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ドッグヴィル」に対してのコメント
  饒舌 幸村和 2010-06-01
  【ネタバレ注意】
いやまあなんとよく喋る映画だこと。 状況説明から登場人物の細かな心理状態までペラペラペラペラ喋る喋る。 ここまで説明してくださるなら、何も映画にすることないんじゃないかな。目を閉じても十分わかると思う。映画なんだったら登場人物の心理描写は役者の演技で表せばいいやん。朗読じゃないんだから。それをナレーターが説明してくれるんだから親切というか大きなお世話というか映画の意義を見出しにくいというか。 第一、目を開けても体育館みたいな床面にチョークで線を引いて字を書き込んだだけの舞台だから、目を開けてみる意味がどこまであるのかわからなくなってきた。実際劇場公開当時本編の三分の一寝てしまったし。まぁ寝ることと目を閉じることは別なんだけど。このある意味奇想天外な舞台はあえて特定の場所に限定されることを避け、普遍性を持たせることを目的としたのだろうか。しかし私は普遍的だとは感じなかったけどな。体育館にチョーク、ただそれだけ。映画製作にお金はかからなさそうだけどね。 内容はアメリカ三部作の第1作だそうな。それにしてもグレースと父親との「傲慢について」のくどい会話もさることながらその会話でグレースはさんざん持論を展開して慈悲深さを示していたのに、急転回で変えてしまった。その急転回の理由説明もまたしてもナレーションで説明だしな。説明によると権力の行使だとか、なんとかかんとか。なんだかグダグダ御託並べてないで、グレースブチ切れでいいやん、と思ってしまった。さんざん村人に好き放題させておいて、あのラストってほんっと極端。映画的には溜飲が下がるけれども、何が言いたいんだかわからない。 あ、もしかして「自由にさせる→ケダモノが跋扈→武器で共同体ごと消滅させる」この極端さが全部アメリカだ、ってこと?つまり、村人もグレースも全てひっくるめてこれがアメリカだってことか?うーん、やっぱりわかるようなわからんような。 9.11前後からアメリカはすっかり世界の嫌われモノだけど、でもって私も危うい国だなと思うけど、かといって、こういう映画をよその国の人間が作るのもなんかあんた何様だよって思う。今のアメリカってこうやん?と言われてもだからなんだ。マイケル・ムーアみたいに自国を憂えるってんならわかるけどさ。なんかこの映画を作った人に対して私は不快感を持ってしまいました。 人間を試すために神の使いがヨソ者として村へ入り、試された結果人間は失敗してソドムとゴモラの町みたいに神の裁きを受けて消滅したという寓話というならそっちのほうがまだ受け入れやすいです。
  
 

 
 



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