人たちがテーブルを囲んで飲んだり食べたりの姿は いかにもバイキングの子孫、北欧らしさを感じさせて興味深い。 古くは、ワイラー監督「噂の二人」も、”子供のうそ” が元で、同性愛の容疑 をかけられた女性教師ふたりが社会的制裁を受ける姿を描いているのを 思い出し、時代の差はあれ、大衆の偏見というテーマは不変のようだ。
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[023]ガメラ3 邪神<イリス>覚醒
 怪獣の”仁義なきタイマン”遊乃舞寧夢2016-11-24
 
イリスって、邪神というより、ドス持ったチンピラに見えました。 顔もサングラスかけてるみたいだし。ちょっとエッチな感じだし。 で、ラストのガメラとの戦いは、怪獣の対決・・・
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イリスって、邪神というより、ドス持ったチンピラに見えました。 顔もサングラスかけてるみたいだし。ちょっとエッチな感じだし。 で、ラストのガメラとの戦いは、怪獣の対決というより、 チンピラどうしのタイマンみたいでした。オラオラオラって言って そうな、ずっと接近戦で、ガン飛ばしあってるし。 その前の空中戦は、バイクに乗ったままの暴走族がケンカしてる みたいだなぁ。 相変わらず、美術は素晴らしいですね。駅のミニチュア、すごい! 自衛隊も大活躍。いちいち攻撃するのに、ミサイルを”許可する” 司令官が言うあたり、リアルでした。安倍のお友達、津川さんが、 自衛隊のお偉いさんを嬉しそうに演じてました。 中山忍さんは、賞を獲った一作目より演技がずっとよくなって、ちょっと 大人っぽくなってて見直しました。 前田愛さんの集中力は素晴らしいですね。セガールさんのお嬢さんは ちょっぴり前進、安心しました。精進して下さい。
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[024]ガメラ 大怪獣空中決戦
 ベランダに洗濯物!遊乃舞寧夢2016-11-13
 
手作りミニチュアのディテールに驚きました。 怪獣に壊されるマンションのベランダのひとつひとつに植木が置いて あったり、洗濯ものやら、布団が干してあったり、全部違う。 ・・・
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手作りミニチュアのディテールに驚きました。 怪獣に壊されるマンションのベランダのひとつひとつに植木が置いて あったり、洗濯ものやら、布団が干してあったり、全部違う。 電信柱に乗っかってる機械(?)や配線の細部までが再現されていて、 美術担当のこだわりが溢れてました。 なかでも、郵便ポストの下に捨てられている大小のゴミのポリ袋! 道端の自動車は定番としても、バイクや自転車まで! マンション廊下部分にホウキが立てかけてあるのも発見! どれもほんの一瞬しか写らないのに(しかもほとんどの客の目は怪獣に)、 徹底したその姿勢にプロの魂を感じました。 怪獣バトルそっちのけで、美術を見てました。 縁の下の力持ち、担当スタッフに拍手!
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[025]やさしい本泥棒
 リーゼルの抱擁遊乃舞寧夢2016-11-06
 
ナチスの思想統一により焚書が行われる世の中にありながら、自分の言葉、 人へのやさしさを、葛藤しながらも失うまいとする人々を描いた佳作。 主演の少女リーゼルを演じるソ・・・
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ナチスの思想統一により焚書が行われる世の中にありながら、自分の言葉、 人へのやさしさを、葛藤しながらも失うまいとする人々を描いた佳作。 主演の少女リーゼルを演じるソフィー・ネリッセ、感極まると相手に抱きついて いく彼女のしぐさが幾たびとなく見られるのだが、その抱擁のなんとも饒舌な こと。思いのすべてが言葉もなく伝わってくる。 共演者たちからも絶賛されているようだが、素晴らしい。 日本では劇場公開されておらず(なぜ!?)、たまたまレンタル店で発見、 ジェフリー・ラッシュが出演しているので観てみる気になったのだが、ストーリー、 演技、美術、音楽、すべて超一流の趣。 古いドイツの石造りのような家々の町並み、石畳の道、室内の木造家具、風格 ある美術に映像。珍しく音楽はスタッフロールの最後まで聞き入ったが、それも そのはず、ジョン・ウィリアムスの仕事だった。 名優ジェフリー・ラッシュは仇役や、エキセントリックな役柄が目立つようだが、 この作品では、リーゼルの思いやり溢れる義父を味わい深く演じており、役柄の 広さにあらためて驚いた。妻役のエミリー・ワトソンとは、「ライフイズコメディ、 ピーターセラーズの愛し方」でも、まったく別人格の夫婦を演じていたあたり、 興味深い。
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[026]ジョージ・マーティン
 三人目かも!?遊乃舞寧夢2016-11-03
 
前の方に異論を唱えるわけでは全然なくて・・・ 私はこの人は、ビートルズの音楽において、ジョン、ポールについで、 ”三番目の存在” だと確信してます。このプロデューサー・・・
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前の方に異論を唱えるわけでは全然なくて・・・ 私はこの人は、ビートルズの音楽において、ジョン、ポールについで、 ”三番目の存在” だと確信してます。このプロデューサーがいなかったら 今でも語り、聞かれ続けるビートルズは存在しなかった。 ビートルズの功績のひとつは、なんといっても、ロックという音楽の可能性 を広げ、アートとしての表現にまで高めたことがありますが、それを具体化 したのが他ならぬジョージ・マーティンでしょう。 オーディションに落ち続け、どこのレコード会社でも断られていた頃の ビートルズのデモテープを聴くと、落とされたのもわかるし、また、ジョージ・ マーティンがどれだけメジャーデビューまでの彼らに磨きをかけ、働きかけ たかがわかります。ビートルズがダイヤの原石だとしたら、これをカッティング して製品化したのがジョージ・マーティン。彼以外の誰も、デビュー前のビート ルズの、その秘めた輝きに気づかなかった! また、この人がクラシック音楽をマスターしているということが、大きかった! 弦楽四重奏やらチェンバロのソロやら、オーケストラサウンドやら、当時として は、ロックとは相容れないと思われていたアイディアがビートルズの音楽に 取り入れられていったのは、この人のおかげ。さらに、サージェントペパーや アビーロードのB面での、交響曲をモチーフにしたコンセプトも、この人による もの(ジョンあたりは、むしろそういうのを嫌がってたとか)。 ジョン、ポールという二人の天才、ジョージ・マーティンという音職人、 ハリスンは努力家、リンゴは社交家・・・インド音楽の導入や、ドラムの独自性 というのはあるわけですが、こと後世に残るサウンド、という意味でジョージ・ マーティンの果たした役割は後の二人をしのぐものがある気がします。 ビートルズが作者で役者だとすれば、ジョージ・マーティンが演出家ですね。 60年代のほかのバンドの音を聞けば、21世紀の今でも新鮮さを失わない そのサウンドの輝きは歴然としてますが、他のプロデューサーではこうはなって なかったことでしょう。 マーティンさん、ありがとうございました。合掌。
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[027]レ・ミゼラブル
 様式性とリアリティ遊乃舞寧夢2016-11-03
 
ミュージカルは大好きなのに、この作品はまったくダメだった。 もっとも抵抗を感じたのは、”どアップで”、リアルな感情むき出し!で歌われる シーンの多いこと。ミュージカル・・・
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ミュージカルは大好きなのに、この作品はまったくダメだった。 もっとも抵抗を感じたのは、”どアップで”、リアルな感情むき出し!で歌われる シーンの多いこと。ミュージカルという現実的ではない様式性と同時に、 超リアルな感情の”表出”(俳優の力量としては素晴らしいのだが・・・)が同居 する、というのは、これまでにないスタイルに思えたのだが・・・ ボロボロのアン・ハサウェイのどアップは、感情が同化して泣ける、という よりも、目を背けたくなるアクの強さ、心地悪さが先立ってしまい、胸焼けが してしまった。これと同様なシーンが随所に。 リアルな感情はあっていい。それなしで感動はない。でも、ミュージカルという スタイルで、ここまで”外側に”むき出しにしなくてもいいのではないか?  ここに抵抗を感じた人も多いのではないだろうか? 同様に、下水の汚さやその他、すべてが ”超リアル” なのだが、そうした 現実性と、台詞がすべて”歌”という様式性のミスマッチが最後まで違和感を 拭えなかった。 つい先日、ミュージカルは苦手!と語る知人がいて、なんてかわいそうな人だ、 と思ったのだが、その人の気持ちがわからないでもない気がしてしまった。 彼は音楽にほとんど興味がないからなのだが、今回の私の場合は、この作品 の旋律がまったく好みではないことが大きい気がした。 リチャード・ロジャースやガーシュインとはまた違うのだろうが、これほど 一遍たりとも、旋律に魅力を感じないミュージカルは初めてだった。 カメラワークも全体にグシャグシャとして、不要に転換が早かったり、暗くて なんだかわからなかったり・・・これほどの名作と言われている原作、一流の キャストでありながら、なんとも残念な鑑賞だった。 要は監督がミュージカルの監督ではないということが大きいのかもしれない (「英国王のスピーチ」は素晴らしかった)。試行錯誤に終始したのではないか? サシャ・バロン・コーエンとヘレナ・ボナム・カーターのテナルディエ夫妻が最も この世界観に違和感なく存在し、抵抗なく見れたと思うし、唯一面白かった。 舞台で、ぜひ観なおしてみたいと思う。
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[028]レ・ミゼラブル
 観応えあり!遊乃舞寧夢2016-10-26
 
二十年近くも食わず嫌いでいたのは実に不覚でした! 監督が「ペレ」のビレ・アウグストであるとも知らなかったし。 演技が素晴らしい。スターウォーズやバットマン、96時間・・・
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二十年近くも食わず嫌いでいたのは実に不覚でした! 監督が「ペレ」のビレ・アウグストであるとも知らなかったし。 演技が素晴らしい。スターウォーズやバットマン、96時間だの パイレーツだの、アクションやSFの娯楽作で活躍のハリウッド俳優 たちの底力、こうした古典文学でも見事に演じきれる本来の姿?を 観ることができるのが嬉しい。 リーアム・ニーソンとジェフリー・ラッシュ・・・実力ピカイチのオスカー俳優 二人ががっぷり四つに組んだ演技で火花を散らしまくって堪能させてくれ たので、原作の割愛も、仏文学が英語劇になってることも気にならず満腹。 ユマ・サーマンも「パルプ・フィクション」や「キル・ビル」の女丈夫?と同じ人 とは思えない薄幸の女ぶり。幼い娘(コゼット)への必死の思いがヒシヒシと 伝わり、こういう役をもっと演じてほしいと思いました。 オープニングからラストまで、アウグスト監督ならではのコクと品格のある 映像も味わい深く、久々に見応えのある作品、ああ、映画を観た!という 思いにさせてもらえたのでした。 PS.個性派トビー・ジョーンズが1シーンだけ、裁判所の門番役で出演   (まだ出世前?)
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[029]ローン・レンジャー
 ポップコーンをほおばりつつ遊乃舞寧夢2016-09-27
 
