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悪人(2010)

メディア映画
上映時間139分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝)
初公開年月2010/09/11
ジャンルミステリー/ドラマ
映倫PG12
なぜ、殺したのか。
なぜ、愛したのか。

ひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。誰が本当の“悪人”なのか?
悪人 (特典DVD付2枚組) [Blu-ray]
参考価格:¥ 7,128
価格:¥ 4,233
USED価格:¥ 1,000
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 Photos

【クレジット】
監督:李相日
製作:島谷能成
服部洋
町田智子
北川直樹
宮路敬久
堀義貴
畠中達郎
喜多埜裕明
大宮敏靖
宇留間和基
エグゼクティブプ
ロデューサー:
市川南
塚田泰浩
プロデューサー:仁平知世
川村元気
ラインプロデュー
サー:
鈴木嘉弘
原作:吉田修一
脚本:吉田修一
李相日
撮影:笠松則通
美術:杉本亮
美術監督:種田陽平
編集:今井剛
音楽:久石譲
音楽プロデューサ
ー:
岩瀬政雄
杉田寿宏
主題歌:福原美穂
『Your Story』
スクリプター:松澤一美
ヘアメイク:豊川京子
衣裳デザイン:小川久美子
照明:岩下和裕
装飾:田口貴久
録音:白取貢
助監督:久万真路
出演:妻夫木聡清水祐一
深津絵里馬込光代
岡田将生増尾圭吾
満島ひかり石橋佳乃
塩見三省佐野刑事
池内万作久保刑事
光石研矢島憲夫
余貴美子清水依子
井川比佐志清水勝治
松尾スズキ堤下
山田キヌヲ馬込珠代
韓英恵谷元沙里
中村絢香安達眞子
宮崎美子石橋里子
永山絢斗鶴田公紀
樹木希林清水房江
柄本明石橋佳男
【解説】
 芥川賞作家・吉田修一の同名ベストセラーを「涙そうそう」の妻夫木聡と「博士の愛した数式」の深津絵里主演で映画化したヒューマン・ミステリー・ドラマ。長崎の漁村で孤独な人生を送り、ふとしたことから殺人者となってしまった不器用な青年と、そんな男と孤独の中で出会い許されぬ愛に溺れた女が繰り広げる出口のない逃避行の顛末を、事件によって運命を狂わされた被害者、加害者それぞれを取り巻く人々の人間模様とともに綴る。共演は満島ひかり、岡田将生、樹木希林、柄本明。監督は「フラガール」の李相日。
 長崎のさびれた漁村に生まれ、自分勝手な母に代わり、引き取られた祖父母に育てられた青年、清水祐一。現在は、土木作業員として働き、年老いた祖父母を面倒見るだけの孤独な日々を送っていた。そんなある日、出会い系サイトで知り合った福岡の保険外交員・石橋佳乃を殺害してしまった祐一。ところが、捜査線上に浮上してきたのは福岡の裕福なイケメン大学生・増尾圭吾だった。苦悩と恐怖を押し隠し、いつもと変わらぬ生活を送る祐一のもとに、一通のメールが届く。それは、かつて出会い系サイトを通じてメールのやり取りをしたことのある佐賀の女性・馬込光代からのものだった。紳士服量販店に勤め、アパートで妹と2人暮らしの彼女もまた、孤独に押しつぶされそうな毎日を送っていた。そして、話し相手を求めて祐一に久々のメールを送った光代。やがて、初めて直接会うことを約束した2人だったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
322 7.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:UFO投稿日:2013-11-09 20:11:14
十分観れる。
投稿者:FFF投稿日:2013-04-30 01:03:08
批判なんか誰でもできますやん。
柄本のセリフに凝縮されてますやん。
演技が空回りせず映画として活かされてますやん。
魂に響きましたやん。
深津絵里が最高でしたやん。
投稿者:Hoppy!投稿日:2013-02-10 15:57:28
なんとも、日本人の特性らしさが出てた作品。
どんより、じめっと陰湿。素朴で勤勉な日本人ていう、暗さ。
サスペンスホラーな色合い。というか、田舎でこんな真っ暗で楽しみがない毎日って。恐怖そのもの。

そういう日本古来の背景が、現代劇なのに、よく出ていて面白かった。
満島ひかりをけりあげた岡田君の行動は拍手もん。演技は酷かったけど。ありゃ、あんなのなら、被害者も加害者。
というところで、誰が本当の?悪人なのかという副題が付いてるのか。満島Folderやるな。
余貴美子もおいしい演技どころ。宮崎美子もなかなか健闘。

後半になって、主演格の二人の演技がやっと追いついた感があって、前半はさっぱりいつもどおり。
いや、いつもどおりの役設定だろこの二人。わざわざ工事現場でバイトしたっていう妻夫木聡だけど、それで学んだのがコレ?としたら、雇ってくれた人達に失礼じゃない?

