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 「R.C.PPK」さんのコメント一覧 登録数(14件)rss
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[001]007/カジノ・ロワイヤル
 新キャラOKR.C.PPK2006-12-08
 
今回、演技派のダニエル・クレイグが演じるからには、これまでの ボンドを踏襲したのでは意味がない。脚本と演出とクレイグで 作り上げた新しいボンド像は、すーっと私の胃の腑・・・
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今回、演技派のダニエル・クレイグが演じるからには、これまでの ボンドを踏襲したのでは意味がない。脚本と演出とクレイグで 作り上げた新しいボンド像は、すーっと私の胃の腑に落ちた。 心の奥底にちらと傷を負い、繊細な内面を強面のクールな外見で覆いつつ、 自らの有能さの証明と、困難な状況を処理する能力にひたすら溺れる傲慢な男。この能力をハナにかける傲慢さと、使命完遂のためには手段を選ばない 強引さを前半ではイヤというほどクレイグが見せてくれる。 だからこそ、後半、心惹かれる女性の「痛み」に接したときの無言の優しさが、彼の、自分も気づかない程の奥底で安らぎを求めて喘いでいる本音を露呈させる。彼女には鎧わない裸の心を見せてしまうボンド。 カジノ・ロワイヤルは冒頭から既に、世界観のきっちりと出来上がった作品 だと思う。モノクロで始まり、極彩色のタイトルバックに導入する手際。 確かに主題歌の対訳がタイトルバックに入ってくるのはダサい。しかし英語に堪能でない私は、この訳のお陰で歌詞の内容がとてもニューボンドのキャラにしっくりと馴染んだものである事が分った。だからさしてイケてないと 思った主題歌も、よさげな曲に聞こえて来た。でも、トランプやルーレット をモチーフとした世界の中で、幾人もの敵とひとりで闘っているあのアニメーションは、万華鏡のようなキッチュさ加減も含めて出色の出来だった。このためだけでもDVDは買いである。 Mを女性にした事も、今回、初めて有効に機能しているように思う。 反抗的で生意気で、問題児だけど能力が高くて、スネつつも甘えるので 癪な反面ボンドはかわいいと思ってしまう上司Mの、ある種の母性を引き出すには、やはりダイエル・ニュー・ボンドでなくてはならなかっただろう。 早くも22作目が楽しみなダニエル・ボンド。次回はフェリックス・レイターとの、男の友情も絡めたストーリーなど期待したいと思う。きっと、ダニエル・クレイグのこと、"00"な自分に慣れて少し余裕の出て来たボンドを、本作で作った新しいボンド像にうまく馴染ませて見せてくれる事 請け合いだろう。
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[002]フォロー・ミー
 植物園R.C.PPK2006-07-16
 
実際にロンドンに行ったときには、あまり素敵とも思わなかったけれど、 この映画で切り取られたロンドンはとても魅力的な都市に見える。 あの植物園にハンプトンコートの迷路。・・・
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実際にロンドンに行ったときには、あまり素敵とも思わなかったけれど、 この映画で切り取られたロンドンはとても魅力的な都市に見える。 あの植物園にハンプトンコートの迷路。あの堅物旦那はあの俳優でも 適役だけど、個人的にはアルバート・フィニーあたりだったらもっと この映画を好きになったかもしれない。
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[003]勝利者
 北原三枝R.C.PPK2006-05-21
 
主要キャストがそれぞれ自分の味を出していて、なかなか良かった。三橋達也って意外にいいな。裕次郎はなにをやっても裕次郎。いつもの通り。そして北原三枝は新潟から出て来た・・・
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主要キャストがそれぞれ自分の味を出していて、なかなか良かった。三橋達也って意外にいいな。裕次郎はなにをやっても裕次郎。いつもの通り。そして北原三枝は新潟から出て来たバレエ志願の娘を素朴に演じている。クールで清楚な雰囲気ながら、暗い過去を持つクラブ歌手だの、男を誘惑するオンリーだのを熱っぽく演じる事もできる彼女。今回はパトロン三橋の前ではにかむ笑顔が素で可愛い。でもさすがの彼女もバレエのシーンはちとキツいかも。スタイルは抜群だけど動きが全然バレエじゃないです。だから途中でミュージカルになっちゃったりして。でも許す。魅力あるから。この頃の映画はグランドキャバレーがよく出てくるが、キャバレーのセットもゴージャスでマル。
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[004]マーニー
 雰囲気があるR.C.PPK2006-05-06
 
盗癖があり、トラウマに苛まれるヒロインの役はロマンティックで、当初この役はヒッチコックが大好きなグレース・ケリーに出演依頼したが、モナコ公国に入っていた彼女は周囲の・・・
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盗癖があり、トラウマに苛まれるヒロインの役はロマンティックで、当初この役はヒッチコックが大好きなグレース・ケリーに出演依頼したが、モナコ公国に入っていた彼女は周囲の大反対で出演辞退せざるを得なくなった。ピンチヒッターで起用されたティッピ・ヘドレンは頑張っていると思う。しかも、この間ヒッチコックにセクハラまがいの迫られ方をして、そっちにも悩まされつつ、よく最後までちゃんと撮影を終えたなぁと感慨。彼女が「鳥」の時よりもキリキリと張り詰めて見えるのはそういう裏事情もあったのでは?と思ったりする。確かに、S・コネリーはあまり彼である必要はない役なんだけど、男盛りでムンムンしてて、まあ、いいんじゃないかと思う。髪の色を変え、スーツケースから衣装一切を全部変えて、次の会社に潜り込み、ガッサリと金庫からお金を頂いてさるマーニー。彼女が手鏡の裏に身分証を幾つも隠していて、次に使うものを選んでカードケースに入れるシーン、ホテルのバスルームで黒く染めた髪を洗って、元の輝くようなブロンドがあらわれるシーンが特に好き。なんでかあまり評判がよくないけどこれはなかなか面白い。話として破綻している感じのする「めまい」よりもいいと思う。
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[005]恋人たちの食卓
 ああ、中国料理R.C.PPK2006-04-02
 
冒頭の、オヤジさんの料理シーンからもうズイズイと引込まれる。音と美しい画像で見せる素晴らしい料理の数々。広い家の裏庭に食材になる動物も飼っているし、香辛料や調味料も・・・
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冒頭の、オヤジさんの料理シーンからもうズイズイと引込まれる。音と美しい画像で見せる素晴らしい料理の数々。広い家の裏庭に食材になる動物も飼っているし、香辛料や調味料もカメに入ってテンコモリ。一見乱暴にも見えながら、その実中国4千年の知恵の詰まった料理法の合理性にも驚く。 人間模様や父と娘たちのそれぞれの関係性などももちろん肝ではあるが、この主人公一家の住んでいる古い広壮な一軒家の佇まいが、オヤジさんの料理をする姿とともに、とても印象に残る。家族はバラバラになり、結局この古い家も売りに出されてしまい、とどめなく流れて行く時の中で人生は変化していく。でも、これを見ているとどうしても強いけど健気な次女に感情移入するように出来てますね。海外行きを断ってまでオヤジと一緒に住むつもりになっていたのに、一言の断りもなく家を売ることを決め、第二の人生を歩み出す事を決めていた父。子供と親は互に思いあうけれど、けしてどちらかがどちらかを束縛してはいけない。子供が巣立つ年齢になったら、親は親の人生を生きるべきだというのは、この監督の持論ぽいですね。正しいと思う。自分の親の事を考えても、子供離れをして欲しいと思うにつけ、このオヤジさんのアッパレさが改めて実感できる作品。これを見ると、上手でもないのに狭い台所で無闇と料理したくなってしまうので困りモノ。
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[006]砂の器
 子役の目力R.C.PPK2006-02-05
 
最初に見た時には、名作という先入観もあり例の旅のシーンではやはり、どうしてもダダ泣きをしてしまったのだけれど、久々に見直してみると例の宿命の旋律が前半の刑事の捜査シ・・・
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最初に見た時には、名作という先入観もあり例の旅のシーンではやはり、どうしてもダダ泣きをしてしまったのだけれど、久々に見直してみると例の宿命の旋律が前半の刑事の捜査シーンのBGMにも流れているし、妙に叙情的過ぎて妙な感じがする。音楽は殆どこれしかなく、最後の盛り上げ場面以外では別の音楽があってもよかったのではないか。また、確かにどうしても親子のお遍路シーンではなんだか涙ぐんでしまうものの、さあ、ここで泣いてちょうだい!というあざとさが見え透く嫌いはある。しかし、それらをさておいても、このシーンに説得力があるのは加藤 嘉や緒形 拳の演技もあるけれど、常に怒りと憎しみに満ちた眼差しで、じっと自分の運命を呪い、そして耐える秀夫を見事に表現していた、あの子役の少年の目力にあるような気がしてならない。
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[007]静かな生活
 伊丹の傑作R.C.PPK2005-12-29
 
