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 「replicant」さんのコメント一覧 登録数(267件)rss
 コメント題投稿者投稿日
[001]岳 -ガク-
 駄作replicant2011-05-11
 
中学生向き作品。
  
 
[002]悪人
 傑作!replicant2010-09-25
 【ネタバレ注意】
う〜ん!と唸ってしまうほどの傑作でした。昔のATG映画のような雰囲気も懐かしく、久々に邦画を観ながらゾクゾクしてしまいました。イカの目玉にズームアップするような屈折・・・
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う〜ん!と唸ってしまうほどの傑作でした。昔のATG映画のような雰囲気も懐かしく、久々に邦画を観ながらゾクゾクしてしまいました。イカの目玉にズームアップするような屈折した映像なんて、久しぶりに観ましたよ。おそらく、今年の賞レースは『告白』と『悪人』の一騎打ちになると思いますが、保守的な人々は間違いなくコチラを選ぶでしょうね。 映画は誰もが知っているようにカットの積み重ねで出来上がっています。カットの長さは時に10分を越える場合もあるし、1秒に満たないカットもあります。そのカットに無駄なものは無いし、ないがしろにして良いカットなんてありません。この作品は全てのカットにスタッフの意気込みが感じられ、冒頭のGSのシーン、スクリーンから溢れてくる緊張感は観客を釘付けにします。闇夜に疾走するスカイラインGTRの獰猛なエギゾーストノイズはこの映画(悪人)が発している叫びのように聞こえてきたのはオイラだけでしょうか? たった一つの偶然に、幾つも歯車が重なり合って、精密な時計が時を刻むようにそれぞれの運命に向かって転がってい行く様は胸に迫ってきます。誰もが何かが大切で、誰もが弱く、誰もが悪い・・・それぞれが守ろうとしたモノは何だったのか?新聞の片隅に載るような事件でも、多くの人の思いが詰まっている・・・関係した人々の描き方のバランスの良さは特筆べきモノでした。いつもなら「こんな奴ら居るかよ!(大学生等・・・)」と突っ込むところなんですけど、それ以外の部分が、あまりに良く出来ているのでついつい「こういう奴らも居るのかなぁ・・・」と思っちゃったりするところが、良い映画の証拠なんですね。弱者ビジネスや階級社会やらをさりげなく取り入れることで現在の日本の側面を鮮やかに切り取っているのも好感触。 「海の近くに住んでいるんなんて、羨ましい・・・」 「目の前に海があると、何処へも行けない気がするんだよ・・・」 このATG的台詞も上手いですが、小物のさりげない使い方、例えば着の身着のままで車に乗ってしまった光代が後半ズーっと祐一の赤いフリースを着ていたり、房江が祐一からもらったスカーフが事件現場に巻きつけてあったり、脚本もとても良く練られています。原作は『パレード』でも異才を放っていた吉田修一、監督の李相日(リ・サンイル)と共同で脚本も担当しています。李相日は『フラガール』以前は独りよがりの作品が多かったのですが、『フラガール』で一皮むけました。『フラガール』ではまだヌルい部分もありましたが、今作で完全に次回作が楽しみな監督になりました。撮影の笠松則通、美術監督の種田陽平、音楽の久石譲とスタッフも油の乗った良い仕事をしています。福原美穂のエンディングテーマ♪Your Storyも美しかったですねぇ(確かにべコーの♪そして今は に似ていますが・・・。 「あの人は、悪人なんですよねぇ・・・」と心の底から震える声を搾り出す深津はもちろん!今までに見せたことのない苛立ちや空ろな表情を見せる妻夫木、怒りと悲しみに溢れる柄本の迫力、突然の不幸にも健気な樹木、今どきの満島に今どき過ぎる岡田のメインキャストは誰もが素晴らしく、さらに脇を固める役者までしっかりとした存在感を放っており見応え十分!ただ、残念なのは今の日本にこの映画を楽しみに観に来るような観客が少ないことですね。観客のほとんどが昔の映画ファンのような人達でした。『BECK』や『海猿』を観るのも良いですが、こちらも観ましょうよ! で、結局のところ“悪人”は誰なのか?それは歪んだ成長をしてしまった現在の“日本”なんじゃないでしょうか?
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[003]Dr.パルナサスの鏡
 ダラダラなファンタジーreplicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
とにかくヒース・レジャーの代役3人(ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル)は、最初から出演が決まっていたかのように自然に登場してくるので驚きました。ま・・・
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とにかくヒース・レジャーの代役3人(ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル)は、最初から出演が決まっていたかのように自然に登場してくるので驚きました。まぁ、ギリアムの映画ですからどう転んでも収まっちゃうのかも知れませんが・・・。ただ、この3人が出ていなかったら間違いなく単館系だけでの上映になったでしょうね。新宿ピカデリーで観ましたが、女性ばかりでえらい勢いで混んでいました(笑)。多くの観客はギリアム作品なんて初めてのようで終った後に「なにこれ?」とか「映画慣れしてないから、よく分からない・・・」とか、実に微笑ましい意見が飛び交っていました。さて、内容ですが、う〜ん・・・ダメだな。ギリアムらしい小道具や、映像世界、皮肉の効いたエピソードなどが満載ですが、ぶっちゃけ、ストーリーが全く面白くないです。面白くないというか整理出来てない印象で退屈ですし、飽きます。部分を切り取れば良いシーンもたくさんあるんですが、まとまりに欠けるので、言うなれば“めくるめくファンタジー映像をダラダラと垂れ流している”感じでしょうか。というワケでオイラはダメでした!話しは逸れますが、ヒロイン・ヴァレンティナを演じたのはスーパーモデルのリリー・コールですが、デビューしたての秋川リサを思い出してしまいました(誰も知らないだろうな!Σ( ̄□ ̄;))。
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[004]ラブリーボーン
 長過ぎ!replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
『“ロード・オブ・ザ・リング”シリーズ』『キングコング』で超メジャー監督の仲間入りをし、さらに!大男の巨漢(超でぶ!)からダイエットに成功しスリムな2枚目に変身したピ・・・
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『“ロード・オブ・ザ・リング”シリーズ』『キングコング』で超メジャー監督の仲間入りをし、さらに!大男の巨漢(超でぶ!)からダイエットに成功しスリムな2枚目に変身したピーター・ジャクソンの新作。製作総指揮はスピルバーグ。ストーリーの狙いは良いと思うんですけど、明らかに135分は長過ぎです。無駄な描写が多すぎて退屈しますし、間違ってもチラシにあるような“感動超大作”とは言えません。アカデミー賞候補にも選ばれなかったのは当然ですね。スージーが殺されるまでは完璧だったんですが、その後がいけません。殺されてからのスージーが居る世界の描き方がまとまっていない気がしました。見えないものが見える同級生やスーザン・サランドン演じるお祖母ちゃんのキャラの使い方も居心地が悪く中途半端な印象しか残りません。描かれている内容は違いますが、ピーター・ジャクソンが新境地を開いたと云われた『乙女の祈り』の方が数段上だと思いますよ。因みに、今作でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたスンタリー・トゥッチとスージーを演じるシアーシャ・ローナンは素晴らしいっす!