前に出すぎな演技の柄本と麒麟が邪魔だったね。
くどい演技もまずい。柄本はまだ必要性ありだけど。

ベッドシーンとかもっとやらんかいっ!深津の髪型もいつもと違っておかっぱじゃなかったのは良かった。
後半、もっと、刹那な二人の滅びをやって欲しかったのだけど、あっさり現代ドラマ描写でイマイチだったかな。
まぁ、昭和の映像美くらいのあえてのアナログ映像レベルにした方がもっとぐっときそう。
とはいえ、思ったよりも良かった。http://idolhappiness.web.fc2.com/
投稿者:seisakuiinkai投稿日:2012-10-30 05:44:18
妻夫木の動機とかが見えづらい。満島ひかりはウザい女を好演してたと思う。www.seisakuiinkai.com
投稿者:jb投稿日:2012-07-26 21:23:30
なんだかなぁ。
投稿者:uptail投稿日:2012-07-14 10:00:05
演出:7
演技:7
脚本:7
音響:6
投稿者:terramycin投稿日:2012-03-13 05:18:14
【ネタバレ注意】

ガテン系で働き祖父母の面倒を見る妻夫木、独身OLで孤独を感じている深津、娘を殺された理容店で生計を立てる榎本一家、高い悪徳商品を買わされた樹木おばあちゃん。皆社会の隅っこで必死に生きている人々に殺人事件によって焦点をあてリアリティに描いている。

妻夫木が満島を遺棄する場面や、樹木が悪徳商法屋から金を取り返す場面について詳細に描かれていないが、個人的には描いてほしかったところ。おばあちゃんは金を返してもらったのか?殴られなかったのか?

逃亡劇については特段特筆すべきところはなかった。

投稿者:トルチョック祭り投稿日:2012-02-12 05:40:43
「現代社会はバカが多いから気をつけよう」っていうのがこの作品のメッセージ?
登場人物の行動にことごとく共感できないので困った。
前半引き込まれたのに、終盤は「勝手にやってろ」って感じでした。
投稿者:ビリジョ投稿日:2011-11-08 15:09:38
【ネタバレ注意】

 DVDで鑑賞。原作も読んだ。どっちも面白かった。マル。


 かなり、人間に真正面から取り組んだ作品だと思う。スーパーヒーローも美人ヒロインでも出てこないし、そんな人なぞ現実には居ない、という前提を踏まえて、普通の人々の怒りや悲しみや理由のない行動を丁寧に描写している。

 樹木希林や柄本明が名優なのは当然として、その名優ぶりを再確認できる。岡田将生も満島ひかりも名演。でんでんもいいなー。

 原作だと何となく自分の頭の中ではイメージが描ききれなかった「普通の人たち」の姿が、この映画ではかなりくっきりとなった。難しいテーマだし、下記のカキコを読んでも、残念ながら原作者や監督の意図が見た人に必ず時も伝わっていないようだが、静かな語り口、しかしながら何かと伝えたくて仕方がないその語り口が、私の心には残った。

 ところで妻夫木くん、何でヒゲが伸びないの?

投稿者:hide投稿日:2011-08-25 05:51:48
まるっきり学芸会じゃんw
でもって口を突いて出るセリフは、まるでパロディもどき。
どっかで聞いたような型どおりのオンパレード。
いや実際、志村けんあたりのコントの前振りかと思うくらい。
ひでぇ、ひでぇ・・・。

だいたい、どれも借り物くさいんだよな。
と、いうより、どいつもこいつもステレオタイプ。
いまどきの若い女って、こんなもんだろ?
オヤジなんて、こんなもんだろ?
って舐めてかかっているのが透けて見える。

それこそ突っ込みだしたらきりがないが、大笑いしたのが、クライマックス近辺で能書き垂れる柄本明。
それは、殺されたお前のバカ娘にこそ言うべきだろうが。
それともギャグのつもりかいw

とにかく、この状況で、こんな行動するか? こんなセリフ吐くか?
ってのが多過ぎる。
脚本参加もしている原作者と監督ともども、まだまだ幼い(未熟)ということ。
正直、観賞に堪えない。

しかし、この程度の映画に感激し満足する観客って、どうなんだろ。
スナック菓子とカップラーメンばかりで、まともな食事をしたこともないやつらに、本当に美味しい食べ物は・・・と語りかける虚しさ、のようなものを感じる。
投稿者:nabeさん投稿日:2011-08-18 15:49:40
妻夫木聡と深津絵里の熱演が光る秀作である。
地方の孤独な男女が出会い系で出会い、恋に落ちていく。また、一方で同じ出会い系で出会い、殺人にまで発展してしまう男女がいる。どちらも同じ出会い系がきっかけなのだが、同じ人物が両極端な結末を迎えるところに、現代の危うさが語られていて興味深い。
柄本明や樹木希林ら名脇役がしっかりとドラマを支えているので、単なる逃避行モノにはない深みがある。満島ひかりと岡田将生も憎たらしい若者を達者に演じていて印象的だ。
投稿者:bond投稿日:2011-08-12 08:38:38
暗い話しで、どんよりトーンで終始。映画賞とるほどかなー?妻夫木君頑張ったね。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2011-08-08 22:15:58
テーマを柄本の台詞で殊更強調しなくてもという気にさせられた。あと肝心の妻夫木と深津のキャラの背景が見えないし、柄本と岡田のエピソードを割愛してもっと主役二人の心情を表す行動や台詞を増やすべきだった。
投稿者:Cinema☆万歳エンゼル投稿日:2011-07-01 23:34:50
【ネタバレ注意】

ちょっと尻込みしてましたが、拝見!

