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ザ・マジックアワー(2008)

The Magic Hour

メディア映画
上映時間136分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝)
初公開年月2008/06/07
ジャンルコメディ
最後に笑うのは誰だ?
ザ・マジックアワー [Blu-ray]
USED価格:¥ 2,141
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 Photos

【クレジット】
監督:三谷幸喜
製作:亀山千広
島谷能成
企画:清水賢治
市川南
エグゼクティブプ
ロデューサー:
石原隆
プロデューサー:重岡由美子
前田久閑
和田倉和利
ラインプロデュー
サー:
森賢正
脚本:三谷幸喜
撮影:山本英夫
美術:種田陽平
編集:上野聡一
音楽:荻野清子
VFXスーパーバ
イザー:
渡部彩子
VFXプロデュー
サー:
大屋哲男
スクリプター:甲斐哲子
衣裳デザイン:宇都宮いく子
照明:小野晃
装飾:田中宏
録音:瀬川徹夫
助監督:片島章三
ヘア・メイク:宮内三千代
出演:佐藤浩市村田大樹
妻夫木聡備後登
深津絵里高千穂マリ
綾瀬はるか鹿間夏子
西田敏行天塩幸之助
小日向文世長谷川謙十郎
寺島進黒川裕美
戸田恵子マダム蘭子
伊吹吾郎鹿間隆
浅野和之清水医師
市村萬次郎菅原虎真
柳澤愼一高瀬允
香川照之江洞潤
甲本雅裕太田垣直角
近藤芳正今野貴之介
梶原善西さん
阿南健治野島
榎木兵衛なべさん
堀部圭亮バンビ
山本耕史愚痴る男
市川亀治郎カメ
市川崑監督
香取慎吾
中井貴一磐田とおる
鈴木京香小夜子
谷原章介ニコ
寺脇康文ワンチャイ・バンダラビカル
天海祐希喪服の女
唐沢寿明ゆべし
【解説】
 「ラヂオの時間」「THE 有頂天ホテル」の三谷幸喜監督が贈る痛快エンタテインメント・コメディ。とある港町を舞台に、映画撮影と思い込み本物のギャング相手に幻の殺し屋を嬉々として演じる無名の三流役者と、彼を騙し通して人生最大のピンチを切り抜けようとするしがないホテル支配人の男が繰り広げる大騒動を実力派キャスト陣の豪華アンサンブルで描き出す。出演は佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、西田敏行。
 港町・守加護(すかご)。街を牛耳るギャングのボス・天塩の愛人・マリに手を出してしまった手下のホテル支配人・備後。はたして天塩に捕まり絶体絶命となってしまう。助かる唯一の条件として天塩が示したのは、5日以内に幻の殺し屋“デラ富樫”を連れてくること。条件を飲んだ備後だったが、そう簡単に見つかるわけもなく、最後の非常手段としてニセモノを用意することに。そこで備後は、映画監督になりすまして無名の俳優・村田大樹を雇うと、映画の撮影と称して彼に殺し屋“デラ富樫”を演じさせ、天塩の前に差し出すのだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
1490 6.43
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【ユーザーコメント】
投稿者:いまそのとき投稿日:2015-05-26 09:24:22
佐藤浩一がコメディですかぁ。伝説のスタアに憧れる売れない俳優役。映画バカたちが集まって懐かしいセットを組む。カァットォー!!とカチンコが響き、昭和のあの時代に戻る。まさに市川崑に捧ぐ作品。映画は三谷映画の常連たちが集まってワイワイガヤガヤ群像劇を繰り広げる。特に、佐藤の大芝居が笑えるのだが、後半になるとちょいと全般諄さが目立つ。今一歩クールだったらと思うが、こうだからやはり三谷幸喜だとも思える。良き時代の映画づくりの楽しさ、賑やかさを懐かしみたい作品だ。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2012-12-09 15:06:58
【ネタバレ注意】