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[005]ゴールデンスランバー
 失笑もの!replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
伊坂幸太郎原作、中村義洋監督作品。つまり『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュ・ストーリー』に続く新作です。監督の中村義洋には注目していたのですが、こんな作品を・・・
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伊坂幸太郎原作、中村義洋監督作品。つまり『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュ・ストーリー』に続く新作です。監督の中村義洋には注目していたのですが、こんな作品を見せられるともうどーでもいいですね。多くの日本の監督と同じように脚本のツメが甘く「こんな感じでいいんじゃね?」みたいな雰囲気でテキトーに作っているとしか思えません。映画を甘くみないで下さいよ。 まずね、10年以上?川原に放置されている自動車がバッテリー交換だけで走るワケないじゃないですか!女性がバッテリー交換をサクサクっとするのはこの際黙認しますが、ガソリンなんか10年も放置したらドロドロのヘドロ状ですし、キャブレターだっていかれてるんじゃないですか?さらに!ラジエーターの水は空っぽですから直ぐにオーバーヒートを起こします。こういう出鱈目なところが物凄くイヤです!堺雅人を自動車の知識が深い人物にするだけで解決するシーンだと思うですが・・・例えば二人がその車を最初に使った時にちょっとした自動車関係のトラブルがありそれをサクサクっと直すとか・・・。また、連続殺人犯のキルオがあの状況で小鳩沢の首を切らないのも理解しがたいです。他にもラストで盛り上げようとしての花火のあざとい演出も呆れてしまいました。あんなに大量の花火が作り置きしてあったんですかね?その辺りも「もうすぐ花火大会」みたいなサインを画面の何処かに入れておけば済むのに、とにかく詰めが甘く失笑ものです。一番、ふざけていると思ったのはタイトルになっている“ゴールデンスランバー”なんですが、ストーリーと何の関係もないんですよ。そりゃ、ポールが仲の悪くなっていた4人に向けたメッセージソングだったかもしれませんが、この映画に登場する4人は思いっきり信頼し合っているじゃないですか!原作がどうなんっているか知りませんが、ビートルズファンとか70年代洋楽ファンとかを引っ張りたかっただけなんじゃないですか?胡散臭いなぁ・・・。カローラのCMソングの使い方とか、良いところもたくさんあるだけに残念な作品でした。結局は伊坂小説のエッセンスだけを塗した紛いもんなんでしょうね。伊坂氏は「映画化はひとます今回が最後で!」と言っているらしいです。それも当然だな。  ところで暗殺される首相の名前が“金田”でしたが、これはその首相が朝鮮系の方なので右翼系の人達が暗殺したってことなんですかね?どうなんでしょう。
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[006]ユキとニナ
 森には精霊が・・・replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
キーワードは“森”ですね。不思議な映画でした。映画を観ている間、全てが夢のような・・・ボンヤリとした時間が流れていたような感じというか、どういうワケか、自分が子供にな・・・
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キーワードは“森”ですね。不思議な映画でした。映画を観ている間、全てが夢のような・・・ボンヤリとした時間が流れていたような感じというか、どういうワケか、自分が子供になって家の近くのそこらへんをウロウロしていた時のことを思い出しました。やはり、親のDNAは子供にインプットされているんですかね?“森”は日本でもフランスでも、神や聖霊が住む特別な場所。“木漏れ日”が好きで、うっそうな“森”に入る度に神秘的な気持ちに襲われるオイラにとっては実に興味深く、心の奥底を揺さぶられる作品でした。即興で紡ぎだした台詞を口にするユキ役のノエ・サンピに驚かされましたが、それこそが、大人になると消え去ってしまうある種の神業なのかもしれません。個人的には『かいじゅうたちのいるところ』よりも心に響きました。まぁ、この二本を比べるのもどうなの?とは思いますけどね(苦笑)。ただ、この題名はちょっと違うような気もしました・・・そういう意味では、オイラはこの映画の本当の狙いとは違った部分で評価しているのかもしれません。
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[007]サロゲート
 精神は買う!replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
荒唐無稽です。こんな未来は絶対に来ません(笑)。まぁ、そんなコトはどーでもいいんですけどね。要は人類総引きこもり状態。ただね、微妙に現代と被っているところが怖い。つ・・・
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荒唐無稽です。こんな未来は絶対に来ません(笑)。まぁ、そんなコトはどーでもいいんですけどね。要は人類総引きこもり状態。ただね、微妙に現代と被っているところが怖い。つまり、今は自分の部屋から一歩も出なくても生活出来るワケで、そういう意味ではちょっと似たような世界とも言えるんですよね。つまり、昔に比べて現代は生身の人間との接触がどんどん希薄になっているワケで、それが影響しているのかどうか“草食系男子”なる言葉も出てきているし、外に出たとしても濃い接触は避けたがる傾向にあるのかもしれません。それは、決して性欲が無いワケではなく単に“面倒なコトに巻き込まれたくない”的な考え方なんじゃないでしょうか?そんなこともボンヤリと考えながら観ていました。一言だけ言わせていただくと、あのね、人間って濃く付き合うと、こんな面白いモノ、他に無いですよ!
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[008]パーフェクト・ゲッタウェイ
 絶景!replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
予告編を観て、まさかミラ・ジョヴォヴィッチがそんなヤワな役じゃないだろ?とか思っていたら、案の定そのまんまでした(笑)。拍子抜けするほどお約束の展開。“容疑者6人”と・・・
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予告編を観て、まさかミラ・ジョヴォヴィッチがそんなヤワな役じゃないだろ?とか思っていたら、案の定そのまんまでした(笑)。拍子抜けするほどお約束の展開。“容疑者6人”とか言っておきながら、前半で二人があっさり居なくなっちゃうのもなぁ・・・どうなのよ。でもさぁ“成りきる”ということかもしれないけど、誰も見ていないのに成りきってるって、あり得ないでしょ!まぁ、どーでもいいか(苦笑)。因みにハワイが舞台になっているのですが、絶景であります。
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[009]ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
 侮れない!replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
ちょっとエグい表現があるので万人にお薦めし辛いのですが、面白いです。原作は今世紀最高のミステリーと言われ全世界で1500万部を売ったそうです。作者は出版前に心筋梗塞・・・
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ちょっとエグい表現があるので万人にお薦めし辛いのですが、面白いです。原作は今世紀最高のミステリーと言われ全世界で1500万部を売ったそうです。作者は出版前に心筋梗塞で他界。まさに伝説になったわけですね。まぁ、例によって謎は聖書絡みになるので、またかよ!的な印象は受けますが、そうだとしても面白かったです。ちょっと長いので(153分)覚悟して観て下さい。あまりの長さにヒロインが酷い目に合うシーンは要らないんじゃないですか?と、たまたま一緒になった友人(女性)に言ったら「あのシーンがあるからこそ、このヒロインに思い入れが出来るし、彼女が何をやっても許されるんです!この映画はフェミニストの映画ですから!」と、ズバッ!っと言われグーの音も出ませんでした。とにかく、ミステリーとしても一級品の出来映えで、謎解きのシークエンスも分かりやすく見応え十分。ただ、全体にスムーズさに欠けており(慣れていないスウェーデン映画だからかもしれませんが・・・)、ちょっとゴツゴツした印象(それが良い印象に変わる可能性も否定出来ません)が残りますし、ラストでドタバタしたので長く感じてしまったのが残念でした。3部作(今作は1作目)全ての映画化も決まっているようで、エンドタイトルの後に次作の予告編がありました。 ヒロイン・リスベットは過去のトラウマに悩まされながらもハッカーとしても、格闘家としてもずば抜けており、さらに記憶力が抜群。傷を抱えながらも何事にも妥協せず、鼻っ柱の強いヒロインは魅力タップリで、このキャラクターを演じたい女優は多いでしょうね。ハリウッドでリメイクされるなら、誰でしょうか?想像するのも楽しいかもしれません。ただ、身長は150センチですよ(小柄ってことね)。しかし、鼻ピアスは要るかなぁ・・・( ̄。 ̄ )ボソ…
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[010]今度は愛妻家
 (無題)replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
行定作品としては久々のヒットなんじゃないの〜!とか、思っていたら・・・なんじゃ、こりゃ!結局は、またまた登場人物が死ぬんですね。つまり、薬師丸は幽霊(幻覚、亡霊、何・・・
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行定作品としては久々のヒットなんじゃないの〜!とか、思っていたら・・・なんじゃ、こりゃ!結局は、またまた登場人物が死ぬんですね。つまり、薬師丸は幽霊(幻覚、亡霊、何でもいいです)なんです。つまんねぇ!っつーか、誰かを殺して涙を誘うやり方はもう止めましょうよ!こんな映画ばかり作っていて楽しいんですかね?なんとなく妙な空気は流れていたんですが、豊川と薬師丸の掛け合いが良かったので、その気になっちゃってたんですが(行定、やるじゃん!これ、面白いじゃん!みたいな)、情けないったらありゃしない!一寸でも信じたオイラがバカだった!原作は2002年に初演された舞台劇で、それなりに完成度が高く飽きずに観られたのはそのせいだったんですね。因みに軽薄なカメラマンを演じたトヨエツは秀逸。あーあ、なんか損した気分・・・(´―`)┌ ヤレヤレ…何度も言うけど大切な人を殺すのは止めようぜ!