なんか良かった。
じんわり感じさせられた。
上質だからできることでしょう。

音楽も心に響いてくる。

導入の人物描写はすばやく把握できる(見事!)

僕はこんな印象でした。

  ・GTR     < 孤独な若者の象徴・ちょいワル? >
  ・出会系   < ちょっと恐い >
  ・家庭環境  < 不遇 >
  ・殺人事件  < 不運?>
  ・被害者   < っていうか悪い > (好演!)
  ・周辺若者  < 悪性で刹那的?>
  ・逃避行   < 無理もない >

「激情の愛!埋もれそうな日常から脱却したい!幸せをつかみたい! 」

  ・灯台    < 希望の象徴、なんとなく >
  ・旭と素顔  < ほのかにみせる素直な心・純粋さ>

このように暗いムードなのですが、
何といいますか、後戻りできなくなってしまった
やるせない流れ「運命の翻弄」を見事に描かれたのではないでしょうか。

終盤、タクシーの運転手が、世間一般の正論を
普通に語るわけです。これが心に刺さるわけです。
「ハッ」っと常識に戻される瞬間でしょうか。

しかし、ヒロインは否定してほしかった…。
ここまで130分ほど二人の物語に共感してきたのですから
ちょっぴり複雑ではあります…。
(⇒「本当のことは誰にもわかりませんよ…(事件の真相)」みたいな返事)

ところで、そういう話ではないのですが、
日常の紙一重、よく転ぶか悪く転ぶか、
その「運命」の見えざる流れに畏怖します。
「普通が一番、いや、普通でちょっといいぐらいが一番かなぁ」と
心の落としどころを見つけるのは、何かの反動なのか、苦笑いする自分であります。

PS.
主演、妻夫木さんだから成し得たよ!
低調オーラに徹した力量は素晴らしい!

投稿者:sayakamizu投稿日:2011-06-22 14:44:12
満島ひかりが車から蹴り落とされて、スカっとした。
深津は濡れ場ぐらいで話題になってる。
昔の女優ならスパっと全裸になって乳首みせるけどね…その程度。
キキキリンは謝罪ロックとか言ってる腐れジジイを何とかしろ。
柄本明が鼻タレ大学生を4発くらい殴ってくれたら、10点だけど。


投稿者:namurisu投稿日:2011-05-22 13:49:04
新聞に毎日、「暴力・金・薬・猥褻」絡みの犯罪記事が載ってるが、「逮捕される」と知ってやってる。
投稿者:はまま投稿日:2011-05-15 15:09:25
遅まきながらDVDにて鑑賞。
脚本、キャスティング、ロケーション、撮影、演出、音楽と、見事に何拍子もそろった秀作だと思います。
特に灯台の外観撮影のなんと気合の入っていることか。
思えば、石垣が特徴的な実家や古い床屋さんなど、起源を昭和に求める風景が深い味わいをもっているのに対して、若い(とは言えないか?)主人公たちの住む場所はまるで実体がないように見えるのはこの映画のテーマを象徴しているようです。
惜しむらくは、灯台の内部がいかにもセットなのが悔やまれる。


投稿者:いまそのとき投稿日:2011-04-12 10:46:52
いい点。変に小難しく作ってない。柄本明、樹木希林等脇役が充実している。主役2人がどこにでもいそうな普通の男と女。必ずしも暴力がテーマではない。悪い点。逃避行から意外と月並。岡田将生と仲間たちの会話。殺人に至ったあたりの描き方。結局意外と古風な映画づくり。さて、パソコン通信(古いなァ!!)の二人の会話が新鮮だった「ハル」が懐かしい。悪人も良かったけど僕はハルの深津絵里さん。大好きです!!
投稿者:Kircheis投稿日:2011-04-10 23:13:34
登場人物それぞれのキャラが立っている。
しみじみ感じさせられるストーリーも良かった。

こういうの見ると最近の邦画って結構良いなと思える。

ただ主人公の二人が美形すぎなのが、この映画を非現実的にしてしまっている気がする。
日本アカデミーの主演賞を共にGETした妻夫木と深津だが、演技力で言えば受賞も納得(特に深津絵里は最高だった)。だけど金髪の妻夫木を見ても、うまく生きられず誰からも顧みられない主人公には思えないし、深津絵里が田舎の紳士服屋で働いてたら、客に口説かれまくってると思う。

やはりこの映画の主演カップルはぶさいくでいて欲しかった…というのが個人的な感想。

あと後半の二人の逃避行シーンがちょっと長すぎてダレた。
投稿者:ghost-fox投稿日:2011-03-16 22:34:54
【ネタバレ注意】

祐一 「おれ頭にくると、何するかわかんねぇぞ」 
光代 「それでも私はあなたが好き」 
圭吾 「死ぬまでやってろ!」 
佳乃 「あたし死んでるけど」 
全員 「・・・」

投稿者:双子のパパ投稿日:2011-03-05 21:46:55
【ネタバレ注意】

これは祐一(妻夫木)よりも、増尾(岡田)のほうが悪人ですね。
やつは悪人なんてかっこいいものでもない、ただのクズだ。
『レイプは女がわりー』とほざいた某大学生と同じくらいクズだ。

演者たちは、それぞれがんばっていて、日本アカデミー賞でも
俳優部門は総ナメだったけど、なんだかリアリティがない。
妻夫木も深津もきれいすぎるんだろうな。
そんでもって、この出演者の中で一番いい芝居を見せてくれたのは、
光石とでんでんだったと思う。
特にでんでんなんか、最後のほうにちょこっと出てきて
いいとこ持ってっちゃう。 あの人はいつもそうだ。

このお話は韓流でポンジュノ監督とかに撮らせたら
きっとすごい映画になると思う。

投稿者:はこまる投稿日:2010-11-23 23:07:16
う〜ん、秀作であることは間違いないんですが、何だかコメントが難しい作品ですね。男と女、家族、それに絡む人々、そして風景。様々なショットが情緒的な音楽と共に感動的に紡がれてゆきますが、唯一、肝心の「世間」のみが具体的なショットとして出てこなかった。あくまでも見る観客が常識というイメージで考えるしかないわけで・・・。う〜ん、「世間」ってあのマスコミが報道した新聞やテレビを見ている人々なのでしょうか。それとも、我々観客が世間そのものなのか。
ゴメンナサイ。今頃観てこんなこと言うのも恐縮なのですが、数日前に園子温のメガトン級変態映画『愛のむきだし』をやっと見たばかりだったので、本作がフツーの秀作に見えて困りました。で、あの映画でパンツ見せマリア様を演じていた満島ひかりさんが、本作では今時のギャル風OL。リアリティのあるバカ(浅はか)女役を見事に演じ、やっぱり女優さんってスゴいと尊敬を新たにしました。

また、シネカノンが滅んで心配していましたが、映画作家李相日は死なず。監督さんの深い人間洞察力と主演の二人をはじめとする脇のキャストの演技が見所の作品だと思います。06年の各映画賞を総なめにした『フラガール』よりいい。あとロケーションも。
まぁ、小説が元になっているので内面をすぐに言葉にしてしまうし、時々自己主張する技巧が興醒め。久石の音楽も相変わらずうるさい。それに、最初に言ったように落とし所(世間)の描写が曖昧なので見終わっての後味はなんだかやるせないモヤモヤ感が漂います。が、主人公二人のキャラクターへの感情移入は難しいはずなのですが、在日系の特徴であるややベッタリとした深い情感が寂寥感溢れる題材と巧くマッチし、残された家族の描写があざといくらい上手いので、いつの間にか観客は涙を誘われます。おそらく、この深く悲しい家族関係の描写はもう現在の日本人には無理でしょう。また、キャメラや美術等の裏方さんも実力派で固めてあるのも勝因のひとつ。
深津絵里さんは8ch系の『踊るポンポコリン』や三谷の空騒ぎ映画なんかに出ている時とはとはもう別人。ハッとする佇まいを幾度も魅せてくれます。繰り返しになりますが、やはり女優さんってスゴい。

2010年を代表する日本製映画として、または同じダウナー系として、どちらにも出演し、作品の核となる「善」と「悪」をそれぞれ体現していた岡田将生をキーワードとすると、やはり中島哲也の『告白』と比べたくなりますが、この二作を現代日本映画の「幅」と考え、または、両作とも興業的にも成功していることを考えると、まだまだ我が国の映画は健闘していると思います。正念場は続きますが、個人的には何とか頑張って欲しい。
投稿者:william投稿日:2010-10-28 01:56:10
美しい。
破滅的なまでに美しい。
過去に見た邦画の中で、此処まで感情を揺さぶられた作品は無かったと思う。
どんな人でも悪人になりうる可能性はあるし、それでいて決して悪が悪とは言えない部分がある事も伝えたかったのだろう。
一人一人の思惑が決して見過ごされることなく、巧みに描かれていた描写力は素晴らしいし、役者達の見事なまでの演技力に脱帽した。
是非大勢の人に足を運んでいただき、見て貰いたい作品。
投稿者:陸将投稿日:2010-10-12 22:43:17
【ネタバレ注意】

待ち合わせしていた女が目の前で他の男の車に乗り込む。
そこで、今まで無表情だった主人公の男が内に秘めていた暴力性をむき出しにした表情に変わり、車が爆音を轟かせて去っていく。
まさに人間が持つ「悪人」の部分が垣間見えるオープニング。

本作の登場人物は皆、そんな「悪人」の部分を持っている。
容疑者はもちろん、その親族も、被害者も、あらゆる人物が悪の部分を持っているし、十字架や痛みを背負って生きている。

人間誰もが持つ心の闇の部分をカメラはじっくり凝視してとらえる。
対象物へのクロースアップの多用が、肉感や質感の生々しさから観客が決して目をそらすことを許さない。
グロテスクともいえる港町の魚を必要以上に映すことで、生の人間の本質をより一層意識させる演出も効果的だ。

ただ、人間が絶対悪なのではない。
不器用で、地方育ちゆえに現代を上手く生きられない妻夫木扮する主人公。
そんな彼に恐怖を覚えながらも魅力を感じる深津絵里。

人間と人間のつながりが希薄な、空虚な世の中に戻りたくない。
そんな現代だからこそ、互いに求め合い、肉体的つながりで自らの存在を実感する2人。
未来は破滅への道しかないと分かっている。

それでも2人は理性を超えて、感情をぶつけ合い、肉体で交感する。
その人間の中の野獣性のようなものがひりひりとした痛みを伴って、むき出しになっている。
2人の悲劇の逃避行に胸が潰されそうになる。

2人以外の登場人物も本当によく描きこまれており、一切の妥協をしていない。
誰もが苦しんでいる。
そんな思いが痛いほど伝わってくる。

特に樹木希林が素晴らしい。
なぜ自分が育てた子が殺人を犯してしまったのかと呆然とし、自責の念に駆られながらも、決して弱さを見せない。
実親に代わってここまで育て上げた誇り。
周りに何を言われようが涙を見せない強さ。
微弱な体で苦境に立ち向かうたくましさ。
それ故にそんな彼女が深々と頭を下げる2度のシーンは、思わず胸を締め付けられる。

映像が丁寧に語りすぎている感はあるが、1つの事件によって、多角的に人間の本質を抉り出すことに見事に成功している。

人間とは複雑な生き物である。
誰もが善の顔も悪の顔も持っている。
ラストシーンで朝日に輝く海を見ている主人公の、まるで少年のようにキラキラと輝く表情がそれを如実に物語っている。

自分も悪人になり得るのだと感じてしまう。
それが人間というものだと思う。

投稿者:glamfreak投稿日:2010-10-10 16:49:07
【ネタバレ注意】

監督も配役も苦手でずっと二の足を踏んでいたが、先日のレディースデーは時間帯が合う映画が他になく、意を決して観に行ったら傑作であった。ありふれた話を丁寧に描き込んでいるだけの作品だが、原作者が脚本にも加わっているせいか、微に入り細を穿つさまは見事だ。

妻夫木はいつになくちっぽけで冴えなかったし、深津は『春琴』の舞台で見せた欲深さが炸裂していた。陰影や間合いもザラっと心地よく、サスペンスタッチのテーマ曲が、ふとしたきっかけで束の間の温かさへと転じる瞬間は、さすがに久石譲である。それに色彩。安っぽい赤、金の奥から浸み出でる黒、そして実にさまざまな種類の青が効果的に使われている(だから色が豊富なマーチにした??)。

残念なのは、ことに邦画の場合、プロモーションでネタバレシーンをさんざん公開してしまう点だが、『ミザリー』や『プレンティ』を彷彿とさせる描き方に、今も迫りくるものを抑えきれない。

投稿者:ジェームス投稿日:2010-10-02 02:31:33
妻夫木聡が新境地を開拓、芸域の幅を広げた。映画は現在社会の歪んだ縮図を見事に描いている。
投稿者:紅弥(べにや)投稿日:2010-09-28 19:59:22
女優賞を受賞した深津絵里だけでなく、役をつくりこみオーラを消した妻夫木聡も素晴らしく、出演者すべてが役になりきって動いている姿に引き込まれ時間を忘れて観てしまいました。役者にセリフや表情で感情を吐露させるだけが映画ではなく、演出もすぐれていて、数年に1本あるかないかの傑作だと思いました。観終わったあとも余韻が残り、色々と考えさせられた映画でした。
投稿者:hayate9投稿日:2010-09-26 17:23:27
妻夫木&深津絵里といえば4度目(多分。含む「カバチタレ!」)の共演ですが、なぜか新鮮でした。
原作を読んだ時に祐一は大柄な男という設定だったので、妻夫木聡じゃイメージに合わないと思いましたが、映画を観て考えが一変。
他の役者さん達も(保険会社の地味めな同僚も含め)役柄に合っています。

グッとくるとこは何か所(バスの運転手とか)ありましたが、ラストの祐一の表情が1番胸にきました。
投稿者:replicant投稿日:2010-09-25 02:32:35
【ネタバレ注意】

う〜ん!と唸ってしまうほどの傑作でした。昔のATG映画のような雰囲気も懐かしく、久々に邦画を観ながらゾクゾクしてしまいました。イカの目玉にズームアップするような屈折した映像なんて、久しぶりに観ましたよ。おそらく、今年の賞レースは『告白』と『悪人』の一騎打ちになると思いますが、保守的な人々は間違いなくコチラを選ぶでしょうね。

映画は誰もが知っているようにカットの積み重ねで出来上がっています。カットの長さは時に10分を越える場合もあるし、1秒に満たないカットもあります。そのカットに無駄なものは無いし、ないがしろにして良いカットなんてありません。この作品は全てのカットにスタッフの意気込みが感じられ、冒頭のGSのシーン、スクリーンから溢れてくる緊張感は観客を釘付けにします。闇夜に疾走するスカイラインGTRの獰猛なエギゾーストノイズはこの映画(悪人)が発している叫びのように聞こえてきたのはオイラだけでしょうか?

たった一つの偶然に、幾つも歯車が重なり合って、精密な時計が時を刻むようにそれぞれの運命に向かって転がってい行く様は胸に迫ってきます。誰もが何かが大切で、誰もが弱く、誰もが悪い・・・それぞれが守ろうとしたモノは何だったのか?新聞の片隅に載るような事件でも、多くの人の思いが詰まっている・・・関係した人々の描き方のバランスの良さは特筆べきモノでした。いつもなら「こんな奴ら居るかよ!(大学生等・・・)」と突っ込むところなんですけど、それ以外の部分が、あまりに良く出来ているのでついつい「こういう奴らも居るのかなぁ・・・」と思っちゃったりするところが、良い映画の証拠なんですね。弱者ビジネスや階級社会やらをさりげなく取り入れることで現在の日本の側面を鮮やかに切り取っているのも好感触。

「海の近くに住んでいるんなんて、羨ましい・・・」
「目の前に海があると、何処へも行けない気がするんだよ・・・」

このATG的台詞も上手いですが、小物のさりげない使い方、例えば着の身着のままで車に乗ってしまった光代が後半ズーっと祐一の赤いフリースを着ていたり、房江が祐一からもらったスカーフが事件現場に巻きつけてあったり、脚本もとても良く練られています。原作は『パレード』でも異才を放っていた吉田修一、監督の李相日(リ・サンイル)と共同で脚本も担当しています。李相日は『フラガール』以前は独りよがりの作品が多かったのですが、『フラガール』で一皮むけました。『フラガール』ではまだヌルい部分もありましたが、今作で完全に次回作が楽しみな監督になりました。撮影の笠松則通、美術監督の種田陽平、音楽の久石譲とスタッフも油の乗った良い仕事をしています。福原美穂のエンディングテーマ♪Your Storyも美しかったですねぇ(確かにべコーの♪そして今は に似ていますが・・・。

「あの人は、悪人なんですよねぇ・・・」と心の底から震える声を搾り出す深津はもちろん!今までに見せたことのない苛立ちや空ろな表情を見せる妻夫木、怒りと悲しみに溢れる柄本の迫力、突然の不幸にも健気な樹木、今どきの満島に今どき過ぎる岡田のメインキャストは誰もが素晴らしく、さらに脇を固める役者までしっかりとした存在感を放っており見応え十分!ただ、残念なのは今の日本にこの映画を楽しみに観に来るような観客が少ないことですね。観客のほとんどが昔の映画ファンのような人達でした。『BECK』や『海猿』を観るのも良いですが、こちらも観ましょうよ!

で、結局のところ“悪人”は誰なのか?それは歪んだ成長をしてしまった現在の“日本”なんじゃないでしょうか?

投稿者:黒美君彦投稿日:2010-09-24 13:13:55
【ネタバレ注意】

閉塞感と反比例するように拡散する欲望。
それらを見事に映像化した傑作といっていいと思う。
日々ワイドショーを賑わせ、あっという間に「消費」されるある殺人事件。そのひとコマを緊張感が途切れることなく描き切っている。
良かったのはモントリオール映画祭で主演女優賞を獲得した深津絵里だけではない。爽やかな役が多かった妻夫木聡が、鬱屈した青年役を熱演。役者として大きく成長したことを窺わせた。

東京一極集中のなかで、地方の閉塞感は著しい。母親に捨てられ、長崎で祖父母と暮す清水祐一も、佐賀の国道沿いを離れることなく大量消費の象徴ともいえる紳士服の量販店で働く馬込光代もまた閉塞感から逃れられずにいる。
しかし唯一の絶対的な基準であるかのような「欲望」は、自動車やネットなど様々なツールによって拡散されるばかりだ。
清水が「解体」業をしていること、光代が判で押したような紳士服のセールスをしていること、それらは膨らむ欲望の“裏”の部分にほかならない。
殺された石橋佳乃(満島ひかり)もまた、田舎を捨てて都会(といっても博多だが)に出て欲望を満たそうと必死だ。
欲望だけが突出し、それを抑えるべき何か(それは倫理といった平板なものではなく)が欠落した世界。佳乃の父(柄本明)が「あんた、大切な人はおるとね」のくだりの台詞は、わかりやす過ぎるという批判もあろうが、直接ズドンと観る者に問いかけてくる言葉である。