映画と偽って進行する

マジックアワー:日が沈んで夜が訪れるまでの映画が最も映える夕空の時間帯。
そんな貴重な時間帯をフイにしてしまったら…それでもまた明日はやってくる。

有り得ない設定…大好き。
(影武者が)バレるかどうか、ハラハラさせて、笑わせて、そして泣かせる。

確かに何の準備もない素人が俳優を騙して現実を演じさせるなんて事は出来ないかもですが、それを問題にしてどうする?〜観客は楽しみに来てるんだから、有り得ない設定も楽しんじゃった方が得だと思いますが。
ワンパターンのギャグで成立する吉本の劇ですら、楽しんで観てる人がいるじゃないですか?〜ってか、そっちが好みって映画ファンは逆に理解し難く。

本作はドタバタ劇ではありますが、何処に着地するかわからない凝ったストーリーではないかと。
そもそもボスの女を寝取って南港?に沈められる?って話の解決策が役者を騙して殺し屋をやらせる事、って展開…何をマジメに語ってるのやら…

…勿論、芸達者な出演者がこのバカみたいな設定をマジメに演じてる…それも楽しいですが、どうなっちまうのか?って結構入り込んで観てしまいました。

そんな事より最後に深津が、あーいう判断をする事に何か唐突感。それはそれでブッキーの立場とか笑い所なのかも知れませんけど。
佐藤浩市がラッシュ?を見て満足してしまうが、あのマジックアワーの会話で自分が本当に好きなことを自覚するのは納得しますが。

最後は伝説の殺し屋に映画屋が勝つ(それはそれは馬鹿馬鹿しい子供騙しで)。あのセットみたいな街?が組みあがってゆくエンディングロールもグッドです。

投稿者:uptail投稿日:2012-09-28 09:33:03
演出:7
演技:7
脚本:7
音響:6
投稿者:ringoringo投稿日:2011-10-30 06:34:49
【ネタバレ注意】

三谷作品はどれも好きです。
後半のドタバタ感に、はまりまくってしまい、大爆笑でした。
それでも、ジーンとさせてくれたり、とっても良かったです。

深津さん(*^ー゚)b グッジョブ!!

投稿者:こじか投稿日:2011-08-01 00:25:56
【ネタバレ注意】

特別にしてこの監督さんのファンでもなくアンチでもありませんが、意外と一言では語りづらい監督さんかもしれません。確かに演者から助けられているとも言えるんだけど、演者をここまでノセてしまうことって強力な武器だし強大な才能。それがカット単位やシーン単位などではなく、全編そのままでやり切っちゃうんですから参ります。
がしかし、如何せん求められるレベルが高い。特に記録文化の映画となれば即興性の持つ勢いが抑えられ、異文化演出的なクセが目立ってしまいます。だけどこの監督、それを延々つっつくオーディエンス以上にスタイルとして確立するまで延々やり続けそうなんですよね。しかもそれはそれで面白くなる予感がして楽しみだと言う…。
ま、やはりわたし等世代は劇作家、脚本家である三谷幸喜を知っていますが、それを考えずに見ると個のスタイルを持った監督さんとしてなかなか素晴らしいクオリティであるとは思います。数十年後も普通に観れるであろう“面白さ”を提供し続けてるってことは賞賛するに値。今回も傑作ではなく三谷的佳作なのでしょう。コミカル時々滅裂はこの方のスタイルでしょうし、単純に楽しい作品を創造し続けるってステキなことです。前作よりは格段に楽しめました。近い将来、処女監督作を超える愉快さを持った監督作品をご提供願いたい。

さて(※以下ネタバレですが)例のごとく何も知らずに観たもんだから“役者”を使うって起点に「おぉ!!」と。その辺の(パロディ含めた)手並みはさすがですね、感心します。あと彼のナイフぺろぺろ…。悔しいほど爆笑、しかも×3(なんなのいったい笑)。

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-12-31 15:45:24
【ネタバレ注意】

嘘っぽいセットとギャングという設定に目を瞑っても、三谷監督は自分で考えたギャグを活かさない引きの画を多用して、アングルの選択という仕事を半ば放棄してるように感じたし、終盤の二度のどんでん返しは「シベリヤ超特急」レベル。あと佐藤浩市は良かったけど、村田の役は本当に知名度の低い中年俳優を起用するべきだった(絶対許可が下りないだろうな)。「有頂天ホテル」に続く三谷監督のキャストとセットの自慢映画(エンドロールでセットの建設過程を見せるのは野暮の極み)。同業者が一番この映画を嫌ってると思うが、殆どは観てもいないだろうな。良かった場面は村田がスクリーンで自分のラッシュフィルムに見せる涙と、老いた高瀬が村田にマジックアワーを語る所。

投稿者:たまきち投稿日:2009-10-08 12:58:00
私はおもしろかったです。
佐藤浩市の人の良さとバカっぷりがいい感じで、西田さんや寺島さんとのからみで何度か笑わせて頂きました。
セットばればれの建物や都合が良すぎるような展開も、ちゃんと計算されて作ってるんだなぁと制作者の意図が笑いとともに伝わってくるような映画です。
佐藤浩市をはじめ、キャスティングも絶妙だと思います。
投稿者:くろひょう投稿日:2009-10-07 11:48:02
はあ・・三谷幸喜かよ・・家人に誘われて渋々観た。

観る前から中身を観たような気にさせる監督No.1・・
なんだけど、今回は途中までは面白い。

というか、佐藤浩市が西田敏行と初めてご対面してナイフを舐めつつご自慢の演技(劇中の)を披露するシーンだけなんだが・・
映画創世記から飽きるほど繰り返されてきた笑いの定番シーン。
本人たちは至って真剣な登場人物たちが織りなす掛け合いが、微妙なズレを保ちつつ双方の誤解のツボがぴたりとはまるシチュエーションってやつだ。
今回はそいつがご丁寧にも三回も繰り返されかなり上出来。ここだけは大笑いさせてもらった。

だが、悲しいかな・・後が続かない・・脚本の弱さが露呈する。

映画の撮影だと信じ切っている主人公に親玉を実際に撃ち殺させようとするなんざ最低だし、ギャング側が主人公を偽物だと把握しているのかいないのか曖昧なままラストになだれ込むし、そもそもラストで重要なオチを担うはずの深津絵里のキャラがぐだぐだ・・尺の長さに内容がついていかない。

いまさら「映画は名もない裏方に支えられているだよね」という手垢のついたテーマをもってこられても観客は、あ、そう、で終わり。
やっぱり三谷幸喜は居心地のいい自分たちの世界で自己完結しているだけ、といわれても仕方がないだろう。

カメオ出演とかオマージュとかはもうどうでもいい。
せめて、アクロバチックでかまわないから佐藤浩市に最後まで映画の撮影だと信じさせたまま全てをおさめるひねりのきいた脚本は書けなかったものか・・

やっぱ邦画じゃ無理なのか・・(そういや洋画でも気の利いた脚本は最近少ないよな)
投稿者:brilliant tomorrow投稿日:2009-10-05 19:48:37
 「DVDレンタルが旧作扱いになって100円で借りられる日を心待ちにしている」程度に期待していた作品でした。結論から言うと、新作の値段で借りていても「損した」とは思わなかったと思います(諸般の事情で劇場へ行くのが嫌いな自分としては、かなりの讃辞)。
 レビューを見ると、思ったよりきびしい評価を受けているようですね。何度か書いていますが、わたしは何かしらの理由で自分を引き込んでくれる映画であれば、どんなマイナス要素も好意的に解釈できると思っています。だから、みなさんの指摘するようなわざとらしい演出やミスキャストっぽい人選も、上手に企てられ、散りばめられた笑いのタネと感じてしまいました。「映画のセットみたい」の台詞に代表されるように、この映画自体が、映画の嘘や作り手と観客の暗黙の了解事のすべてを「知ってるよ。あなたも知ってるでしょ?」っていうスタンスで自虐的に笑っているように思え、そこに愉快さを感じられました。『THE有頂天・・・』で少し(かなり)落ちた三谷作品への評価が再浮上です。
投稿者:きらきら投稿日:2009-08-14 22:37:30
いい映画とは「よくできた脚本に俳優」。
ばかのひとつ覚えみたいに繰り返されるドグマを忠実に再現したらどうなるか?

――はい、演劇を撮影した映画ができあがります。

の好例かな。
投稿者:クリモフ投稿日:2009-08-11 02:46:38
【ネタバレ注意】

「有頂天〜」が合わなかったので、今頃になって観賞。はい、残念、合いませんでした。多分、というか絶対三谷幸喜はサービス精神あふれる人なんでしょうけど、こりゃくどいですよ。
まぁ内幕モノですが、「私は映画も演劇も大好きなんですよ」っていうのが全面に出すぎてて、最初は笑えたんですが後半きついです。もうトリビア的なこととか「キタノ」や「クロサワ」のような単語とかそんなもん無理に詰めなくていいよ。
それとあの回りくどい話、これは入り組んでいるとか複雑とかじゃなくて回りくどいだけ。映画好きならオチはもう30分くらいで「蒲田行進曲」とわかります、わかっちゃう以上それまでどう楽しませるかなんですが、しょーもないネタや映画ネタでツギハギ。正直この中身で2時間半はきついですよ。空々しい。映画館のシーンや老優のくだりなどいい場面もあるんですが、全体がごみごみしてるためもったいない。
キャストも豪華なのはわかるんだけど、佐藤さん意外微妙です。ヒロインの深津さんが著しいミスキャスト。嫌いじゃないけど、マフィアの女にもダンサーにも見えない、OLです。まさか、あのオチだからいいのか?それならますます三谷の仕掛けが鼻に付きます。まぁ飽きはしませんでしたが、狙いすぎ。出来の悪いウディ・アレンです。この映画風に言わせていただくと。

投稿者:流氷一滴投稿日:2009-06-14 21:41:02
【ネタバレ注意】

三谷映画だから、豪華俳優、豪華セット、極端にディフォルメされた登場人物、原則悪人なし、意表をつくストーリー、数分に一回はある笑いを誘う仕掛け、もちろんハッピーエンド、もう一度見たいと思わせる魅力等を予想していたが、概ね当たっていた。最後のひとつを除いては。

「THE 有頂天ホテル」にも言えるのだが、映画でなくても舞台でも成り立つのだ。いや、本作は絶対に舞台の方が合っている。
佐藤浩市演じる三流俳優、西田敏行演じる暗黒街のボス、それ以外の登場人物も、妻夫木聡演じるドジを踏んだ子分の「苦肉の策」にまんまと騙される。ここで、「そんなことあり得ない」と突っ込みを入れる人には、この映画は全く向いていない。映画だと「とんだ脚本」と酷評される出来だが、限られた場所で「俳優の演技を楽しむ」舞台だと、なかなかつぼを得たストーリーと言えるだろう。

しかし、これは「映画」だからねえ・・・
セットの豪華さは認める。キャストの熱演もすばらしい。
しかし、ラストまで「あり得ないストーリー展開」には苦笑した。
偽物を前にして、仕掛け花火のトリックに唖然として退散する凄腕のスナイパーなど「映画の世界」にもいないだろう。
むろん、そんなチャチャを入れるのは「大人気ない」のは百も承知だが。

投稿者:bond投稿日:2009-04-08 09:56:08
元ネタは「ビッグムービー」か?笑えない、ハラハラしない、つまんなかった。
投稿者:irony投稿日:2009-04-08 01:46:20
マッタリ系でそこそこ笑えますが、クライマックスがダレ気味で勿体無い
投稿者:イドの怪物投稿日:2009-01-12 19:26:21
やはり喜劇はマイナーな方が面白い。
勿論この映画はそこそこ笑えたが、映画館に行かなくて良かったと思える出来。
やはり喜劇はマイナーの方が面白い、また三谷さんもメジャーになって少しエネルギーが落ちた様な。
久々に西田敏行の名演を見た。 もう「釣りバカ」は辞めた方が良いと思うが。
投稿者:投稿日:2008-12-26 02:17:41
序盤から最後まで笑いっぱなしの136分間。

特に佐藤浩市と寺島進の掛け合いは本当に面白かった。

wikiには制作費非公開とあるが、いったいいくら掛かったんだろうと思うくらい豪華なセットでした。
投稿者:aaf投稿日:2008-12-07 22:50:48
こういうコメディを興行としてなりたたせるのは
大変でしょうね。しかも10億とかならわかりますが
50億以上を期待されては胃が痛くなりそうです。
話題作りの為にテレビに出演したり人脈をつかって
沢山の俳優さんに出演して頂いたりとその苦労が見えるようです。

案の定、ここの感想もテレビ的とか吉本的だと指摘されて
ますね。

でもこういうコメディは貴重だと思います。
ちゃんと笑えますしね。
本当にワイルダーが蘇ったかのようで嬉しくなります。

難点を言えばテンポをもう少し速くして頂けたらな
と思います。いまのままでも十分面白いですけどね。

あんな大げさな舞台をつくっては費用を回収する
のも一苦労でしょう。
次作も楽しみですができればもう少し肩の力を抜かさせて
あげて欲しいですね。潰れてしまわないか心配になります。
投稿者:milktomatokun投稿日:2008-08-06 22:41:00
>ヨシモト新喜劇に演劇としての完成度を求めてるような
>ベクトルの違う感想ばっか。

それこそベクトルの違う反論。
三谷幸喜が「映画」をつくってないから言うのですよ。

たとえるなら、

「ヨシモト新喜劇を観にいったのに、演劇としてつくっていた」

という印象。

鈍重な芝居(特に深津絵里)、興奮ゼロの銃撃戦、平板で一貫性のない撮影。
皮肉にもちらりと出てくる市川崑(ただし昔の)なら、
この3倍速で台詞をしゃべらせて100分以内に収めたはず。絶対に。
それが本作は実に136分。テンポの悪さは明白。
テンポの悪い吉本新喜劇なんか笑う人いるの?
まあプロデューサー(フジテレビの亀山)が豪華カメオ出したさに
尺伸ばせって言ったのかもしれないけど。

本作からも三谷のビリー・ワイルダー好きは痛いほど伝わるが、
今の日本の映画監督でワイルダー資質を持っているのは
残念ながら三谷ではなく、内田けんじだと思う。
もし「情熱はあるけど才能がない」佐藤浩市の役に自分を重ねているのなら、
それはそれであっぱれなのですけどね。
投稿者:かっこう投稿日:2008-07-13 00:08:00
三谷監督の映画への愛が随所に感じられる映画。映画を見ながら笑わずにはおれない。周囲の観客も笑いまくり。街を見ながら「まるでセットみたいでしょ。」っていう最初のシーンからくすりと笑え(計算どおり?)、映画館で村田が涙するシーンなんて、笑っていいんだか涙していいんだか・・、やっぱり笑ってしまった。とにかく登場人物たちの勘違いの連続が絶妙で、ホントに三谷幸喜は脚本がウマイと感心。ラストだけ、すっきりしないところがあって、それだけが残念か。あれ?このあとどうなるの?って感じで。
投稿者:Longisland投稿日:2008-07-06 01:39:15
前作は興行収入60.8億。異業種進出監督としては最も成功している、確実に数字が取れる数少ない三谷幸喜監督。監督作品も4作を数え既に現在日本映画界の中堅か?東宝&フジの強力なバックアップ(宣伝)も功を奏し60億超えも確実。

豪華な出演陣、ワイルダー、市川崑監督(「黒い十人の女」ときたか、苦笑)、過去の邦画&洋画へのオマージュ、そして何より映画を作るスタッフへの偏愛が爆発…そもそもタイトルが映画用語である「マジックアワー」とは。
シネフィルとしては期待を胸に劇場へ…公開1ヶ月後の平日昼間渋東シネタワーは幅広い年齢層で4割の入りって凄くねぇか。同日公開東映「神様〜」は興収トップ10入りすることなく早くもファーストラン終了、松竹「築地〜」も今週末で終了。本作はまだまだ折り返し地点?

確かに良く出来ている映画なんだけど、なんかテンポの悪さが気になるんだよね。苦し紛れの嘘、その嘘を取り繕う為に更に嘘を積み重ねドンドン苦境に陥るも最後はハッピーエンド。ワイルダー張りのストーリー展開も随所に余計な間が見受けられる。本来こういうストーリーは畳み掛ける展開が肝なんじゃないの? 作品中にちりばめられる小ネタを描くことに力が入りすぎて全体のバランスを崩している感じが否めない。

エンディングテロップでは監督とスタッフが併記。それはそれで美しいんだが、そろそろ映画監督としての自我を前面に出した作品を観てみたい。

美術(種田陽平)は素晴らしいものの、撮影(山本英夫)が平坦というか平凡なのが私も気になった。
投稿者:サカスキ投稿日:2008-07-05 17:40:30
ストーリーがどう、演出がどう、そんなの関係なくとにかく「笑える!」。
その一言に尽きます!家族揃って観てみたくなる映画。
投稿者:愛媛の伊藤投稿日:2008-06-21 23:55:26
序盤の展開は少々キツカッタが
全体的に年齢関係なく笑える映画だと思う
この作品は邦画大作でなくB級邦画だろうか?

三谷作品初参加の伊吹吾郎が特にいい味だしてたろうか
投稿者:まくらK投稿日:2008-06-20 15:19:29
いんじゃないの?笑わせてくれるだけマシってもん。
監督が「日本コメディ映画史上最高」みたいな事言って
自分でハードルあげてましたが。
ヨシモト新喜劇に演劇としての完成度を求めてるような
ベクトルの違う感想ばっか。
投稿者:時空争奪投稿日:2008-06-15 23:49:48
村田が正体バレたあたりから、どうにも耐えようがなく、
途中で寝てしまった・・・

そんなわけで実質半分しか観てないので偉そうなこと言えんけど、
なんつーか、「映画をナメるな」と言いたいね。
説話論的な面白さだけで見せる監督だったのに、
それすらお粗末とあっては擁護の仕様がない。

あと、スクリーンに映し出される画面が
異様に平板だったような気がしてならない。
あれは撮影技法の問題なのでしょうか。

綾瀬はるかが意外に(?)巨乳だったことと、
寺島進の存在感だけが収穫だったかな。
三谷クンは脚本だけ書いて、演出はもうやめてください。
投稿者:replicant投稿日:2008-06-12 16:36:44
映画好きの仲間内で観るのはオイラだけなのでチェックして来ました。三谷幸喜の作品は決して嫌いではありません。『ラヂオの時間』『みんなのいえ』はけっこう好きですし、原作の『笑の大学』も好きです。素人と玄人、先端と伝統、表現の自由と検閲、正反対の立場ですれ違いながらも同じ人間なら通じ合うところもあり、最後に認め合うような、分かっているけどホロリとさせる方程式は嫌いではありませんでした。ところが前作の『THE 有頂天ホテル』はそれまでとは打って変わっての豪華出演陣での大作映画に変身!底の浅いキャラクターにワザとらしいストーリー、小手先の辻褄合わせに追われて余裕がないので、ほとんどのギャグが考えオチのようなキレのないものばかりで、相当退屈でした。今作も予告編から前作と同じ臭いがプンプンしていたのでダメだろうとは思っていたのですが・・・案の定でした。笑わせよう泣かせようがバレバレで恥ずかしくなります。まぁ、“レッド・カーペット”で大笑いしている人たちにはウけるんでしょうね。そりゃ、多少はニヤっとする場面はありますが、その程度です。この映画の何処がそんなに笑えるのか全く理解出来ませんでした。

