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北極のナヌー」に対してのコメント
  意義はある 幸村和 2010-04-16
 
白クマの子どもナヌーと、セイウチの子どもシーラの成長を物語風に綴ったドキュメンタリー。本来ありのままでいいと思っているので、あんまり物語風にされるのは好きではないんだけど、北極圏に生息する生き物を取り巻く環境が静かにしかし確実に変化している様子が、白クマやセイウチの成長とともに移り変わる季節を通して伝わってくる。 温暖化を始めとする地球環境の変化に警鐘をならす、という目的でこの手の映画を制作するとしたら私はもう生ぬるいと思っています。ありのままを撮影したら(それが困難な作業ではあるのでそれには敬意)、もう地球環境は明らかに変わってきているのは伝わります。でも、想像力のない人には「だから自分たちがヤバい」とまでは伝わらないような気がしています。もっと直截的具体的でないと。 なので、この種のドキュメンタリーは多様な生き物が生息していた、ということを記録する意味で意義があると思います。って過去形なのがほとんど絶望してますね。もちろん自分のできることは続けますけどね。 ところで、ナヌーが恋の季節を迎えたというナレーションのシーンで、2匹の白クマがじゃれ合うシーンを挿入していたけどこれはいただけない。発情期を迎えた雌雄白クマが人間の男女のようにイチャイチャするということはないんじゃないか。恐らくまだ大人になりきっていない、きょうだいクマのじゃれあいシーンを持ってきて「恋する白クマ」を作ったと思われる。こういうのはちょっとバカにされたみたいで不愉快です。 あと稲垣吾朗のナレーションもどうでしょうね。彼の声は少しくぐもっているので、ナレーター向きではないと思うけどジャニーズのイメージ戦略かな。最近、俳優がこういう教育にもよろしいドキュメンタリーのナレーションをすることが多いけどあんまり好きじゃないなあ。なんでプロを使わないんだろう。タレント側としてもイメージ戦略に利用できるし、起用する側も知名度がプロのナレーターよりあるから映画として売れるとか思ってんのかな。むしろ、見る気が失せるんだけどな。って、私みたいなのは少数派でたいていの人は嬉しがるのかもしれませんけどね。 ちなみにこの映画観ながらなんかこのシーン、どっかで見たような…、と思っていたら「ホワイト・プラネット」の映像を利用して物語風に編集しなおしてたんだ。あとでホワイト・プラネットを観て(しかもそれも2回目だった)、気がついた。とほほ。
  
 

 
 



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