時代を経ても、法然や親鸞が説いた「悪人」…善悪の判断もつかない煩悩の塊である衆生…は、厳然として現れる。
社会通念としての「悪」に目を奪われ、あたかも正邪一対しかないように単純化されかねない世界にあって、この作品は異なる視点を示している。

私も数年前訪ねたことのある福江島の海が美しい。ロケは相当困難をきわめたらしいが、そのせいで九州とは思えない、凍てつく北欧のような作品になったように思う。
傑作だ。

投稿者:kuro投稿日:2010-09-24 12:14:35
都会は人間のつながりにおいては砂漠であることを知らずに、都会の豊かな消費社会や見掛けの華やかさに憧れの気持ちを抱いてしまうのは、田舎で育った若者なら誰でもあることです。
しかし、人間にとっての精神的な満足は、物質的、経済的な充足では満たされるものでないこと、人間の精神活動がもたらす愛情や人情、そしてそれを享受できる家族や友人とのつながりによってこそ、強い満足を得ることを教えてくれている映画です。

そして、それは容易に他人とコミュニケーションが取れるインターネットのような技術で実現できるものではないし、マスコミが流す情報の共感や共有で得るものでもないことをも教えてくれています。

この下手したら社会問題の講釈臭くなるテーマを、ありがちな自然な舞台設定と、俳優たちの名演で巧みに人間ドラマに仕上げています。

若者が見るべき映画ですが、鑑賞していたのは中高年者が多かったようでした。
そして、涙を拭いている人が多かったようですが、この映画は泣くような映画ではないように思えました。

投稿者:五輪山投稿日:2010-09-23 01:49:05
【ネタバレ注意】

妻夫木聡の運転するGTRが、夜を走る。ヘッドライトに浮かぶセンターラインと、生い茂る木々。『世にも怪奇な…』のフェリーニ編を連想させる、胸騒ぎを覚えるオープニングがいいです。

山道で事件が起こるくだりは、胸が痛いですね。拒絶の叫び声を上げさせたら、多分世界一だと思う満島ひかりの、語尾が闇に消える金切り声。彼女をキャスティングしたのはこのためか。

脚本にも演出にも弛緩するような所はないし、俳優たちもいいと思う。でも何というか、映画に描かれている以上のことは、観た後に広がっていかない感じがあります。
出演者が外国人記者クラブのインタビューを受けるニュースを見ましたが、その中でどこかの国の記者が、映画の感想を「今の日本の姿を説明する、いい映画」と表現してました。そう「説明している」映画に思えた。
登場人物の性格づけが明解で、「こういう境遇の、こういう人が、こういうことして、こうなった」。人間の不可思議さのようなものも、残っていいのではないかと。
アカデミー作品賞の『クラッシュ』を観た後の印象と似てます。設計図がきちんと引かれた人間ドラマという感じです。

柄本明は娘を殺された無念を全身にまとい、台詞もいいんだけど、この人、PFFで観た『ヘヴンズ・ストーリー』でもそうだったけど、慟哭する場面でも、涙も鼻水も流さないんですよ。
いやボロボロ流して、観客をもらい泣きさせなきゃとか、そういうことではなくて、わざわざ泣く場面で顔を写すんなら、ちゃんと泣いてほしい。でなければカメラを後ろに置いて、肩震わせるんでもいい訳で。
演技の巧い人だと尚更「顔歪めるだけで十分表現できてるだろ」って言われてるみたいなんですよ。傘の場面とかいいのにね。

あとエンディング曲の『Your Story』は久石譲の作曲になってるけど、これジルベール・ベコーの『そして今は』のメロディを拝借してますね。福原美穂の歌声はいいです。

投稿者:baja投稿日:2010-09-14 01:28:11
作品自体終止暗く、雨降りと人の泣くシーンがやけに多いな、と感じた。

しかし、それを演じる役者達が実にいいのです。
深津絵里はすでに日本公開前に海外で認められているので言うまでも無いが、
柄本明、樹木希林といった脇役の演技がすばらしく一層作品を深いものにしている。

個人的に小さい関心は、主演の妻夫木聡演じる祐一が乗るスポーツカーの闇を切り裂く爆音がリアルで良かったのと、
満島ひかりが演じる被害者の女性の「妙にウザいおんな」感が実によく出ていたと思う。
投稿者:ASH投稿日:2010-09-12 00:31:26
【ネタバレ注意】

 深津絵里。モントリオール映画祭最優秀女優賞受賞!! てなわけで、公開直前での受賞の報は最高の宣伝効果があったとみえて、レイトショーでも結構な盛況ぶり。そりゃ、どんな演技を披露しているのか、興味が沸くってなもんだ。まあ、オヤジ系週刊誌では相変わらず妻夫木くんとの濃厚な濡れ場のことしか取り沙汰されていないみたいだけどね。