オイラは三谷幸喜氏の才能を認めています。次回作は出来ればフジテレビなんぞに踊らされずに、キラっと光る小品をモノにして欲しいと思っているのはオイラだけでしょうか?
投稿者:幻巌堂投稿日:2008-06-11 17:44:15
 主役の映画撮影だと騙して連れてきた三流映画役者を、伝説のスナイパーと偽ってボスを欺く2段仕立てのコンゲーム。とはいえ、この脚本はあまりに底が浅い。三谷さんよ、コンゲームをなめちゃいけないぜ。
 ベテランの俳優が映画撮影だと騙されるにしては、アリフレックス一台にカメラマン1人、スポット2本に照明1人だけという現場はあまりにお粗末過ぎるというもの。助監督もいなけりゃ絵コンテに脚本もなし。どうみても不可能な設定の中で、「向こうの建物から撮ってます」なんて言葉に騙されるもんですかね。佐藤浩市扮する三流役者があまりにおバカ過ぎて、彼が騙しの映画にのめり込めば込むほどに、観ているこちらは引いてしまうから、面白いことも何ともない。ありえない殺し屋の出現に、簡単に騙されてしまうギャングのボスもしかり。こんなお粗末極まりないコンゲームは観たことがない。「スティング」好きなんだったら、少しはコンゲームというものを学んだらどうなんだろうかね、三谷さん。限られた舞台劇の設定なら、お約束の世界なのかもしれないが、映画をなめちゃいけない。こんなのでも良しとするのは、甘ったれたテレビ局のプロデューサーならではなんだろうね。
 守加護(すかご)という架空の街の設定にもヒネリが感じられない。日活無国籍アクション、フィルムノワールやハリウッドのギャング映画へのオマージュだけなのか。まさか、雰囲気だけなんてことはないだろうに。久しぶりに見たシトロエン2CVの姿とともに、作品の舞台となるこの街の存在が、歯がゆくてしょうがない。
 3本の映画中映画もひどい。「暗黒外の用心棒」は「カサブランカ」そのまんま。奇しくも市川崑の最後の出演となった「101人の黒い女」も何なのそれって感じ。東映任侠ものへのオマージュらしき「実録・無法地帯」にいたっては面白くも何ともない。タイトルにも内容にもヒネリがほとんどない。こんなのだったら、古い映画をそのまま持ってきた方がましというもの。やるなら、映画ファンを微笑ませてくれるようなパロディを見せてほしかった。
 最後まで乗れなかった映画の中で、唯一「オオッ」と唸ってしまったのが、大道具の特機さん役で今回も登場する榎木兵衛さんの元気な姿だった。かつて日活のアクション映画を支え続けた名脇役の兵衛さん。火薬のスイッチを押す姿は、この映画で最も格好良かった。
投稿者:aszem投稿日:2008-06-07 18:00:21
三谷監督も劇場作品は4作目。

スクリーンで魅せると言うテクニックはこなれて来ているのだろうが、どうもその性で良い意味での「不器用さ」が失われつつある気がしてならない。

劇画的な構成力を付け過ぎる事で、劇場処女作「ラジヲの時間」で効果を発揮した、間の演出が成りを潜めてしまい、舞台の空間や脚本のダイアログに頼り過ぎた感じがして、全く面白みに欠ける。

氏が愛して止まない過去の名作たちを使ったオマージュ演出も「氏の愛」であって、あくまで一人称で独り善がりだ。

一番問題なのは、作品そのものよりも、プロモーションでテレビに出ずっぱりだった監督の動きのが面白かった事だろう。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞佐藤浩市 
 □ 監督賞三谷幸喜 
 □ 脚本賞三谷幸喜 
 □ 音楽賞荻野清子 
 □ 美術賞種田陽平 
 □ 録音賞瀬川徹夫 
 □ 編集賞上野聡一 
【レンタル】
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