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 「gapper」さんのコメント一覧 登録数(2156件)rss
 コメント題投稿者投稿日
[001]ブリキの太鼓
 原題と同じ意味の邦題gapper2014-01-02
 
 人の本質。  娯楽志向の強い私は、文芸作や映画通のほめるような作品は余り好まない。  この作品は、そのど真ん中にあるような作品なのだが楽しめる作品だ。  公開当時・・・
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 人の本質。  娯楽志向の強い私は、文芸作や映画通のほめるような作品は余り好まない。  この作品は、そのど真ん中にあるような作品なのだが楽しめる作品だ。  公開当時劇場で見てから初の再見だったが、テーマ音楽は覚えていた。  確認してみるとモーリス・ジャールだった。  クラシック風の音楽を当てそうなものだが、さすがパターンには添わない。  魅力としては、その語り口と既成概念に囚われな所だろう。  これは、既成概念を打ち破ろうと言った力みもないもので、私が楽しめたのはこのことが大きい。  性描写が多くグロテスクな部分が多いと言われているが、この辺も無理に入れたとか受けを狙ったと言った感じはしない。  子供が出てくる作品も苦手なことが多いが、「アラバマ物語 (1962)」の様に自然なものは好きだ。  この作品も子供を使って見る者の心を掴もうと言った下心を一切感じないのも大きい。  楽しめないとしたら、妙な邪念が入るからだろう。
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[002]ゾンビ
 ゾンビ:死者の夜明けgapper2014-01-02
 【ネタバレ注意】
 推定予算65万ドル。  低予算と言われた「ロッキー(1976)」でさえ製作費は、110万ドルだ。  上映時間は長いが、完全にBムービーの予算。  IMDb の評価も8.0ポイン・・・
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 推定予算65万ドル。  低予算と言われた「ロッキー(1976)」でさえ製作費は、110万ドルだ。  上映時間は長いが、完全にBムービーの予算。  IMDb の評価も8.0ポイント(2013/12/29)と非常に高い。  なんといっても特徴は、ゾンビを序盤から大量に出現させたという所だろう。  最初にゾンビを映画に登場させた作品は「恐怖城【ホワイト・ゾンビ】(1932)」だそうで、当然ゾンビの数は数えるほど。  ホラーとして存在をほのめかし、少しづつ恐怖を高めラストに現れると言うのが定番であり基本パターン。  それを完全に無視し新たなスタートを切ったと言う功績は高いのだろう。  この作品に否定的な私だが、結構楽しんで最後まで見れた。  「バイオハザード(2002)」のシリーズにしても、この作品の流れがあればこそ作られたのだと思う。  ただ、演出などは稚拙な部分も多いし、ラストにはコミカルな音楽を採用し半笑いな感じだ。  ひょっとするとジョージ・A・ロメロ監督は、あまりの恐怖で混乱などを心配しラストの音楽をコミカルな感じにしたのかもしれない。  ショッピングセンターで豊富な物資を享受しながらの展開は秀逸のようだが、これは「地球最後の男<未>(1964)」のパクリだろう。  実質的には、「地球最後の男 オメガマン(1971)」だろうが。  映画史の中で培った文法や技法を利用せず無視したような本作品の評価は難しいが、後の作品の大きな影響を与えたであろうことを無視することはできないようだ。
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[003]太陽にかける橋/ペーパー・タイガー
 張子の虎gapper2014-01-02
 
 ほら吹きおじさんの教訓物語。  ”狼少年”の様にこういった話は、子供に対して設定するものだがほら吹きはおっさんだ。  反面教師的に話は進むが、演出はどう見ても子供向・・・
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 ほら吹きおじさんの教訓物語。  ”狼少年”の様にこういった話は、子供に対して設定するものだがほら吹きはおっさんだ。  反面教師的に話は進むが、演出はどう見ても子供向け。  デヴィッド・ニーヴンにこのような役と言うは、気に入らない。  演技的には問題ないが、彼の個性にあっているようには思わない。  彼は、1970年から1974年の5年間に3本しか出ていない。  毎年2本は出ていた彼としては、異例の少なさだ。  1970年ころ何かあったのかもしれない。  ひょっとするとその何かを背景の題材としているのかもと考える。  この作品からもとに戻った感じがする。  メインテーマのメロディはとても良いが、タイトル時には不適切な感じでテロリストの登場も何か異質な感じ。  ほら吹きを戒めると言うには大げさで、勲章の授与など経歴詐称人物を日本大使館の大使がそのまま雇うと言うのは映画と言ってもちょっと大人には不向き。
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[004]ダイヤモンドの犬たち
 力の殺人者gapper2014-01-02
 
