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 「noir fleak」さんのコメント一覧 登録数(1244件)rss
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[001]柘榴坂の仇討
 情けない日本映画界の現状noir fleak2018-04-17
 
としか印象に残らなかった映画だ。CGでちょっとだけ出てくる当時の風景は見るべきところがあっても、あとは延々と続く日本映画のルーティンの連続だ。 抑制されたセリフ、など・・・
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としか印象に残らなかった映画だ。CGでちょっとだけ出てくる当時の風景は見るべきところがあっても、あとは延々と続く日本映画のルーティンの連続だ。 抑制されたセリフ、などと批評家はよく言うが、これも良し悪し。本作の場合、まったく逆効果だ。世の中が変わっても両刀を差し、偉そうに人力車の車夫と口を利く、なんて人が当時いただろうか? もっと元侍という人たちはは卑屈だったのではないか。そういう人間観が全く欠けている。侍の魂はいつまでも持ち続ける、なんて単純なものではなかったろう。そういう映画になれば良かったのだが、結果は失望だった。
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[002]ロバート・スティーヴンソン
 "To the End of the Earth" 1948noir fleak2018-04-17
 
連邦麻薬取締官が謎の大物密売者を探して、中国、メキシコ、エジプトなど、「地の果てまでも」追跡するドキュメンタリータッチの物語。異色フィルムノワールとしてなかなか面白・・・
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連邦麻薬取締官が謎の大物密売者を探して、中国、メキシコ、エジプトなど、「地の果てまでも」追跡するドキュメンタリータッチの物語。異色フィルムノワールとしてなかなか面白い。時代設定が第二次大戦前に置かれているのに、ディックパウエル、シグネハッソなどの雰囲気が合わないのが玉にキズだが、世界各地の麻薬取締官などが協力し、リアルな出来だ。しかし最後に大物の正体がわかる場面にはびっくりだ。 ここはあくまでフィクションか?!
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[003]ジャック・カーソン
 "Roughly Speaking" 1945noir fleak2018-04-17
 
マイケルカーティス監督、ロザリンドラッセル主演。ある女性の半生を20世紀初頭から40年にわたって描いた佳作。この種の「女の一生」ものは多いが、本作のいいところは、どんな・・・
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マイケルカーティス監督、ロザリンドラッセル主演。ある女性の半生を20世紀初頭から40年にわたって描いた佳作。この種の「女の一生」ものは多いが、本作のいいところは、どんな不幸な境遇になっても、人生はそれほど悪くないとでもいうべき人生観が溢れているところだろう。ラッセルがすばらしい。 ジャックカーソンは二番目の夫の役。お人好しでアントレプレナーで何をやっても失敗するが、皆に愛される。彼に最適のキャラクターだ。 ラッセルが足を振り上げて社長の帽子を蹴っ飛ばすシーンとカーソンとラッセルが池に飛び込むシーンが最高だ。
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[004]勲章
 立派な作品だ。だがしかし、noir fleak2018-04-08
 
小沢栄演じる元中将があまりにもバカ老人なので、「日本軍のトップクラスにこんな人間がなるわけがない。」と思ってしまう。ここは、もっと小沢をいやらしく、冷酷、狡猾、いか・・・
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小沢栄演じる元中将があまりにもバカ老人なので、「日本軍のトップクラスにこんな人間がなるわけがない。」と思ってしまう。ここは、もっと小沢をいやらしく、冷酷、狡猾、いかにも役人根性丸出しの人間に描くべきだった。子どもたちとの関係も全く現実味に乏しい。 一番すごいのは何といっても杉村春子。なぜ彼女が名優なのか、これを見ればすぐわかる。 エンディングは、映画のブラックユーモア感をこわした。まあ、ひとつの戦後プロパガンダ映画とも言える。
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[005]ドクトル・ジバゴ
 主人公たちが知らぬ間に消えていく。noir fleak2018-04-08
 
義父のラルフ」リチャードソン、妻のGチャプリン、ついにはジュリークリスティーまでもが、ただ「どこかで死んだ」と言われるだけ! こういうアンチドラマチックな演出にデビ・・・
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義父のラルフ」リチャードソン、妻のGチャプリン、ついにはジュリークリスティーまでもが、ただ「どこかで死んだ」と言われるだけ! こういうアンチドラマチックな演出にデビッドリーンの真骨頂を見る。そしてそれが素晴らしい効果を表す。つまり、物語を物語と感じさせない、リアリティ感覚だ。 悠長な流れも全く退屈させない。なぜなからそれがいかにも現実と思えるからだ。 公開当時、ラーラのテーマはよくラジオから流れていたのが懐かしい。 傑作の名に恥じない。
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[006]戦艦デファイアント号の反乱
 帆船時代の海戦はこんなだったのか。noir fleak2018-03-08
 
特撮なのかどうかわからないが、大砲の打ち合いがすごい。 しかし大英帝国海軍の規律というのは恐ろしいものだ。なぜ英国が世界の海を制したのかがちょっとわかる気になる。 ダ・・・
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特撮なのかどうかわからないが、大砲の打ち合いがすごい。 しかし大英帝国海軍の規律というのは恐ろしいものだ。なぜ英国が世界の海を制したのかがちょっとわかる気になる。 ダークボオガートが珍しく悪玉になっているのも面白い。
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[007]偽れる盛装
 京都は戦災に会わなかったから古い封建的noir fleak2018-03-07
 
習慣がそのまま残った、というセリフにはびっくりする。あの新藤兼人が脚本とは思えぬ単純思考。しかしこれが戦後まもない頃に知識人の頭の底に流れていた感情なのだろうか。日・・・
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習慣がそのまま残った、というセリフにはびっくりする。あの新藤兼人が脚本とは思えぬ単純思考。しかしこれが戦後まもない頃に知識人の頭の底に流れていた感情なのだろうか。日本が焼野原になってすべてが変わった、あるいは変わらなければいけないという発想だ。結末のつけ方もいかにも単純だ。若い人は古い京都を捨てて東京に行こう、か。 しかし、俳優陣のうまさと貴重な京都のロケ撮影のおかげで、今見ても面白い映画だ。京マチ子以下、お母さん、妹役の女優もすばらしい。それに菅井一郎と進藤栄太郎。日本映画黄金時代の名優たちの演技が堪能できる。
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[008]ひまわり
 ヘンリーマンシーニがなぜnoir fleak2018-03-05
 
あまりギャラも高そうでない?イタリア映画のために主題歌を作ったのか、と思ったが、彼も勿論イタリア系移民の出だから、この物語に親近感があったのかもしれない。マンシーニ・・・
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あまりギャラも高そうでない?イタリア映画のために主題歌を作ったのか、と思ったが、彼も勿論イタリア系移民の出だから、この物語に親近感があったのかもしれない。マンシーニの欧州映画版は、これといい、Two For The Road といい、素晴らしい曲ばかりだ。 話はちょっとセンチメンタルすぎる気もするが、やはり田舎駅での再会シーンと最後の別れのシーンは出色。それまで涙も流さないローレンが最後に見せる表情には泣けてくる。さすが、デシーカ。
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[009]ブルージャスミン
 ベシースミス!!!!noir fleak2018-03-05
 
20年代のブルースの女王の歌が再三流れる。もう一つ Blue Moon という有名なスタンダードも出てくるが、ウディ―アレンの眼目はもちろんベシースミスの方だろう。いつもながら・・・
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20年代のブルースの女王の歌が再三流れる。もう一つ Blue Moon という有名なスタンダードも出てくるが、ウディ―アレンの眼目はもちろんベシースミスの方だろう。いつもながら素晴らしい選曲だ。自らべ―ビードッヅ的な正統派的なクラリネットを吹くアレンならではである。 つまるところこの映画は現代白人ブルースなのだ。ケートブランシェットの演技はすさまじい。場面ごとの表情が千変万化。当代一の女優だと思う。 アレンまだまだ健在。これこそアメリカの映画だ。
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[010]ヒズ・ガール・フライデー
 いくら名作と言われても字幕でnoir fleak2018-03-04
 
