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 「Charlie Lime」さんのコメント一覧 登録数(6件)rss
 コメント題投稿者投稿日
[001]真夜中のサバナ
 全体的にテンポがユルいCharlie Lime2011-04-20
 
イーストウッドにしては、珍しく冗長で退屈な作品。 カットされていたシーンを挿入させた完全版というような趣で、ただ間延びしただけの退屈な代物になってしまったという感じ・・・
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イーストウッドにしては、珍しく冗長で退屈な作品。 カットされていたシーンを挿入させた完全版というような趣で、ただ間延びしただけの退屈な代物になってしまったという感じ。 原作が巧く消化しきれていないのだろう。つまり脚色が悪い。ザ・レディ・シャブリの登場シーンなんか、ザックリと刈り込めたはず。 サバナという独特の土地の雰囲気を表したかったのか、全体的にテンポがユルい。 もっと盛り上がってもいい裁判のシーンまでがユルい。 そのユルさに心地よさを感じることが出来ないのは、メリハリの無さとリズムの悪さに起因している。 思わせぶりな人物たちが印象的なだけに、背景描写が希薄になっているのが惜しい。 残念な作品。
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[002]続・荒野の用心棒
 オープニングとラストでキマリ!Charlie Lime2011-03-07
 
陳腐なストーリー展開。平板な演出。芸のないカメラワーク。クサい主題歌。ネロの大根演技。 完全にB級以下の代物である。 しかし、この作品を凡百の安物アクション映画に堕と・・・
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陳腐なストーリー展開。平板な演出。芸のないカメラワーク。クサい主題歌。ネロの大根演技。 完全にB級以下の代物である。 しかし、この作品を凡百の安物アクション映画に堕とさなかったのは、舞台設定と小道具の強烈さに他ならない。 それからもう一つ。詩情が漂っていること。痛いまでに…。
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[003]シリアスマン
 ラストの絶妙な「ブチ切り方」!Charlie Lime2011-03-01
 【ネタバレ注意】
寓話と覚しきプロローグ(実はコーエン兄弟の創作)や本編の途中で語られる曰くありげな「歯の話」にはオチがない。主人公が被るトラブルは雪だるま式に増えていく。雇用や健・・・
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寓話と覚しきプロローグ(実はコーエン兄弟の創作)や本編の途中で語られる曰くありげな「歯の話」にはオチがない。主人公が被るトラブルは雪だるま式に増えていく。雇用や健診結果、妻との問題、兄の苦悩や子供たちのいざこざなど、それらエピソードの数々は本編ではどれも解決に至ることなく物語は唐突に終了してしまう。悪く言えば尻切れトンボ。しかし、妙に納得できてしまう絶妙な「ブチ切り方」に思えた。 最後に顕れる黒々と空を覆い尽くしていく巨大な竜巻が、解決に至らないトラブルの連鎖を象徴しているようで不気味である。 それは「バートン・フィンク」も、謎を残した不思議な余韻が後を引くラストではあったが、それとは全く異質な印象を受けた。 あえて言うなら「ノー・カントリー」のそれに近いか? ユダヤ・コミュニティの閉塞感や、ユダヤ民族に遺伝子的に組み込まれているかもしれない被害者意識を、自らもユダヤ系であるコーエン兄弟が、自虐的な笑いに転化してしまうブラック・ユーモア・ストーリー。 深い部分まで理解するのは困難であろうが、その物語の構築は非常に文学的であり、良質の演劇的な性質も備えていて、実に見応えのある一篇である。 たたみかけるエピソードの積み重ねは、ジョン・アービングの「ガープの世界」を彷彿とさせるものがあり、その不条理性は、やはりユダヤ人であるウディ・アレンやカフカ、ポール・オースターの作品にも通じるところがある。 コーエン兄弟のコメディ要素の強い作品では、「赤ちゃん泥棒」以来、久々に満足できる作品であった。
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[004]アウトレイジ
 スカスカの作品Charlie Lime2010-06-18
 
“BROTHER”『座頭市』もかなり乱暴な映画だったけど、この作品も相当キレている。 しかし、度々描かれる暴力及び殺戮シーンは、過去のものの焼き直しの印象は否めなかった。なに・・・
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“BROTHER”『座頭市』もかなり乱暴な映画だったけど、この作品も相当キレている。 しかし、度々描かれる暴力及び殺戮シーンは、過去のものの焼き直しの印象は否めなかった。なによりも北野作品の登場人物はあまりにも簡単に死にすぎる! 確かに暴力描写の後に現れるユーモアは面白いのだが、あまりにも狙いすぎなのが見え見えで失笑といったところか。あの架空の国の大使館員のエピソードなど全く笑えなかった。今回の作品の雰囲気からして、殆どの笑いがコントのようになってしまっていたのも残念だった。 エゴイズムと出世欲、仁義と裏切りというテーマ性にも全く工夫が見られない。 他の方も指摘しているが、人物背景が希薄すぎて内容がスカスカなのが勿体ないのだ。 (直近の三作品は未見なので、それ以外の作品と比較するが)北野作品といえば、登場人物への感情移入を拒ませる無表情な人物描写が持ち味であったが、今回は個々のキャラクターが立っていて役者も味わい深く感情表現も豊かなので、その点は新機軸であろうし見応えはある。だからこそ、もっと話を作り込んで欲しかった。 ヤクザに袖の下を貰っている悪徳刑事役の片岡と大友の関係あたりもっと膨らませても良かったのではないか? ウェットに陥るのを寸前で回避しているのは解らなくもないのだが…。 監督曰く、今回は初めにシーンありきで、閃いた画(殆どが暴力ないし殺しの場面)にどんな話を付けていくかという作り方だったらしい。 しかし、そんな方法では、暴力シーンを見せるだけのつぎはぎ的な印象になってしまうのは至極当然のことではないか。 おそらく思いつきであろう即興の「戯れ」のシーンが、作品の中に絶妙な効果をもたらしていた『ソナチネ』のようにはなかなかいかないものである。 北野映画に始めて「不快さ」を感じた作品。
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[005]かいじゅうたちのいるところ
 性格の暗いかいじゅうたちなんて…Charlie Lime2010-02-08
 【ネタバレ注意】
 原作と比較するのは、この際無意味なことであろう。  ただジョーンズ監督がセンダックの絵本を下敷きにして、いったい何を訴えたかったのか疑問が残るのである。  父親のい・・・
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 原作と比較するのは、この際無意味なことであろう。  ただジョーンズ監督がセンダックの絵本を下敷きにして、いったい何を訴えたかったのか疑問が残るのである。  父親のいないマックス少年は、姉に疎まれ、母を困らせる。空想癖もあるようでお話作りにも長けている。このように冒頭に描かれた、構ってもらいたい年頃の少年の孤独感を描いた一連のシークエンスが、かなり紋切り型である。  では、マックスが漂着した島“かいじゅうたちのいるところ”に移ってからはどうか。画面の色調は暗いトーンが引きずられ、そこではかいじゅうたちの「トラブル・ストーリー」が展開している。マックスという「外来種」が訪れることにより、彼中心の新たなストーリーが始まるのではない。元から繰り広げられてきた(そう考えるしかない)「トラブル・ストーリー」に、出任せから王として君臨(?)することになったマックスが参加するという形である。かといってこの映画は「オズの魔法使い」や「千と千尋の神隠し」のような冒険譚やファンタジーにはならない。マックス少年の成長を描いたビルドゥングス・ロマンといった趣とも異なる。「異世界」でありながらも「こちらの世界」にいる人間たち同様に、鬱屈としたもめ事・悩み事を抱えながら生きているかいじゅうたちのもとで、いっしょに悩んで翻弄されるのだ。  実はここが原作とは大きく異なる点である。原作においては、マックスと戯れるだけの愉快で可愛らしい単純明快な存在でしかなかったかいじゅうたちが、映画では名前が与えられ、英語でしゃべり、性格付けまで施されている。マックスの妄想(あるいは夢)の産物であろう「異世界」は、「こちらの世界」と何ら変わらない悩み多き社会として描かれている。つまり、身近な人間たちの悩みやもめ事を常に目撃し、自分自身も傷つけられてきたマックスのその体験が、「異世界」のかいじゅうたちにそのまま乗り移っているのだ。  小さな共同体の中で、仲間との協調性や自らの居場所について悩むかいじゅうたちの姿に、私は最後まで違和感を抱き続けていたのだが、何よりもこのかいじゅうたち、卑屈なもの、内向的なもの、自分勝手なもの、嫉妬深いもの…みんなあまりにもネガティヴで暗すぎる。マックスには、そんなかいじゅうたちの共同体を巧く治める力など持ち合わせていない。原作では、自由自在にかいじゅうたちを操れる文字通りの小さな王様だったマックスも、映画では最終的にただの子供として何も変えられないまま去っていくことになる。ここに至るまでの他愛のない悪ふざけ(?)が深刻めいた話の展開にそぐわず、空回りしていてまだるっこしい。  最後に一つマックスが気付いたこと。それは、もめ事を解決させる最終手段にはママの存在が必要なこと。マックスにとって唯一信頼できるのは、一番近しく愛しい存在であるママであって、ママこそがマックスの「王」であるということ。  さて、マックス自身のホームシック(「おうちに帰りたい」「ママに会いたい」という望み)はあまりにもあっけなく解決するが、(妄想の中の)かいじゅうたちの「トラブル・ストーリー」は、諦念と共にやるせなく放り出されたままになっている。これではこの作品から完全なカタルシスを得ることは叶わない。  生きづらく、悩みだらけの人生を受け入れて強くなれというのが監督のメッセージなのか。  しかし、殺風景な舞台で、生活感を感じないかいじゅうたちに、人間性を持たせて演じさせるのには相当な無理があると云わざるを得ない。私が最後まで違和感を抱き続けた所以である。お話作りに長けたマックスであれば、もっと破天荒なストーリーが展開されてしかるべきだと思うのだが…。  ティム・バートンが描くような、極彩色のファンタジーにはしたくなかったのだろうが、それならばもっと観る者をぐっと惹き付ける、ジョーンズ監督なりの仕掛けがあってもよかったのではないか?  かいじゅうたちの着ぐるみの出来や雰囲気が良かっただけに、勿体ない限りである。  とんでもない大失敗作!!!  
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[006]パブリック・エネミーズ
 やっぱりダメだった!!!Charlie Lime2009-12-15
 【ネタバレ注意】
 ジョニー・デップ、ジョン・デリンジャー。こんなに魅力的な組み合わせで観ないわけにはいかない。しかし監督がマイケル・マンと知り、ここで不安がよぎる。「ラスト・オブ・・・・
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 ジョニー・デップ、ジョン・デリンジャー。こんなに魅力的な組み合わせで観ないわけにはいかない。しかし監督がマイケル・マンと知り、ここで不安がよぎる。「ラスト・オブ・モヒカン」「ヒート」と消化不良の作品を見せられて以来、私はこの監督が信用できないのである。まあ「インサイダー」がそこそこいい出来だったので、この作品もある程度のものになっていればいいなぁという感じで観てきた。  が、結論から言って最悪である。  最後まで気分が乗れない作品というのも珍しい。 なんと言ってもこの監督、リズム感がないのがいただけない。編集の手際が悪いのだ。まあ、それ以前に脚本に難があるのだが…。  ラブ・ストーリーにしたい気持ちは分かるが、いい意味での色気がなさ過ぎるのである。温度感がまるで伝わってこない。 捜査官パーヴィスとの男の対決にしても、思わせぶりなだけで、熱の籠もった頭脳戦のような展開とはほど遠く、陳腐な銃撃戦ばかりに焦点が当てられる。要するに人物描写があまりにも希薄だと云うこと。  クライマックスのジョンの銃殺シーンにしても、工夫の欠片も見受けられない上に、お涙頂戴を狙ったのか、ビリーへの伝言 “Bye-bye Blackbird” ときた。白けて苦笑いが出る。  スロー・モーション、クロース・アップ、挿入歌等々…。効果的に使えば武器になるが、この監督にかかると、素人の手習いか、TV番組の安っぽい演出効果程度にしか見えないのだから寂しくなる。 というわけで、ボロクソにいって御免!
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