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 「O」さんのコメント一覧 登録数(12件)rss
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[001]ALWAYS 三丁目の夕日
 松竹はちょっとくやしいかもO2005-12-11
 
茶川と鈴木オートの、お約束の取っ組み合いシーンが、実にいいですね。 さすが、寅伯父さんとタコ社長の喧嘩を見ながら育った満男だけあるわ。 松竹映画のDNAが、東宝に流出し・・・
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茶川と鈴木オートの、お約束の取っ組み合いシーンが、実にいいですね。 さすが、寅伯父さんとタコ社長の喧嘩を見ながら育った満男だけあるわ。 松竹映画のDNAが、東宝に流出しちゃいましたね。 吉岡秀隆に、はじめて役者を感じたかも。堤真一は上手い!
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[002]TAXI NY
 これはアンフェアでは…?O2005-03-04
 【ネタバレ注意】
観はじめてすぐに、えっ、そうだったの?と思いました。 要するに「TAXI」シリーズ第一作のリメイクだったわけですが、 ニューヨークに舞台を移しての新展開、と思っていた・・・
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観はじめてすぐに、えっ、そうだったの?と思いました。 要するに「TAXI」シリーズ第一作のリメイクだったわけですが、 ニューヨークに舞台を移しての新展開、と思っていただけに 少し損した気分。 しかし、「ニキータ」→「アサシン」のときの、 あまりにも芸のないリメイクに比べれば、 主役のキャラも(というか、性別も)変わってるし、 ちゃんと別の映画になってるからOKかな…。 と思ったら…。 犯人逮捕につながる「オチ」まで同じとは…。 そこは、変えなきゃマズいんじゃないでしょうか? リメイクって、これでいいんですか? 何だか、ベッソン作品のリメイクばかりが安直すぎるように思えて ならないのですが…。 この映画自体は、面白い娯楽作品になっていると思うのです。 (歌ってないと運転できないギャグ、なんか面白いですし) でも、「TAXI」を観ていて、これも観る人のことを ちゃんと考えて作ってあるとは思えないんですよ。 アメリカではそれで許されたとしても、 日本の映画ファンは、それは許さないと思いますよ。 宣伝文句なんかも含めて、いろいろな面で アンフェアなものを感じました。 でも、「身体検査」のシーンはエッチでよかったです。
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[003]オーシャンズ12
 数の問題が…O2005-03-01
 【ネタバレ注意】
11でも多すぎると思ってたのに、 今度は12になる、っていうんですから、 心配はしていたんですが…。 12人それぞれのキャラクターを際立たせる、というようなことは 最初・・・
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11でも多すぎると思ってたのに、 今度は12になる、っていうんですから、 心配はしていたんですが…。 12人それぞれのキャラクターを際立たせる、というようなことは 最初から考えていないようでした。 そりゃ、12は無理ですよ、12は。 こういう場合のセオリーは、7に決まってるんですから。 シンプルに決めるなら、5でしょう。 そもそも、基本形は3ですよね? そういう、数の問題がまずあるような気がします。 細かい楽しみどころは、結構あるんですけど、 やっぱりもっと正攻法で作ってほしかったですね。 ドンデン返しの痛快さも、あまりないですし…。 ナイトフォックスのキャラクターは笑えましたが、 そもそも彼の行動はドロボーとしての仁義(?)に はずれているわけで…。 そのような部分の「映画の中でのリアリティ」が このシリーズには欠けていますね。 キャサリン・ゼタ・ジョーンズはいい女優ですね! もっとコメディ色の強い作品になっていたら、 彼女の演技がさらに光ったような気がします。 前作から通して、きちんとキャラが立っていたのが マット・デイモン(だけ?)でしたね。 ブラッド・ピットがかっこいい、というのは 誰がどう演出しようと、 もう、ほとんど当たり前なわけですから。 でも1000円の日に観ましたし、結構元は取れましたよ! 13も作っちゃえ!
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[004]Ray/レイ
 ただの伝記じゃないO2005-02-03
 
レイ・チャールズは、「この映画の製作に深く関わって」いたんですか? そういわれてみると、絶対にこれは、 そうでなければ、生まれ得なかった映画のように思えてきます。 で・・・
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レイ・チャールズは、「この映画の製作に深く関わって」いたんですか? そういわれてみると、絶対にこれは、 そうでなければ、生まれ得なかった映画のように思えてきます。 でも、どんなふうに関わっていたんだろう? 知りたい…! プログラム買えば、そういうことが書いてあったのかな? もしかして、懺悔、という言葉が意味するものが、 この映画の中に記録されているのでしょうか。 思えば、僕にとっては「ブルース・ブラザーズ」で初めて出会った レイ・チャールズ。ですが、 代々木競技場の来日公演も観に行きました。(15年くらい前) その日に聴いた「ジョージア」は最高でしたよ。 これは、この曲を何千回となく歌ってきた人だけがなしえる 自由自在の境地なんだな、ってことが、 ドシロートの僕にもはっきりと伝わってきました。 でも、そんなレイ・チャールズ氏の「人となり」については、 何も知りませんでした。普通そうでしょう? よっぽどマニアックなファンでもない限り、 好きなミュージシャンが、ホントはどんな人なのか、なんてことを 深く気にしたりしませんよね。 でも、いわゆるカリスマ性を持ったミュージシャンについては、 そういう類のことが、深く追求されることがよくあるのも事実です。 そうして伝説が作られたり、その伝説は実はウソだった、という バクロが行われたりするわけです。 でも、この映画「Ray」は、そういう類のこととは全然、 ちがうところにあるような気がするんですよ。 だから、ただの伝記じゃないんですよ。 うまく言えないなあ…。 もう一回観ます。ぜひ、みなさんも観てください。
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[005]1941(いちきゅうよんいち)
 失敗作と言わないで!O2005-01-16
 
旧作の品揃えのよいレンタルビデオ店を発見したおかげで、 久し振りにこの作品を観ることができました。中学生だった公開当時に 観て以来ですから、何と25年ぶりになりますが、・・・
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旧作の品揃えのよいレンタルビデオ店を発見したおかげで、 久し振りにこの作品を観ることができました。中学生だった公開当時に 観て以来ですから、何と25年ぶりになりますが、やっぱり面白いですね。 何といってもジョン・ベルーシがいいし、ナンシー・アレンと、 もうひとりの女の子のお色気合戦(?)、それにダンスのシーンが最高です。 僕は、洋画の中のいわゆる「日本人をコケにしているシーン」が 許せないタチなので、例えば、大好きな「グラン・ブルー」にしても、 そういうシーンがあるというだけで、とても残念な気分になってしまうのですが、 この「1941」の場合は、日本人の「コケにしかた」が、どこか的を射ている ような気がするのと、 日本人もアホやけど、アメリカ人もアホやでェ、ドイツ人もアホやでェ、 みたいな大らかな気分でつくられている感じがするので、許せてしまいます。 スピルバーグがこの作品を失敗作とみなしている、というのがほんとうなら、 残念な話ですね。というか、この映画に関わった他のスタッフに失礼じゃありませんか。 ロバート・ゼメキスが、この映画の脚本を書いていたなんて、今初めて知りました。 スピルバーグよりも、ゼメキスの資質が強く出た作品だという、前のほうの方の指摘は 正しいのかもしれませんね。(僕自身は、両者の作品をくまなく見尽くしてはいないので 断言できませんが、今にして思えば、「1941」のようなドタバタ喜劇を生むような資質は、 スピルバーグにはなかったもののような気がします。) しかし、この映画の公開当時のスピルバーグといえば、 「ジョーズ」、「未知との遭遇」、 それから、テレビでしょっちゅう放映されていた「激突」のイメージなわけで、 今あるスピルバーグの「大御所」とか「良識」のイメージはまだ、全然なかったのです。 次はいったい何をやらかしてくれるんだろう、みたいな、ドキドキする存在でした。 そう思って観にいった「1941」で、中学生の僕は大いに笑わせてもらったし、 今、改めて観てみて、やっぱり面白いなー、と思うのに、 その監督自身が「失敗作」と認めているなんて、何とも複雑な気持ちです。 失敗作、じゃなくて、自分の意思があまり反映されていない作品、 (あるいは、俺が「天皇」になる前の作品?)というような 認め方をしてくれるのなら、納得がいくのですが…。 などと、ここで、スピルバーグ氏にからんでみてもしかたないので、 前向きな提案をします。 この映画が、スピルバーグの代表作とするにはしのびないような チープな作品と見なされているのなら、 それに見合ったチープな価格(できれば千円前後)で DVDを出してください。即買います。
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[006]理由
 大絶賛、ですが、いくつか「?」O2005-01-07
 【ネタバレ注意】
ユニークな映画ですね。 原作が、そもそも 非常にユニークな手法の小説だったわけですが、 そんな原作に忠実であろうとする姿勢で作られていながら、 なおかつ、原作を先に読・・・
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ユニークな映画ですね。 原作が、そもそも 非常にユニークな手法の小説だったわけですが、 そんな原作に忠実であろうとする姿勢で作られていながら、 なおかつ、原作を先に読んでしまった観客を見事に堪能させてくれる 映画になっているのも驚きです。 それを実現しているのは、まずもって、 すばらしい役者さんたちの演技(と、そして存在感)の たまものに他ならないと思います。 主役のいない映画ですが、勝手に助演賞候補を挙げると、 勝野洋、石橋蓮司、根岸季衣、 宿屋の娘を演じた新人の女の子(寺島咲)、 ワンシーンだけ登場する立川談志、 そして柄本明、よかったですね。 2つの「味噌汁」のシーンが最高でした。 急にカメラ目線になるシーンも、いい効果をあげていますね。 大林監督は「青春デンデケデケデケ」でも この手を使っていましたが、あの映画の場合とはまた違って、 「理由」では、全体的に暗い話を救うユーモラスな場面に なっているのと同時に、この映画ならではの 手法的な冒険のひとつとして成功していると思います。 しかし、監督登場のシーンは、さすがにやりすぎのように 思えたのですが…。それとも「カメラ目線」からの流れで、ぎりぎりOK、 と見るべきなんでしょうか。僕の好みでは、「作家」さえ 出てこない方がいいと思えるくらいです。 登場人物たちが、「作家」のインタビューを受けているようでいて、 実は誰に向かって話しているのかよくわからなくなる、みたいな、 例えば、あの「リービング・ラスベガス」の、エリザベス・シューの インタビューシーンのような多義性というか、 あいまいさを残しておいたほうが、面白いんじゃないかと思うのです。 それと、ラストに、小説のラストの部分を字幕でもってくる、 というのは、映画としてアリなんでしょうか。 確かに、宮部みゆきの真骨頂ともいうべき名文章に違いないと思いますが、 それに代わる映画的な表現を、さすがの大林監督も 思いつかなかったということなのでしょうか。 それとも、そういう形で「原作に忠実」ということを 貫いたのでしょうか。 それから、もうひとつ、 最後の挿入歌の「殺人事件が〜」という歌詞は、 あまりにも「そのまんま」なのではないでしょうか。 ・・・いくつかけちをつけてしまいましたが、 大林監督の自由な発想が産んだすばらしい傑作だと思います。
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[007]誰も知らない
 そこに世界があるO2004-11-08
 
まともな大人がひとりもいなくなった世の中で、子どもたちはどうするのか。その答えは、毎日のように、ニュースで伝えられてきます。陰惨な事件として。でも、そうじゃない答え・・・
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まともな大人がひとりもいなくなった世の中で、子どもたちはどうするのか。その答えは、毎日のように、ニュースで伝えられてきます。陰惨な事件として。でも、そうじゃない答えもあるはず…。という、若干希望的観測の入った想像力が、この映画の世界を成している。というような気がします。 時代性と結びつけた批評や、甘ちゃんすぎるという批判も可能でしょうし、そういうのも読んでみたい。 けれど、生半可な言葉を費やして、意味を限定してしまうのはもったいない。そう思えるだけのものが、この映画にはあるのです。 なぜなら、そこに世界があるから。 すぐれた映画に対する最高のほめ言葉。それは、 そこに世界がある だということに、今僕が決めました。
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[008]血と骨
 傑作…ながら、原作には及ばぬかO2004-11-08
 
原作を読んだとき、こんな凄い小説には、もう二度と出会えないかもしれない、と思いました。あまりに重い内容なので、再び読み返す日が来るとしても、それはずっと先のことにな・・・
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原作を読んだとき、こんな凄い小説には、もう二度と出会えないかもしれない、と思いました。あまりに重い内容なので、再び読み返す日が来るとしても、それはずっと先のことになるだろう、とも思いました。しかし、そんな作品が映画化されてしまったのです。観るしかありません。公開三日目の今日、観ました。傑作でした。 この映画を撮れるのは崔監督しかいないでしょうし、主演も、たけししか考えられないでしょう。そういう意味では、生まれるべくして生まれた作品ということもできます。俳優たけしが、これまで凶暴な人物をくりかえし演じてきたのは、この金俊平の役を演じきるための助走にすぎなかった、と極言したいほどです。 けれども、残念なのは鈴木京香演じる妻(語り手の正雄の母)の役です。鈴木京香は好演していると思うのですが、脚本じたいに、この妻の描き込み方が足りないと思うのです。原作には、理不尽な暴力を運命として受け入れて耐えるだけでなく、運命と戦いながらしたたかに生きぬこうとする女性の姿がたんねんに描かれていて、そんな妻の強さに、俊平がひるむような場面さえあったはずです。ところが、映画では、暴力的に犯されるシーンばかり続いたかと思うと、あっという間に老け込んで、何も言わなくなってしまうのですから、陰惨な印象しか残らないのです。二時間半の映画を三時間にしてでも、この女性をもっと描いてほしかった。 この映画の中の女性たちは、暴力に屈するしかない弱い存在だった、という面しか描かれていない気がします。そういう時代だった、で片付けるのでは、表現と呼ぶことはできないでしょう。おそらく、原作を読まずにこの映画を観た人(とくに女性)の中には、その点に引っかかって、この作品がまったく受け入れられないという人が、結構いるのではないかと思います。それは惜しいことだと思うのですが。
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[009]ドッグヴィル
 安心して「面白い映画」と言える作品でしたO2004-10-29
 【ネタバレ注意】
「奇跡の海」は、「全然好きにはなれないけれど、どうも気になるのでもう一度観てしまった作品」ですが、「ダンサーインザダーク」は、「確かに傑作かもしれないが、もう一度観・・・
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「奇跡の海」は、「全然好きにはなれないけれど、どうも気になるのでもう一度観てしまった作品」ですが、「ダンサーインザダーク」は、「確かに傑作かもしれないが、もう一度観たいとは思えない作品」でした。 そんなわけで、「ドッグヴィル」を観るにあたっては、鑑賞後の相当な後味の悪さを覚悟し、その対策としてお笑いのDVDを1本、いっしょに借りてきたのですが、結果としては、その必要はありませんでした。 この作品に、前記の二作のような強烈な後味の悪さがない理由は、身もフタもない結末だけれど、そこでカタルシスが得られるということと、作品全体を通して不可解な部分がなく、わかりやすすぎるほどわかりやすい、ということだと思います。 「この場面で作者の言いたかったことは何でしょう。百字以内で答えなさい。」と言われれば、模範解答を作れそうなほどわかりやすい、というか、多様な解釈を許さないほど説明的で、それだけに含蓄に欠ける、という言い方もできるでしょう。 それでは凡作かというと、そうではなくて、登場人物の醜悪さが次つぎに暴かれていく前半から中盤の部分は圧巻です。特殊なセットで撮影した意図もよくわかりますし、成功していると思います。極端な設定ながら、自分の体験に引き寄せて感情移入できる部分も多いという意味で、寓話としての普遍性もあると思います。「田舎」と「よそ者」がうまく描けているな、と思いました。「まれびと伝承」の性悪説バージョン、みたいな…。 しかし、この映画をもっと後味悪くしようと思えばいくらでもできたはず(例えば、主人公の男が、女を○○して××した上で見殺しにするとか…)ですし、この監督は、そもそもそういう奴だったはずです。それなのに、なぜ今回に限って、取ってつけたようなカタルシスを用意したんでしょうか。いや、そのシーンの意味も「傲慢」うんぬんや「自分でやらなければならないこと」などの、登場人物のセリフによって、すっかり説明されちゃってはいるんですが、今までのこの監督のやり方とは明らかに違いますよね。(と、過去に二作しか観てないのに言うのも何ですが、その二作が強烈だったもので…。) でも、そのカタルシスがあるおかげで、あと何回か観てみようという気持ちもわいてくるし、「面白い映画だった」と安心して言い切れる、というメリットがあることも、また事実なのでした。
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[010]未来は今
 お買い得版を待つO2004-06-19
 
「ショーシャンクの空に」、「ザ・プレイヤー」、そしてこの作品と、まるっきり違うタイプの役を(しかも、とても近い時期に)演じて、いずれも成功しているティム・ロビンスと・・・
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「ショーシャンクの空に」、「ザ・プレイヤー」、そしてこの作品と、まるっきり違うタイプの役を(しかも、とても近い時期に)演じて、いずれも成功しているティム・ロビンスというのは、すごい役者ですね。この作品では、彼の童顔も大いに味方して、「こいつ本当にバカなの? いや、どこかに光るものがありそう…。ああ、やっぱりバカだった…」と、作中人物とともに振り回されてしまうほどの名演技だと思います。 ジェニファー・ジェイソン・リーも、この役にぴったりですね。この役そのものが、いわゆる「おいしい役」といえるのかもしれません。彼女が好演している作品をもっと観たくなりました。「リー」の綴りがヴィヴィアン・リーと同じですが、何か関係あるのでしょうか。 元社長のシーンも、時計係の人のシーンも最高です。 スティーブ・ブシェーミは、せっかく出てきたんですから、もっと何かやらかしてほしかった。もったいない。 ところで、○と○を考案したのは本当に同じ人で、その人物がこの主人公のモデルなのでしょうか? だとしても、まさかこのストーリーは伝記的な事実とは関係ないと思うんですが、そのあたりはどうなっているのでしょう。 それにしても、よくできたコメディですね。お買い得価格のDVDを出してくれたら、すぐに買うんですけど…。
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[011]Shall we ダンス?
 姿勢のよさが抜群O2004-06-19
 
粒ぞろいの芸達者な俳優陣が好演、熱演する中で、セリフ棒読みのヒロインの存在感が光っているところがすごい。何よりも、普通にすっと立っているときの姿勢の美しさは、さすが・・・
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粒ぞろいの芸達者な俳優陣が好演、熱演する中で、セリフ棒読みのヒロインの存在感が光っているところがすごい。何よりも、普通にすっと立っているときの姿勢の美しさは、さすがバレリーナとしかいいようがありません。窓辺に立っている姿に一目惚れ、という設定にも十分説得力があります。 原日出子の演じる奥さんは、健気すぎて気の毒になってしまいます。というより、今時あんな奥さんはいないでしょう。どこかにいてほしい気もしますけど…。 いろいろとある映画コラムの本の中でも「安西水丸の二本立て映画館」は、肩がこらないし、間口が広く、万人向けに書かれていてとても好きなのですが、「Shall we ダンス?」の撮影後、周防監督とヒロイン草刈民代が結婚していたという事実は、この本を読んではじめて知りました。しかも、安西氏がそのことを、同じ本の中で2度も書いているのが妙におかしかった。
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[012]ムーラン・ルージュ
 騙されたと思ったがO2004-06-18
 【ネタバレ注意】
制作費をたっぷりかけて、往時のムーランルージュを忠実に再現しました、という映画だとばかり思い込んでいたので、びっくりしました。セットや衣装などに関しては忠実に再現、・・・
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制作費をたっぷりかけて、往時のムーランルージュを忠実に再現しました、という映画だとばかり思い込んでいたので、びっくりしました。セットや衣装などに関しては忠実に再現、なのかもしれませんが、実物を見たことないのでそれもよくわからない、といってはミもフタもありませんが、音楽が再現でないことだけはよくわかる。そこで、何かごまかされたような気がする反面、時代設定をすっ飛ばした選曲(と編曲)というアイデアもなかなか面白いじゃないか、と気を取り直して観ていると、これでもか、と続く歌唱シーンは、ディズニーランドのショーの中にあった「ミュージカルの名曲を並べたミュージカルみたいなやつ」のようにサービス満点です。しかも、主役の2人の歌の上手いのには驚き桃の木、は大げさとしても、ハリウッドスターたる者はこのくらい歌えて当然、なのか、それとも、2人は歌唱力を買われて抜擢されたのでしょうか。 しかし、ストーリーは、ここでも多くの方が述べられているように、コメディ仕立てで通したほうがよかったと思います。ミュージカルの主役は音楽ですから、ストーリーは陳腐でも紋切り型でも、少々無理があろうとかまわない(そんなことは、音楽の力で軽々とカバーできるのだから)とは思うのですが、この映画を無理やり悲劇に持っていくのは、偉大な音楽の力をもってしてもやはり難しかったのではないでしょうか。 なぜなら、悲劇の線で感情移入するには、あまりにもユアン・マクレガーの役が間抜けすぎるからです。とくに、不治の病という禁じ手をわざわざ使っておきながら、ユアン君が最後までそれに気づいてない(ですよね?)というのは決定的に間抜けなので、どうしても悲劇路線でいくのならこの点だけでも改善するべきではないでしょうか。一方、コメディ路線で通すのなら、間抜けはもちろん大正解です。間抜けを連発してしまいましたが、ユアン君や彼の演技を中傷しているのではなく、シナリオとかそっちの問題のことです。 そこで提案ですが、不治の病と思いきや、とんだ勘違いでドタバタ路線に逆戻り、という展開はどうでしょう。…いや、提案と名乗るのも恥ずかしいくらい、ありきたりのしょうもない案ですけど…、だからこそミュージカルの王道、ともいえるのではないでしょうか。いえないか…。 それはともかく、いろいろ書いておいて結局ほめているのかけなしているのかというと、断然ほめています。歌唱シーンとニコール・キッドマンの美貌だけで、何回も観る価値があると思います。
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