allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

 
 
  コメント題 投稿者 投稿日
ミクロキッズ」に対してのコメント
  期待はずれ 幸村和 2011-08-19
  【ネタバレ注意】
一番笑ったのは釣り好きオヤジのキャラクター。なんだよ、あの釣り仲間との挨拶は。私も(釣り好きじゃないけど)あの手のヒラヒラ、一緒にやりたくなったよ。マシンを作ったオヤジの方は、学会で相手にされなかったからといってすぐに機械をぶち壊すような科学者らしからぬところがイマイチだったけど、子どもが小さくなったことに気がついたところからは、やっと笑えたかな。子どもたちを庭から捜しだそうと、端から見て奇行にしか見えない行動してるところとか。 一方、肝心の子どもパーツは普通の、いや普通以下のスリルに欠けるジャングル冒険ものにしか見えなかった。 つまり子どもパーツより大人パーツのほうが、見てて面白かったってことだけど、それって、どうなんでしょうね。この映画、オヤジが売りじゃないんだよね。タイトルもミクロ・キッズだし。 結構この手のファンタジー、好きなので期待していたんですけどね。このジャンルのハードルもそんなに高くないつもりだし。 裏庭のミクロの世界、地上を這う虫がアリ一匹と蠍一匹なんて、なんて貧しい生態系だ。庭の土をぼんやり見ていても、もっといろんな生き物が普通はいるぞ。蟻のほかにもナメクジにダンゴムシ、名前も知らない虫も結構いる。土の中からもミミズや何かの虫の幼虫が出てくるし、肉眼レベルでなければもっといるだろう。いないと、この庭の土壌は相当汚染されてて虫も住まない相当危険な庭だと思う。虫ワールドにまったく明るくない私でも、蟻と蠍しか思いつかないってことはない。ましてや案外子どものほうが虫には詳しいくらいじゃないか。草刈不足の庭なら、ますます有象無象が湧いているというもの。 それに蟻に感情があるような、まるで餌をやったら懐く犬猫みたいな扱いをするのもなあ。この辺も、蟻らしくしながらも蟻ってすごい、と感じさせる描きようがあったと思うな。なんかディズニーって気持ちの悪い擬人化が多いんだよな…。科学的視点が皆無で、しかも情緒に偏りすぎ。これでは子どもに見せられないなあ。どうにかしたらテレビゲームのほうがマシなんじゃないか。 あと、最後、なんで人間だけ縮んだり伸びたりするのかも気になった。座っている椅子は何でそのままなんだ?子どもたちの乗っていたスプーンだって巨大化するはずだろ。ソファは縮んだんだから人間だけに働くなんていわせないぞ。 とまあ、ミクロの世界の描写がお粗末過ぎて、ほかの雑なところも気になってしまった。たぶん、メインのところでOKだったら、椅子やスプーンがそのままでもワハハかまへん、かまへん、おもろいから許す、って気分になれたんでしょうけどね。 この映画より前に作られたミクロの決死圏の方がよくできていた。よくできている、と言うのは映像的にと言うより中身がきちんとしていた。6ミリから見た世界の実写が年代的にこれが精一杯なのはわかるんだけど、それなら実写にこだわらずアニメーションの方が、もっと豊かな世界を繰り広げられただろうに。実際オープニングのアニメーションの方が引き込まれたし。
  
 

 
 



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION