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 「tanukun」さんのコメント一覧 登録数(110件)rss
 コメント題投稿者投稿日
[001]96時間
 おてもりtanukun2011-09-21
 
誰が何といおうと、これは「おてもり映画」です。「満艦飾」と言い換えてもいい。結局、観る前から最後が分かっている。それならそれで、そういう作りをしてもらわないと、ただ・・・
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誰が何といおうと、これは「おてもり映画」です。「満艦飾」と言い換えてもいい。結局、観る前から最後が分かっている。それならそれで、そういう作りをしてもらわないと、ただの「ドンパチ→スッキリ映画」でしかない。 ちょっと時間を無駄に使った感じ。
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[002]AVP2 エイリアンズVS. プレデター
 えこひいきはできないので・・・tanukun2010-09-17
 
AVPは娯楽性があったし、画面も観やすかったが、本作は暗過ぎて何が何やらわからない。演出も「ゾンビ」みたいで芯が無い。「面白ければそれでよい」が信条の私も、さすがに点・・・
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AVPは娯楽性があったし、画面も観やすかったが、本作は暗過ぎて何が何やらわからない。演出も「ゾンビ」みたいで芯が無い。「面白ければそれでよい」が信条の私も、さすがに点を甘くすることはできない作品だ。
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[003]252 生存者あり
 水戸黄門tanukun2010-08-18
 
まぁ面白かったですよ。でもね、ラストが長すぎ。引っ張りすぎ。引っ張っては生存者が増えていく。ハッピーエンド映画だからいいんだけども。「水戸黄門」ってとこですかね。こ・・・
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まぁ面白かったですよ。でもね、ラストが長すぎ。引っ張りすぎ。引っ張っては生存者が増えていく。ハッピーエンド映画だからいいんだけども。「水戸黄門」ってとこですかね。このテの映画では誰かが必ず死亡する。エログロという意味では「死体がゴロゴロ」はちょっと×だけど、感動が残った映画でもあるので「エンタ」として単純に観れば良い映画といえましょう。
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[004]驚愕!リアルドラマSP 本当にあった怖い話
 エコノミー映画tanukun2010-08-13
 
映画がさほど好きではない細が、珍しく「本当にあった怖い話系の再現ドラマ風のものが観たいので適当に選んで借りてきてよ」と言ったので、あまりこのテのジャンルが好きでない・・・
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映画がさほど好きではない細が、珍しく「本当にあった怖い話系の再現ドラマ風のものが観たいので適当に選んで借りてきてよ」と言ったので、あまりこのテのジャンルが好きでない私はショップに赴いた。TVでもシリーズがあったし、Vシネマも沢山出ているのだろうが、まぁ簡単に見つかるだろうと高を括っていたが、いざ棚に行ってみるとあるわあるわ、選ぶのに困った。 さて本題。 内容はB級映画のそれとほぼ同様。だがしかし、何より目に付いたのが「ローコスト風」だということ。出演俳優が極端に少ないローコストだ。最後の「訪問販売」至っては2人だけという徹底ぶり。 「パラノーマルアクティビィティ」という映画が低予算で大ヒットとのことだが、日本人にはこの映画の方が上と見る。「パラノーマル・・・」より退屈で無いことだけは確かだ。 一時隆盛だったが、最近は低調なVシネマ。若手監督らの登竜門への足がかりとして、この流通媒体が無くならないように祈るばかりだ。
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[005]カイジ 人生逆転ゲーム
 やっぱ実写はねぇtanukun2010-06-29
 
カイジといえば、1に鉄筋渡り、2にパチンコ沼、3に雄叫び「うぉおおお」でしょう。というか、私はそれが頭にまず浮かぶ。鉄筋渡りは長すぎじゃ。なんであんなに時間を割くの・・・
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カイジといえば、1に鉄筋渡り、2にパチンコ沼、3に雄叫び「うぉおおお」でしょう。というか、私はそれが頭にまず浮かぶ。鉄筋渡りは長すぎじゃ。なんであんなに時間を割くのじゃ?。パチンコがなかったのが残念(麻雀もか)。藤原の「雄叫び」は出色だと評価。原作の雄叫びと同様の演技は難しいと思う。佐藤慶の兵藤も気持ち悪くてまずまず。このように佳作に値する要素は充分だったのに、肝心の構成が悪い。画龍点晴を欠くとはこのことか。最期の最期まで「怪演」を要求される役どころだった佐藤慶は2010年5月2日に惜しまれつつ逝った。合掌。
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[006]ROOKIES -卒業-
 大河ドラマの総集編tanukun2010-06-27
 
ドラマの再放送を何となく観ていて、面白いな、とレンタル。色々な個性が織り込まれていて、中々の出来栄えでした。 週刊連載漫画のように「つづきは映画で」みたいな終わり方・・・
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ドラマの再放送を何となく観ていて、面白いな、とレンタル。色々な個性が織り込まれていて、中々の出来栄えでした。 週刊連載漫画のように「つづきは映画で」みたいな終わり方をしていたので、気になって観ましたが、完全に失敗作。ドラマを観ていたので何とかついて行きましたが、初めて観る人は観客席に坐っている伊武雅人が誰なのか、などなどがさっぱり分からなかったのでは?と余計なお節介をしてしまいました。話が飛びすぎ=満艦飾でガッカリ。NHK大河ドラマの総集編の方がずうっとまし。 ドラマをもう少し引っ張るか、映画を3部作くらいにすればよかったのに、というのが百歩譲った感想でした。
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[007]おっぱいバレー
 まずまずtanukun2010-06-27
 
邦画贔屓です。 綾瀬はるかはチクとだけ演技力が上がったね。 ある地方都市(折尾あたりかしら)を舞台にした青春コメディ。題名にすべてが込められているにもかかわらず、時・・・
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邦画贔屓です。 綾瀬はるかはチクとだけ演技力が上がったね。 ある地方都市(折尾あたりかしら)を舞台にした青春コメディ。題名にすべてが込められているにもかかわらず、時間をあまり気にせず観ることができました。
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[008]ホワイトアウト
 つまんないしtanukun2010-06-27
 
つまんない。 沢山映画観てきたけど、非常につまんない部類の一つ。 舞台も配役も悪くない。遊星からの物体X(古くない方ね)をパクッてる感じも、まぁOK。 でもなあ、観・・・
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つまんない。 沢山映画観てきたけど、非常につまんない部類の一つ。 舞台も配役も悪くない。遊星からの物体X(古くない方ね)をパクッてる感じも、まぁOK。 でもなあ、観終ってから「だからなんなのよ」。それしか浮かばなかった。
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[009]おとうと
 涙腺tanukun2009-11-03
 
鶴瓶のような人は必ずいる。その遠近・多数少数を除けば。 そして、吉永小百合のような「姉」も同様。 試写が始まってすぐ、私の身近に鶴瓶のような人が2人も(!)いること・・・
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鶴瓶のような人は必ずいる。その遠近・多数少数を除けば。 そして、吉永小百合のような「姉」も同様。 試写が始まってすぐ、私の身近に鶴瓶のような人が2人も(!)いることが想起され感情移入開始!蒼井が自分に重なってゆく・・・。 感動しました。 「寅さん」シリーズは全て観ているものの、どこかピンとこない理由が分かった。賢い妹と愚かな兄、という構図は「笑いのみ」を生んだ。今回は監督自らが「逆だ」との説明。賢い姉と愚かな弟、という構図は「笑いよりも感動と涙」を呼んだ。 多様な「作品」は芸術であれ、文学であれ、絶賛が5割なら反対も5割ということが少なくない、そう考えれば批判を恐れずに言おう。 この作品は名作です。
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[010]ダイ・ハード4.0
 3よりはずっとネtanukun2009-10-18
 
「1」はよかったネー 「2」はもっとよかったネー 「3」は最悪だったネー 1と2の共通点は・・・ ド派手なエンディングと妻とのハグ、かな。 途中までは良かったケドも。何・・・
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「1」はよかったネー 「2」はもっとよかったネー 「3」は最悪だったネー 1と2の共通点は・・・ ド派手なエンディングと妻とのハグ、かな。 途中までは良かったケドも。何となく終わってしまった・・・残念残念。 やっぱり妻ホーリーとゲスなレポーターは、いつもいて欲しいものです。 4.0はどう?って? 想像よりずぅっと良かったです。
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[011]引き出しの中のラブレター
 若干の不具合はあるもののtanukun2009-08-13
 
モニター試写会で女房と観た。彼女は映画は詳しくないし、観ることも多くない。どちらかといえば辛口の点がつくことが多い。 さて、もっとも気になっていた常盤の演技。とかく・・・
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モニター試写会で女房と観た。彼女は映画は詳しくないし、観ることも多くない。どちらかといえば辛口の点がつくことが多い。 さて、もっとも気になっていた常盤の演技。とかく演技に関しては評判が良くない。私はそれほどの酷評はしないが、上手とは言い難い。この映画では「声」が良かった。素敵な声だった。演技も多少なりとも上達していた。 それにしても、仲代の演技力はどうだ。年齢に関係なくこれだけの演技ができるのだ、それがプロだ、と彼の目が語っていた。八千草とのコンビで圧倒的な存在感を遺憾無く示した「横綱相撲」である。 特別出演の、片岡と伊東は燻し銀のスパイス。 褒めちぎるのは容易いので、3つ辛口を。 漁師さんは、あんな奇麗なものは着ていないよ。 主人公はなぜ遠い地まで2度も行ったのか。 (特に)ラストでの「感動の押し売り」的演出は鼻白むばかり。 上映が終わり、会場を出た時に妻が言った 「いい映画だったよね」 ロードショーでのヒットを祈ります。
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[012]蟹工船
 上出来tanukun2009-06-13
 
遥か昔の物語が日の目をみた。SABU監督が言うところの「原作を忠実に再現したつもりはない」由。けれど、観た限り原作に忠実な作品だった。 私を含め、現代に生きる人々が、想・・・
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遥か昔の物語が日の目をみた。SABU監督が言うところの「原作を忠実に再現したつもりはない」由。けれど、観た限り原作に忠実な作品だった。 私を含め、現代に生きる人々が、想像するしかない「歴史のグレースポット」=大戦に向けて亡国への道をひたすら直進する中、部分を、各種の過酷な強制労働が数多かった時代の、女工哀史と並ぶ双璧の作品を、現代でも分かりやすくするような手法が秀逸であった。 松田勇作の子が主演。DNAは親以上とみた。 ラストは「原作とほぼ同一」と書くに留めるが、もうひとひねりが欲しかったと思うのは私だけではあるまい。
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[013]緒形拳
 雑感tanukun2008-10-11
 
緒形拳さんが逝った。 言葉で表現できないほどの個性が強い俳優だった。また一人、名優が消えた。 主演としては、NHKの「帽子」が遺作となったが、共演した玉山鉄二が涙を・・・
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緒形拳さんが逝った。 言葉で表現できないほどの個性が強い俳優だった。また一人、名優が消えた。 主演としては、NHKの「帽子」が遺作となったが、共演した玉山鉄二が涙を流して言った。「もっと早く出会いたかった」と。彼の一言は、ある種、ファン・関係者を代弁していたと思う。 緒形拳さんは、どんな作品でも、その基盤に「正直」があった。 主演ではないが、「砂の器」(野村芳太郎督)の巡査役が、まず頭に浮かぶ。正義感そのものの熱演だった。目をつむり過去の印象を考えると、やはり「必殺仕掛人」(TV)の梅安役が秀逸である。多感な年頃だった私は、あれほどインパクトの強い映像にであったことがなかった。周知のことではあるが、後の「必殺仕事人」のベースとなった作品である。思い出しただけでもワクワクしてくる。 蛇足ながら、このサイトでの緒形さんへのコメントがたったの5つしかないのが大いに不満である。と言ったところで、詮無いことではあるが。 ともあれ、また一人「この世」から逝ってしまった。かくなる上は、津川雅彦・山崎努・大滝秀治といった個性の強い名優たちは是非長生きして、後進の役者に「もっと早くに出会いたかった」と言わせないようにして欲しいと願うばかりである。 合掌。
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[014]おくりびと
 で?tanukun2008-09-06
 
女房と観た。映画通ではない女房は言った。「お金を出して観る映画じゃないね」 少なからず映画を観る私は、観点こそ違うものの『天国と地獄』以来の山崎のファンであるから、・・・
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女房と観た。映画通ではない女房は言った。「お金を出して観る映画じゃないね」 少なからず映画を観る私は、観点こそ違うものの『天国と地獄』以来の山崎のファンであるから、むしろ、そして、だからこそ彼の「怪演」をいつも期待してしまうという点では、残念な役柄と演技であった。 職業としての「おくりびと」という切り口には、大変興味をそそられた。 また、2時間という時間を感じさせないテンポも良かった。 しかし、問題はコメント題の通りであった。「へ?終わり?で?」というものだった。山崎はもっとベタでいて欲しかったし、本木も、広末も、これまでとくらべて、演技力が飛躍的に上がってはいない。 笹野は確実な脇役として欠かせない存在だ。しかし、この映画では、彼のバイプレーヤーとしての存在感を活かせておらず残念だ。 ロードショー収益が高いことを祈るばかりである。
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[015]ザ・ヤクザ
 変な日本人とラストサムライtanukun2008-09-01
 
『ラストサムライ』での「言語」がとても気に入らずにいた。幕末の日本人。何でペラペラの英語を喋られるのか・・・。ひょんなことから「それは米国人のエゴだ」という指摘に触・・・
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『ラストサムライ』での「言語」がとても気に入らずにいた。幕末の日本人。何でペラペラの英語を喋られるのか・・・。ひょんなことから「それは米国人のエゴだ」という指摘に触れたことにより、不満は残るものの「なるほど、そういうことなら我慢するべぇか」という、誠にへんてこりんな解釈をした。 月日は遡る。昭和48年制作の映画だ。これも「ペラペラ」と米語をよく喋る。しかし最近の米国映画よりも、日本語に対して遥かに多くの配慮が見える。 いずれにしても「変な日本人」「変な米語」「変なNIPPON」といったものを正確に描写できず、相変わらず「いかに外国人が日本を理解することが難解であることには変わりはないが。
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[016]明日の記憶
 こおろぎ橋と糸井重里tanukun2008-08-31
 
ちょっと期待しすぎた。重く身近な命題に正面から挑んだ監督・スタッフの意欲には一定の評価をしたい。Ken Watanabe の演技は勿論だが、優しく明るく、しかし心の奥底に持つ固・・・
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ちょっと期待しすぎた。重く身近な命題に正面から挑んだ監督・スタッフの意欲には一定の評価をしたい。Ken Watanabe の演技は勿論だが、優しく明るく、しかし心の奥底に持つ固く厳しい妻を演じた樋口可南子のそれも一顧にたえ得るものだと言える。糸井重里と結婚した際の発言。「妻子持ちを好きになったのではなく、好きになった人に妻子がいた」。樋口は妻の役を地でこなしていたのか?と勝手な憶測も惹起した。キャスティングは合格点を与えたい。 ただ、「これから頑張ろう」という時間軸でのエンディングには少なからず不満である。「ここで終わってしまうのか・・・」という思いでエンドロールを観ていて『私の頭の中の消しゴム』と比較している自分を見た。 全体としては「きれいな映画」という印象である。
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[017]みなさん、さようなら
 期待しすぎでしたtanukun2008-08-03
 
私は少数派です。たぶん。そして私は偏見に充ちています。 何故ならば、フランス語の「おと」が嫌いなのです。特にあの語尾音。 映画コメント以前のコトです。 いつも「これな・・・
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私は少数派です。たぶん。そして私は偏見に充ちています。 何故ならば、フランス語の「おと」が嫌いなのです。特にあの語尾音。 映画コメント以前のコトです。 いつも「これならば!」と思ってフランス語圏の映画を観るのですが、一度も期待通りになったことがありません。 そして残念ながら、本作もその範を崩すことはできませんでした。 そして、西欧映画、なかんずく仏語に対する偏見に充ちた「期待」は、またも裏切られることがありませんでした。 残念。
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[018]クライマーズ・ハイ
 焦点は何処かtanukun2008-06-12
 
この作品は、あらゆる媒体してもヒットしてきた。 今回の映画化に当たって、敢えて意地悪なコメントを申し上げる。 この快作(映画)は、どこに焦点があるのだろうか? これま・・・
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この作品は、あらゆる媒体してもヒットしてきた。 今回の映画化に当たって、敢えて意地悪なコメントを申し上げる。 この快作(映画)は、どこに焦点があるのだろうか? これまでJAL123便の墜落事故について、メディアは多くの手段の中から「新聞社・記者」という側面からの語り部に(例えば堤に)「切り口」が与えれたのだが、どうしても、監督の描きたかったモノが見えてこない。2時間30超の長い映画で、観ることに関して飽きさせることもなく、ぐいぐいと「客」を引き付けたのは、お見事である。また「こだわり」が強いためか、色々なエピソードが多すぎる感がるある。だからこそ、少し辛口でスタッフに問いたいと思う。 S・キューブリックの「シャイニング」や、野村の「砂の器」のようにである。 前段に記した「長い時間を感じさせない」である。だからこそ、少し辛口でスタッフに問いたいと思う。 ヒットすることを、お祈り申し上げる
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[019]天国と地獄
 リメイクの難しさtanukun2008-02-12
 
私は、自称「天国と地獄のフリーク」である。 音楽では「カヴァー」と言われる再発売が流行だが、こと映画・ドラマとなると難しい。このドラマも、どっちつかずの半端な作品に・・・
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私は、自称「天国と地獄のフリーク」である。 音楽では「カヴァー」と言われる再発売が流行だが、こと映画・ドラマとなると難しい。このドラマも、どっちつかずの半端な作品になってしまい非常に残念である。 1963年の映画を、このドラマに反映する作業は簡単ではなかったはずだ。 開き直って、モチーフだけを使用した別作品にすべきだったのかもしれない。 果たして「時代設定」はいつなのか?ハナから際どいハードルがあった筈だが、どう考えてもハードルを越えることができなかった。 ★なぜ小樽なのか?港町同士だから?それでは余りにも幼稚な連想である。短絡的に過ぎる。映画では「横浜の高台」と「伊勢佐木町と周辺のドヤ」を天と地として象徴させなければならなかったのである。そう、「冬は寒くて寝られない、夏は暑くて寝られない」という山崎努の台詞に繋がる大変重要なファクターだからだ。 ★映画版では、いくつかのシーンが話題になった。1:モノクロ画像しか作れない時代にあって敢えて「色」をつけて魅せた。2:誘拐という犯罪がこの映画によって、その罪の重さを再考するきっかけになった。3:「明日の特急第2こだまに乗れ!」というシーンで、当時は新幹線は無く(在来線の)「特急こだま」が最速で窓が開かない最新鋭の車両となった。このドラマでは、ここで最も恥ずかしい「手抜き」が出た。画面に出てきたのは681系という特急電車で、北海道に在籍していない。同車両はJR西日本のいわゆる「サンダーバード」である。更に映画版では、モノクロ・アナログだった環境で、国鉄の特急車両を借り上げ「NG不可一発勝負」での「実写」を試みて成功、観客にも緊張を与えた。 長くなるが、映画版とドラマ版でのキャスティングを比較すると、構成が甘いこと以前のものが見えてくる。まず★主人公権藤は三船、今回は佐藤浩市。撮影時の年齢を比べると如何に三船が凄い役者であるかがわかる。三船は43歳、佐藤は47歳。佐藤も好演だったが、絶対の存在感を魅せる三船の前には、その好演も霞んだ。★戸倉警部は仲代達也、今回は阿部寛。これも仲代に軍配である。阿部は1990年代に入り売れ始めたが特に気になるのは読売テレビの「朝の連続ドラマ パパっ子ちゃん」(1993年3月〜6月)で演じた際の、あまりに発音(ロレツ)が悪く「おろうさん。おりょうはんをぼきにくらはい」(お父さん。お嬢さんを僕に下さい)などはその象徴的な部分である。15年経っても相変わらずの発音に辟易とした。★犯人役は(若かりし)山崎努、今回は妻夫木。妻夫木の好演が皮肉にも山崎の「怪演」を想起させてしまった。伊勢佐木町の人混み・ドヤと山崎の空恐ろしさは竹内役も去ることながら、時代や差別領域に触れるので今回は映像化できなかったためにドラマ全体が小品となってしまい、そういう「バーチャル環境」という無理な定規で妻夫木とが比較されてしまう、という悲しい結末となった。★他にも香川京子と鈴木京香、石山健二郎(ボースン)と伊武雅刀、志村喬と津川雅彦、藤原釜足と泉谷しげる、などといった対比も設定されており興味深い。 ★北海道で走る特急「サンダーバード」、及び身代金の受け渡し場面に全く緊張感がない、という2シーンだけは容認することができない。この点だけで評価が極端に下がってしまった。非常に残念な作品である。
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[020]虹の女神 Rainbow Song
 “しょっぱい”いいっすねーtanukun2008-01-01
 
壮年の小父さんです。 いいっすねーこういう ベタ な青春物。 映画の中でも中途半端な子たち、俳優の演技力も中途半端。 いいなぁ。 こういうのは、女と男がいる限り、地球滅・・・
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壮年の小父さんです。 いいっすねーこういう ベタ な青春物。 映画の中でも中途半端な子たち、俳優の演技力も中途半端。 いいなぁ。 こういうのは、女と男がいる限り、地球滅亡まで続く「お題」なんだろうなぁ。 ちなみに、こういう悲恋ものや可哀想なものの類を、ひっくるめて「しょっぱい映画(ドラマ・芝居・・・)」と私の産地らへんでは「しょっぱい」といいます・・・。
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[021]ALWAYS 三丁目の夕日
 仏作って魂入れずtanukun2007-12-30
 
私は東京タワーと同い年。 ようやく観ました評判の映画。 大滝詠一ではないけれど、思い出はモノクローム。 勝手に着色しないでね、というのが素直な感想だった。 前の方の感・・・
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私は東京タワーと同い年。 ようやく観ました評判の映画。 大滝詠一ではないけれど、思い出はモノクローム。 勝手に着色しないでね、というのが素直な感想だった。 前の方の感想「今のオヤジらの涙腺はこの程度か」と同様の感想。 懐かしくはあるけれど、これが大ヒットしたっていいけれど、 でも・・・・、 何かが違うんだな。 キャストの中では少ない30年代経験者の中で、三浦・小日向・ もたいらの各氏はどう思ったのだろう。彼らから「本音」を聞いてみたい。 懐かしいけれど、良い映画か?と聞かれたら「?」である。 続編もヒットしているようだが、あまり観る気がない。
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[022]それでもボクはやってない
 現実味tanukun2007-12-28
 
周防監督の出世作「Shall We ダンス?」の、待望久しい新作をようやく観た。 結果論を先に述べると、エンタとしての評価はしたくないな、といういう感想である。このサイトの・・・
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周防監督の出世作「Shall We ダンス?」の、待望久しい新作をようやく観た。 結果論を先に述べると、エンタとしての評価はしたくないな、といういう感想である。このサイトの粗筋にもあるとおり、裁判のありかたを問う力作だとは思うが、はて? 主人公の動きが、通勤電車ではあるまじき様子だからだ。 舞台は特に首都圏を意識した京王電車だ。関西に比べて特に凄まじい混雑である。尻押し部隊がいたとしても、前からのる阿呆はいない。 乗れば乗ったで、両手をホールドアップ状態にしなければならない。 であるから、痴漢冤罪を自ら招き入れたわけで、少なくとも私にはノロマなサラリーマンとしか映らないからだ。 少なからず、主人公の動きに現実味に欠ける。
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[023]武士の一分(いちぶん)
 やっとtanukun2007-12-03
 
私は邦画ファンである。かといって洋画も観るし、邦画にも厳しい・冷めた評価もする、と思っている。 山田洋次といえば、寅さん、庶民派映画(家族・同胞・下町の・・・)など・・・
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私は邦画ファンである。かといって洋画も観るし、邦画にも厳しい・冷めた評価もする、と思っている。 山田洋次といえば、寅さん、庶民派映画(家族・同胞・下町の・・・)などで有名である。藤沢作品を映像化した「たそがら清兵衛」で話題になったが、私の評価は決して高いものではなかった。 「山田洋次は時代劇が下手だ」、そんな思いでいて、キムタクやら壇れいやら、(ようやく脚光を浴びた)笹野高志やら、面子が良いので期待して観た。出来の如何、おもしろさや興行成績などをトータルで考えても、「やっぱり山田は時代劇が下手」との評価自体には変わりがなかったが、おもしろかった。どこがどう、というわけではなく、まるでハリウッド映画のそれと似た感想になった。「おもしろい」。これが映画の原点なのだと思う。否、エンターテイメントもその気になれば作れるじゃん、といのが本音だ。山田洋次評も私の中で、かなり上昇した。時代劇に捉われず、庶民派映画にこだわらず、次回作にも注目したい。
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[024]博士の愛した数式
 だからどうした!?tanukun2007-11-04
 
