allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

 
 
  コメント題 投稿者 投稿日
ドッジボール」に対してのコメント
  いまだにこれが面白いの? 幸村和 2010-01-16
  【ネタバレ注意】
昔流行ったヘアスタイル、ファッションと立ち居振る舞いを誇張したコテコテキャラのベン・スティラーは確かに普通にバカで笑える。メチャメチャなトレーニングも、ほんまテレビのコントレベルで普通に可笑しいです。 が、ベガスの大会になってからは、「え?いまだにこれで笑いをとるの?」と唖然。「いまだに」第二次世界大戦の敵国だったドイツと日本だけ国代表として登場させ(他の国はない)、「いまだに」日本人とドイツ人のキャラクターは戦後のイメージを誇張しただけに見える。日本人に至ってはチーム名「カミカゼ」、鉢巻きとフンドシをアレンジした(というかアメリカ人にはこう見えるんでしょうね)オムツを履かせ何か狂信的に気合いを入れあっている姿を「笑いの対象」にしている。これ、みなさん面白かったんだ…。これ笑う人は、「グラン・ブルー」の日本人チームも笑うんだろね。国辱ですけどね。確かに「気合いで勝てる」とか「できないのは根性が足らん」という脳味噌筋肉精神論信奉体育会系人間を私も嫌悪しますけどね。それ=日本人という図式でいまだにアメリカでは笑いをとれるんだね。いや、「アメリカでは」じゃなくてどうやら日本人も「笑った」らしいので日本人からも笑いがとれるんだ。は〜。 あるいは「いまだにそれで笑いをとろうとしている」という部分で笑っているのか。そんな高度なシニカルさは感じなかったけどなあ。あんまり酷かったので、かえって斜めや後ろから考えてしまう。まさか、正面きってこれ笑ってるんじゃないよね…?みたいな。 更に「スラムで結成されたチーム」も出てきた。彼らは黒人中心のチームでダンスにしか興味がなくて試合にならない。主人公チームが1人を除き全員白人であるところを見ても、これ、ものすごい差別的に映る。 写真の人物(どうやら国民的ヒーロー?)に忠誠を誓いその人物のために戦ういかにもストイックなドイツ人チーム、フンドシにオムツ姿の狂信集団日本人チーム「カミカゼ」、ヒップホップダンスにしか興味のないスラムの黒人チーム、もうベタというより「子どもみたいにいつまでこれで笑ってるの?時代は変わってるのに」って感じ。 そういえばいるいる、こういう人、という笑いは好きですが、これだけ時代が激変しているのにいつまでも同じ人種や階層イメージの誇張ネタって、ただの人間観察の未熟さというか才能のなさをひけらかしているようなもの。 この映画の制作にも関わったというベン・スティラーに対しては幻滅しました。ナイト・ミュージアムで面白いと思っていたのにな。あーあ。
  
 

 
 



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION