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 「nabeさん」さんのコメント一覧 登録数(1028件)rss
 コメント題投稿者投稿日
[001]SING/シング
 アニマル・ミュージカルnabeさん2019-03-16
 
動物たちのミュージカルアニメである。 様々な動物たちが人間のように暮らす架空の都市を舞台に、夢を抱いた庶民のシンガーたちが苦労の末ステージデビューを果たす・・・とい・・・
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動物たちのミュージカルアニメである。 様々な動物たちが人間のように暮らす架空の都市を舞台に、夢を抱いた庶民のシンガーたちが苦労の末ステージデビューを果たす・・・という、ハリウッド得意の鉄板ストーリーだが、やはり楽しく時にホロリとさせられてしまう。アメリカ人はこういったドラマ作りが本当にウマイ!登場する全員が動物のせいか、人種・容姿や階級差別も気にせず自由に各々のキャラクターが描けていて、歌やダンスのタイミングもピッタリで楽しい。 ゴリラのジョニー親子が泣かせる。ゾウのミーナやブタのロジータが可愛い。
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[002]緯度0大作戦
 日米の失敗nabeさん2019-03-16
 
日米合作の東宝SF作品である。 太平洋海底下にある謎のユートピア「緯度0」で」起こる、マッケンジー艦長と仇敵マリク博士の戦いを描いている。各々の持つ高性能潜水艦アル・・・
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日米合作の東宝SF作品である。 太平洋海底下にある謎のユートピア「緯度0」で」起こる、マッケンジー艦長と仇敵マリク博士の戦いを描いている。各々の持つ高性能潜水艦アルファー号と黒鮫号二隻の戦闘シーンをメインに、マリクの要塞島へ乗り込むクライマックスへのストーリーはまずまずだが、いかんせん獣人たちの特撮レベルが稚拙でクオリティが低く、全体の出来がB級レベルなのが残念だ。これではわざわざ高額なギャラを払ってまで起用した、名優ジョセフ・コットンの意味がないだろう。人工太陽、脳移植、フライングスーツといった斬新な場面もあり、今日的なシナリオとVFXでリメイクすれば結構いい作品になるかもしれない。 ハリウッド俳優たちを前にすると、さすがの宝田明や岡田真澄も影が薄い。リンダ・ヘインズの過激な衣装が印象的だ。
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[003]カメラを止めるな!
 メイキング大賞nabeさん2019-03-13
 
低予算の歴史的ホラー・コメディである。 ゾンビ映画製作のメイキングストーリーだが、そのメイキングシーンが本編となっている凝った脚本が実にユニークだ。低予算作品らしく・・・
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低予算の歴史的ホラー・コメディである。 ゾンビ映画製作のメイキングストーリーだが、そのメイキングシーンが本編となっている凝った脚本が実にユニークだ。低予算作品らしく出演俳優たちも全員無名だが、演技が達者な面々も少なからずいてなかなかいい個性を発揮している。一見ドタバタコメディに見えるが、良く練られた脚本と編集によりそのクオリティは結構高い。 ロケ現場の廃墟が、作品にピッタリの雰囲気を醸し出していてイイ感じだ!鬼気迫るしゅまはるみの怪演も見ものである。
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[004]南太平洋波高し
 神風と回天nabeさん2019-03-04
 
硬派な戦争映画である。 大戦末期の海軍特攻隊員の悲劇を、空の神風と海の回天とを同時並行に進めながらリアルに描いている。特に帰還できる神風特攻に対し、絶対に帰れない回・・・
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硬派な戦争映画である。 大戦末期の海軍特攻隊員の悲劇を、空の神風と海の回天とを同時並行に進めながらリアルに描いている。特に帰還できる神風特攻に対し、絶対に帰れない回天特攻の悲惨さがよく分かるのが興味深い。大学生上がりの士官たちと兵学校卒のエリート士官たちとの確執や、彼らが慕う教官との友情など、当時の若者たちの日常も赤裸々に描かれている。 千葉真一や梅宮辰夫ら若手俳優のやや硬い演技に対し、実際に特攻隊員だった鶴田浩二の自然体な演技が光る。芸者役の三田佳子が、憂いを含んだ演技で印象的だ
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[005]ファースト・マン
 命がけnabeさん2019-02-19
 
史実に基づいたドキュメンタリーSF作品である。 人類史上初の月面着陸を果たした、ニール・アームストロングの半生を描いている。登場人物や出来事も事実を忠実に追っている・・・
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史実に基づいたドキュメンタリーSF作品である。 人類史上初の月面着陸を果たした、ニール・アームストロングの半生を描いている。登場人物や出来事も事実を忠実に追っているので、そこに奇想天外なドラマはないが、逆にこれらのエピソードが全て真実だったのかと思うと、その凄さに改めて恐怖を覚えるほどの迫力だ!アポロ11号から50年が過ぎた今だからこそ可能な映像技術により、当時を知らなかった後世の人々に偉業を伝えることが出来るのも、本作品の大きな魅力に違いない。 ニール役のライアン・ゴズリングが、いまいち冷静すぎて面白みがないのが玉にキズだ。その分クレア・フォイが、不安にさいなまれる宇宙飛行士の妻役を迫真の演技で演じていて印象に残る。
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[006]県庁おもてなし課
 恋愛奮闘記nabeさん2019-02-18
 
県庁職員の奮闘記である。 観光客誘致に悩む高知県が実際に設立した、おもてなし課員の奮闘ぶりを描いている。作者の有川浩が体験した実話がベースになっているようだが、登場・・・
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県庁職員の奮闘記である。 観光客誘致に悩む高知県が実際に設立した、おもてなし課員の奮闘ぶりを描いている。作者の有川浩が体験した実話がベースになっているようだが、登場人物たちの人間関係が巧みにリンクしているところなど、全体の構成はコンパクトにまとまったドラマ仕立てだ。 高知県の唯一の観光資源が大自然だけ、という前提が、実際は坂本龍馬に代表される土佐藩の壮大な史実があるために説得力が無く、掛水たちの頑張りもいまいち観ていてしっくりこない。それよりもむしろ、掛水と吉門の恋愛奮闘記として観た方がコメディタッチで楽しいだろう。 ヒロインの堀北真希が、キュートな魅力全開でカワイイ!関めぐみや船越英一郎も、存在感のある演技で印象に残る。
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[007]ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション
 ジャンヌダルク怒るnabeさん2019-02-13
 
ハンガー・ゲームシリーズ三部作の第4作完結編である。 前作でおとなしかったカットニスだが、本作では以前にも増して大暴れをするので、やっとハンガー・ゲームらしくなった・・・
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ハンガー・ゲームシリーズ三部作の第4作完結編である。 前作でおとなしかったカットニスだが、本作では以前にも増して大暴れをするので、やっとハンガー・ゲームらしくなった。最終ボスの大統領がいるキャピトルの官邸目指して、カットニス以下のスター部隊が侵入していくストーリーも分かりやすくてイイ。地上から地下へ移動し再びまた地上へ出て目標の官邸に至るまでに、お約束の罠やゾンビの襲来があり、まんまTVゲームそのもののアクションと緊迫感だ。 ジェニファー・ローレンスが凛々しくてカッコイイ!名優フィリップ・シーモア・ホフマンの出番は少ないが、これが貴重なラスト演技だ。
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[008]時をかける少女
 ラベンダーの香りnabeさん2019-02-11
 
大林宣彦尾道三部作の第2作である。 SFの鉄板であるタイムトラベラーを、尾道の古典的な風景と普通の高校生を主役に、いかにも日本映画という感じで描いている。そこには大・・・
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大林宣彦尾道三部作の第2作である。 SFの鉄板であるタイムトラベラーを、尾道の古典的な風景と普通の高校生を主役に、いかにも日本映画という感じで描いている。そこには大袈裟な演出はなく、日常的な出来事の中にタイムスリップを挿入するので、ドキドキ感はないが身近な感じがして楽しい。ヒロイン芳山和子の初恋を主要テーマにおいているのも、ドラマとしてはイイ感じだ。 本作でデビューした15歳の原田知世が、キュートで初々しい。72歳の入江たか子が、美しい演技を魅せていて印象に残る。
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[009]未来のミライ
 あなたがいて、ボクがいたnabeさん2019-02-11
 