見る限り、面白さの半分もわからないというのが本当のところだ。 題名のGirl Friday とはロビンソンクルーソーの召使のフライデーのことだろうか? つまりグラントから見たらラ・・・
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見る限り、面白さの半分もわからないというのが本当のところだ。 題名のGirl Friday とはロビンソンクルーソーの召使のフライデーのことだろうか? つまりグラントから見たらラッセルはあくまで召使? いまならトンでもないタイトルだなー。
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[011]大いなる西部
 大いなる失望noir fleak2018-02-28
 
というべきか。ワイラー監督最大の?凡作としかいえない。壮大なロケ撮影の美しさだけが唯一の見ものだろう。もったいぶって、口数が極端に少ないペックといい、女優二人のいま・・・
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というべきか。ワイラー監督最大の?凡作としかいえない。壮大なロケ撮影の美しさだけが唯一の見ものだろう。もったいぶって、口数が極端に少ないペックといい、女優二人のいまいち魅力のなさといい、エンディングシーンの空虚さ、どれをとっても水準以下だ。ヘストンも見せ場なし。バールアイブスがこれでアカデミー助演賞獲得というのもまさにハリウッドの馴れ合いだろう。こんなに凡作となった理由はペック自らがプロデューサーとなったことと関係があるのではないだろうか。 有名なテーマ音楽だけは格別だ。
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[012]非常線
 ネバダの核実験前日に脱獄囚noir fleak2018-02-09
 
二人がに逃げ込み、人質を取る。実験時刻が迫ってくる、、、と、いかにもなストーリーだがなかなか面白い。歌う俳優として有名だったディックパウエルは監督してもいい作品を残・・・
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二人がに逃げ込み、人質を取る。実験時刻が迫ってくる、、、と、いかにもなストーリーだがなかなか面白い。歌う俳優として有名だったディックパウエルは監督してもいい作品を残したが、これもその一つだ。人質に取られた女性二人が違う最後を迎えるという結末がいいし、最後の核爆発シーンも迫力がある。 50年代初期のフィルムノワールはB級でも良作が多いので、いつも見るのが楽しい!
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[013]炎の城
 シェークスピアを時代劇にしたnoir fleak2018-02-01
 
のは黒沢明だけではなかった。この東映のハムレットはすごい! 豪華なセットと素晴らしいロケ撮影(特に断崖での処刑シーンなど)にまず圧倒された。ストーリーも原作にほぼ忠・・・
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のは黒沢明だけではなかった。この東映のハムレットはすごい! 豪華なセットと素晴らしいロケ撮影(特に断崖での処刑シーンなど)にまず圧倒された。ストーリーも原作にほぼ忠実。これをして西洋史劇風とかでたらめと馬鹿にするコメントなどは論外である。 大川橋蔵も好演だが、さすがに大河内伝次郎が見事だ。 最後の農民乱入シーンも迫力がある。 唯一の欠点は、多くの俳優の声が聞き取りにくいことだが、東映時代劇の一つの頂点ではないだろうか。
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[014]アリス・フェイ
 あの大名曲 You ll Never Know をnoir fleak2018-01-26
 
初めて歌った(勿論自分で!)人として永遠に記憶されるだろう。1948年のHello Frisco Hello という映画らしいが、見たことはない。 Harry Warren 作曲。ジャンルを問わず・・・
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初めて歌った(勿論自分で!)人として永遠に記憶されるだろう。1948年のHello Frisco Hello という映画らしいが、見たことはない。 Harry Warren 作曲。ジャンルを問わずにいまだに歌われている名曲だ。
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[015]僕は戦争花嫁
 アンシェリダンという女優がnoir fleak2018-01-24
 
いっぺんに好きになった! テキサス出身。それほど美人ではないが、何という気さくな感じな人だろう。ケーリーグラントと堂々と渡りあう、というより食ってしまっている。キス・・・
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いっぺんに好きになった! テキサス出身。それほど美人ではないが、何という気さくな感じな人だろう。ケーリーグラントと堂々と渡りあう、というより食ってしまっている。キスを強要するシーンなど最高だ。 結婚するまでの前半の方がはるかに面白い。 それにしてもアメリカ人女性が海外の男性と結婚するのは、いかにアメリカとはいえ、結構大変だったのかと驚いた。逆の場合はそうでもなさそなのに。 さすがハワードホークス! 
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[016]さらば冬のかもめ
 すばらしいエンディングが、noir fleak2018-01-24
 
この映画を名画にしたのではないだろうか。つまらぬサプライズやギミックを排した、いわばぼく普通の現実的な終わり方。その直前のシーンは確かに、若干予想通りなのだが、それ・・・
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この映画を名画にしたのではないだろうか。つまらぬサプライズやギミックを排した、いわばぼく普通の現実的な終わり方。その直前のシーンは確かに、若干予想通りなのだが、それもバカバカしい大騒ぎにはならない。終わりがいいから見終わっていい気持になる。まさにそういう映画だった。 ニコルソンとランデイークエイドが出色。あのイってしまう場面はなんともおかしい。 それにしても日蓮宗か。それほどアメリカで人気?があったとは知らなかった。
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[017]勝利なき戦い
 中国側の宣伝ラジオが、最後のnoir fleak2018-01-22
 
総攻撃の前に米軍に投降を呼びかけ、なんと Autumn in New York のレコードをかける。これも史実としたら驚きだが、まさかね、、、、 グレゴリーペックが、マイルストン監督の・・・
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総攻撃の前に米軍に投降を呼びかけ、なんと Autumn in New York のレコードをかける。これも史実としたら驚きだが、まさかね、、、、 グレゴリーペックが、マイルストン監督のあの「西部戦線異状なし」に感激して、本作の主演を熱望したらしい。後年の Big Red One などの映画にも影響を与えたと思わせる戦争映画の佳作だ。
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[018]からみ合い
 配役豪華にして内容空疎noir fleak2018-01-18
 
の映画で、全くの失望だった。50年代はじめの米国ノワールの雰囲気に遠く及ばず、かといってフランスのジャンギャバンが出てきそうな60年代ノワールのかっこよさにも欠ける・・・
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の映画で、全くの失望だった。50年代はじめの米国ノワールの雰囲気に遠く及ばず、かといってフランスのジャンギャバンが出てきそうな60年代ノワールのかっこよさにも欠ける。 遺言状開示の場面でのいい加減はストーリーの展開には呆れてものが言えない。 小林正樹監督も多分本作の出来に恥じたに違いない。
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[019]イルカの日
 予備知識なく見始めた。この監督、noir fleak2018-01-03
 
そしてジョージCスコット主演だから、高質のヒューマンドラマだと思い、しばらくはそういう展開だった。ところが、、、、何とバカバカしいスリラーだった! まったく馬鹿にし・・・
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そしてジョージCスコット主演だから、高質のヒューマンドラマだと思い、しばらくはそういう展開だった。ところが、、、、何とバカバカしいスリラーだった! まったく馬鹿にした映画。呆れてしまう。70年代のアメリカ映画界の堕落ぶりを示す格好の映画だ。
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[020]美貌に罪あり
 まさに日本映画のピーク、とnoir fleak2017-12-20
 
いう印象だ。出演者が超豪華、それも勿論ある。しかしそれよりも、この時代の良質の映画には、製作者側に良識がある。つまらぬ因果応報、勧善懲悪などの映画特有の決まりごとが・・・
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いう印象だ。出演者が超豪華、それも勿論ある。しかしそれよりも、この時代の良質の映画には、製作者側に良識がある。つまらぬ因果応報、勧善懲悪などの映画特有の決まりごとがなくても、映画を作った。ここに感心する。 若尾が勝に「キスして」と迫る場面にはしびれた。
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[021]マークスの山
 いい加減にやめてほしいのが、noir fleak2017-12-20
 
大捜査会議! 警察内で関係者が5,60人ほど集まって捜査状況の説明をする場面。日本映画で何度同じようなシーンが繰り返されたことか。いつ見ても、これは嘘っぱちとしか見・・・
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大捜査会議! 警察内で関係者が5,60人ほど集まって捜査状況の説明をする場面。日本映画で何度同じようなシーンが繰り返されたことか。いつ見ても、これは嘘っぱちとしか見えない! 日本の警察は今でもあんな不効率なことをしているのだろうか? ストーリーは面白そうだが、不完全燃焼。最初の子供のシーンがよくわからない。 また同じ警察官同士がやくざみたいなリンチをするのは、いかがなものか。そこまで馬鹿じゃないでしょう!!!! 警察を馬鹿にしている。
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[022]秋のソナタ
 こんな母娘はいない、と言う方がnoir fleak2017-11-06
 
いるのには驚く。世の中、いくらでもいるだろう。ただし99%のそういう母娘は口に出して、この映画のような会話をすることはないだろう。皆、「親子の絆」という抽象的な言葉・・・
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いるのには驚く。世の中、いくらでもいるだろう。ただし99%のそういう母娘は口に出して、この映画のような会話をすることはないだろう。皆、「親子の絆」という抽象的な言葉の中に、一切の感情をあえて掘り起こすことなく死んでいくだろう。 バーグマン演ずる母親がいかにも自由奔放、家庭をかえりみない悪女のように描かれているが、実際には、娘のリブウルマンも難病の妹も、そして優しいウルマンの夫も、皆母親を赦している。そこにベルイマン監督の愛、いや、キリスト教の愛がある。 名作。映画のジャンルを超えている。
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[023]タクシードライバー
 70年代のNYに限らずアメリカのnoir fleak2017-10-29
 【ネタバレ注意】
どの大都市も治安や風紀が最低状態だったのではないかと思う。その最低の雰囲気がよく出ていて、これが本作の一番のポイントだ。時代を映しているという意味では確かに名作かも・・・
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どの大都市も治安や風紀が最低状態だったのではないかと思う。その最低の雰囲気がよく出ていて、これが本作の一番のポイントだ。時代を映しているという意味では確かに名作かもしれない。 しかし何十年ぶりかで再見して、ストーリーがいい加減なのには驚いた。狂気の殺害シーンで終わっていればまだいい。ところが後日談があって、トラビスは生き残って殺人罪も受けず、精神治療も受けず、同じ地域でしゃあしゃあとタクシー運転手をしていて、しかもベッツイからも好意的に言い寄られる。これが事件後わずか数か月。(大統領予備選の経緯から分かる。) こんなあり得ない話はないだろう!  映像インパクトが強烈とはいえ、真の名画ではなかった。
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[024]冬の光
 幕末や明治初期に日本に滞在したnoir fleak2017-10-13
 
欧米人の残したいろいろな日本印象記を読むと、必ずといっていいほど「日本人は形而上の思考という概念がない。」という意味の記述がある。これはつまり、日本人には絶対的な神・・・
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欧米人の残したいろいろな日本印象記を読むと、必ずといっていいほど「日本人は形而上の思考という概念がない。」という意味の記述がある。これはつまり、日本人には絶対的な神という概念とそれに向き合う自分という考えがゼロ、ということだろう。この映画を見て、あーやはりヨーロッパの人(少なくとも知識人?)は、神と自分という問題から一生逃れられないんだなーと思った。 主人公は一応聖職者となっているが、聖職者だから神を意識する、のではないのだ。「神の沈黙」とは最も厳しい自己批判なのだろう。 出演者全員の演技、圧倒的な白黒画像とともに、忘れがたい秀作だ。
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[025]妻は告白する
 愛する という言葉が何十回もnoir fleak2017-09-28
 
セリフで出てくると、シラジラしくなってしまう。有名な本作にどうも感心しないのは、あまりに芝居じみたセリフが多すぎるからだ。夏目漱石は、「日本人は相手に愛してますなど・・・
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セリフで出てくると、シラジラしくなってしまう。有名な本作にどうも感心しないのは、あまりに芝居じみたセリフが多すぎるからだ。夏目漱石は、「日本人は相手に愛してますなどとは言わない。」と言ったが、そちらのほうが現代においても正しい。 期待外れの一作。
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[026]山椒大夫
 親子が引き裂かれる舟のシーンのnoir fleak2017-09-19
 
幻想的な美しさはちょっと古今東西類を見ない。どこまでセットでどこまでロケなのかさえ分からない。まさに奇跡の映像だ。山中の姥捨て場の場面も然り。 しかしはっきり言えば・・・
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幻想的な美しさはちょっと古今東西類を見ない。どこまでセットでどこまでロケなのかさえ分からない。まさに奇跡の映像だ。山中の姥捨て場の場面も然り。 しかしはっきり言えば、厨子王役の花柳が本作の欠点だ。どうも貴族の子には見えないし、絶叫調のセリフも耳障りだ。思慮のない、粗野な男のように設定した脚本にも責任がある。 どうせ森鴎外や伝説とは関係なく映画を作るのだったら、香川京子の出番を多くして、もっと勧善懲悪的要素を多くして山椒大夫をやっつけるようにすれば良かった!  映像100点、ストーリー30点というところ。
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[027]彼女と彼
 30年位時代を先取りした映画noir fleak2017-09-18
 
としか思えない。といっても描かれたのは60年代の初頭、高度成長期にはいったばかりの郊外大型団地の中。そこにはまだバタ屋と呼ばれる人々も隣り合わせに暮らしていた。この・・・
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としか思えない。といっても描かれたのは60年代の初頭、高度成長期にはいったばかりの郊外大型団地の中。そこにはまだバタ屋と呼ばれる人々も隣り合わせに暮らしていた。この設定も全ロケ撮影も素晴らしい。 先取りしているのは映画の語り口だ。理屈や説明や結果の予想などを一切排したストーリーテリング。まさに現代映画なのだ。衝撃だった。 左、岡田の二人とも見事だが、伊古奈を演ずる人はすごい。素人? まさか。もしそうだとしても一種の天才ではないかと思う。羽仁監督の眼力に脱帽した。 60年代一ニを争うくらいの傑作だ。
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[028]ポーリンの冒険
 ベティハットンの歌う I wishnoir fleak2017-09-13
 
I didn\'t love you so という曲をしばらく前にネットで見つけ、いい歌だと思っていたら、本作の中でベティが歌ったものだった。失業中のオーディションで歌っているが名唱だ。・・・
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I didn\'t love you so という曲をしばらく前にネットで見つけ、いい歌だと思っていたら、本作の中でベティが歌ったものだった。失業中のオーディションで歌っているが名唱だ。 最後がセンチメンタルになりすぎるのが難だが、ベッティハットンの体当たり演技が素晴らしい。最初の舞台でピアノの上に座って歌うシーンは見事だ。
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[029]淑女と拳骨
 コメディーとはこういう映画noir fleak2017-09-13
 
と言いたくなる、いつもながらのライゼン監督のマジックだ。コルベールとマクマレーの二大スターはもちろんいいが、並みの映画ではなく驚きの演出が一杯。夢のシーンのスーパー・・・
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と言いたくなる、いつもながらのライゼン監督のマジックだ。コルベールとマクマレーの二大スターはもちろんいいが、並みの映画ではなく驚きの演出が一杯。夢のシーンのスーパーマンシーン(解説にも書かれている通り)やトンネル工事の泥水との格闘、椅子取りゲーム、マクマレーのずっこける場面、コルベールが女をぶん殴るところなどなど、とにかくフレッシュなのだ。エンディングがどうなるのかは途中で想像がつくが、それも楽しい。 万人向けの傑作。
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[030]あなたと私の合言葉 さようなら、今日は
 これは小津映画のパロディ。noir fleak2017-07-28
 
ふざけた題名といい、半分遊び心で作った映画としか思えない。冒頭のビル風景、家庭内の構図、カメラ直視の顔、ぶっきらぼうの短い会話、そしてやもめの父と娘の結婚話、とくれ・・・
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ふざけた題名といい、半分遊び心で作った映画としか思えない。冒頭のビル風景、家庭内の構図、カメラ直視の顔、ぶっきらぼうの短い会話、そしてやもめの父と娘の結婚話、とくれば、もう何をか言わんや。 しかし名優たちの演技が見られるので楽しさいっぱいだ。 ロケ撮影も見事。車のショールームでの撮影など、外の景色に目を奪われてしまう。 (ここはどこだろう?) 1959年。日本は活気に溢れていたなー、、、、
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