 フト思い出したのは、かつてATG作品や日活ロマンポルノが好んで題材にしていたような、自分ではどうしようもできない人生の行き詰まりが、結果として悲劇を生んでしまうというアレ。地方都市の特有の閉塞感が、犯罪を生み出してしまう背景にある。そのどうしようもなさが画面からもヒシヒシと伝わってきて、観ていてなんだか辛くなる。もちろん、地方都市に住んでいるからって誰もが「悪人」になるわけじゃないけれど。

 毎度のことながら、原作のことはこれっぽっちも知らない僕は、妻夫木くんが血も涙もないような冷酷な「悪人」を演じていて、誘拐した女性と逃避行をするうちにいつしか愛が芽生えるような、そんな映画だとばかり思ってた。だが、祐一という青年、孤独を紛らわすため出会い系サイトで知りあった女性と即ヤリするような男ではあるが、根っからの「悪人」というわけでもなさそうだ。彼の場合、状況が悪かったのだ。恐ろしいのは、これは善人たる人でもあり得ることだったりもする。

 退屈な日常を生きる30代後半の女性が、祐一のような別世界に住む男に惹かれるのも理解できる。地味で真面目そうな女性が、心の渇きを潤すために男にメールを送るってのも、なんだか生々しい。祐一も光代も、あまり変化がなく味気ない毎日を生きているのだ。「悪人」をどう定義するかはそれぞれの判断に委ねるとして、悪人が生まれるきっかけは、実はそこら辺に転がっていたりする。それが閉塞感から来ているのだとすれば、なんともやりきれない話だ。

 刹那的な2人は、出会うべくして出会ったのかもしれない。大切な人を守るために、先のことも考えずに必死になる姿は、理由はどうであれ胸が熱くなるのも事実。被害者の父親と、祐一の祖母もまた、大切な人のためになりふり構わなくなる。確かに、今の世の中、大切な人がおらん人間ってのが多過ぎるわな。人のことを少しでも気にかけるような人が増えれば、理不尽な犯罪ってのは減るのかもしれない。なんてことを考えちまったよ。

 「告白」に続いて観る者の感情を刺激する映画がまたまた登場!! どちらも漢字二文字のタイトルってのは偶然の一致か。正直に言うと「フラガール」はでぇっ嫌ぇな映画だったが、この映画で李監督を見直しちゃったわ。淡々としていながらも緊張感が途切れないのはお見事。説明過多な邦画が多いため、こういう映画を「単調」「テンポが悪い」と切り捨てちゃう人もいるんだろうけど、だとしたらいかに説明過多な映画に毒されているかの証明になっちゃうような気がするんだよな。

 さて、深津絵里。この夏の大ヒット作「OD3」と続けて観るとその変貌がよく分かる。濃厚な濡れ場ばかりが話題になりがちだが、それを含めても大熱演を披露している。地元からあまり外へ出ない、孤独でわびしい人生を送る女性をお見事に演じていて新境地を開拓。痩せ型女性の切ない喘ぎ声ってのは、なんだか妙に艶めかしいもんだなぁ。殆どスッピンで通した女優魂にも敬服!

 好青年役が多い妻夫木くんもどこか狂気を秘めたような屈折した青年という難役を演じているが、そのボンボンぶりがムカつく岡田将生の憎たらしさもいい感じ。が、やっぱりベテランの貫禄か、柄本明と希木樹林の2人には何度目頭が熱くなったことか…。娘の殺害現場でのくだりなんて、もうね…。

 勝手な予想をしちゃうと、今年の日アカ優秀主演女優賞候補は「告白」の松たか子と「悪人」の深津絵里の2人は確実しょっ! 深津絵里は「OD3」の大ヒットもあるから、ひょっとすると最優秀賞受賞は射程内かも…。残りの3枠の内ひとつは小百合ちゃんで決まってるからね!

 ところで、妻夫木聡と深津絵里って「ザ・マジックアワー」で共演済みなんだね。

投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2010-09-11 18:28:17
 『悪人』で、深津絵里さんが畦道を自転車で走るシーンを見ながら、そう思った。
 片手で傘を差し、片手でハンドルを握り、冷たい雨の中、ゆらゆらと揺れながら、誰もいない田んぼの中を走る。
 傘を差しながら自転車に乗るなんて、ありふれたことのようでいながら、なんと淋しげで、孤独な光景であることか。
 一つひとつ、見事に考え抜かれたカットである。

http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-153.html
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 ■ 主演男優賞妻夫木聡 
 ■ 主演女優賞深津絵里 
 ■ 助演男優賞柄本明 
  岡田将生 
 ■ 助演女優賞樹木希林 
  満島ひかり 
 □ 監督賞李相日 
 □ 脚本賞李相日 
  吉田修一 
 ■ 音楽賞久石譲 
 □ 撮影賞笠松則通 
 □ 照明賞岩下和裕 
 □ 美術賞杉本亮 
  種田陽平 
 □ 録音賞白取貢 
 □ 編集賞今井剛 
■ 主演男優賞妻夫木聡 
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