 調娯楽志向作品。  いきなり良く分からない設定。  シンジケートなのに合法なのか、守る側。  普通、隠れてこっそりとしてないか?  堂々と厳重な金庫まである。  だが・・・
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 調娯楽志向作品。  いきなり良く分からない設定。  シンジケートなのに合法なのか、守る側。  普通、隠れてこっそりとしてないか?  堂々と厳重な金庫まである。  だが、いきなりのセスナ爆破!侵入者の射殺!  そんな組織があったのか?  ブラッドレー(ピーター・フォンダ)は、良い奴な感じだったが変わっていく。  これは、サプライズ?  重役令嬢と言った感じで登場のクレア(モード・アダムス)、いつの間にか単なる警備員の彼女。  ドンパチをやりたいがための設定に展開。  大げさでステレオタイプの死に方。  音楽は、かっこよくいい感じだけれど〜。
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[005]ゾンビ特急“地獄”行
 恐怖特急gapper2014-01-02
 
 ハマー・プロダクションではないが、1970年代のハマー・プロダクションを感じさせる作品。  クリストファー・リーとピーター・カッシング主演なので、やはりハマー・プ・・・
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 ハマー・プロダクションではないが、1970年代のハマー・プロダクションを感じさせる作品。  クリストファー・リーとピーター・カッシング主演なので、やはりハマー・プロを感じさせる。  インディ・ジョーンズの「クリスタル・スカルの王国(2008)」の様なあっと驚く展開だが、「ドラゴンvs7人の吸血鬼(1973)」の様に他ハマー作品に劣る感じでではない。  タイトルのメロディを荷物係に口笛で奏でさせ、それを知らないはずの者が吹くと言う演出は古典的なものだがうまく使っている。  列車の疾走する俯瞰ショットに模型を使っているが、多少気になるものの結構いい出来だ。  ただ、予算があればロケをして欲しかった。(俯瞰でない部分ショットはロケを行っている)  なんといってもクリストファー・リーとピーター・カッシングが、敵対せずに協調して問題にあたると言う珍しい作品。
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[006]狼の挽歌
 暴力都市gapper2014-01-02
 
 チャールズ・ブロンソン&ジル・アイアランド夫婦ベスト作品。  ブロンソン夫婦出演作の中では、最もいい作品だ。  エンニオ・モリコーネの音楽は、いつもながらいい。 ・・・
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 チャールズ・ブロンソン&ジル・アイアランド夫婦ベスト作品。  ブロンソン夫婦出演作の中では、最もいい作品だ。  エンニオ・モリコーネの音楽は、いつもながらいい。  今見ると演出など稚拙に感じる部分もあるし歯切れも悪い所が多い。  時がたち正当な評価が出来るであろう今の評価としては、さほどとは言えないがファンには忘れがたいものだ。  ジル・アイアランドは、チャールズ・ブロンソンを翻弄する悪女で徹底していてラストも考慮するとこれ以上は無理な感じ。  ただ、演技力の問題がありそれほどの点は付けられないだろう。  チャールズ・ブロンソンを知らない人が見るとしたら、この作品を進める。  見たのはイタリア語版で吹き替えのようで、これは進められない。  主演二人の声は余りにも変。  作品の魅力の大半は、ブロンソン夫妻なので大きなマイナス。
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[007]荒野の一つ星
 指名手配gapper2014-01-02
 
 「荒野の1ドル銀貨 (1965)」のジョルジオ・フェローニ&ジュリアーノ・ジェンマコンビ作品。  ワンコインで売られていたので、DVDを購入しての鑑賞。  英語吹き替え版・・・
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 「荒野の1ドル銀貨 (1965)」のジョルジオ・フェローニ&ジュリアーノ・ジェンマコンビ作品。  ワンコインで売られていたので、DVDを購入しての鑑賞。  英語吹き替え版で更に残酷描写など、マカロニ・ウエスタンの雰囲気が薄かった。  いきなり狙われるライアン(ジュリアーノ・ジェンマ)は、正当な西部劇の面白さを狙ったのか。  市長の名前が、サミュエル・ゴールド(ダニエル・ヴァルガス)で大プロデューサーのサミュエル・ゴールドウィンの捩りか。  構図は、町を牛耳る悪徳市長とその右腕的悪党ロイド(セルジュ・マルカン)の所に単身乗り込んでくるライアン。  虐げられる人々が味方するのはいつもの通りだが、被害者でない判事やギャンブラーが信念を持っているように仲間として手助けするのがマカロニらしくない。  多分、本場アメリカの西部劇に負けないと言う感じで作られたのだと思うが、やはり同じ土俵では劣る感じがする。  ライアンを助けると言ってもその理由が納得できるようなものではなく単なる設定としか感じられないからだ。  マカロニはマカロニの道を進むべきだったと思わせた。
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[008]キングコングの逆襲
 借り物コングgapper2014-01-02
 
 借り物キング・コングの第2弾。  美女をつかむコングや船の貨物室での移送など1976年版「キングコング」を連想させる部分があった。  ひょっとして結構参考にしてい・・・
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 借り物キング・コングの第2弾。  美女をつかむコングや船の貨物室での移送など1976年版「キングコング」を連想させる部分があった。  ひょっとして結構参考にしているのか、それじゃ評価が低いのは当たり前だ。  「007は二度死ぬ (1967)」と同年の浜美枝は、ボンドガールと比較するにはあまりイケていない。  天本英世の”フー”と言うのは、フーマンチューを意味しているのか。  コングの造形は、どうも真剣みが感じられない。  双胴船やヘリコプター、対決する恐竜、そしてメカニコングの方が出来がいい気がする。  まあ、今頃見るのは特撮好きだけの様に思うが、特撮好きなら楽しめる。  ウルトラセブンの森次浩三(たぶん)が、フーの部下の一人で出ていた。
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[009]唇からナイフ
 モディスティgapper2014-01-02
 
 推定予算300万ドル。  フリーセックスやサイケデリックと言った物が流行りだった時代の作品で、個人的には結構楽しめた。  「華麗なる殺人(1965)」などと言う殺人がス・・・
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 推定予算300万ドル。  フリーセックスやサイケデリックと言った物が流行りだった時代の作品で、個人的には結構楽しめた。  「華麗なる殺人(1965)」などと言う殺人がスポーツ化された映画などと言うものもあり、この時代のことが分からないと何のことやらと言った感じだろう。  随分とテイストが異なるが、原作が漫画などを考えると今でいうと「RED/レッド (2010)」が近い存在か。  なんといってもモニカ・ヴィッティが、イイ。  彼女はなかなかの美人でスタイルも良くこういった作品向きなのに、余り無いのが勿体ない。  ”理解できない”の様な感想があるが、この頃は感性で感じるだけと言った感じで理解しようと言う姿勢そのものが”ちがう”のでした。
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[010]ローマ帝国の滅亡
 ローマ帝国の没落gapper2014-01-02
 
 アンソニー・マンの「エル・シド (1961)」に続く史劇。  どうもアンソニー・マンらしくない感じがするが、当時のハリウッド作品らしく史実や時代考証などは気にせずドラマ・・・
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 アンソニー・マンの「エル・シド (1961)」に続く史劇。  どうもアンソニー・マンらしくない感じがするが、当時のハリウッド作品らしく史実や時代考証などは気にせずドラマ性や俳優の魅力重視で作られている。  ダグラス・サークなどが再評価される今としては、史実に基づいていないからと言って非難すべきではないのかもしれない。  ただ、194分(見たのは180分版)は長く、私には退屈だった。  ソフィア・ローレンに”当時の人がこんな毛皮のコートを着ていたの?”と言う感じのファッショナブルな衣装はいいのだが、そういった作品にしては長すぎる。  もっとメリハリを付け、分かり易いクライマックスを持って来てスピーディーに進行すべきだろう。
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[011]山猫
 原題と同じ意味の邦題gapper2014-01-02
 
 186分版を鑑賞。  芸術系でロケやセットにお金がかかる場合、俳優は演技力重視でギャラのかからないものだったりするが異なる。  アラン・ドロンやクラウディア・カル・・・
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 186分版を鑑賞。  芸術系でロケやセットにお金がかかる場合、俳優は演技力重視でギャラのかからないものだったりするが異なる。  アラン・ドロンやクラウディア・カルディナーレなど演技力よりも著名性ではないかと思ってしまう。  特にバート・ランカスターは、意外な配役。  ニューヨーク生まれでイタリア語には苦労したのではないかと思うが、なぜ彼に決まったのだろう。  侯爵らしくはあるが。  ビスコンティは滅びの美学などと言われるが、まさにそのようであった。  ただ、個人的には理解しがたい部分も多く、特に滅びに美学をするのに抵抗がある。  186分と言うのは、長かった。  斜陽産業と言われ日本では衰退の目立つ洋画に於いては、いいのかもしれませんが。  ジュリアーノ・ジェンマは、カメオ出演で残念。
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[012]脱走特急
 オーストリアの貴族ライアンの特急列車gapper2014-01-02
 
 列車脱走活劇。  シナトラ主演の戦争劇と言うと面白くなさそうだが、その意外性がより楽しませてくれた。  1950年代は、まだ大戦のリアリティが残っていたが1960・・・
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 列車脱走活劇。  シナトラ主演の戦争劇と言うと面白くなさそうだが、その意外性がより楽しませてくれた。  1950年代は、まだ大戦のリアリティが残っていたが1960年代になりリアリティは薄らぎ娯楽性が強まり”痛快娯楽戦争映画”と言った作品が出てくるが、まさにその一遍だ。  同じ列車の戦争もの「大列車作戦(1964)」があるが、白黒でリアリティがあり、同じ題材を使ってもこうも違うものかと言う感じが強い。  捕虜収容所、脱走、敵兵に扮するなど定番の要素がテンコ盛りで楽しませてくれる。  米英の不仲を盛り込んでの対ドイツは珍しくないが、こそにイタリアも含めイタリア内でも連合軍寄りとナチス寄りがあり4者の絡み合いも面白くしている。  なあなあのシナトラと頑固な英国紳士ハワードの対立もある。  単なる娯楽作品ではあるが、娯楽こそ映画と思わせてくれる作品。
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[013]トニー・ローム/殺しの追跡
 (主人公の名前)gapper2014-01-02
 
 シナトラ意欲作?  サイモン・オークランドや、リチャード・コンテなどいい脇役を配し娘によりトニー・ロームのキャラを売る歌を主題歌にしている。  自身は歌わず長期の・・・
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 シナトラ意欲作?  サイモン・オークランドや、リチャード・コンテなどいい脇役を配し娘によりトニー・ロームのキャラを売る歌を主題歌にしている。  自身は歌わず長期のシリーズ化を目論んでいたのではと言う感じがする。  警部補のサンティニ(リチャード・コンテ)と親友だったり、賭け事が好きでのみ屋としばしば連絡を取っていたりする。  キャラ作りも事件もと結構考えられている。  ただ、シナトラのイメージからするとどうもしがない貧乏私立探偵と言うのはしっくりこない。  「ダイ・ハード(1988)」の様に情けかっこいいと言う明確さは無いし、ピンボールの様にあっちこっち嗅ぎまわる探偵としてミスキャストにしか見えない。  シナトラの為に作られた脚本だろうが、シナトラでない方が面白かったのではと言う残念感が残った。  作品自体は、結構面白かったのだが。
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[014]七人の愚連隊
 ロビンと7人のフッドgapper2014-01-02
 
 ラットパック(シナトラ一家)最後の作品?  ラットパックがザ・ヴォイス=シナトラと兄弟分の様なディノ(ディーン・マーティン)を中心としているとすると最もラットパッ・・・
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 ラットパック(シナトラ一家)最後の作品?  ラットパックがザ・ヴォイス=シナトラと兄弟分の様なディノ(ディーン・マーティン)を中心としているとすると最もラットパックらしい作品だろう。  歌があり品行方正とは言えない連中の物語、まさにラットパックそのもの。  最初に始末されるジム(エドワード・G・ロビンソン)は、バレンタインデーを口にするのでカポネを示唆しているのだろう。  その後釜騒動が、この物語。  ロビンソンは友情出演的に最初の部分だけだが、ゲストスターと言う感じでビング・クロスビーが出ている所が一つのポイント。  服がダサいと色々と着替えるシーンがあるが、クロスビーの過去作品からの引用が楽しめる。  ラットパックでは、末席と言った感じのピーター・フォークが結構活躍していて、その意味でラットパックの終焉を感じさせる。  ビング・クロスビーもいいが、やはり年齢を感じさせる。
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[015]カンカン
 原題そのままの邦題gapper2014-01-02
 
 推定予算600万ドル。  十分面白い作品だと思うが、ボタンの掛け違いの様な問題があると思う。  フランスの踊り、カンカンを題材にしておきながら終盤の重要な部分にバ・・・
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 推定予算600万ドル。  十分面白い作品だと思うが、ボタンの掛け違いの様な問題があると思う。  フランスの踊り、カンカンを題材にしておきながら終盤の重要な部分にバレエの踊りでセットもバレエ風のものを持ってきたりしている。  「巴里のアメリカ人 (1951)」のアメリカ人の影響かもしれないが、そちらと違い主演のシャーリーは美人だがバレエ向きのスタイルではない。  店の執事の様になんでも呼ばれてこなすアンドレ役にマルセル・ダリオを配しているが、これはパリの雰囲気を出したかったためだろう。  しかし、そんな取って付けをしても主演の二人にパリらしさは無い。  いい部分を持ちながらカレーとハヤシライスを混ぜるような事をして、台無しとは言わないが良さが生かせていない。  そんな、もったいない作品だった。
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[016]カトマンズの男
 必死の逃亡者gapper2014-01-02
 
 ある中国人の、中国における受難。  漫画などで金持ちの坊ちゃんと言うと髪を長く伸ばして片方に流しているイメージがある。  巨人の星の花形なんかだ。  それのイメージ・・・
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 ある中国人の、中国における受難。  漫画などで金持ちの坊ちゃんと言うと髪を長く伸ばして片方に流しているイメージがある。  巨人の星の花形なんかだ。  それのイメージの元がこれなんかじゃないかと思う。  原作がジュール・ヴェルヌと言うのは驚きだが、結構脚色されているように思う。  原作は、冒険小説であってコメディではないだろう。  前日「リオの男(1963)」を見ていて、2日連続だとフィリップ・ド・ブロカ監督テイストにちょっと飽きた感じだが楽しめた。  ウルスラ・アンドレスの服を着ていくストリップも珍妙だが、こう連続ではあまり目立たない。  ジャン=ポール・ベルモンドは、結構スタントなしでこなしているようで当時の状況を考えると非常にまれだろう。
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[017]リオの男
 原題と同じ意味の邦題gapper2014-01-02
 
 アニメのルパン三世に大きく影響を与えたとされる作品。  スピーディーな展開と言うよりも忙しいが、ベルモンドの個性が生かされている。  逃走−追跡劇でもあるしロードム・・・
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 アニメのルパン三世に大きく影響を与えたとされる作品。  スピーディーな展開と言うよりも忙しいが、ベルモンドの個性が生かされている。  逃走−追跡劇でもあるしロードムービーとも言える。  兎に角、行動、考える時間などなしに行動。  ”リオの男”と言う題名だが、アドリアン(ジャン=ポール・ベルモンド)はフランスの男。  ”リオでの男”じゃないかと言うどうでもいいことを思ったりする。  語る必要はない、ただ楽しめばいいと言う感じの作品。  悪党面のアドルフォ・チェリは、日本初登場で同じような役どころしか見たことがない気がする。
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[018]逢う時はいつも他人
 私たちがあったときは、他人gapper2014-01-02
 
 本当の恋。  金井克子の”他人の関係”を思い出してしまう邦題。  まごうことなきメロドラマ。  メロドラマと言うと最近は、ダグラス・サークだが私にはサーク作品よりずっ・・・
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 本当の恋。  金井克子の”他人の関係”を思い出してしまう邦題。  まごうことなきメロドラマ。  メロドラマと言うと最近は、ダグラス・サークだが私にはサーク作品よりずっとおもしろかった。  7分半ぐらいのところでカーク・ダグラス(ラリー役)が、キム・ノヴァク(マーガレット役)に間をおいて唐突に”美人じゃない(You\'re not so pretty)”と言う。  この絶対ありえない台詞と二人の表情が絶妙。  そんな会話の流れとしておかしいし、そもそもキム・ノヴァクがそんなことを言われるはずがない。  このたった一言で二人の関係が変わり決まってしまう。  そう、二人は”本当の恋”をしてしまった。  ダグラス・サークにはあり得ない演出と台詞。  メロドラマであるし、その後は予定調和的で面白いと感じない人もいるだろう。  だが、この作品を理解してからサークを評価してほしい。
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[019]セントルイス銀行強盗
 セントルイズ銀行大強盗事件gapper2014-01-02
 
 ドキュメンタリータッチのケイパー・ムービー。  銀行強盗の襲撃のための前段階に多くの時間を割いている。  実際会った事件を元に作られ、その場にいた警官もその役職の・・・
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 ドキュメンタリータッチのケイパー・ムービー。  銀行強盗の襲撃のための前段階に多くの時間を割いている。  実際会った事件を元に作られ、その場にいた警官もその役職のまま出ているそうだ。  銀行強盗も見せ場だが、その前段階がこの作品の本質。  綿密な計画には、地道な作業が必要でグループにある様々な問題が浮き彫りになる。  やはり、スティーヴ・マックィーンがキーで、元恋人とその兄とつるんでの強盗であることが物語を動かしていく。  35歳のチャールズ・グッゲンハイムの2作目の監督作品で日本ではこの作品しか輸入されていないが、監督として29本、プロデューサーとして19本の作品がある。  なかなかしっかりした作品で楽しめたが、インディーズ系の作品のようで派手さはなく娯楽性としては少々物足りない。  「荒野の七人 (1960)」の前でTV番組の「拳銃無宿 (1958〜1961)<TV>」で人気が出たとはいえ、映画スターと言うにはまだまだと言う感じのスティーヴ・マックィーンが初々しい。  犯罪、アクションものではなく、やはりドラマとしてみたい作品。
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[020]マダムと泥棒
 夫人殺しgapper2014-01-02
 
