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一番美しく(1944)

メディア映画
上映時間85分
製作国日本
初公開年月1944/04/13
ジャンルドラマ
黒澤明監督作品 AKIRA KUROSAWA THE MASTERWORKS Bru-ray Disc Collection II (7枚組) [Blu-ray]
参考価格:¥ 29,800
価格:¥ 23,014
USED価格:¥ 20,000
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【クレジット】
監督:黒澤明
製作:宇佐美仁
企画:伊藤基彦
脚本:黒澤明
撮影:小原譲治
美術:安部輝明
音楽:鈴木静一
出演:志村喬石田五郎
清川荘司吉川荘一
菅井一郎真田健
入江たか子水島徳子
矢口陽子渡辺つる
谷間小百合谷村百合子
尾崎幸子山崎幸子
西垣シズ子西岡房枝
鈴木あき子鈴村あさ子
登山晴子小山正子
増愛子広田とき子
人見和子二見和子
山口シヅ子山口久江
河野糸子岡部スエ
羽鳥敏子服部敏子
嶺恵美子島千恵
須藤美令子須田美惠子
三井春子川井春子
豊原みのり豊田みのり
平山栄子白山好子
山下春枝三島きよ
萬代峰子阪東峰子
宮川五十鈴宮崎静江
相川路子鮎川ミチ子
加藤照子佐藤照子
河野秋武鼓笛隊の先生
横山運平寮の小使
真木順鈴村の父
【解説】
 黒澤明監督の「姿三四郎」に続く監督第2作目。戦時中の1944年に製作された。第二次世界大戦最中、学徒動員により勤労奉仕に従事する女子挺身隊の姿を徹底したドキュメンタリー・タッチで描いたヒューマン・ドラマ。なお、出演者の一人、矢口陽子は本作の翌年黒澤監督と結婚した。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
545 9.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:Marie&Marilyn投稿日:2014-11-06 23:22:37
黒澤明は、オンナはダメと、いわれていたらしいのですが、女の子を描けば天才だということを証明した、映画。
むかし、予備知識、ほとんどない状態で観て、興奮しました。
投稿者:こじか投稿日:2014-11-02 16:44:04
【ネタバレ注意】

デビュー2本目の作品。姿三四郎のイメージがあったので戦中の作品だからと意識せずに観始めたが、さすがに毛色が違う。しかし単純な戦意高揚映画とも映らず、そして反戦”含み”という安易な見方も出来ない。

投稿者:nabeさん投稿日:2010-05-29 22:51:35
60数年経ってこの映画を観ると、戦時中の国策映画というのはこういった庶民派ドラマにも主旨徹底しているのがよく分かる。何も戦争映画だけが国策映画ではないのだ。
今のバラバラの日本を思うと、この時代の一致団結ぶりが羨ましく思えてくるのは何故だろうか。入江たか子の素直な美しさに嫉妬を覚えてしまう。
投稿者:秋彦投稿日:2010-05-16 19:01:12
「『戦時中は軍国主義で世のなか真っ暗、敗戦によって解放され世界が明るくなった。』−などという事は無い、戦時中でも嬉しければ笑い悲しければ泣く。モンペを履いていても男は女に色目を使い、女は男の目を意識していた」と言うことは本を読んだ知識では理解していても、それを映像で見せられるとやはり驚く。
寮生活しながら軍需工場で働く若い女性達の生活を描いた国策映画だが、「お国のため」とマナジリを決した所は全く無く、与えられた目標のために頑張ろうとする姿は現代の女の子と変わらない。
「八紘一宇」「撃ちてし止まむ」といった主義主張は国や軍の上層部には有っても、工場の上司(志村喬)や寮母(入江たか子)も含めて現場の人たちには無いから、登場人物に今現在の目で見て不自然なところが無く、見る前に予想したよりずっと良い作品だった。
むしろ「解放された」筈の戦後すぐの黒澤作品(「わが青春に悔いなし」「素晴らしき日曜日」)の方がキャラクターが理解しにくかったり、展開に無理がある。

物語とは直接関係無いが戦時中の生活風景が面白い、この時代で仕事の息抜きにバレーボールをしているのに驚く、又工場の天井から吊り下げられる「軍神につづけ」というスローガンや、母親が危篤という手紙を見た“つる”(矢口陽子)が田舎に帰ろうと手に取る時刻表の「時刻表」の文字が左から右の横書きになっている、戦前の横書きは右から左で敗戦によって変わったと思い込んでいたので意外だった。