SFファンタジーアニメである。 4歳の男の子に突然妹が誕生し、最初は恋敵のように嫌うがやがて女子高生になった妹に会い、時空を超えて過去と未来を行ったり来たりする物語・・・
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SFファンタジーアニメである。 4歳の男の子に突然妹が誕生し、最初は恋敵のように嫌うがやがて女子高生になった妹に会い、時空を超えて過去と未来を行ったり来たりする物語だ。その過程で両親や祖父母たちの青春を垣間見たり、未来の自分たちをのぞき見するうちに次第に妹が好きになり、やがてお互いにかけがえのない存在になることに気づく・・・というストーリーが、複雑な場面構成で入れ代わり登場するので結構わかりづらい。先祖がいたから今の自分がいて、今の自分がいるからこれからの自分もいるんだ、という壮大なテーマをSFの世界で一気に魅せてくれるのもせわしなく、そこは評価が分かれるところだろう。 細田監督らしいファンタジックな画面が美しい。くんちゃんが迷い込む巨大な東京駅がシュールだ。
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[010]ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス
 ジャンヌダルクの休日nabeさん2019-02-06
 
ハンガー・ゲームシリーズ三部作の第3作である。 前作でやや解りづらかった政府軍と反乱軍の状況が、今回反乱軍のリーダーが新たに登場したことで、両者の対立が鮮明になり解・・・
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ハンガー・ゲームシリーズ三部作の第3作である。 前作でやや解りづらかった政府軍と反乱軍の状況が、今回反乱軍のリーダーが新たに登場したことで、両者の対立が鮮明になり解りやすくなった。またカットニスがジャンヌダルクのように反乱軍の英雄に仕立てられたことですっきりした反面、スターウォーズのようなよくある対決ストーリーになり、ドラマとしての新鮮さは薄れたのが残念だ。 VFXを駆使した壮大な世界観は迫力満点だが、全体的に画面が暗く、肝心のカットニスも恋人をみずから救出に行かずに留守番をしているなど、あれれ?という感じで前編である本作は終わってしまうので、後編を観ないとフラストレーションがたまってしまうかもしれない。 ジュリアン・ムーアの首相はさすがの貫禄だ。フィリップ・シーモア・ホフマンが最後の演技を魅せている。
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[011]忍びの者 新・霧隠才蔵
 伊賀vs風魔nabeさん2019-01-29
 
忍者シリーズ第7作である。 今回は前回の甲賀一族に代わり、風魔一族との忍者同士の戦いを描いている。敵方風魔を操っているのは徳川家康なので、霧隠才蔵の恨み骨髄は頂点に・・・
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忍者シリーズ第7作である。 今回は前回の甲賀一族に代わり、風魔一族との忍者同士の戦いを描いている。敵方風魔を操っているのは徳川家康なので、霧隠才蔵の恨み骨髄は頂点に達するという定番のストーリーだ。 才蔵が家康のいる駿府城に忍び込む際に用いる忍術の数々が興味深い。当時の材料を駆使して工夫した武器などは、まさに忍者の博物館のようだ。 藤村志保が才蔵を慕うくノ一を健気に演じている。楠侑子の艶っぽさも印象的だ。
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[012]シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
 アベンジャーズ紅白戦nabeさん2019-01-26
 
シリーズ第3作完結編である。 「キャプテン・アメリカ」と銘打ってはいるが、出演メンバーはアベンジャーズそのもの+αの大所帯であり、例によって過去にあちこちの作品で登場・・・
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シリーズ第3作完結編である。 「キャプテン・アメリカ」と銘打ってはいるが、出演メンバーはアベンジャーズそのもの+αの大所帯であり、例によって過去にあちこちの作品で登場したマーベルキャラクターが、ハルクを除いて全員集合している。 今回は今までのような強大な敵は登場せず、あろうことかアベンジャーズが仲間割れをしてお互いに2チームに分かれて戦うという捻ったストーリーになっているが、各々ユニフォームを着ているわけではないので、クリス・エヴァンスとロバート・ダウニー・Jr以外の誰がどっちのチームなのか分かりにくいのが難点だ。また仲間割れの内輪喧嘩なので、基本的に残念な哀しいストーリーであり、スカッとした盛り上がり感には欠けるだろう。 新登場のスパイダーマン役のトム・ホランドと、ブラック・パンサー役のチャドウィック・ボーズマンが新鮮だ。エミリー・ヴァンキャンプも美しい。
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[013]さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌
 シュールなミュージカルnabeさん2019-01-23
 
国民的アニメの劇場版オリジナル第2作である。 まる子と街頭で出会ったお姉さんとの心温まるストーリーだ。二人を結ぶキーは好きな歌の絵であるが、その題材が「めんこい仔馬・・・
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国民的アニメの劇場版オリジナル第2作である。 まる子と街頭で出会ったお姉さんとの心温まるストーリーだ。二人を結ぶキーは好きな歌の絵であるが、その題材が「めんこい仔馬」なので、やがて軍馬として戦地へ送られてしまう愛馬と北海道へお嫁に行ってしまうお姉さんとがオーバーラップして、ラストの悲しくも暖かい子供ならではの別れが泣かせる。 前半に繰り出されるポップな曲の数々が、さくらももこワールドらしいシュールな映像と選曲でミュージカルのように印象的だ。また、まる子が歌うめんこい仔馬の歌やヒロシが披露する替え歌のくだりも、寅さん一家のようで可笑しくて楽しい。
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[014]忍びの者 伊賀屋敷
 くノ一姫nabeさん2019-01-19
 
人気忍者時代劇シリーズの第6作である。 霧隠才蔵の遺児才助が、父の跡を継ぎ伊賀忍者として幕府と戦う物語だが、実際に幕府転覆を企んだ由井正雪による慶安の変の史実に沿っ・・・
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人気忍者時代劇シリーズの第6作である。 霧隠才蔵の遺児才助が、父の跡を継ぎ伊賀忍者として幕府と戦う物語だが、実際に幕府転覆を企んだ由井正雪による慶安の変の史実に沿って進行するところがユニークだ。したがって主な登場人物も、松平伊豆守や由井正雪等多くが実名で登場するので、サスペンスとしても楽しめる内容となっている。 敵方の甲賀忍者になった、幼なじみで主君真田幸村の遺児百合姫と才助との恋路がもうひとつの柱となっているが、雷蔵の完璧な忍者姿に対し八千草薫のくノ一姿が全く似合わないので、せっかくのシナリオが台無しになってしまっているのが残念。彼女の清楚なお姫様姿はとても魅力的なので、ここは森監督も悩みどころだったのではないだろうか。
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[015]オーケストラの少女
 アイドル映画の原点nabeさん2019-01-18
 
戦前のハリウッドを代表するミュージカルドラマである。 大不況で職にあぶれた老楽団員たちを集めて失業楽団を結成し、やがて成功をおさめる女の子の孤軍奮闘ぶりを描いている・・・
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戦前のハリウッドを代表するミュージカルドラマである。 大不況で職にあぶれた老楽団員たちを集めて失業楽団を結成し、やがて成功をおさめる女の子の孤軍奮闘ぶりを描いている。ストーリーはマンガチックな内容だが、ゲスト出演のストコフスキーの存在感と、なんといってもヒロインのデイアナ・ダービンの美声が圧倒的な迫力で実に印象的な作品となっている。彼女のどこまでも明るい行動力と図々しさは、いかにもアメリカ人的なキャラクターらしく前向きで元気いっぱいだ。 芥川也寸志や岩城宏之など、戦後を代表する音楽家たちが影響を受けたとされる本格的な演奏シーンは必見。金持ち投資家たちの子供のような無邪気なイタズラごっこも楽しい。
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[016]慕情
 メロドラマの教科書nabeさん2019-01-18
 