 コメディのグループ・ケイパームービーの元祖?  「黄金の七人(1965)」は、「トプカピ(1964)」を参考にして作られていると思っていた。  そして「トプカピ(1964)」は、・・・
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 コメディのグループ・ケイパームービーの元祖?  「黄金の七人(1965)」は、「トプカピ(1964)」を参考にして作られていると思っていた。  そして「トプカピ(1964)」は、「オーシャンと十一人の仲間(1960)」をと考えていた。  しかし、この作品のリーダーが”教授”と呼ばれていることを考えるとこの系列の大元は、この作品と言っていいのかもしれない。  この作品の特徴は、盗みが中盤に入るころ既に成功している所にある。  セオリー通り結局は、”犯罪は割に合わない”なのだがそこのドラマが見どころなのだ。  イギリスらしいブラックなところがあり楽しめる。  格安だったので Blu-ray で見たが、独特の中間色が強調された絵作りで最初意外な感じだった。  しかしみているとなかなか味のある色味で好ましく感じに変わった。  思い出すと「黒水仙(1946)」などもこういった色調であったと思う。  クラシック・イギリス映画の特徴と言えるのかもしれない。  特典映像を見ていると傷やシミと言った問題を修正しているが、上で指摘した色味については元フィルムを忠実に再現しているようだ。  特典映像では、イーリング・スタジオとその作品群のイーリング・コメディについての話があり興味深かった。
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[021]サン・フィアクル殺人事件
 原題と同じ意味の邦題gapper2014-01-02
 
 没落伯爵の受け取る筈の遺産事件。  同じギャバンによる「殺人鬼に罠をかけろ(1958)」もなかなか良かったが、こちらもかなり違った内容だが面白かった。  「殺人鬼に罠を・・・
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 没落伯爵の受け取る筈の遺産事件。  同じギャバンによる「殺人鬼に罠をかけろ(1958)」もなかなか良かったが、こちらもかなり違った内容だが面白かった。  「殺人鬼に罠をかけろ(1958)」は、警視として責任と部下を使っての公共探偵=刑事ものとして楽しめた。  こちらは、単身故郷に帰りたぶん初恋であったろう伯爵夫人の為に事件を解決する。  最初に伯爵夫人と夫人の車の中で思い出交じりに話をするのだが、フランス映画らしい雰囲気があり良い感じだ。  これはラストにも繋がっていくのだが、この辺のところが楽しめないとこの作品を見る必要がないと言ったところだ。  メグレ警視の故郷と言う事もあり、100編ほどあると言うメグレ警視シリーズでも特異な作品であると思う。  雑貨屋での会話などでも、その特別な感じが出ている。  ラストでもこういった演出があるのだが、これは実際見てほしい。  ハリウッド作品などとは、テイストの異なる演出はうれしい意外性だった。
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[022]殺人鬼に罠をかけろ
 メグレの仕掛けた罠gapper2014-01-02
 
 囮による犯人のおびき出し。  1887年のシャーロック・ホームズから推理小説はブームとなったと思われる。  エルキュール・ポアロは1920年で、このメグレ警視は1・・・
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 囮による犯人のおびき出し。  1887年のシャーロック・ホームズから推理小説はブームとなったと思われる。  エルキュール・ポアロは1920年で、このメグレ警視は1929年から刊行されている。  パイプがトレード・マークらしいが、調べると職場には3本とあった。  この作品では6、7本並べているシーンが出てくるが、これは”独自に色々変えてありますよ”と言う符丁だろうか。  なかなか面白かったがジャン・ギャバンらしい感じが各所に出ていて、やはり原作に忠実ではないように思う。  警視と言う警察の上位階級にもかかわらず、その家は庶民的だったりと各所にフランスらしさがある。  ギャバンは、刑事などの体制側と言うよりギャングや顔役と言ったイメージが強く、その意味でも楽しめた。
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[023]殿方ご免遊ばせ
 パリジャンgapper2014-01-02
 
 推定予算45万ドル。  邦題が示す通りのおしゃれな作品。  フランス的スタイリッシュと言ったらいいのだろうか。  男女の恋愛駆け引きは、各国あると思う。  日本には・・・
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 推定予算45万ドル。  邦題が示す通りのおしゃれな作品。  フランス的スタイリッシュと言ったらいいのだろうか。  男女の恋愛駆け引きは、各国あると思う。  日本にはあまりなかったのかもしれないが、敗戦後はこういった洋画から学んで今のようになったと思う。  ただ、ちょっと誤解もある感じだけれど。  ベベ(ブリジット・バルドー)のための作品で、ベベのキャラを見せるために物語は進む。  アンリ・ヴィダルのミシェルの評判が良くないが、ベベの引き立て役なので目立つわけにいかずそんな役どころだったと思う。  その意味で仕方なかったと思う。  スタイルもよく当時人気があったのは、当然のように思う。  ただ、ベベ以上の見所は無い。
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[024]陽はまた昇る
 原題と同じ意味の邦題gapper2014-01-02
 