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[011]かいじゅうたちのいるところ
 だからぁ?replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
初めて予告編を観た時から物凄く期待していたのですが・・・。簡単に言ってしまえば、母親は忙しいし、姉は遊んでくれないし、近所に年の近い友人もいない・・・だから自転車で・・・
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初めて予告編を観た時から物凄く期待していたのですが・・・。簡単に言ってしまえば、母親は忙しいし、姉は遊んでくれないし、近所に年の近い友人もいない・・・だから自転車で隣町まで遊びに行ったら、同い年くらいの子供たちがたくさんいて、最初は「誰だお前!」と突っ込まれたけど「オレは隣町の番長だ!」と言ったところ一目置かれて仲良く遊んだんだけど、疲れたから帰って来た!って、話。この隣町の子供たちが怪獣なだけです。なんだかなぁ・・・でした。やはりスパイク・ジョーンズとは相性が悪いようです。原作である絵本に忠実なのかもしれませんが、何が面白いのかサッパリ!でした。かいじゅうたちに出会って暫くは良かったのですが、途中からドタバタしているだけで飽きてしまいました。ジム・ヘンソンが手がけた“かいじゅうたち”は見るべき価値十分でしたが、それだけでしたね。この絵本が大好きな知り合いは「絵本の世界を無理やり広げたことで台無し!」と言ってました。ああ、やっぱりそんな感じなのね。
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[012](500)日のサマー
 ザブトン3枚!replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
これは面白いですね。ただ、完全に男性目線の映画です。また“寝ても覚めてもあの娘が好き!”という経験をしたことがあるかないかで、この作品に対しての評価は大いに変わる可能・・・
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これは面白いですね。ただ、完全に男性目線の映画です。また“寝ても覚めてもあの娘が好き!”という経験をしたことがあるかないかで、この作品に対しての評価は大いに変わる可能性があります。ストーリーはトムが一目惚れしたサマーとの500日に及ぶ在りし日を描いています。500日の間を行ったり来たりしますが、それが思いのほか効果的で、晴れたり曇ったり、はたまた嵐になったりと恋愛というのはかくもアップダウンするものかと苦笑せずにはいられません。同僚の「キュートな女ってのはなぁ、変な男が好きなんだよ」という格言も言い得て妙ですし、トムが真剣に恋愛相談する相手がローティーン?の女の子という設定も大いに受けました。所詮、男が多少とも理解出来る女性はその程度が限界なんでしょうね。淡い夢と非情な現実、憔悴しきったトムの横顔にあの頃の自分を重ね合わせ、今だから懐かしいと思える人生における真っ盛りの夏。ズーイー・デシャネル演じるサマーの雰囲気をレトロな感じにしているのも、“あの頃風”を思い起こさせるのに成功しています。あの場所で再会したサマーがトムに言う言葉は全く意味不明ですし(男性には理解出来ない女性にとっての都合の良い言い訳?)、女性って理解不可能ですね。ある意味辛い内容の映画なんですが、ラストのオチに思わず「ザブトン3枚!」と頷いてしまいました。あ、そうそう!ラストシーンの撮影場所はブラッドベリアパートでした。 因みにズーイー・デシャネルは30歳。チャン・ツイィーと比べると皺が目立ちます。やはり東洋人って若いのね。
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[013]ソフィーの復讐
 そのキャリアは伊達じゃない!replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
研ぎ澄まされた美しさの影に強靭な力強さ秘める役柄が多いチャン・ツイィーですが、これまで築いてきたキャリアは伊達じゃないですねぇ。コメディエンヌとしても一級品!とても・・・
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研ぎ澄まされた美しさの影に強靭な力強さ秘める役柄が多いチャン・ツイィーですが、これまで築いてきたキャリアは伊達じゃないですねぇ。コメディエンヌとしても一級品!とても31歳とは思えないほどキュートです。映像もオシャレでラブリー(古っ!)。ただねぇ、何処かで観たコトあるようなストーリーはありきたりで新鮮味は全くありません!まぁ、チャン・ツイィーの魅力で観られなくも無いですが、彼女のファンじゃなければ観なくてもいいんじゃないですか?そんな印象の映画でした。
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[014]板尾創路の脱獄王
 嫁は何処へ?replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
芸人の体質なのかオチ一発で決着しようとするのは悪い癖だと思いますよ。話は単調で広がりがないので多少飽きますが、シンプルな演出は好感が持てますし、ストーリーがどのよう・・・
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芸人の体質なのかオチ一発で決着しようとするのは悪い癖だと思いますよ。話は単調で広がりがないので多少飽きますが、シンプルな演出は好感が持てますし、ストーリーがどのように展開していくのか期待が持てます。だけんどもしかし!主人公の目的が見えた時に「ああ、そういうことか!」と納得できるほどのサイドストーリーがキチンと描けていないので、なんだかなぁ・・・としか思えませんでした。『パピヨン』からインスパイアされたと思える胸の刺青を最後でないがしろにしたオチにはがっかりでした。笑わせるのはいいけど、それをモチーフにしちゃダメでしょ!他にもミッドナイトエクスプレスやアルカトラズ、ショーシャンク等の名作からのオマージュ“のようなモノ”がありますが、だから?という印象ですね。でも、監督としての資質は感じさせてくれるので次回作があるのなら頑張って欲しいです。少なくとも『ドロップ』の品川ヒロシよりは作家性を感じさせてくれます。
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[015]BANDAGE バンデイジ
 結局は失敗作replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
“BANDAGE”とは“BAND”と“AGE”合わせた造語で“バンド時代”という意味とそのままの“包帯”というダブルミーニングだそうです。間違っても“板東英二”ではありません(・・・
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“BANDAGE”とは“BAND”と“AGE”合わせた造語で“バンド時代”という意味とそのままの“包帯”というダブルミーニングだそうです。間違っても“板東英二”ではありません(ベタやなぁ・・・)。看板に偽りはないです。監督はミスチルのプロデューサーで自らもブリリアントグリーンのメンバーとして活躍していた小林武史。全く期待していなかった作品ですが、裏で岩井俊二が糸を引いているようなので観てきました(笑)。結論から言うと、ラストでずっこけました(笑)。途中までは良かったんですよ。音楽の聞かせ方が上手いし(普通だったら音楽が流れるシーンに敢えて無音にするとか)、所々に見られるセンスの良い演出は岩井の助言がそのまま生きている感じです。バンドメンバー同士の音楽に対する温度差や、マネージャーの苛立ち等の表現は巧みなのですが、とあるメンバー(高良健吾)の凄さは全く伝わって来ませんし、やたらとキれているメンバー(柴本幸)のテンションの高さのわざとらしさは鼻につきます。その中で主演の赤西仁の存在感は群を抜いています。自分に近い役柄なのかもしれませんが、上手いです。相手役の北乃も杏との絡みでは全く魅力がありませんが、赤西との絡みでは俄然輝いて見えます。途中までは良かったストーリーは結局は腰砕けになり、特にお茶を濁したラストは反吐が出そうでした。な〜に、かっこつけてんだよ!せめて『ロックスター』のマーク・ウォールバーグくらいの落ち着きは欲しかったですね。 それにしても、北乃の同級生役で後にバンドデビューする重要な役割を演じている“杏”ですが、下手糞過ぎ!こっ恥ずかしい演技は背筋が寒くなります。また、彼女の歌も曲も恐ろしいほど魅力がありません。映画の中で「凄いの見つけて来たね!」って、そりゃないだろ!大笑いだよ。小林武史としてはアレでいいんですかね?ちょっとみっともないんじゃないの?また、解せなかったのはライブのシーンなのにスタジオ録音音源をかぶせる神経です。こういうバンド映画でその行為は致命的でしょ!何故にそんなコトになったんですかねぇ?大失策! さて、昨年も『少年メリケンサック』『デトロイトメタルシティ』とロック音楽系映画が二本も公開されましたが、今年もこの映画を皮切りに『ソラニン』『BECK』と漫画原作の二本が待機しています。とにかくまともな作品が観たいです。