あまりハッキリした主役がいないタイプの映画なのに、矢口陽子の「徹夜作業」(自分を鼓舞するため歌を歌うのが良い)や死んだ母親を思って「涙を流す」場面をじっくり撮ってる。
「翌年黒澤監督と結婚した」−なるほど。
投稿者:Ikeda投稿日:2008-05-29 11:08:18
この戸塚工場は、この年の6月の大空襲で被害を受けただろうと思いますし、平塚もポツダム宣言受諾の寸前の7月に大空襲を受けてしまったのが嫌な思い出です。この次は藤沢かなと言われていた時、戦争が終わり、空襲を受けませんでした。
この映画に出演している女工役の人達は青年隊長役の矢口陽子他三人くらいを除けばデビュー作品で、その殆どがこれ一作という無名に近い人が多いですが、皆うまく演技しているのは監督の力もありますが、立派だと思います。ただ最初に整列している男子工員は彼女らに比べて、かなり若い感じがします。この時期、私はまだ国民学校(小学校)6年生だったので、彼等を見ると自分の代わりに立っているような錯覚を起こしそうになりました。
歌の挿入も良くてタイトルバックで「若葉」の1番、エンディングで2番を入れて戦時下の雰囲気を和ませています。この唱歌は名曲だと思いますが、今は外されてしまったのを残念に思っています。また「元寇」が、かなり挿入されますが、主役の矢口陽子が「しひゃくよしゅうをこぞる、じゅうまんよきのてき」と唄いながら必死に検査する辺りは感動を呼びます。
ただ、これを聞いている内に、少し不謹慎ですが、横浜の小学生だった頃、この替え歌「父っあん、銭(ぜに)おくれと、ザル持って吉田橋」と唄っていた事を思い出しました。当時の横浜の中心街だった伊勢佐木町へ行くには吉田橋を渡りましたが、橋の上に乞食が2〜3人座っているのが普通だったからです。
何れにしても人情豊かな作品で、現在では美しすぎるので現実的ではないと思う人がいても、おかしくありませんが、当時としては、映画としては当たり前の感覚でした。勿論、世の中すべてが、こうだった訳ではありませんが、美しくないことを強調する作品が氾濫している現在と比べて、どちらが良い時代なのかを考えさせられます。
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2008-05-09 08:37:39
美しい映画だが、美しすぎてあまり好きじゃない。
戦争時代を舞台としていながら、周りの人はみんな優しく良い人ばかり。
最後まで特に欠点の見つからない美しい人たちが集まっている。
せっかくこの舞台があるのだからもっと活用しても良かったと思う。
厳しさの中にあるからこそ、より人間の温かさが引き立つのではないか。
この映画では全員が自ら追い込まれていくタイプ。
しかもほとんどが責任感からという美しすぎる人たち。
その中でも確かにヒューマニズムを感じるが、その塊のような映画なのでなんだか苦しい。
また、それを見せる演出のあざとさがこの映画では少々気になった。

「頑張れ頑張れ」言われるのでうつ病の人にはオススメしないが、
これからちょっと努力してみようという人には向いてるかもしれない。
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2006-08-22 22:09:48
勤労動員の様子がよくわかるし、戦時中の映画ならではの面白さがある。
投稿者:篭瀬山投稿日:2005-05-17 21:01:09
【ネタバレ注意】

お、なんだ戦時中の女工員といっても、目標の割当量に不満があると、仕事をサボってあっちでペチャクチャ、こっちでソワソワ、なんて光景が普通にあったんだ、意外と現代的だな、とか思いつ見始めたら、これが黒澤の策略で、男子工員に比べ割当量が少なすぎるのに不満がある、と言い出すのだから恐れ入る。おそらく当時の観客も、あら、わりと居ずまいを正さず見ていられる映画ね、拾い物だわと見始めたら、やっぱり活を入れられ腹の中で舌打ちしてたり、なんて想像しながら見るのも楽しい。目標に向って一途にひたむきに打ち込む姿は、時代を越えて美しいと思いました。9

投稿者:でこちゃん投稿日:2003-02-13 08:44:40
黒澤作の国策映画。彼の「国策」の技を楽しみましょう。冒頭に志村喬のテンションの高いあいさつで始まります。確かに国策です。でも笑えます。少なくとも今観ると。でも当時でも笑える人はいたんじゃないでしょうか。そして本音は、長すぎる涙のラスト・シーン。よくできています。政治学的考察を加えれば、日本の集団主義の記録にもなっています。あの雰囲気の中で個人主義を貫くのは困難。現在もこの雰囲気は日本には残っています。お勧めは寮母先生の入江たか子。戦後、猫に化ける前の姿が拝めます。狸のくだりのシーンで思わず猫に化けて出ないかなと思っちゃいました。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-01-13 11:41:32
 本当に黒澤の中で一番美しいんじゃないか。
 パレードのシーンでの望遠レンズの使い方等、黒澤らしいダイナミズムが伺われるシーンもあるが、大部分は全く普通っぽい、気負いの無い演出だ。気負ったところが無いだけフィルムを透明なものにしている。
 勿論国策映画の嫌みな部分があるが、ハッとさせられる美しく透明なカットが散りばめられていて補って余りある。黒澤の戦後のどの映画よりも美しいフィルムの感触がある。
 我々が愛しているのは戦後のあの嫌みな説教臭いケレン味なのだけれども。
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