メロドラマの古典的名作である。 終戦後の香港を舞台にした、イギリス人と中国人のハーフである女医とアメリカ人新聞記者との悲恋物語だが、その古典的なストーリーは一般的で・・・
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メロドラマの古典的名作である。 終戦後の香港を舞台にした、イギリス人と中国人のハーフである女医とアメリカ人新聞記者との悲恋物語だが、その古典的なストーリーは一般的であり特に新鮮味はない。しかし、ジェニファー・ジョーンズの美貌と、ウィリアム・ホールデンのがさつな男っぽさが絶妙に絡み合い、美しい香港の風景がセットになって何とも言えない美しい作品に仕上がっている。オスカーを受賞した主題歌も、抒情たっぷりで心地良い。
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[017]オペラハット
 田舎者の勝ちnabeさん2019-01-18
 
オスカーを受賞したフランク・キャプラの佳作である。 アメリカの片田舎に暮らす若者に突然叔父の莫大な遺産がころがりこみ、場所はニューヨークの大邸宅に移り変わる。ここの・・・
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オスカーを受賞したフランク・キャプラの佳作である。 アメリカの片田舎に暮らす若者に突然叔父の莫大な遺産がころがりこみ、場所はニューヨークの大邸宅に移り変わる。ここの展開が戸惑う主人公の心情と重なり、実に鮮やかだ。特ダネを狙って色仕掛けで近づく女性記者が、良心の呵責に耐えかねて手を引いたり、財産を狙う輩たちが裁判に訴えたりと、あの手この手の展開で最後まで楽しいヒューマニズム溢れる人情喜劇だ。 主人公のディーズを演じるクーパーが、まさにはまり役。ヒロインのジーン・アーサーも、大人の魅力たっぷりでイイ感じだ。
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[018]冬のライオン
 お家騒動nabeさん2019-01-18
 
名優アンソニー・ホプキンスのデビュー作である。 12世紀のイギリス王室を舞台に、国王一家による後継者争いを描いている。当時のイギリスはフランスの西半分の領土も有して・・・
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名優アンソニー・ホプキンスのデビュー作である。 12世紀のイギリス王室を舞台に、国王一家による後継者争いを描いている。当時のイギリスはフランスの西半分の領土も有していて、本作も設定場所はフランスのシノン城だ。 跡目を狙っている息子が三人いるのは分かるのだが、王妃が幽閉されていたり、国王に実の娘のような愛人がいたり、息子のようなフランス国王がいたりと、史実を知らないと登場人物の設定が分かりづらく最後まで難儀してしまう。舞台劇のような進行も地味なので好みが分かれるところだろう。 国王と王妃を演じるピーター・オトゥールとキャサリン・ヘプバーンはさすがの貫禄だが、キーになる息子たちの存在感が薄く弱いのが残念だ。名優アンソニー・ホプキンスの演技もまだ固くぎこちないので、逆に新鮮かもしれない。
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[019]男はつらいよ 私の寅さん
 童話の世界nabeさん2019-01-18
 
寅さんシリーズ第12作である。 とらや一家の九州旅行の前日からドラマが始まる。そこにひょっこり帰って来た寅さんと、おいちゃん・おばちゃんたちレギュラー陣とのいつもの・・・
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寅さんシリーズ第12作である。 とらや一家の九州旅行の前日からドラマが始まる。そこにひょっこり帰って来た寅さんと、おいちゃん・おばちゃんたちレギュラー陣とのいつものドタバタの息もピッタリで、渥美清の至芸が堪能できる名場面だ。 今回のマドンナは岸恵子演じる寅さんの幼なじみの妹りつ子で、貧乏絵描きの設定だが、どうみても上品な金持ちのお嬢さんにしか見えないところがいかにも岸恵子らしい。最後は寅さんの恋心に感謝しつつも芸の道を選ぶというストイックさで、その純情さはまるで童話のようだ。 九州旅行をしていても留守番をしている寅さんのことが気にかかって仕方がなく、結局予定を早めに切り上げて帰って来るとらや一家の心情が泣かせる。岸恵子も清楚で綺麗だ。
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[020]トランスポーター3 アンリミテッド
 アウディ頑張る!nabeさん2018-12-27
 
サスペンス・アクションシリーズの第3作である。 今回の荷物はウクライナ女性。クルマから離れると、腕に巻いたブレスレットが爆発してしまうという実に危険な縛りの中、いつ・・・
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サスペンス・アクションシリーズの第3作である。 今回の荷物はウクライナ女性。クルマから離れると、腕に巻いたブレスレットが爆発してしまうという実に危険な縛りの中、いつも以上にカーアクションをするジェイソン・ステイサムが凄い!特に愛車のアウディが猛スピードで走り去る中懸命に自転車で追いかけるシーンは、いくら混雑している街中だとしてもあり得ない場面だが、そこは不死身のフランクなので違和感なく切り抜けてしまう。川や走行中の列車へのダイビングも迫力満点だ。その一方で肝心のストーリーは、環境破壊を題材にした脅迫の意図がよく分からず、悪役も地味なのでイマイチだろう。 ヒロインのナタリア・ルダコーワは美女ではないが、時折魅せるセクシーな表情が印象的だ。フランソア・ベルレアンが、今回もいい味を出している。
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[021]DISTANCE/ディスタンス
 実験的小品nabeさん2018-12-26
 
実験的な社会派ドラマである。 無差別殺人を犯したカルト教団の実行犯の遺族たちが、3年目の命日に山奥の湖に集い一夜を明かす物語だ。その場所は実行犯たちがかつて籠っていた・・・
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実験的な社会派ドラマである。 無差別殺人を犯したカルト教団の実行犯の遺族たちが、3年目の命日に山奥の湖に集い一夜を明かす物語だ。その場所は実行犯たちがかつて籠っていた山小屋なので、どうしても過去を思い出してしまう。そのシチュエーションを理解するまでの場面が長く、前半は結構退屈だ。 後半各人それぞれの状況が明らかになって来るにつれ、サスペンス的な要素が出てきて次第に面白くなるが、それもラストは尻切れトンボになり含みを持たせて終わりになる。オウム事件をモチーフにしているせいか、やはり脚本が不十分な感じは否めない。 セリフがとても自然で素人臭く新鮮だが、全体的に小声でボソボソとつぶやいているので聞き取りにくいのが難点だ。演じる俳優たちの戸惑いも、観ていてとても重たい。
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[022]トランスポーター2
 クールなマクレーンnabeさん2018-12-17
 
アクションサスペンスシリーズ第2作である。 クールな運び屋フランクには似合わず子供の送り迎えからスタートするが、当然無事にはすまないわけで、お約束通り陰謀に巻き込ま・・・
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アクションサスペンスシリーズ第2作である。 クールな運び屋フランクには似合わず子供の送り迎えからスタートするが、当然無事にはすまないわけで、お約束通り陰謀に巻き込まれる。本人には関係ないトラブルなので逃げるのは自由だが、そこは正義感の強いフランクのこと、子供を助けるために一肌脱ぐ・・・・という分かりやすいストーリーがイイ。メインディッシュのカーアクションもさらにパワーアップして、マンガチックにエキサイティングだ! 主演のジェイソン・ステイサムが、前作に引き続き強くて優しいクールガイを好演している。女殺し屋役のケイト・ノタの怪演も見ものだ。
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[023]忍びの者 続・霧隠才蔵
 執念nabeさん2018-12-13
 
人気忍者シリーズ第5作である。 前作の大坂夏の陣で敗れた真田幸村とともに薩摩へ落ち延びた、霧隠才蔵の執念を描いている。宿敵家康の執拗なまでの追跡に幸村さえも堪忍し自・・・
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人気忍者シリーズ第5作である。 前作の大坂夏の陣で敗れた真田幸村とともに薩摩へ落ち延びた、霧隠才蔵の執念を描いている。宿敵家康の執拗なまでの追跡に幸村さえも堪忍し自害するにもかかわらず、絶対に諦めない才蔵の執念が凄い。最終的にたった一人で家康を殺害するというご都合主義も、忍者なら可能だろうと思わせてしまうシナリオも見事だ。 種子島のヒロインを演じる藤由紀子が、しとやかな美しさで印象的。家康役の小沢栄太郎も貫禄十分である。
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[024]さらば あぶない刑事
 同窓会nabeさん2018-12-04
 
あぶ刑事シリーズラスト第7作である。 前作からさらに10年が経ち、とうとう定年退職を迎えるタカとユージの最後の日三日間を描いている。当然この二人が普通に定年を迎える・・・
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あぶ刑事シリーズラスト第7作である。 前作からさらに10年が経ち、とうとう定年退職を迎えるタカとユージの最後の日三日間を描いている。当然この二人が普通に定年を迎える訳もなく、ブラジルや中国マフィアを相手にしたドンパチが繰り広げられるが、やはりアクションシーンは若手中心なのは仕方がないだろう。特にカトウ役の夕輝壽太が、キレのいい悪役ぶりで印象的だ。 65歳になる舘ひろしのバイクシーンがレジェンド感にあふれていて泣かせる。64歳の柴田恭兵、54歳の浅野温子、69歳の木の実ナナといったメンバーたちを、村川透監督は愛情たっぷりに演出しているが、ファン以外には単なるB級コメディでしかないかもしれない。いずれハリウッド作品のように、若手によるリメイクをぜひ期待したいものだ。
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[025]トランスポーター
 運び屋稼業は大変nabeさん2018-12-01
 
軽快なサスペンス・カーアクション映画である。 プロの運び屋という新たなジャンルが登場し、主演のジェイソン・ステイサムのキャラクターもピタリとハマって上質なエンタメ作・・・
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軽快なサスペンス・カーアクション映画である。 プロの運び屋という新たなジャンルが登場し、主演のジェイソン・ステイサムのキャラクターもピタリとハマって上質なエンタメ作品に仕上がっている。特にそのカーアクションシーンは、さすがリュック・ベッソンならではの痛快さで迫力満点だ! 一見冷酷無比なフランクが時折り見せる優しさがイイ。ヒロインのスーチーがキュートで可愛いのが印象的だ。
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[026]ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出
 ロンドンの夜は楽しい!nabeさん2018-11-28
 
エリザベス女王をモデルにしたラブロマンスである。 欧州大戦終結記念日の夜にお忍びでロンドン市内に外出した、エリザベスとマーガレット姉妹の顛末を描いている。もの凄い人・・・
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エリザベス女王をモデルにしたラブロマンスである。 欧州大戦終結記念日の夜にお忍びでロンドン市内に外出した、エリザベスとマーガレット姉妹の顛末を描いている。もの凄い人混みの中お互いに見知らぬ男性に連れられて右往左往する場面は、結構ハラハラドキドキで楽しい。間一髪で大事にならずに済むのはお約束だが、そこの制限があるために地味なラブストーリーになってしまったのは仕方ないだろう。 国王役のルパート・エヴェレットと女王役のエミリー・ワトソンが高貴な役柄を好演している。サラ・ガドンのエリザベスはイメージ通りだが、ベル・パウリーのマーガレットは普通の女の子過ぎて違和感があるのが残念だ。
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[027]メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮
 メイズは無いnabeさん2018-11-26
 
SFアドベンチャーシリーズ第2作である。 前作で巨大な迷路を命がけで脱出したトーマスたちは、再びWCKDに拉致されたが間一髪脱出し、広大な砂漠と化した都市を彷徨う。・・・
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SFアドベンチャーシリーズ第2作である。 前作で巨大な迷路を命がけで脱出したトーマスたちは、再びWCKDに拉致されたが間一髪脱出し、広大な砂漠と化した都市を彷徨う。この凄まじい廃墟のシーンと、そこに巣食う大勢のゾンビたちとの戦いが前半のクライマックスだが、よくあるゾンビ映画そのものなので特に新鮮さはない。また後半は生き残ったゲリラたちとWCKDの戦いになるが、これもマッドマックスのようでサスペンス性は希薄だ。 ブレンダ役のローサ・サラザールが、キュートで凛々しい。エイダン・ギレンの悪役もイイ感じだ。
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[028]メイズ・ランナー
 現代版グーニーズnabeさん2018-11-22
 
SFアドベンチャーシリーズ第1作である。 謎の巨大な迷路に囲まれた広場に閉じ込められた、少年たちのサバイバルゲームを描いている。彼らは過去の記憶を一切消されているの・・・
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SFアドベンチャーシリーズ第1作である。 謎の巨大な迷路に囲まれた広場に閉じ込められた、少年たちのサバイバルゲームを描いている。彼らは過去の記憶を一切消されているので、何の違和感もなく共同生活に甘んじているが、主人公のトーマスの活躍により本気で迷路の外への脱出を図る。ここのストーリーがなかなかウマく出来ていて、次第に明らかになってくる迷路の姿とそこを守る怪物の登場で、かなりスリリングで楽しい。 トーマス役のディラン・オブライエンとミンホ役のキー・ホン・リーが、スターウォーズばりのヒーローぶりでカッコいい。次作をほのめかすラストもイイ感じだ。
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[029]まだまだあぶない刑事
 人事異動nabeさん2018-11-22
 
7年ぶりのコメディシリーズ第6作である。 タカとユージの二人が姿を消している間に7年が経ち、なんとトオルが捜査課長に出世していた。この逆転現象がとにかく笑わせる。カ・・・
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7年ぶりのコメディシリーズ第6作である。 タカとユージの二人が姿を消している間に7年が経ち、なんとトオルが捜査課長に出世していた。この逆転現象がとにかく笑わせる。カオルも少年課長になっているが、こちらはもはやおバカキャラが極まってしまい、笑いを通り越して可哀そうな状況だ。 舘ひろしと柴田恭兵はすでに50代半ばになっているせいか、アクションシーンのキレは無いが、相変わらずのクールさで魅せるところはさすがである。二人の掛け合いのアドリブも軽妙で実に楽しい。 若手刑事役の佐藤隆太が、新鮮な役どころで新風を起こしている。原沙知絵のクールビューティぶりも印象的だ。
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[030]コードネーム U.N.C.L.E.
 ガサツな米ソスパイたちnabeさん2018-11-13
 
0011ナポレオンソロのリメイクである。 アメリカ人のソロとロシア人のイリヤが、冷戦時代にもかかわらずスパイ同士手を組み共通の敵と戦うアクションムービーだが、彼らを・・・
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0011ナポレオンソロのリメイクである。 アメリカ人のソロとロシア人のイリヤが、冷戦時代にもかかわらずスパイ同士手を組み共通の敵と戦うアクションムービーだが、彼らを動かすボスがイギリス人だというのが、コメディ作品のようなオチになっていて愉快だ。共通の敵はイタリアンマフィアチックの金持ちだが、核爆弾を極秘裏に製造するにはいかにも軽いキャラで可笑しい。 どうみてもスーパーマンにしか見えないヘンリー・カヴィルと、用心棒にしか見えないアーミー・ハマーのコンビは、007のような洗練さとは程遠く冴えないのに加え、時代設定が古いのでアクションメカも地味でワクワク感に乏しいのが残念だ。 ヒロインのアリシア・ヴィカンダーは華が無いが、エリザベス・デビッキのイタリアン・セレブは魅力的でイイ感じだ。ヒュー・グラントも、イギリス人のキザなボス役がハマっていて楽しい。
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