 やまあらしのジレンマ(心理学用語)。  ロストジェネレーションは、ガートルード・スタインがアーネスト・ヘミングウェイに対し投げかけた言葉に由来するそうだ。  そし・・・
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 やまあらしのジレンマ(心理学用語)。  ロストジェネレーションは、ガートルード・スタインがアーネスト・ヘミングウェイに対し投げかけた言葉に由来するそうだ。  そして広まったきっかけが、この作品の原作とのこと。  その文芸作品として良い出来で、まさにロストジェネレーションの物語。  エヴァ・ガードナーはまさに適役。  ほかのキャスティングは、考えられなかったのではないだろうか。  タイロン・パワーは、そうでもないが不適と言う感じもない。  DVDのメイキングによると主人公は、EDなどではなく性交渉に必要な器官がなくなっているとのこと。  原作者の説明なので間違いはないが、これを制作時には知らず作られているので注意したい。  今なら体外受精などの方法があるが、当時は子供が持ていないと言う事になる。  Sexだけの問題だと勘違いしそうだが、そうではないと言う事ははっきり認識すべき。  若い闘牛士ロメロ(ロバート・エヴァンス)は、反対を押し切ってダリル・F・ザナックが採用した。  これで3章の最後の部分が台無しになった。  闘牛の場面は、吹き替えでリアリティと迫力が著しく損なわれている。  この作品が出来たのは、ダリル・F・ザナックの功績でもあるのだが自らが貶めているのは皮肉。
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[025]続・菩提樹
 アメリカのトラップ一家gapper2014-01-02
 
 オーストリア人のアメリカ・カルチャーショック。  昔の邦画やTVドラマなどで、西洋人や文化のカルチャーショックを受けると言ったエピソードが結構あったのを思い出した・・・
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 オーストリア人のアメリカ・カルチャーショック。  昔の邦画やTVドラマなどで、西洋人や文化のカルチャーショックを受けると言ったエピソードが結構あったのを思い出した。  この作品を見るとその多くは西洋と言うよりは、アメリカである場合が多いことに気づかされた。  マリアがセックスアピールと言う”アメリカの文化”に戸惑い勘違いするところなどは、日本人に置き換えても通用しそうだ。  DVDの元ソースの関係もあるかもしれないが、ニューヨークの風景を写す場面では、スモッグ然とした空に驚く。  今の北京には及ばないが広大で人口密度は全体としては低いが当時のニューヨークではそうだったのだと、これも気づかされた。  アメリカでのアメリカの評価は、”夢の国”あるいは”自由の国”だ。  西ドイツの作品であるので、ここは決定的に違う。  ”やはり故郷ではない”、”金中心の国”、”弱者(敗者)に厳しい国”と言ったところだ。  ”生き残り成功すれば天国で失敗すれば地獄”と言うシリアスな現実が待っている。
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[026]菩提樹
 トラップ一家gapper2013-12-03
 
 「サウンド・オブ・ミュージック (1964)」のオリジナル。  正確には同一手記による作品だが、マリアやトラップ男爵、婚約者のイボンヌ、そして音楽を前面に出すなど「サウ・・・
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 「サウンド・オブ・ミュージック (1964)」のオリジナル。  正確には同一手記による作品だが、マリアやトラップ男爵、婚約者のイボンヌ、そして音楽を前面に出すなど「サウンド・オブ・ミュージック (1964)」はこの作品を意識して作られていると思われるのでリメイクと考えた方がよさそう。  邦題はシューベルトの”冬の旅”の第5曲から来ていると思われるが、作品中どこで使われたか覚えていないくらいの印象で今となっては不適切な気がする。  「サウンド・オブ・ミュージック (1964)」と比べるとリアリティが高い感じで、やはりハリウッド物はいい意味で受けが良いように作られていることを再認識した。  「サウンド・オブ・ミュージック (1964)」でエリノア・パーカーがトラップの婚約者を引き受けたのが、意外な感じだった。  しかし、この作品を見ると分かった気がする。  出番は少ないが、結構重要な役どころで演技力も必要とする。  この作品を見ていれば、そう感じて出る気になってもおかしく無い。
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[027]アルバレス・ケリー
 (主人公の名前)gapper2013-12-03
 