私は何と言っても伊丹作品の中ではこれが一番いいと思う。次がデビュー作の「お葬式」かな。義理の弟大江健三郎の家を主題にしているのだけど、娯楽映画で当ててきた伊丹が作家・・・
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私は何と言っても伊丹作品の中ではこれが一番いいと思う。次がデビュー作の「お葬式」かな。義理の弟大江健三郎の家を主題にしているのだけど、娯楽映画で当ててきた伊丹が作家的良心を揮って作り出したベスト1だと思う。これでやっと脚光を浴びた渡部篤郎もいい味を出しているし。今のすれっからした様子からすると雲泥の差。劇場ではヒットしなかったけど、これが傑作であることに変わりはない。淡々とした日常の裏に潜む人間の怖さと、純粋な魂を持つイーヨーとの対比があざとくなく照らし出されている。それにしてもイーヨーとまーちゃんの住むあの家はいいなぁ。ああいう家に住みたいという憧れも含めて大好きな映画。
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[008]恋人たちの予感
 メグの最高作R.C.PPK2005-12-11
 
その後、あまりにも同じような役ばかりしているせいで、しまいには演技がわざとらしいブリッコ調になり(ユーガットメールなんてこれの最たるもの)なんだか型にはまりすぎてダ・・・
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その後、あまりにも同じような役ばかりしているせいで、しまいには演技がわざとらしいブリッコ調になり(ユーガットメールなんてこれの最たるもの)なんだか型にはまりすぎてダメになったメグ・ライアンだけど、ブレークのきっかけになったこの映画はやはり、彼女の見逃せない魅力に満ちていると思う。演技も自然で可愛いし、あのレストランでのフェイク・オルガスムも、彼女以外の誰がさらっとイヤミなくけれどキュートに演じられるというのか、という感じ。相手役がビリー・クリスタルなのも良かったと思う。音楽の使われ方、N.Y.の美しい景色ともに言う事ナシ。90分ちょいで長くないのもいいです。全体的にこじゃれてました。
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[009]ゴッドファーザーPART II
 男は悲しい生き物だR.C.PPK2005-10-30
 【ネタバレ注意】
なんとなくセンチメンタルでロマンチックな風情もある1に較べると、こちらはちらとも甘さはない。けれども、父ののし上がった時代を古き良き時代として輝かしく描き、50年代を・・・
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なんとなくセンチメンタルでロマンチックな風情もある1に較べると、こちらはちらとも甘さはない。けれども、父ののし上がった時代を古き良き時代として輝かしく描き、50年代を生きるマイケルは苦悩にまみれる。ファミリーを守ろうとすればするほど一人になってしまう男の辛さ。時代が違うとこんなにも色んな事が違ってきてしまうのか。父の時代に思いをはせるマイケルの横顔が切ない。デニーロのビトーは確かに文句のつけようがない。若い頃のデニーロは余分な肉がなく、宗教画のキリストのような美しい顔をしていた。若き日のビトーは余計な事を言わず、黙々と働き、ついに家族を養う為に止むに止まれず窃盗を働き、搾取を極める元締めをぶち殺す。このへんの感じは東映仁侠路線の健さんのようでもある。このマリア様の祭りの日に、ファヌーチを撃殺したビトーが煙突の並ぶ屋上をつたい歩いて分解した銃を煙突に投げ込むシーン、そのシーンの背後に流れていた音楽。また、幼いビトーが船でニューヨークに辿り着き、甲板からじっと自由の女神を見上げるシーンなど、記憶にしみ込む名シーンが多い。数々の名場面はあるし、デニーロも素晴らしいけれど、これはやはりアル・パチーノのマイケルに最上級の賛辞を送りたい。マイケルは辛いよ。見ているのも辛いほど辛い。ビトーとその時代が懐かしく輝かしければそれだけ、マイケルの苦悩は観るものにしみるのだ。
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[010]ジャイアンツ
 長いけれどもR.C.PPK2005-10-30
 
思ったほど冗長ではなかった。リズ・テーラーの娘時代の野暮ったい衣装にいまさらながら驚いた。ジェット・リンクの若い時代がもうちょっと長くあれば個人的には良かったと思う・・・
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思ったほど冗長ではなかった。リズ・テーラーの娘時代の野暮ったい衣装にいまさらながら驚いた。ジェット・リンクの若い時代がもうちょっと長くあれば個人的には良かったと思うけれど。レスリーをお茶に招くシーンは、シャイで本当に魅力的。それにしても昭和30年にあの広大な西部を画面で見た日本人は本当に驚いただろうなぁ。石油成金になり、ビジネスマンとしては絶頂を極めるが、精神的には荒廃して大きく欠落してしまうジェットの姿は、なにがなし謎の大富豪ハワード・ヒューズにもダブって見える。 ジェットのラストはどうなったのか、誰しも気になるところだけれど、あそこで倒れて死ぬわけではなく、あの時は単に泥酔して眠ってしまっただけだと思うが、その後も結局アル中のような酒浸りが続いて(レスリーへの想いをラズに知られて結局中年のロマンスも立ち消えになってしまうのだし)、酒で体を壊して死ぬ事にはなったのかな、と思う。お金だけでは幸せになれないが、お金がないと凄く悲しい事もある。世の中は難しい。
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[011]エデンの東
 彼だけは古びないR.C.PPK2005-10-22
 
一番最初に見た時は、なんだかうじうじした息子だな、とか、あのオヤジはどうしてああいう事になるのかなどどうも良く分らない感じで、そんなに名作だろうかと首をひねった。そ・・・
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一番最初に見た時は、なんだかうじうじした息子だな、とか、あのオヤジはどうしてああいう事になるのかなどどうも良く分らない感じで、そんなに名作だろうかと首をひねった。その後原作に忠実に長い長い話を映像化したテレビシリーズを見て、初めていろいろな事がしっくりと腑に落ちた。そして年月が経って、久々に見てみると、J・ディーンの一人古びない永遠の生命力と存在感に改めて敬服した。確かに、この映画は彼自身の見たされない飢えを投影させたものであろう。自然に画面の中に入ってその役そのものである。しかし、何より彼はやはり存在として輝いているのだ。今の作品の画面に出てきてもまったく違和感なく溶け込むだろうそのルックスと存在感。50年も前に死んだとは信じられないほどに、今見ても新鮮だ。
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[012]さらば愛しき女よ
 原作よりいいR.C.PPK2005-10-02
 
原作のごちゃごちゃと多い登場人物を整理して、よく出来た脚本だと思う。グレイル夫人は原作のイメージだと、もっと下世話な感じのビッチだが、S・ランプリングはミステリアス・・・
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原作のごちゃごちゃと多い登場人物を整理して、よく出来た脚本だと思う。グレイル夫人は原作のイメージだと、もっと下世話な感じのビッチだが、S・ランプリングはミステリアスでクールな色気を発散する魅惑的な悪女像を作る事に成功している。マロイにはちょっとハイクラス過ぎる雰囲気ではあるけれど…。一連の映画の中でチャンドラーの原作の持つ空気感をもっともよく表現している作品。その世界観にすーっと入って行かれる。チャンドラー物はおセンチでいいのだ。そして飄々としていながら、さりげない優しさとタフさをにじませるミッチャムのマーロウ。もうちょっと若ければ申し分なし。でも、若くなくてもいいですよ。ギリギリセーフの味わいが深い。新聞スタンドの男との友情も原作にはないがいい感じである。この映画、好きだなぁ。
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[013]妻として女として
 女の対決R.C.PPK2005-10-02
 
いやぁ、凄かった。淡島千景と高峰秀子の丁々発止。ガチンコ対決。どっちも上手いのでまさに火花が散るようだった。この映画では淡島が良かったかな。高峰は上手いんだけど、ヒ・・・
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いやぁ、凄かった。淡島千景と高峰秀子の丁々発止。ガチンコ対決。どっちも上手いのでまさに火花が散るようだった。この映画では淡島が良かったかな。高峰は上手いんだけど、ヒステリー芝居や、くどくど愚痴や文句を言う時にフガフガとセリフが鼻に懸かりすぎるのがちょっと気になる。仲代はいつも高峰にフラれてしまう男。こういう男が高峰を好きそうには見えないんだけど…。
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[014]ロング・グッドバイ
 良さが分からない…R.C.PPK2005-10-02
 【ネタバレ注意】
エリオット・グールドは好きな俳優だったし、この原作も大好きだった。だから、今日まで何度か観ているのだけど何度観ても何がいいのか、この映画の良さが分からない。やはり原・・・
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エリオット・グールドは好きな俳優だったし、この原作も大好きだった。だから、今日まで何度か観ているのだけど何度観ても何がいいのか、この映画の良さが分からない。やはり原作を先に読んでいるとダメなのかな。それでもこの映画がOKな人はOKなのだろうけど、「どうしても嫌いになれない男」テリーを、あんな誰が観てもどうしようもないただの遊び人のくずにしてしまったのでは、長いお別れもヘタクレもなかろう、と思ってしまう。このテリー像がOKかどうかでこの作品がOKかどうか決まるのかもしれない。私はまさにそこのところでどうしても引っかかってダメだった。あれじゃ撃ち殺されても文句はいえない。原作よりちゃんとハードボイルドな結末という事で、それはそれなりに良いのかもしれないが…。う〜ん、私はテリーのファンだったのか。エリオット・グールドに実写版ルパン3世をやってほしかったと思うのも私だけだろうか…。
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