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ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」に対してのコメント
  リーピチープ〜 幸村和 2011-03-09
 
原作は「朝びらき丸東の海へ」と題するナルニア国物語第3章、映画はこのタイトルですか。原作のタイトルでいいような気がするが、まあいいか。戦闘シーンが多い1,2作目に比べ、冒険的要素が増えてくるこの3作目からナルニア国物語は俄然面白くなってくる、と私は思っている。シリーズ1人気が高いのではないかと推測するリーピチープが活躍するのもこの回だし、ペベンシー兄妹のいとこ、悪態つきでヘタレのユースチスが登場するのもこの回。こういう個性が立ったキャラが登場するのもこの3作目の魅力。「のうなしあんよ」の島や、ドラゴンの秘宝の島などの奇想天外な島巡り?などのファンタジーならではのワクワクが映画でどれだけ表現されているか、楽しみにしておりました。で、どうだったかというと、まあ、及第点だったのではないでしょうか。 悪態をつきまくってるユースチスがずっと市原悦子に見えてしょうがなかったけど、改心した後は、あれ?似てない。原作でユースチスが「なんだ?コイツ」とリーピチープの尻尾をつかんで持ち上げプラ〜ンとさせ、リーピチープを激怒させるシーンがあるのですが、そこが少し違ったのが残念だったか。細かくて申し訳ないのだけど、原作のそのシーンがいまいち笑いの少ないナルニア国物語の中では珍しく笑えるシーンで、ポーリン・ベインズの挿絵とあいまって私はかなり大好きだったので、期待してたんですけどね。 後半のクライマックス、海蛇だったっけ?登場するモンスター、こちらも迫力のあるグロテスクぶりで、とくに体が開いたときのワシャワシャは相当キモチワルくて髪の毛逆立ちそうになりました。 そしてラストシーン、私はもうダラダラ泣きです。誇り高い騎士でそしてたまらなく可愛い(でも「可愛い」などと本人(ねずみだけど)にいうと怒るから言ってはいけない)リーピチープがもう愛おしくて、何度心の中で「リーピチープゥ〜」と叫んだか。私はアスランの別の名前、それは「希望」と解釈しました。「God」ととる人もいるでしょう。それがなくては生きていくのが困難なものは人それぞれです。キリスト教思想の強い、というかキリスト教思想そのもののこの物語、興味深くはあるものの、手放しで好きかと言うと実は微妙だったりするのだけれど、それでも惹きつけられるのはこういうシーンにあります。 あと、今回私は初めて3D体験しましたが、それについては巷で騒ぐほどではなかったなあ。作品によるのかな。目が疲れました。別に3Dでなくてもよかったかな。 平日だったせいもあるのだろうけど、映画館は空いていて、この先続くのか心配になってきた。是非このシリーズは最後まで行ってほしいんだけどなあ。なぜなら、原作の訳者、瀬田貞二のネーミング・センスを問うてしまう「泥足にがえもん」(次巻「銀のいす」より)を映画はどうネーミングするのか、これまで「巨人ごろごろ八郎太」はスルーしたし「ぶつくさがたろう」もスルーしそうだし、しかし絶対スルーできない「泥足にがえもん」、映画ではどう呼ぶ?せめてそれだけでも見届けたい。どうする?松浦美奈(って今後も彼女が字幕するかどうかわからないが)。 追記:エンド・ロールでポーリン・ベインズの挿絵が流れたのは予想外で嬉しかった。エンド・ロールに1点加点。
  
 

 
 



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