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[016]マッハ!弐
 こんなのアリ?replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
これは卑怯だよ!ぶっちゃけ、映画は終わっていません!このラストでENDマークを出したら詐欺ですよ。「この先を観たければ、皆で応援して下さい!」みたいな終り方ってダメ・・・
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これは卑怯だよ!ぶっちゃけ、映画は終わっていません!このラストでENDマークを出したら詐欺ですよ。「この先を観たければ、皆で応援して下さい!」みたいな終り方ってダメでしょ!邪推するに、当初の予算ではここまでしか出来ない・・・でも、皆さんが応援してくれればこの先も作るよ!みたいな感じでしょうか。その卑怯なやり方は\(^-^\) (/^-^)/ソレハコッチニオイトイテ…、中身ですが、詰まらないね。トニー・ジャーの身のこなしは相変わらず凄いんですけど、その有り余る才能の使い方を間違っていますね。今回はマジで格闘技だけで勝負しているのですが、そんなの面白くないですよ!ジャッキー・チェンを見習って欲しいなぁ・・・。もっとアクロバティックな演出が観たいです!ストーリーは復讐劇ですが、途中までしか描かれていません。こんなのアリ?
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[017]海角七号/君想う、国境の南
 下手糞過ぎ!replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
台湾金馬奨6部門受賞作品なんですが・・・これは酷い!本当に台湾で大ヒットしたんですか?もし、本当なら台湾の人々にとって特別な何かがあるんじゃないですか?そうでも考え・・・
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台湾金馬奨6部門受賞作品なんですが・・・これは酷い!本当に台湾で大ヒットしたんですか?もし、本当なら台湾の人々にとって特別な何かがあるんじゃないですか?そうでも考えないと納得出来ませんよ。あの侯孝賢が褒めたそうですが、信じられないなぁ・・・とにかく演出が下手糞!っつーか、下手糞過ぎ!学生映画かと思いました。そのくらい下手!テンポは悪いし、メインの役者(田中千絵、ファン・イーチェン)も下手糞で観ていて恥ずかしくなります。さらに!脚本もダメダメで色んなエピソードを重ねているのにどれもこれも響いて来ません。当然、登場人物の誰にも魅力がありませんから眠たくなります。多分、脚本をシェイプアップして上手い演出家で作ったら佳作になっただろうと思われる内容だけに残念至極!
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[018]ずっとあなたを愛してる
 恐ろしく誠実な作品replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
恐ろしく誠実な作品です。とにかく主人公の女性との距離感が絶妙(絶妙なのは主人公だけではなく、全ての登場人物に関してなんですけどね)で、ジワジワと心に迫ってきました。・・・
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恐ろしく誠実な作品です。とにかく主人公の女性との距離感が絶妙(絶妙なのは主人公だけではなく、全ての登場人物に関してなんですけどね)で、ジワジワと心に迫ってきました。監督は詩人として有名らしい?フィリップ・クローデル。作風は『秘密と嘘』『人生は、時々晴れ』『ヴェラ・ドレイク』等で有名なマイク・リーに似ているかもしれません。15年の刑期(息子殺し)を終えて出所したジュリエット(クリスティン・スコット・トーマス)は妹レア(エルザ・ジルベルスタイン、この人の受けの演技が最高に上手い!)の家に身を寄せるコトに・・・。ストーリーは義理父、養女、夫、二人の共通の友人等を絡めながら静かに進展していきます。最初は頑なだったジュリエットが穏やかな人々に囲まれ(恵まれ)少しずつ再生していく様は観ている者まで優しい気持ちにさせてくれます。もう一つ感心させられる部分は、実に様々な人間を登場させているところではないでしょうか?ストーリーを邪魔せず自然な形で次から次へと登場してきます。それがこの映画に奥行を加えているのは間違いありません。ただ、いまいち理解出来なかったのは保護観察をしていた警官のエピソードです。恐らくは孤独に耐えられなかった上の行動だったんでしょうけど(つまりは“妹”という理解者を得たジュリエットとの対比?)、ちょっと唐突でした。息子を殺した理由は最後に明かされますが、その前になんとなく分かります。そういう意味ではベタな展開ですので、そこに期待はしない方がいいです。 興味深かったのは、出所したジュリエットがカフェで知り合った男性と関係を持ち、そのコトを妹に話した時に二人で笑いあうんですね。 姉「私、昨日SEXしたのよ」 妹「え〜誰と?」 姉「カフェで知り合った人」 顔を見合わせた二人、なんとなく笑う・・・ みたいな感じんですよ。邦画だったら、その事に特別な意味合いを見出しストーリーに大きく関係してきそうですけど、フランスではな〜んも関係ありませんでした。くしゃみをした程度のエピソードなんでしょうね。
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[019]のだめカンタービレ 最終楽章 前編
 キチンと大砲も使っていましたよ!replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
“のだめ”ことヒロイン・野田恵のマンガチックな奇声や奇行、それに合わせた奇抜な演出が妙な魅力を作り出して大ヒットしたTVドラマが(個人的には深夜でオンエアしていたアニ・・・
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“のだめ”ことヒロイン・野田恵のマンガチックな奇声や奇行、それに合わせた奇抜な演出が妙な魅力を作り出して大ヒットしたTVドラマが(個人的には深夜でオンエアしていたアニメの方が好きでしたが・・・)、スペシャルドラマを経てとうとうスクリーンに進出。TVドラマの映画化でさらに舞台がパリ・・・普通に考えると観られたシロモノじゃなさそうですが、意外や意外!今までで一番面白い!お約束の観光名所を巡りながらも、ストーリーのツボを押えているので全く気になりません。また、解説付きでふんだんに聞かせてくれるクラシックの数々に「この冬、映画館がコンサートホールに変わる」の看板に偽りなしの♪チャイコフスキー:大序曲「1812年」の大迫力。柄にも無くクラシック好きになってしまいそうです。相変わらずのやりすぎキャラのオンパレードは少々鼻につきますが・・・それよりもなによりも千秋と“のだめ”がすれ違っていく心理描写が丁寧なので、単なる大ヒットTVドラマの映画版とくくるには侮れない出来になっています。TVドラマ出身のこの竹内英樹という監督は映画のツボを知っているかもしれませんね(本当かよ!)。ヨーロッパ篇のストーリーはほとんど知っていますが、前編は絶妙なところで終りました。後編での“のだめ”の巻き返しを期待せずにはいられません。それにしても上野樹里にしても、玉木宏にしても恐ろしいくらいのハマり役ですね。これが2009年の見納めでした!
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[020]THE 4TH KIND フォース・カインド
 木曜スペシャルに1800円は高い!replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
予告編を観て想像していたより良く出来ていましたが、想像していたよりは呆気なかったですね。でも、だらだらと長くなるよりも良いですし(さくさくっと99分)、本当かどうか・・・
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予告編を観て想像していたより良く出来ていましたが、想像していたよりは呆気なかったですね。でも、だらだらと長くなるよりも良いですし(さくさくっと99分)、本当かどうかなんてどーでもいいです。催眠治療とその記録映像、実際の殺人事件の映像、テープに記録された叫びとシュメール語、FBIが2000回訪問、“ズンアブー・イーター”という言葉とか、怪しいサインが飛び交い、まさに!木曜スペシャル(違うよ!)。こういう映画は野次馬精神で楽しんだもの勝ち!あ〜、面白かった!とにかく、今後はアラスカ州ノームに住むコトはもちろん近づくコトもないでしょう。
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[021]誰がため
 秀逸な邦題replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
2008年度デンマーク・アカデミー賞5部門受賞作品。いやぁ、ゲルマン民族らしい(監督がゲルマン民族だかどうか知りませんが(苦笑))実に骨太の作品。こんな剛速球は久し・・・
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2008年度デンマーク・アカデミー賞5部門受賞作品。いやぁ、ゲルマン民族らしい(監督がゲルマン民族だかどうか知りませんが(苦笑))実に骨太の作品。こんな剛速球は久しぶりに観ました。戦争におけるレジスタンスという活動はこういう状況がたくさん生まれそうな気がします。つまり、多くの犠牲を払いつつ危険な活動をしているのに何の為に戦っているのか分からなくなる・・・でも、戦うことが(敵を殺すことが)生きていく糧になっている。全くそんな状況を経験したコトもない自分なんですが、なんか分かるような気がします。ある種のナルシズム、ナルシズムの成れの果て・・・みたいな感覚かもしれません。罪悪感もあるし、疑問も感じる・・・でも、止まらない!切ない!“戦争”という異常状態が生んだ屈折したアインデンティティ。そういう意味では実に興味深い作品と言えるかもしれません。この邦題『誰がため』は原題の『フラメンとシトロン』よりも断然良いですね。強いて欠点を挙げれば、あまりに誠実に作っている為、地味です。始まってから暫く台詞劇が続きますのでちょいと眠たくなってしまいましたアセアセ( ̄_ ̄ i)タラー 因み、フラメンを演じるトゥーレ・リントハート、シトロンを演じるマッツ・ミケルセンの2人は素晴らしい存在感を発揮しており、憂いがあり、色気があり、刹那さがあり、魅力タップリ!
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[022]ジュリー&ジュリア
 次のネタはストリートビューとか?replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
ローラ・エフロン節が堪能出来る一品です。過去に生きているジュリア(外交官夫人)と現代に生きるジュリーを対比させながら(単なる対比に留まらず、時代背景や男女の在り方な・・・
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ローラ・エフロン節が堪能出来る一品です。過去に生きているジュリア(外交官夫人)と現代に生きるジュリーを対比させながら(単なる対比に留まらず、時代背景や男女の在り方などまでも・・・)人生の機微を描き出した佳作。ジュリア役のストリープは鬱陶しいくらい上手く、受けて立つエイミー・アダムス(あの頃のメグ・ライアンが被りますが、エイミーの方が庶民的かな・・・)もまた一歩も引かず、見応え十分。2人は料理を学びながら、作りながら、人生のレシピを作っていたんですね(上手いコト言ってるなぁ、ぢぶん(苦笑))。結局はジュリアにしてもジュリーにしても好きなコトにチャレンジした結果なんですよ。また、それぞれの夫(“ラッキーナンバー7”やピーター・ジャクソンの新作“ラブリー・ボーン”のスタンリー・トゥッチと“それでも恋するバルセロナ”のクリス・メッシーナ)の控えめな存在感も好感触。それにしてもノーラ・エフロンは目ざといなぁ・・・『ユー・ガット・メール』では“メール”を、そして今回は“ブログ”と、その時の流行モノを利用するのが上手い!次はストリートビューとかで脚本を書いてみますか?
