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スイート・スイート・ビレッジ(1985)

VESNICKO MA STREDISKOVA
MY SWEET LITTLE VILLAGE

メディア映画
上映時間102分
製作国チェコ
公開情報劇場公開(フランス映画社)
初公開年月1988/04/09
ジャンルドラマ/コメディ
イジ―・メンツェル傑作選 ブルーレイボックス(収録『厳重に監視された列車』『スイート・スイート・ビレッジ』『つながれたヒバリ』) [Blu-ray]
参考価格:¥ 14,040
価格:¥ 10,009
USED価格:¥ 6,699
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【解説】
 チェコの小さな村を舞台に、ちょっと頭の弱い青年と彼の相棒で父親代わりの男の二人を通して、村の楽しくもあわただしい日々を心暖まるタッチで描いた優しい映画。のどかな田舎の風景と生き生きとした登場人物達が何よりも魅力的。話らしい話が無い訳でもなく、繰り広げられる数々のエピソードも愉快。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
329 9.67
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【ユーザーコメント】
投稿者:呑気呆亭投稿日:2015-12-03 11:57:57
【ネタバレ注意】

最初は見ていると頭が弱く無駄にのっぽなオチェクの間抜けさに腹が立ってくる。オチェクとは対照的な短躯で太った体格の相棒パヴェクがイライラするのも無理はない。その二人の仲を中和し結び付ける媒体として、詩人で夢想家で運転音痴のドクタ−が物語の狂言回しをする。不倫有り、陰謀有り、事故有り、喧嘩有り、祭りの騒ぎ有り。笑わせるのが、トラクタ−に男が轢かれたと聞いて駆け付けたドクタ−が発見したのが、畑に残った人型だけで犠牲者の跡形もなく、脇でピョンピョン跳ねる不死身の男を発見するというギャグで、このギャグは後にドクタ−がブレ−キを掛け忘れた自分の車に轢かれるエピソ−ドに受け継がれたりして、全編にさりげなく伏線を置きながら、思わぬ所でギャグを入れて行くという、実に巧みに造られた物語りである。ラストは仲直りしたオチェクとパヴェクの凸凹コンビのぴょんぴょんと跳ねる息の合った歩行のギャグでありました。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/

投稿者:三葉十四郎投稿日:2009-10-14 00:00:08
【ネタバレ注意】

以前にビデオで鑑賞した時には、アカデミー外国映画賞ノミネート作の評判のワリに、ただ田舎臭いだけの面白味のない映画に思いましたけど、イジー・メンツェル監督の新作公開に併せて短期リバイバルになったところで今度はスクリーンでの観賞。 
いや再見はしておくものですね。 前より遙かに面白く感じられた。 そうしてなけりゃ、あの映画つまんね、で終わったままなんですから。
 
朝霞の中、のんきな音楽に混じって、デブッちょのパヴェクが鳴らす口笛に家から現れるノッポのオチク。 オチクは善良だが、ちょっとトロい青年。 足運びをいちいち併せて並んで歩こうとして、パヴェクはそういうところが煩わしくなって来てる。 
ダンプ仕事の出勤途中には今日も今日とてオンボロ車のエンジンが掛からないドクトルの手助けをしてやる、と。 
主要人物3人中心にスケッチ的にのんびり進むが、上映時間90分、間延びした感じは無い。 
パヴェクはオチクにヘッドホンを渡し、これで広がった耳を矯正しろ、とか言うのですが、アレって銃の射撃場で使う消音プロテクターだなぁ、どっから持ってくんだ。 そんなもの着けさせられたばかりにトラックの荷台で生き埋めになるドジを踏み、パヴェクはまたむくれる。 可愛そうに。
 
ドクトルはなかなか味わいのある人物で、運転しながら景色を眺め美しさを詩に詠むのが大好き。 甚だ物騒だが起こす事故は全部自爆ばかりだから、ま、そこはね。 
帰り道のパヴェクは、案の定、道路脇に落ちているドクトルの車と出くわす。 登場人物の日課や日常はくどくど描く必要が無いんです。 

のどかな村内には割と人の気配があって生活の空気が充足、なんてえことの無い野原にも人が突っ立って写っていた。 街角で画家が風景画を描いていると野次馬が集まって、もっとキレイに描いたら、と注文をつけてくる。 家々には必ず食用のハトが飼われて一人暮らしのオチクは自分で締められない。 世話見のお婆さんが代わりにやって、ついでに持って帰ってしまう、があれは食事の面倒みてあげてるから良いのか。 良い人ばかりじゃない、隣の学生カスパールは乱暴なトゥレクの妻ヤナとの逢い引き場所にオチクの家を使うため映画の券を押し付けて外へ行かせる。 
パヴェクはオチクとのコンビを解消したがるが、そうなるとオチクはトゥレクと組まされる。 村長はパヴェクを取り敢えず諫める。 と言った相関関係。
 
オチクはトゥレクと一緒では殺されてしまう、と怯える、そんな矢先、公団の理事が別荘としてオチクの家に目をつけて、彼にはプラハで住む所をあてがってやるから大丈夫だ、と転居を斡旋。 周囲は、オチクは都会では暮らせ無い、自分達の様に面倒みてあげる人が居るはずが無い、と心配するが本人はトゥレクとの一件があるから乗り気だ。 ドクトルはパヴェクを説得に掛かる。
 
今回スクリーンで見て良かった場面としては、出稼ぎのロシア人が黄色のレシプロ機に乗って青い空に颯爽と現れるシーンが広々鮮やか。 後は浮気妻ヤナが凄く美人なところですか。 普段がノーブラ、鳥にエサをやるのに何故か水着を着てたりして、これまた結構な目の保養。 メンツェル監督は僕が見た作品では全て美女をエロ可愛く撮ってくれているので趣味が合います。
 
で、前回の鑑賞では余り良くできた映画に思わなかったのですが、これは話の終い方が半端に感じられたからで、 
村長は子供の進学を優遇されて翻心するが、オチクを利用してたはずのカスパールがこの事に憤り彼の味方に付く、と言った点が話の中でキチンと納まって無い、と思ってたんです。 ケリのついて無い部分があると不出来だと思ってた、僕が馬鹿な鼻タレだったんですよ。
 
見直して認識した事は、オチクやパヴェク、ドクトル他の人々には、この話の前にも後にも人生が有って、映画はその中の一コマを抜き出して機微を描いた。 まとめの必要なんか無かったんですね。 
しかも話の落としどころはちゃんと付いてました。 オチクはプラハへ出ては見たものの歩いている大勢の市民の中で歩幅を併せられる人がいない。 パヴェクはオチクのヘマの多くに理由がある事を悟って彼を相棒に戻す。 
映画の最後でパヴェクがちょっこっとスキップを入れるとオチクはしっかり併せてくる。 これは監督がパヴェクに試させて、ほうらね、って言ってる様で、親しみと言うものの小さな嬉しさが滲んでいました。 それはとても大事なものです。

投稿者:ひつじめえめえ投稿日:2007-12-14 12:28:45
たしかにのどかだよなあ。昼間から酒飲んで、女と遊んで…ってうらやましがっていてよいのだろうか? うむ。
投稿者:LUNA投稿日:2005-08-29 04:35:50
公開当時に1回観たきりですが,今でもMyBest3に必ず入れます。当時は10代でしたが,映画って,観客に「幸せな気持」を与えてくれるものなんだということを,この作品で初めて感じました。
ユーモアに溢れていて,のどかな田舎の映像も美しかったです。
チェコ(当時はチェコスロバキア)という国の歴史と監督が味わった苦渋も耳にしていただけに,コメディという衣をまとった作品の優しさと愛情が,余計,胸にささりました。
DVD,出てないんですか・・・発売したら,今度こそ,もう一度観たいですね!
投稿者:とっけい投稿日:2004-06-08 21:23:04
公開時にシャンテシネで見ました。
「人っていいなぁ」としみじみほっこり出来る映画です。
偽善的なところやわざとらしいところが無くて。
のっぽさんとおでぶさんが2人並んで歩いていく後姿のエンディング(確か・・・)が
今も目に浮かびます。
暗いニュースや出来事で皆が疲れている?今こそDVD化を希望します!
もう一度見たいなぁ〜
投稿者:クロマツ投稿日:2001-03-22 12:25:50
でてくる登場人物が皆魅力的で、いつまでも見ていたい作品。小さな村のなんでもない出来事が淡々と描かれているだけだけど、見終わった後幸せな気持ちになれた。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 外国語映画賞 
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