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 「Laetitia」さんのコメント一覧 登録数(150件)rss
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[001]裏切りのサーカス
 余談Laetitia2014-12-15
 
スマイリーが泳いでいるのは、北ロンドンに位置するハムステッド・ヒース内の池です。 屋外なので水温はかなり低いそうです。
  
 
[002]カルロス・レイガダス
 (無題)Laetitia2014-08-09
 
やっとレイガダス監督の映画が日本劇場公開されて嬉しい。 皮肉にも彼の長編デビュー作のタイトルは『ハポン』、すなわち日本。 現代社会と暴力の関係性をテーマにした映画作・・・
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やっとレイガダス監督の映画が日本劇場公開されて嬉しい。 皮肉にも彼の長編デビュー作のタイトルは『ハポン』、すなわち日本。 現代社会と暴力の関係性をテーマにした映画作家として、ほぼ同時期にハネケ、デュモンとレイガダスが世界的に注目され始めたにもかかわらず、レイガダスの作品だけが日本に紹介されるまでかなりの時間を要してしまった。 日本人の感性には赤裸々すぎる性描写が配給会社を躊躇させていたと思うが、通算3作目にあたる Silent Light ではあえて性描写を排除し、新たな境地へ達する偉業を遂げていただけに、何とか日本でも公開してほしい。 ほとんど音楽を使わず、自然音を重視するところも、個人的に評価が高くなる。 一度彼の公開インタビューに参加する機会に恵まれたが、観客の質問に的確に回答できる監督にあまりお目にかかったことがなかったため、改めて頭脳明晰さに感心させられた。 今後の活躍が非常に楽しみな監督のひとり。
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[003]ザ・ダブル/分身
 カウリスマキの影響濃厚な2作目Laetitia2014-04-16
 
『サブマリン』に続き、不器用で気弱な青年が主人公の二作目は、英米豪の個性的なキャストを配した心理劇。 色調やセットデザインはカウリスマキの影響がうかがえる(特にパー・・・
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『サブマリン』に続き、不器用で気弱な青年が主人公の二作目は、英米豪の個性的なキャストを配した心理劇。 色調やセットデザインはカウリスマキの影響がうかがえる(特にパーティの場面に出てくる、お年を召したバンドの面々には、思わずニヤリとさせられるはず)。 ネタバレになるので、あえて曲名は書きませんが、日本人であることに優越感を禁じえない選曲!これまたカウリスマキの『過去のない男』を彷彿させ、アイオアディ監督のセンスのよさに唸ってしまいます。 制作に5ヶ月を費やしたという音響効果、カフェのTVに映し出される奇想天外なSFドラマといい、遊び心たっぷりで最高。 この映画はお願いだから日本でも劇場公開してください!!
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[004]リチャード・アイオアディ
 英国映画界のホープLaetitia2014-04-16
 
結局劇場公開されなかった監督デビュー作『サブマリン』がDVDリリースされたことは歓迎ですが、リチャード・アヨエイドって誰? Richard Ayoadeと書いて、リチャード・ア・・・
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結局劇場公開されなかった監督デビュー作『サブマリン』がDVDリリースされたことは歓迎ですが、リチャード・アヨエイドって誰? Richard Ayoadeと書いて、リチャード・アイオアディと発音するんですよ。 All Cinema Onlineは正しく表記してくれていて本当によかった。 東宝とアース・スター・エンターテイメントには英語堪能の社員はいないんでしょうか。東京映画祭出品作なのに、その資料すら確認していないとは。外国人名をローマ字読みする悪癖を改めてほしいです。 コメディ演技だけでなく、映画監督としてもますます活躍が楽しみです。 監督2作目『ザ・ダブル / 分身』は劇場公開されますように!!
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[005]The Boots(ザ・ブーツ)
 小さな冒険Laetitia2014-02-23
 
2008年10月偶然この映画を観る機会があり、日本でもTV放映されたと知って嬉しい。 テヘランの一角に住む母娘。父親は内戦で亡くなったらしい。主人公は5歳くらいの女の子サ・・・
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2008年10月偶然この映画を観る機会があり、日本でもTV放映されたと知って嬉しい。 テヘランの一角に住む母娘。父親は内戦で亡くなったらしい。主人公は5歳くらいの女の子サマネー。母は縫製工場で働いている。 ある日赤い長靴を買ってもらうが、帰宅途中、片方を落としてしまう。 サマネーはどうしても失くした片方のことがあきらめきれず、隣に住んでいる友達を誘って探しに出かける。 道に迷ったり、おばあさんを魔女と勘違いしたり、サマネーの小さな冒険がハラハラドキドキで、タレビ監督の確かな演出力が光る。 低予算だろうが、アイディア次第で見ごたえのある映画は作れる、という素晴らしい一作。 少しでも多くの子供たちに見て欲しい。
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[006]アルバート氏の人生
 祝 劇場公開Laetitia2013-01-23
 
グレン・クロースがアカデミー主演女優賞にノミネートされたのに、英国では劇場公開されず、特別上映のみであまり話題にもならず、残念でした。 個人的に彼女のファンなので、ス・・・
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グレン・クロースがアカデミー主演女優賞にノミネートされたのに、英国では劇場公開されず、特別上映のみであまり話題にもならず、残念でした。 個人的に彼女のファンなので、ストリープがサッチャー役でまた主演女優賞を受賞してガッカリ。 ジャネット・マクティアとの駆け引きが見ものです。 そして『コミットメンツ』に出演していたブローナー・ギャラガー、マリア・ドイル・ケネディとアンジェリーン・ボールがほぼ20年ぶりに共演していていて嬉しかったです。 主人公の名前はアルバート・ノッブス、邦題は『アルバート・ノッブス氏の人生』にするべきでしたね。 この映画はアイルランドが舞台であることを承知で書きますが、英国ではSirの敬称を持つ人物にはファーストネームで呼びかける(サー・アルバート)慣習があります。ミスターは姓につける敬称なので、アルバート氏という邦題はおかしいです。 配給会社はこういう間違いをしないように気をつけてほしいです。
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[007]ヴァルテル・グレーン
 エヴァ・グリーンの父上Laetitia2011-12-24
 
ブレッソン監督の『バルタザールどこへ行く』でジャックを演じたヴァルテル・グレーン、後に歯科医になりマルレーヌ・ジョベールと結婚したとは知りませんでした。 エヴァの苗・・・
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ブレッソン監督の『バルタザールどこへ行く』でジャックを演じたヴァルテル・グレーン、後に歯科医になりマルレーヌ・ジョベールと結婚したとは知りませんでした。 エヴァの苗字の日本語表記、間違ってる〜。
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[008]サブマリン
 劇場公開実現希望!Laetitia2011-11-06
 
俳優のリチャード・アイオアディ監督デビュー作。 パディはデビュー作 A Room For Romeo Brassの時から、どこかしたり顔した胡散臭いやつをやらせたらホントに上手い! この映・・・
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俳優のリチャード・アイオアディ監督デビュー作。 パディはデビュー作 A Room For Romeo Brassの時から、どこかしたり顔した胡散臭いやつをやらせたらホントに上手い! この映画、予想以上に切なくて甘酸っぱい、珠玉の一作。そう言えば、主人公の父親役ノア・テイラーが87年に主演した『君のいた丘』と同じテーマだ(余談になるが、『君のいた丘』の続編 Flirtingの邦題『二コール・キッドマンの恋愛天国』には絶句)。 パディの監督作『ティラノサウルス』も劇場公開されるといいのに。
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[009]しのび逢い
 日本ではヒットしたのでしょうか?Laetitia2011-04-20
 
監督の名前、ケヴィン・ビリングトンではありません。Washington同様、 Bllingtonのgは黙字なので正しくはビリントンです。 ドキュメンタリー畑出身、この映画を撮るまでモノ・・・
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監督の名前、ケヴィン・ビリングトンではありません。Washington同様、 Bllingtonのgは黙字なので正しくはビリントンです。 ドキュメンタリー畑出身、この映画を撮るまでモノクロ専門、35mmと俳優を使って映画制作をしたことかったそうですが、演出は初監督作としてはなかなか。 まだ有名になる前のジョン・クリース、ドナルド・サザーランド、デレク・ジャコビが出演しているのも見どころ。 60年代当時は愛人は慎ましく、奥さんを傷つけていることに耐えられないから別れる、と言ったもののズルズル関係を持ってしまうんですよねえ。 日本では73年にリバイバル公開されているので、まあまあヒットしたのでしょうか? 当時の映画雑誌を承諾なしに処分されてしまい、調べられないのが残念です。
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[010]ブライトン・ロック
 1947年作が未公開のままとはLaetitia2011-02-16
 
1947年製作ジョン・ボールティング監督、リチャード・アッテンボロー主演の傑作(映画化一作目)を日本の観客が見る機会を得ないまま、この映画が公開されることになりそうで、・・・
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1947年製作ジョン・ボールティング監督、リチャード・アッテンボロー主演の傑作(映画化一作目)を日本の観客が見る機会を得ないまま、この映画が公開されることになりそうで、残念。 たとえるなら『太陽がいっぱい』を見ずに『リプリー』を見るということです。 このリメイクは舞台を1960年代に移し、主人公ピンキーはモッズという設定、ローズとの関係に焦点をおいているのでそれなりに楽しめるでしょう(これを書いている時点で映画を見ていません)。
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[011]ゴラン・バスカリェーヴィチ
 セルビアの知られざる名匠Laetitia2010-09-13
 
オールシネマ、誤字脱字が多すぎ。 旧ユーゴスラビアはセルビア、マケドニア、クロアチアに分割されたのはご存知の通り。セビリアはスペインでしょ。 2010年7月、英国初のパス・・・
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オールシネマ、誤字脱字が多すぎ。 旧ユーゴスラビアはセルビア、マケドニア、クロアチアに分割されたのはご存知の通り。セビリアはスペインでしょ。 2010年7月、英国初のパスカリェーヴィチ作品回顧上映が開催され、監督の話をナマで聞く機会があったのだが、作品のほとんどが日本未公開で残念。 本邦ビデオ発売された『ガーディアン・エンジェル』と『スペイン風の庭』は佳作なので、機会があれば是非ご覧ください。
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[012]ぼくの伯父さん
 解説の間違いLaetitia2010-06-15
 
どうでもいいことかもしれませんが、ユロ氏は社長シャルル・アーペルの兄ではありません。 ジェラール・アーペル少年の母親の兄です。 オープニングシーンから楽しくて、何度・・・
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どうでもいいことかもしれませんが、ユロ氏は社長シャルル・アーペルの兄ではありません。 ジェラール・アーペル少年の母親の兄です。 オープニングシーンから楽しくて、何度見ても飽きません。 『ベルヴィル・ランデブー』のシルヴァン・ショメ監督がアニメーションとしてタチが生前映画化できなかった『イリュージョニスト』を完成させました。 ショメ監督に映画化を依頼したタチの愛娘ソフィ・タチシェフは完成を待たずに急逝してしまいましたが、親子で天国から見守ってくれたと思います。 劇場公開が楽しみです。
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[013]レット・ザ・ライト・ワン・イン(原題)
 タイトルの意味Laetitia2010-01-28
 
原作者で脚本を担当したヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストはもともとコメディアンから小説家へ転進したという経歴の持ち主で、ザ・スミス / モリッシー・ファン。 彼の小説に・・・
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原作者で脚本を担当したヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストはもともとコメディアンから小説家へ転進したという経歴の持ち主で、ザ・スミス / モリッシー・ファン。 彼の小説にはモリッシーの歌詞が多々引用されているとか。 タイトルはモリッシーのシングルTomorrowに収録されているLet The Right One Slip Inを引用(英語題をつけた英米の配給会社はこのことを知らなかったそうで、slipがタイトルから省略されてしまったそうだ)。 ホラーの要素を上手く絡めた思春期映画の佳作。原作者が脚本を手がけたことで演出との連携プレイがスムーズにいった好例。 個人的にリメイクには反対。 Let The Right One Slip In (Morrissey / Alain Whyte / Gary Day) Let the right one in Let the old dreams die Let the wrong ones go They cannot They cannot They cannot do What you want them to Let the right one in Let the old dreams die Let the wrong ones go They do not They do not They do not see What you want them to Let the right one in Let the old days lay Put the tricks and schemes For good, away I will advise until my mouth dries I will advise you to Let the right one slip in Slip in Slip in And when at last it does I'd say you were within your rights To fight The right ones and say What kept you so long What kept you so long
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[014]白夜
 傑作Laetitia2010-01-11
 
ハッピーエンドじゃないのに、なぜかすがすがしさとオプティミズムを感じてしまった。ヴィスコンティの『白夜』よりもこの映画が好き。
  
 
[015]少女ムシェット
 『ケス』の精神的な姉Laetitia2010-01-11
 
ケン・ローチ監督は『ケス』はこの映画に影響を受けた作品であると語っていました。 『ケス』のラストも悲惨ですが、『ムシェット』と決定的に違うのは、人間はどんなにつらい・・・
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ケン・ローチ監督は『ケス』はこの映画に影響を受けた作品であると語っていました。 『ケス』のラストも悲惨ですが、『ムシェット』と決定的に違うのは、人間はどんなにつらいことがあってもその困難を乗り越え生きていかなければならないというメッセージがこめられていることでしょう。
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[016]湖のランスロ
 最も難解Laetitia2010-01-11
 
97年ブレッソン3本立て上映(『ブローニュの森の貴婦人たち』『田舎司祭の日記』)で観たが、途中で退場する人続出。 個人的にブレッソン作品中最も苦手。頭の悪い私には円卓の・・・
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97年ブレッソン3本立て上映(『ブローニュの森の貴婦人たち』『田舎司祭の日記』)で観たが、途中で退場する人続出。 個人的にブレッソン作品中最も苦手。頭の悪い私には円卓の騎士を題材にした意図が理解できなかった。 いつか気が向いたらもう一度観てみようかな。
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[017]罪の天使たち
 ブレッソン・ファン必見!Laetitia2010-01-11
 
ブルジョワの娘アンヌ=マリーは、自らドミニコ会の修道院に入り、修道女になる。その修道院は、刑務所で服役を終えた女性たちをも受け入れていた。アンヌ=マリーは、刑務所で・・・
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ブルジョワの娘アンヌ=マリーは、自らドミニコ会の修道院に入り、修道女になる。その修道院は、刑務所で服役を終えた女性たちをも受け入れていた。アンヌ=マリーは、刑務所で出会ったテレーズという反抗的な若い受刑者に関心を抱き、出所後は修道院に来るように誘う。罪と魂の救済というブレッソンならではの題材が扱われている長編第1作(朝日新聞共催2008年9月に開催された『フランス映画の秘宝』のあらすじ引用)。 第二次大戦中ドイツ占領下に製作され、戦後の混乱でプリントは失われていたと思われていたが、奇跡的に発見されたことに感謝するばかり。 多くのフランス映画ファンが今後観る機会を得ますように。
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[018]タイム・アウト
 時間切れLaetitia2009-09-01
 
93年にフランスで実際に起こった事件を元にした映画。同じ事件をドキュメンタリータッチで映画化したL'adversaire (二コール・ガルシア監督、ダニエル・オートゥイユ主演)も・・・
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93年にフランスで実際に起こった事件を元にした映画。同じ事件をドキュメンタリータッチで映画化したL'adversaire (二コール・ガルシア監督、ダニエル・オートゥイユ主演)も観たが、完成度はいまひとつ。 このカンテ監督作は、2002年英国のTime Out誌批評家が選ぶトップ10の見事1位に選出された。 金融コンサルタント会社を解雇されたことを妻に打ち明けられず、偽りの生活を送りつづけるヴァンサン。国連関連事業をでっちあげ、絶対儲かると友人たちや義父が出資した投資金で生活費を工面する。嘘を重ねるごとに苦境に追い込まれる男を描いたドラマ。 実際の事件とは異なるエンディングに監督の人柄がしのばれる。
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[019]ヒューマンリソース
 見ごたえのある佳作Laetitia2009-09-01
 
ビジネススクールを卒業し、父の働く工場の経営企画部に職を得たフランク(ジャリル・ラスペール)。工場側は人員削減を計り、経営陣と労働者たちの板ばさみになるフランクの葛・・・
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ビジネススクールを卒業し、父の働く工場の経営企画部に職を得たフランク(ジャリル・ラスペール)。工場側は人員削減を計り、経営陣と労働者たちの板ばさみになるフランクの葛藤を描いた佳作。 フランク役のラスペール以外は演技経験のない、実際に工場で働く人々や求職中の人たちが演じている。 個人と企業、父と子の関係を対比させることによって観客に様々なことを問いかける一作。
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[020]ローラン・カンテ
 要注目!Laetitia2009-09-01
 
日本でローラン・カンテ監督作がきちんと紹介されていないとは。 幸運にも『ヒューマンリソース』から彼の監督作をすべて観る機会に恵まれているが、社会性の高いテーマに取り・・・
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日本でローラン・カンテ監督作がきちんと紹介されていないとは。 幸運にも『ヒューマンリソース』から彼の監督作をすべて観る機会に恵まれているが、社会性の高いテーマに取り組み続ける真摯な姿勢はフランス映画界の懐の深さを改めて思い知らされる。 2008年カンヌ映画祭パルムドール受賞作 Entre les murs(英題 The Class)の劇場公開実現が待たれる。
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[021]クリストファー・ウォーケン
 クリスの伴侶ジョージーナLaetitia2009-06-22
 
解説欄には「コメディ作のキャスティング・ディレクター」とありますが、コメディに限らずインディ映画やTVドラマ(ソプラノズ)等のキャスティングも担当しているようです。 ・・・
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解説欄には「コメディ作のキャスティング・ディレクター」とありますが、コメディに限らずインディ映画やTVドラマ(ソプラノズ)等のキャスティングも担当しているようです。 私も1978年に「ディア・ハンター」を劇場で見て以来の大ファンです。 いつかアカデミー主演男優賞を獲得できることを祈っています。
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[022]カインド・ハート
 ブラックコメディの傑作Laetitia2008-10-27
 
日本ではアレック・ギネスが一人八役を演じた映画、と一部に紹介されているだけで劇場公開されていないが、英国ではブラック・コメディの傑作として知られる古典的名作。 監督・・・
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日本ではアレック・ギネスが一人八役を演じた映画、と一部に紹介されているだけで劇場公開されていないが、英国ではブラック・コメディの傑作として知られる古典的名作。 監督名は日本語表記はロバート・ハーメルとなっているが、ヘイマーが正しい。 製作はダニエル・デイ・ルイスの母方の祖父、マイケル・バルコンだが、バルコンは当初この映画の製作に反対だった。 『君達は英国人が最も買いそうにない商品、皮肉を売りつけようとしている。頑張りたまえ』と言ったそうだ。 物語は、イタリア人のオペラ歌手と駆け落ちし、勘当された貴族ダスコイン家出身の母を持つルイ・マッツィーニが、チャルフォント公爵として即位する彼の野望を阻む10人の親戚(ギネスが彼らを演じている)の殺害していく復讐劇。あらすじだけでは陰惨な映画を想像してしまうが、エレガントでウィットに富んだ会話、ラストのどんでん返しは正に傑作と評されるにふさわしい。目的を果たすためなら手段を選ばないマッツィーニは、英国映画史上最もクールでダンディな殺人鬼だ。主演のデニス・プライスは日本ではあまり知られていないが、洗練された物腰で実に魅力的な主人公となったのは、彼の育ちのよさと端整なルックスの賜物。 ところで、コーエン兄弟が「マダムと泥棒」をリメイクしたが、この映画のリメイクは何としても阻止するべきだ(何とウィル・スミス、ロビン・ウィリアムズ主演の企画があるらしい)。 タイトルは登場人物の一人が引用するテニソンの詩の一節、Kind hearts are more than coronets, And simple faith than Norman blood より。
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[023]フリーダ・カーロ
 忘れられた佳作Laetitia2008-10-15
 
1991年に池袋の文芸座で見て以来、約17年ぶりに見ることができた。 しかし、当時見てよかったと思ったこと以外はすっかり映画の内容をきれいさっぱり忘れていて、初めてみるよ・・・
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1991年に池袋の文芸座で見て以来、約17年ぶりに見ることができた。 しかし、当時見てよかったと思ったこと以外はすっかり映画の内容をきれいさっぱり忘れていて、初めてみるような状態で見たことを喜ぶべきか悲しむべきか悩んでしまった。 解説は必要以上にフリーダの作品を卑下していて不快。フリーダが肉体的な苦しみを作品にすることに生きる糧を得ていたかもしれないが、そのユニークな作風を惨めったらしいと評する態度は愚かとしかいいようがない。 サルマ・ハエック主演作は見ていないのでコメントできないが、ポール・リュデック監督作は台詞を必要最低限に抑え、内面から人物に迫る演出で音楽の使い方のセンスもよく、主演のオフィーリア・メディナの演技もすばらしい。もっと多くの人にこの映画を観てほしいと思う。 だが、残念ながら上映可能なプリントは現在ドイツ語字幕入りの一本しかないそうで、今回はその上に英語字幕をレーザー映写するという状態で上映された。
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[024]蜜の味
 解説にがっかりLaetitia2008-01-18
 
なぜか解説では触れていませんが、原作はシーラ・ディレイニー(のちに「ダンス・ウィズ・ア・ストレンジャー」の脚本を担当)。 Geoffreyはジェフリーと発音します。ジョフリ・・・
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なぜか解説では触れていませんが、原作はシーラ・ディレイニー(のちに「ダンス・ウィズ・ア・ストレンジャー」の脚本を担当)。 Geoffreyはジェフリーと発音します。ジョフリーは間違い。 主役のリタとマレーは67年に日本未公開作"Smashing Time"(たわいないコメディですが、サントラがポップで最高)で再共演。 破滅を描いていると解説にあるが、この映画のラストを悲劇的にとらえるのは納得がいかない。映画は社会の片隅で困難を乗り越えて生きるヒロインを示唆しているから。 当時19歳のディレイニーは社会のタブーとされる題材を扱い、センセーションを巻き起こしたとか。 83年The Smithsがデビュー・アルバムでセリフを多数歌詞に引用したことから、英国音楽ファンの間で話題になった不朽の名作。 吉本ばななの「キッチン」にも影響を与えたことは見逃せない。
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[025]夜の第三部分
 一回見ただけではわからない...Laetitia2007-05-14
 
ズラウスキー監督はこの映画を完成させるために協力してくれた師匠ワイダの「運河」に敬意を表したと語っていた。 かなり錯綜したストーリー展開で一回見ただけではすべてを理・・・
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ズラウスキー監督はこの映画を完成させるために協力してくれた師匠ワイダの「運河」に敬意を表したと語っていた。 かなり錯綜したストーリー展開で一回見ただけではすべてを理解しにくいが、偏執妄想狂映画のファンは必見(笑)。 話が進むにつれ過剰になりすぎの音楽が難点。
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[026]ファンドとリス
 狂気の美学Laetitia2007-04-08
 
60年代後半に製作された映画には掘り出し物が多いが、これもそのひとつ。ホドロフスキーの教え子の太っ腹父さんが資金を出したという話も泣ける(?)。 メキシコの山岳地帯の・・・
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60年代後半に製作された映画には掘り出し物が多いが、これもそのひとつ。ホドロフスキーの教え子の太っ腹父さんが資金を出したという話も泣ける(?)。 メキシコの山岳地帯の風景とシュールな登場人物たちが面白い。 (同じく山岳地帯を舞台にしたカルロス・レイガダス監督のデビュー作"Japon"が日本未公開とは実に歯痒い!!) 何と約20年ぶりの新作"King Shot"の製作が発表され、完成が今から楽しみ。
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[027]街のあかり
 マンネリを楽しむLaetitia2007-04-06
 
「浮き雲」「過去のない男」に続く、負け犬三部作のラストを飾る本作はチャップリンの「街の灯」へのオマージュであると先日ロンドン・プレミアの公開インタビューでカウリスマ・・・
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「浮き雲」「過去のない男」に続く、負け犬三部作のラストを飾る本作はチャップリンの「街の灯」へのオマージュであると先日ロンドン・プレミアの公開インタビューでカウリスマキ監督は語っていた。 50年代のテクニカラーを意識した色彩と、淡々とした語り口は相変わらず。 主演のヤンネ・フーティアイネンは若い頃のゲイリー・オールドマンとミッキー・ロークを足して二で割った感じで個人的に好み。
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[028]小間使の日記
 間違い発見Laetitia2006-09-12
 
解説で触れている同名のジャン・ルノワール監督作はポーレット・ゴダード主演、クローデット・コルベールではありません。 ブニュエルはルノワール版よりエロチック。時代の変・・・
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解説で触れている同名のジャン・ルノワール監督作はポーレット・ゴダード主演、クローデット・コルベールではありません。 ブニュエルはルノワール版よりエロチック。時代の変化というより嗜好の問題かも。靴フェチ爺さんが憎めない(笑)。
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[029]エヴァの匂い
 ジャズィ〜!!Laetitia2006-08-05
 
解説の『ジャズィ』にはガチョ〜ン。ジャジィ(あるいはジャジー)じゃダメなの? こういうアンニュイな映画にジャンヌ・モローは適役。最近のフランス映画界に、ポスト・モロ・・・
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解説の『ジャズィ』にはガチョ〜ン。ジャジィ(あるいはジャジー)じゃダメなの? こういうアンニュイな映画にジャンヌ・モローは適役。最近のフランス映画界に、ポスト・モロー、セイリグ(『去年マリエンバートで』)といった貴婦人と悪女を演じ分けられる逸材が見られず残念。
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[030]ある日、突然。
 初期ジャームッシュ風Laetitia2006-08-03
 
意外なストーリー展開で楽しめる低予算映画。ラテン・アメリカ映画には要注目。
  
 
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