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[023]キャピタリズム マネーは踊る
 相変わらずの独断毒舌replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
マイケル・ムーアの作品でも上位に入る仕上がりなのだと思います。切れ味の良い脇差のような舌鋒に程よいユーモアが塗され、相変わらずの自分勝手なムーア節が炸裂した秀作です・・・
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マイケル・ムーアの作品でも上位に入る仕上がりなのだと思います。切れ味の良い脇差のような舌鋒に程よいユーモアが塗され、相変わらずの自分勝手なムーア節が炸裂した秀作です。今作はリーマン・ショックから始まった一連の金融パニックの単なる批判ではなく“資本主義とはなんぞや?”という核心に迫っており見応え十分。ただ、この映画を観ていてキリストの吹き替え辺りまでは笑えたのですが、それ以降は、そのユーモア精神は理解出来ても笑えませんでした。逆に笑っている人に、理不尽なのですが・・・むかついてしまいました。もちろん、笑っていた人々を批判しているのではありません。映画が映し出している事象は実際にアメリカで起こっていることなので、食いモノにされ身包み剥がされた人々を見ては笑えません。この映画を観て笑っている人達が、その不幸に見舞われた人々を笑っていないのは百も承知なんですが・・・。2012年に地球が崩壊しなくても資本主義が終ると言っている学者もいるくらいですから、そういう意味でも“資本主義”もかなりの曲がり角に来ているのかもしれません。金儲けを否定する気はありませんが、そこまで欲しいのか!とツッコミは入れたくなります。最後まで笑って面白かった人々は人生が順調で、貧困なんぞと縁の無い人々なんでしょう・・・まぁ、貧困の辛さなんてなってみなくちゃ分かりませんからね。 先に、この作品はマイケル・ムーア節が炸裂!と書きましたが、マイケル・ムーア作品はエンターテインメント色が強いので、そういう意味では辛かったですね。“マネーは踊る”というか、お金に魅せられた亡者どもが踊るという印象です。そこに無垢な科学者が絡むから尚更タチが悪い!人間の底知れない欲深さ、それが恐ろしい・・・。美味しいモノだってたまに食べるから美味しく感じるんですよ。毎日食べていたら美味しくも何ともないですよ。その美味しいモノだって一人で食べるより皆で食べる方がさらに美味しくなると思うのですが・・・。そう思わない人が多いんですかね?そうだとしたら淋しいなぁ・・・。
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[024]スノープリンス 禁じられた恋のメロディ
 酷いシロモノreplicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
これは酷いシロモノでした。まぁ、元々、原作からかけ離れたアニメの『フランダースの犬』自体、どうなのよ?としか思えないオイラにとっては、どーでもいいストーリーなんです・・・
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これは酷いシロモノでした。まぁ、元々、原作からかけ離れたアニメの『フランダースの犬』自体、どうなのよ?としか思えないオイラにとっては、どーでもいいストーリーなんですけどね(苦笑)。どちらにせよ、この“話”って、一見親切そうに日ごろ声を掛けてくれる人だとしても結局は誰も助けてくれないよ!という“戒め”だと思っているので・・・だったら、観るなよ!ということなんですけど、監督が(想像していたよりは良かった『東京タワー』の)松岡錠司でしたし、脚本は『(特に面白いとは思いませんが・・・)おくりびと』の小山薫童だったので観てきました。主人公の少年がド貧乏のくせに髪の毛が茶色でサラサラ、肌がスベスベなのは許しますが(許すのかよ!)、何がダメって、まずは“犬”がストーリーに全く関係ない!関係ないのなら出すな!次に、帰る家があるのに帰らないで凍死するなんてありえない!凍死しているのに(横に居る犬は凍りついている)、顔に赤みがあり美しい死に顔がありえない!とにかく目に余る出鱈目の数々に唖然!どういう神経しているんだか!観客をバカにしているにもほどがある!さらに!演出がダラダラしており退屈極まりない!まぁ、客席もガラガラだったし、それ見た事か!っつー感じですね。相変わらず、こんなくだらない映画を作っている邦画って・・・情けないなぁ・・・別の意味で泣けてきました。
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[025]パブリック・エネミーズ
 今更どーなの?replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
マイケル・マンの新作。この人もタランティーノと一緒で長くなり過ぎるきらいがあるのですが、今作がまさにそれ!今作の最大の欠点!長過ぎて欠伸が出ました。サクサクと進んで・・・
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マイケル・マンの新作。この人もタランティーノと一緒で長くなり過ぎるきらいがあるのですが、今作がまさにそれ!今作の最大の欠点!長過ぎて欠伸が出ました。サクサクと進んでラストに繋がればそれなりに良かったとは思うんですけどねぇ・・・。タランティーノの『イングロリアス・バスターズ』は長過ぎても脚本が面白かったし、キャラが立っていましたが、コチラは脚本もそれほどじゃないし、キャラもねぇ・・・ミリアス&オーツの『デリンジャー』もありますし、今更どーなの?って感じでしょ。そういうワケで、マイケル・マンとジョニー・デップが好きな人だけ行けばいいんじゃないですか?もちろん、オイラはマン好きです!マンらしい、けれんみタップリの映画ではありました。それにしてもスティーブン・ドーフ、オッサンになったなぁ・・・。
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[026]インフォーマント!
 ウザい!replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
ソダバーグの新作。う〜ん、なんだろうなぁ・・・何でこんなに捻くれた作りにしちゃったんですかね?意地悪く言うと「どうよ、オレの作品って知的だろ?」みたいな感じで、鼻に・・・
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ソダバーグの新作。う〜ん、なんだろうなぁ・・・何でこんなに捻くれた作りにしちゃったんですかね?意地悪く言うと「どうよ、オレの作品って知的だろ?」みたいな感じで、鼻につくったらありゃしない!ストーリーは面白いし、マット・デイモンも素晴らしい(主演男優賞もの!)のに、いちいちウザい!素直に作ればそれだけで十分に面白いと思えるのに、妙な比喩ばかりのナレーションが猛烈に邪魔してます。まさに“裸の王様”映画。観て損はないけど鬱陶しいよ(苦笑)。っつーか、実話を下敷きにしているそうですが、こんな奴がどーして重役なんだ?恐ろしい!
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[027]ニュームーン/トワイライト・サーガ
 大人になったねぇ・・・replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
アメリカで大ヒットしているシリーズ第2作。1作目の『初恋』に比べると落ちますね。とにかく長い!ダラダラとしょーもない恋愛モードを引っ張っているので飽きます。1作目と・・・
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アメリカで大ヒットしているシリーズ第2作。1作目の『初恋』に比べると落ちますね。とにかく長い!ダラダラとしょーもない恋愛モードを引っ張っているので飽きます。1作目と監督が変わって(『ライラの冒険』のクリス・ワイツ)間延びしてしまいました。大作にしようとし過ぎているように感じました。ストーリー展開は悪くないので、もっとサクサクと描いてくれたのなら魅力的な作品になっていたと思われるだけに残念!テンポが悪いのでヒロインが直面する状況を余裕を持って理解出来る分、好きになった男が吸血鬼で、横恋慕されるのが狼男という設定にちょいと笑ってしまいました。 個人的にはアリス(アシュリー・グリーン)が好みですねぇ(笑)。ダコタ・ファニングが最後にちょっとだけ出ています。“もう中学生”風に言うと「大人になったねぇ〜」(笑)。
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[028]脳内ニューヨーク
 難しい・・・replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
こりゃ、難しい!う〜ん、面倒な映画だなぁ・・・悪くない、悪くないけど面白くない。面白くないけど、終って欲しくないような気にもなる。ダラダラしているから眠たくもなるし・・・
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こりゃ、難しい!う〜ん、面倒な映画だなぁ・・・悪くない、悪くないけど面白くない。面白くないけど、終って欲しくないような気にもなる。ダラダラしているから眠たくもなるし、中盤からはとっ散らかってるし、それでも何だか切なくなるし、妙に心に染み入る。とても不可思議な映画でした。多分、完成度は低いです。映像化というのはとても複雑な経緯を辿るもので、頭で考えたコトをコンテという2次元の世界で表現し、それを元に3次元の世界を作り出し、それをカメラで撮って最終的には2次元に戻るという過程を経ます。途中でどんだけ計算違いなことが起きるのか?この映画は、自分の頭の中にある映像を人々に見せるハードルの高さに挑戦したような作品です。虚構と現実と過去と現在がごった煮になっているような脳内世界を理論だてて映像化しようなんて元々無理な話ですけど、そんなことにTRYしているような印象もあります。今作も当然、上手くいってません!だけんどもしかし!スクリーンに映し出される世界はどこかいとおしく感じます。でも、面白くはないです。う〜ん、難しい!
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[029]ロフト.
 真っ当なベルギー人replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
ベルギー国民10人に1人が見たスーパーヒット作品だそうです。個人的には“その国での観客動員No.1”作品ってメチャクチャ興味あります。その国の国民性が垣間見えるような・・・
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ベルギー国民10人に1人が見たスーパーヒット作品だそうです。個人的には“その国での観客動員No.1”作品ってメチャクチャ興味あります。その国の国民性が垣間見えるような気がして・・・で、今作。なるほど!確かに面白い!117分の間、全く飽きるコトはなく観賞させていただきました。ストーリーは密室ミステリー。登場人物のそれぞれのキャラクターの描き方が的確なので観ていて混乱せず物語に入れます。傑作という範疇ではありませんが、十分に楽しめる1本でした。時間軸をいじってるんですが、編集が巧みなので全く気にならないし、逆にストーリーを膨らませるのに効果的だったような気がしました。実際にこういう行動をとるかどうかは疑問に感じますが、登場人物それぞれに負の部分を背負わせているので納得出来る範囲です。結論!やっぱり浮気は高くつきますよ(苦笑)。 話しは変わって・・・例えばオイラがベルギー人で“日本で観客動員数No.1”のキャッチが付いた『海猿2』を観たら「日本人って観客のレベルが低いなぁ・・・(笑)」な〜んて思うんでしょうかね・・・やっぱ、思うんだろうなぁ・・・。そういう意味では“この映画がベルギーNo.1”という誘い文句に惹かれて観に行ったオイラですが、ベルギー人観客の観賞レベルが低いと露とも思いませんでした!
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[030]戦場でワルツを
 過度の期待は禁物replicant2010-02-06
 【ネタバレ注意】
あの『おくりびと』とアカデミー賞外国映画賞を争った作品(アリ・フォルマン監督)です。1982年9月、ベイルート郊外のパレスチナ難民キャンプにてイスラエル軍が包囲する・・・
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あの『おくりびと』とアカデミー賞外国映画賞を争った作品(アリ・フォルマン監督)です。1982年9月、ベイルート郊外のパレスチナ難民キャンプにてイスラエル軍が包囲する中、親イスラエルのキリスト教マロン派の民兵がパレスチナ難民を大量虐殺。イスラエル、フランス、ドイツ、アメリカの合作映画ですが、ユダヤ人が幅を利かせる米アカデミー賞で受賞するのは難しいでしょうね。主人公のアリは19才の時の監督自身で、キャンプを包囲していたのですが、その時の記憶が欠落していたそうです。ストーリーは当時の記憶を探すドキュメンタリー。まず、そのアニメの美しさに驚かされました。そして、アニメでしか出来ない繊細な表現も好感触。物凄い傑作なんじゃないかと息を呑んでいたのですが・・・意外と平凡でした。監督個人のドキュメンタリーとして独創的で完成度が高い分、観客としてのオイラ個人はいまいち入り込めませんでした。つまり、客観的過ぎるほど客観的に観てしまい、最後の映像にはピンと来ませんでした。多分、オイラの感受性の問題だとは思いますが、映画としての完成度には疑問を感じざるをえません。だからと言って、この映画の価値が下がるワケではありませんが、過度の期待はしない方が良いかと思います。とにかく、美しい旋律を奏でるようなアニメーションは必見。
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