 裏「騎兵隊(1959)」。  ウィリアム・ホールデンが、メキシコから2、500頭の牛を北軍(ヤンキー)の為に追ってくる。  だが、目的地変更でリッチモンドまで列車での追・・・
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 裏「騎兵隊(1959)」。  ウィリアム・ホールデンが、メキシコから2、500頭の牛を北軍(ヤンキー)の為に追ってくる。  だが、目的地変更でリッチモンドまで列車での追加輸送となる。  そして南部農園の屋敷で北軍は野営するのだが、ここでの女主人との会話が「騎兵隊(1959)」と同じシーケンス。  南軍側の女主人と兵隊は外で将校は夕食を・・そして女主人の行動は南軍のため。  その後、沼地での行軍やひたすらに軍のための大佐、いくつもの共通点。  偶然ではないだろう、なぜなら「騎兵隊(1959)」にはウィリアム・ホールデンも出ていた。  彼の役ケリーは、アイルランド系と言う設定。  マカロニ・ウエスタンの台頭時期に、このような作品をエドワード・ドミトリク監督が作ったのには何らかの意図がありそうだ。  「騎兵隊(1959)」のジョン・フォード監督は、この前年以降作品をほとんど作っていない。
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[028]折れた槍
 原題と同じ意味の邦題gapper2013-12-03
 【ネタバレ注意】
 狼は餓えた時しか牛を襲わない、そしてコヨーテを追い払う。  タイトルは、荒野にハグレ狼が映る所から始まる。  音楽もティンパニーが印象的な一般的な西部劇とは少し異・・・
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 狼は餓えた時しか牛を襲わない、そしてコヨーテを追い払う。  タイトルは、荒野にハグレ狼が映る所から始まる。  音楽もティンパニーが印象的な一般的な西部劇とは少し異なる感じがする。  スペンサー・トレイシーが主人公なのでやはりガンアクションなどはほとんどなく、ドラマが主眼だ。  大牧場主と言うのはジョン・ウェインが得意とする役どころだが、やはり相当にイメージが異なる。  同じようにワンマンで絶対主義者なのだが、雇人とではなく身内とのトラブルが目につく。  西部劇である必要性は薄く、その辺がこの作品のポイントと言えそうだ。  題名の槍については説明がなく推し量ることになっているが、”復讐を止めた”と言う事で良いのだろうか。  「ナイアガラ (1953)」のジーン・ピータースが、うまく演じているとは言え個性としては抜きんでていない。  「ナイアガラ (1953)」の役どころは、順当だったと言う事か。
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[029]巨象の道
 象の道gapper2013-12-03
 
 秘境の象モブ。  秘境、大規模農場、動物の群れと「黒い絨氈 (1954)」と似ているといえば似ているが、イギリス文化が入り込んでいるので雰囲気は異なる。  更に、主人公が・・・
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 秘境の象モブ。  秘境、大規模農場、動物の群れと「黒い絨氈 (1954)」と似ているといえば似ているが、イギリス文化が入り込んでいるので雰囲気は異なる。  更に、主人公が「黒い絨氈 (1954)」では一代で築いた当人だったが、こちらはその息子。  そこが、キーとなっていく。  俳優がロケに参加しておらずロケ映像とスタジオ撮影の切り貼りなのでテンションが下がる。  エリザベス・テイラーは美しいものの「陽のあたる場所 (1951)」程ではないし、「熱いトタン屋根の猫 (1958)」の様にそのセクシャルさもなく、作品と合った感じではない。  ダナ・アンドリュースが、今一つなのもマイナスポイント。  ピーター・フィンチが主人公なので控えたのかもしれないが、個人的にはテイラーとダナの絡みの方が見たかった。  ”バンガロー”と呼ばれる屋敷の出来はいいが、象には破壊者と言うイメージがないのが致命的に思う。  ”象が踏んでも壊れない”と言うキャッチコピーの筆箱があったが、象の足の裏は柔らかく踏んでも大抵のものは壊れない。  草食でおとなしい象が危害を加えないのに破壊していくと言うのは、ちょっと結構違和感がある。
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[030]ボーン・イエスタデイ
 昨日の生まれたてgapper2013-12-03
 【ネタバレ注意】
 最高の人格改造コメディ。  この手の話は誰でも思いつくと思うが、作るのは大変で難しい。  ちょっとした配分の失敗でつまらないものになってしまう。  演技もそうだし、・・・
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 最高の人格改造コメディ。  この手の話は誰でも思いつくと思うが、作るのは大変で難しい。  ちょっとした配分の失敗でつまらないものになってしまう。  演技もそうだし、こまごまとした演出でもそうなると思う。  そうした意味で、この作品は素晴らしい。  一例としてカードゲームによる演出がある。  下院議員夫人との会話で、彼女はポーカーすら知らないと言う事を台詞に織り込む。  ”ジン(カードゲームの一種)”なら知っていると言う。  その後、ハリー(ブロデリック・クロフォード)とのゲームをするが、異常な強さを発揮する。  とてつもない集中力があり彼女が頭が悪いと言うのは、実際のところ知識がないと言うだけなのだと言う事を見ているものは理解する。  台詞での説明でなく、しかもごく自然な展開の中に織り込んだこの演出は、この作品の特筆すべき部分の一つだ。  ウィリアム・ホールデンが、あまりインテリそうでないのとジュディ・ホリデイと恋愛関係になりそうでないのが欠点だが完全に消し飛んだ。  最初のジュディ・ホリデイの”アホ演技”は、完璧でポータブル・ラジオを消されては点ける下りは最高。  その後の本を読んで賢くなってからも所々で綻びを見せるところが上手く、通常は”そんなに急に頭がよくなるか!”と思う処をかわしている。
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