「だからどうした!?」 この題名を、またぞろ付けなければならない映画に出会ってしまった。 原作は読んでいない。ベストセラーとのことだから、感動の傑作なのだろう。しか・・・
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「だからどうした!?」 この題名を、またぞろ付けなければならない映画に出会ってしまった。 原作は読んでいない。ベストセラーとのことだから、感動の傑作なのだろう。しかし、映画では、何を訴えたいのか、そしてどこに力点を置いているのか、ふれこみの「80分の壁」をどう描いたのか、どれもこれも「?」が付いてまわる映画だ。寺田、深津、吉岡、浅丘、いずれも演技力には定評のある俳優だ。その意味ではキャスティングはベストであると言ってよい。だからこそ、なのかもしれない。ストーリーの運びに「流れ・リズム」が感じられない。映画を観る時に私がいつも重視する「構成」が全く幼稚だ。 一部で流行った「実にいさぎよい数字だ」という台詞。この一言だけではこの駄作(映画)は支えきれない。 ボクは・ワタシは文系だから、理系だから、といった問題ではない。この映画からは、ほのぼのとしたヒューマン性は感じられるものの、それを押しつぶす「甘い構成」が存在する。 失望の一作であると言わざるを得ない。 深津の清潔さ、寺田の気品、吉岡の成長した演技。この映画を辛うじて支えているのはこの3人の「演技」である。 残念極まりない。
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[025]生きる
 これほど忠実とは!tanukun2007-09-17
 
私は、黒澤映画なかんずく志村喬の、そして「生きる」のフリークである。 映画は名画座に10回以上は足を運んだ。ビデオ時代が到来し、VHS→LD→DVDと代わる代わる購入・・・
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私は、黒澤映画なかんずく志村喬の、そして「生きる」のフリークである。 映画は名画座に10回以上は足を運んだ。ビデオ時代が到来し、VHS→LD→DVDと代わる代わる購入、その鑑賞回数は恐らく100回を越えていると思う。 そのため、脚本をそらんじている部分も少なくなく、今回の松本幸四郎のドラマは「どう出るか?」と、大変楽しみにして観させてもらった。 結論はタイトルの通りである。まさか、ここまで忠実に再現するとは想像もしていなかった!これが本音。 違っていたのは、 1:テーマ曲とも言うべき「ゴンドラの唄」を避けた。 2:渡辺の兄の設定を省いている。 3:不器用な筈の渡辺が手品をする。(大切な息子の回想シーンの代わりに、手品をしてみせるシーンがある) 4:市民が役所で苦情のたらい回しにされる場面に消防署が含まれていない。これは“問題の場所”の設定が“水溜り”から“不法投棄場所”(いかにも現代的でよい)に変えられていることからきていると思われる。 5:トレードマークの帽子がマフラーになっている。 6:小田切が渡辺の自宅に上がっていない。また、渡辺とデートした時に課員のあだ名を披露していない。 7:渡辺の葬儀に複数の「ブン屋」が車で押しかけ、玄関先で助役を揶揄する場面を模倣しなかった。 ほぼこの七点が映画と大きく違う点である。(もちろん治癒率が大幅に改善された胃ガンを、すい臓に変えた等の時代背景的な事象は除く) 肝心な感想だが、観ていてとても不思議な感覚に包まれた。何かが違うのである。ドラマそのものは良く出来ている。むしろ昭和20年代を平成の世に移し変えた出来栄えとしては特筆に価するかもしれない。 では、この不思議な違和感は何か。観終わってしばし考え、辿りついたのが配役である。 一人ずつ検証する必要は無いが、数名は比較検証しておかなければならない。松本幸四郎は志村喬よりもあまりにも美男子すぎた。平凡な公僕という設定に朴訥な志村が似合っていたしドラマのベース(平凡)に即していた。松本は少なくとも「平凡」を演じる役者には似つかわしくない。岸部一徳は中村伸郎を越えられないまでも健闘した。深田恭子は小田切みき(“チャコちゃん”四方晴美の母)とは比較できない。深田の演技云々ではなく(演技だけなら深田の方が巧い)、小田切のあの爆発的明るさ、まだ「戦後」だった暗い社会そのものも明るくしてしまうかの如き明るさは、恐らく誰にも「再現」することはできまい。志村の「平凡」同様、彼女の「希望」も黒澤の脚本の根底にあった要素の一つである(その小田切も昨年77歳で他界した)。渡辺いっけいは左卜全に挑戦したが、これは比較にならない。渡辺いっけいも古性派であるが、名台詞「助役とはっきり言え!」(「どうせおれぁ定時制しか出てないし・・・」は省かれている)の部分で既に軍配は左に挙がっている。他にも宮口精二、加東大介、三好栄子、菅井きん、藤原釜足、山田巳之助、田中春男、千秋実、渡辺篤らが、平成の俳優たちの必死の演技の前に高々と立ちはだかっている。 特筆すべきは2人。まず、ユースケ・サンタマリマである。市民課の木村役だが、映画では日守新一が演じている。日守は平凡なサラリーマン役が似合う俳優だったが、52歳で急逝していることもあり、主演代表作が見当たらない。そのためか、ユースケは「平成の木村」を独自に演じることができたとみる。次に北村一輝である。私はメフィストフェレス(悪魔。ドラマでは優樹という役名があるが、映画では単に“小説家”としかない)役は、映画での伊藤雄之助以上の怪演ができる俳優はいないだろうと思っていた。ところが、である。北村は「平成のメフィスト」を自由闊達に演じきった。金に糸目を付けずに自暴自棄な行動を深夜に起こすことを平成で再現するとこうなるか、と思わせるものがあった。 色々と批判めいたことも書いたが、全体として「リメイク」に徹した上での評価は低いものではあるまい。また50年後に平成の次の元号の御世に2度目のリメイクが作られる土台を作ったことだけは間違いない。(残念ながら、その作品を私が鑑賞することは到底できないが) モノクロで為しえなかった「ほぉ、美しい、実に美しい」夕焼けをカラーで見せてくれてありがとう。
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[026]海猿 ウミザル
 恋愛部分は邪魔tanukun2007-09-02
 
原作との比較。映画・映像にはつきものだが、本作もその難から免れ得ない。元々コミックの人気で映画化、更には海上保安庁の全面協力まで得られたのだから、比較されるのは仕方・・・
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原作との比較。映画・映像にはつきものだが、本作もその難から免れ得ない。元々コミックの人気で映画化、更には海上保安庁の全面協力まで得られたのだから、比較されるのは仕方が無いとしても、よくされる表現だが「あの本編をどうして2時間程度にまとめられようか?」という命題である。その点は巧くまとめられており、及第点といってよかろうが、やはりどうしても満艦飾になってしまうのは仕方がないのだろうか。多様な意見があろうが、思い切って恋愛部分を削除したとしても、本作の核心はぶれなかったと思う。否、削除して男臭さ一辺倒で押しまくった方が良かった、と強く感じた。合コン部分だけで充分である。 興業的には全く振るわなかった「新・喜びも悲しみも幾歳月」と同じ場所(食堂)のシーンが長回しであり、非常に懐かしかった。確か上記作品も海上保安庁の協力だった。 海上保安学校のサイトに海猿のバナーが大きく張ってあり、当然ながら「全面協力」であったことを知らされた。
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[027]愛の流刑地
 構成の妙tanukun2007-08-21
 
私は、結果的に映画を観てから原作を読むことが多い。本作は久々に原作を先に読んだ。 これまで数多の原作が映画・映像化されてきたが、原作に忠実に描こうとすればするほど、・・・
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私は、結果的に映画を観てから原作を読むことが多い。本作は久々に原作を先に読んだ。 これまで数多の原作が映画・映像化されてきたが、原作に忠実に描こうとすればするほど、あるいは、原作があまりにも名作であると、映画は駄作になることが多い。 本作については、原作に忠実なようで忠実でない。息子が娘になっていたりする。なお原作者の渡辺淳一は、テレビ番組「徹子の部屋」(テレ朝/朝日)で“この作品は、これまでの僕の作品の映画化の中で一番良い”と誉めている(2007年2月28日放送)。 原作が716頁にも及ぶ長編であるものを、2時間に収めようというのが土台無理なことである。あれほど細やかに冬香と菊治の描写を(ベッドシーンだけでなく)していたものを、ラストの数分でまとめざるを得なかった。その溝を埋めようとしたのが「全体の構成」である。時間軸をずらして撮ることで、2人の物語が薄っぺらにならないようにしている。最後の最後で原作にはないクダリを入れることで凌ごうとしているが、あまりにも説明的すぎる。鶴橋監督はテレビでは実績があるものの、本作が初監督作品であるが、中々上手くまとめた、ギリギリの及第点、というのが私の評価である。 キャスティングもまずまずと言って良い。佐藤浩市や富司純子がチョイ役というのはいささか勿体ない気がしたが。それにしても仲村トオルは最近冷淡な役がよく似合う。2006年に再テレビドラマ化された「氷点」(テレ朝/朝日)での父親役辻口啓造を思い出した。 この映画はR15指定である。女と男の情念を読むのは良い。しかし、それが映像化されたものを未成年に見せて良いのか。否、エロスの部分だけを好奇心だけが先行してはいまいか。もっと言えば、見せて分かるのか?成人指定にすべきだと考える。 それにしても、10年前にも企業戦士たちを毎朝虜にした(前回は“失楽園”)渡辺淳一は、次回どんな作品をぶつけてきてくれるだろうか。 最後に、個人的には寺島しのぶが嫌いである。が、演技力は認めざるを得ない。できれば、冬香役は雪国の女に相応しくもっと薄化粧が似合い、もっと腺病質な俳優に演じてもらいたかった。
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[028]ハウルの動く城
 極上のお伽噺tanukun2007-08-01
 
自称宮崎アニメファンを標榜する私は、紅の豚以降どうもココロが離れがちになっていたが、千と千尋で完全にドロップアウト。銀幕はおろか、観る事もしなくなってしまった。理由・・・
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自称宮崎アニメファンを標榜する私は、紅の豚以降どうもココロが離れがちになっていたが、千と千尋で完全にドロップアウト。銀幕はおろか、観る事もしなくなってしまった。理由は何だろう。ルパン・ナウシカ・ラピュタ・トトロ・宅急便と続いてきた、何ともホンワカした作風が「豚」以降は全く影を潜めてしまったためだろうか。宮崎さんはどこへ行ってしまったのだ・・・。長い間そう思っていた。 ハウルもどうせ豚やもののけと同じ路線なんだろ、と思っていて、ようやく最近観た。なつかしい匂いがした。これこれ、これですよ、と私の頭の中のフィラメントは光った。映画は楽しければ・楽しめればそれでいい。例えばタケシ監督の映画がその極み。多くの駄作の中に傑作がある。が、タケシファンの方はどの作品も好きなのだろう。そう。そういうファンがあってこそ映画人は長持ちするのだと思う。この映画は(も)相変わらず賛否があるが、そんなことは知ったことではない。私は私の中の「宮崎アニメ」が戻ってきたことを素直に喜んでいる。 倍賞千恵子やキムタクをこきおろすコメントが多い。それは事実かもしれない。が、これも個人レベルだが、私は倍賞のファンである。前評判は一切三猿状態にしていたので、ソフィーの口から倍賞の声が出てきただけで大喜びだった。(そして、こきおろしている人々とは違う経由だが結果的に)ソフィーの絵に倍賞の顔がだぶってしまって困った。(ハウルの声がキムタクだとは、エンドロールまで気付かなかった。汗)) こきおろしている人々に言おう。ファンになれとは言わない。けれど、SKD仕込みの身のこなしと、レコード大賞新人賞を取った「下町の太陽」などの声量・質、そして何よりも山田映画の数々(家族、同胞、寅さん、黄色いハンカチ、遥かなる・・・)は、本作を観た・聴いただけの人にとやかく言われたくない。そう思う。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%8D%E8%B3%9E%E5%8D%83%E6%81%B5%E5%AD%90 この作品に苦言を一つ呈すれば、原作にあまり重きを置かず、2001年宇宙の旅や、シャイニングにおける、S・キューブリックのごとく、エッセンスだけ頂戴して、自由に描いて貰いたかった。原作と比べられることを考えれば、宮崎の実績からして「忠実なる再現」は必要なかったのではないかと思われるからである。
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[029]日本沈没
 原作・旧作・今作tanukun2007-07-29
 
当時、原作と旧作に熱狂した私は、いわゆる「青春時代」でした。 すごい小説だ、と評判になり、すぐに映画化され、映画館に直行しました。藤岡・丹波両氏に感動し、本当に日本・・・
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当時、原作と旧作に熱狂した私は、いわゆる「青春時代」でした。 すごい小説だ、と評判になり、すぐに映画化され、映画館に直行しました。藤岡・丹波両氏に感動し、本当に日本は沈没してしまうのだろうか、と皆で真剣に議論したのを思い出しました。 結果的に、今作は駄作だという風評のようです。私もそれには反対しません。ただ、災害シーンのミニチュアとCGとでは全く勝負になりません。そうです。私の評価が低くないのはそのためなのでしょう。圧倒的なCG映像を観るために¥を払ったようなものだと感じるからです。 既に皆さんがご指摘の通りですが、私が思うに、柴崎さんはともかく、草なぎ君は(藤岡さんと比べなくても)一人で日本を救う役には向かないか、まだ役不足だと思います。役者としての素質はあるので、更なる成長を望みます。 これまで書いてきましたが、玲子の怪我はストーリーとは無関係だったのか・ラストで美咲たちを一発で救出できちゃうのはなんでだよー、等々の不満はありますね。 最後に、総理大臣(石坂さん)が小泉前総理大臣を想定しているのはバレバレですが、危機管理担当大臣(太地さん)がどーーーしても小池現防衛大臣とだぶって見えてしまうのは私だけでしょうか・・・。
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[030]いま、会いにゆきます
 それぞれで、いいじゃんtanukun2007-07-24
 
とーーーっくに観たのに、今頃思い出したように投稿し、恐縮です。 当時、せかちゅー、だ、いまあい、だ、と世間が五月蝿いので、邦画贔屓の私はまず原作から読むことにしまし・・・
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とーーーっくに観たのに、今頃思い出したように投稿し、恐縮です。 当時、せかちゅー、だ、いまあい、だ、と世間が五月蝿いので、邦画贔屓の私はまず原作から読むことにしました。拙いけれど内容が外されていると嫌なので図書館で予約をかけたら天文学的順番になり、予約がかかっていなかった「その時は、彼によろしく」を読むことにしました。その後者がこのたび映画化される、とのこと。いまあい、の二匹目のドジョウを狙っているプロデューサーは、S・キューブリックのような原作無視の監督が撮らない限りヒットは難しいと危惧しています(市川氏のファンではありません)。 脱線しちゃった。閑話休題。 この欄の皆さんの意見は興味津々で読ませていただきましたが、結果的には評価は二分されており、それぞれでいいじゃん、それが私の感想です。 自身は、タイムスリップものが大好きなので、原作・DVD(2種、ただしTVドラマは未観)・コミック(2種)・若月女史の文庫本、全部読み・見比べて楽しんでおります。興味深いテーマの融合ですよね。青春・恋愛・家族・子供・夢・・・、そんな要素にぐっさりと時間軸が突き刺さっていて楽しい。最近のタイムリープものも含めて、ガンガン行き来できちゃうタイムスリップものはどうもアレルギーのようで、バタフライエフェクトや、時をかける少女の方は(モチーフとして)ちょっと「ひいて」しまいますが、この映画のように交通事故で一度だけ「行って来た」ってのは、個人的に実にリアルで好きです。 え?この映画で泣けたかって? 私は実のオフクロが逝った時も全く涙が出ませんでした。どうも生まれつき涙腺がとてもとても固いようです。ワサビ系以外で涙が出たことがないんです。
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