明治のカールでもスコーンでもいいですが(笑)。 「J・エドガー」でのアーミー・ハマーの演技(ゲイのトルソン)が素晴らしかったので、 彼がまったく異なる役柄である、こ・・・
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明治のカールでもスコーンでもいいですが(笑)。 「J・エドガー」でのアーミー・ハマーの演技(ゲイのトルソン)が素晴らしかったので、 彼がまったく異なる役柄である、この西部劇のヒーローをどんなふうに演じるのか? という興味で鑑賞しました。 結果的には、当然ながら、社会派作品で実在の役人を演じたのとは、完全にモード が違い、彼の実力に触れる作品とは思えませんでしたが、クソマジメでおっちょこ ちょいなヒーローを演じる姿に、芸域の広さはよくわかりました。 予想外の収穫だったのは、「エリジオン」で小ぎれいなスーツ姿で冷酷なエリート を演じていたウィリアム・フィクトナーの、トントに追われる”悪霊”キャヴェンディッシュ 役・・・ボロボロの埃まみれの別人ぶり! さらには、カスター将軍のような、ヒゲの騎兵隊隊長を演じていたのが 「25時」でエドワード・ノートンの親友の株仲買人を好演していたバリー・ペッパーだった ことは、観終わってからキャストを調べるまで気づきませんでした。 そして、悪の黒幕レイサムを演じているトム・ウィルキンソンは、「グローリー・明日への 行進」ではジョンソン大統領を演じており、これはなるほど、のキャスティング。 と、ジョニー・デップのコスプレよりも、脇役たちのキャラクター造りが光ってました。 現代技術で描かれた活動写真的でマンガチックなアクションの連続は、 「黒ヒゲ大旋風」のような昔のディズニー映画を彷彿とさせ、ニヤッとなりましたね。 余談ながら、ふと思ったのは、監督業をやめてしまったというリチャード・レスター(80年代 のスーパーマンシリーズ)が、今この作品で見られるような映像技術を使って、あのベタな ギャグをやってくれたらどんなだっただろう??という興味でした。 と、同時に、現代のCG技術は ”なんでもできてしまう” ことが落とし穴であることも あらためて。 理屈抜きで、ポップコーンをほおばりながら観るべき映画の典型ではありますが・・・ 資源のために好んで戦争を起こそうとする黒幕、という悪役設定は現実をチクリと。 昔から少数派ではありながら、先住民側に感情移入した作品はありましたが、こういう 娯楽に徹した作品でもそれが当たり前になっているあたり、アメリカの反省がにじんでいる というのは、考えすぎでしょうか・・・でも、マーロン・ブランドとも懇意だったジョニー・デップが プロデューサーにも名を連ねているあたり、そうでもないのかも。
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[030]スコア
 声が”ねずみ男”のマーロン・ブランド遊乃舞寧夢2016-09-12
 【ネタバレ注意】
・・・が、日本語版で見れます!! 後半、久々に、とてもハラハラしました。 で、ビル掃除のダニーが殺されないでホッとしました。 ジャック=ノートン曰く「ヨーアグッドマ・・・
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・・・が、日本語版で見れます!! 後半、久々に、とてもハラハラしました。 で、ビル掃除のダニーが殺されないでホッとしました。 ジャック=ノートン曰く「ヨーアグッドマン、ソー、アイドンワナハーチュー」 これがイジワルな上司だったら・・・部下にやさしく接して命拾いしました。 演じるポール・ソールズさん、ほぼ半世紀前にはテレビアニメのスパイダー マンだったそうですから、老いてもそう簡単には殺されません! 声優でもある監督(セサミのグローバー!)つながりでしょうか? このダニーと働いてる間中、身障者を装ってたジャック=エドワード・ノートン は、なんて努力家なんでしょう。かなりご苦労なことですが、きっとそういう ことが好きな人なんでしょうね。デニーロとのファーストコンタクトも、わざわざ このキャラだったし。ダニーによくバレませんでした。立派です。 マーロン・ブランドは声はねずみ男(日本語版)だし、関取みたいに太ってるし、 カンペ視線に注意してましたが、どうやらデニーロとの会話は全部アドリブとの ことなので、カンペはいらなかったようですね。 デニーロと並ぶ姿には、ああ!ビトー・コルレオーネ、晩年と若き日が対面! 「リベンジマッチ」での、 ロッキーVSレイジングブル に匹敵するお楽しみ でした。 しかし、デ・ニーロ 最近、出演作多すぎませんか(2013年は6本!) テレビのない時代の製作ペースのごとし。
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