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メディア映画
上映時間141分
製作国日本
公開情報劇場公開(アスミック・エース=WOWOWFILMS)
初公開年月2011/05/28
ジャンルドラマ/青春
映倫G
僕たちは、“何を”信じるのか──

1971年。若きジャーナリストと革命家。二人の出会いが引き起こした衝撃の事件。
激動の時代に翻弄された若者たちのすべて。
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参考価格:¥ 5,184
価格:¥ 1,945
USED価格:¥ 1,113
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【クレジット】
監督:山下敦弘
製作:和崎信哉
川城和実
豊島雅郎
杉原晃史
堀義貴
喜多埜裕明
プロデューサー:青木竹彦
根岸洋之
定井勇二
ラインプロデュー
サー:
大里俊博
原作:川本三郎
脚本:向井康介
撮影:近藤龍人
美術:安宅紀史
編集:佐藤崇
音楽:ミト
きだしゅんすけ
音楽プロデュース:根岸洋之
主題歌:真心ブラザーズ
『My Back Pages』
奥田民生
VFXスーパーバ
イザー:
小田一生
スタイリスト:伊賀大介
照明:藤井勇
録音:小川武
出演:妻夫木聡沢田雅巳
松山ケンイチ梅山(片桐優)
忽那汐里倉田眞子
石橋杏奈安宅重子
韓英恵浅井七恵
中村蒼柴山洋
中野英樹津川(週刊東都記者)
山崎一徳山健三(週刊東都デスク)
中村育二島木武夫(週刊東都編集長)
菅原大吉小林(東都ジャーナル編集長)
近藤公園
並樹史朗
服部竜三郎
あがた森魚飯島(東都ジャーナルデスク)
山本剛史清原
山本浩司佐伯仁
野中隆光
奥村勲
児玉貴志
保田泰志
平家和典
椿ゆきこ
千代将太
岸井ゆきの
熊切和嘉
宇治田隆史
本田隆一
大橋裕之
志子田勇
足立智充
長尾長幸
半沢知之
仁後亜由美
小寺智子
小高三良
杉山文雄
ノゾエ征爾
中島朋人
松本たけひろ
松木大輔
いましろたかし
長尾謙一郎
早織キネマ旬報編集者
水崎綾女タモツの妻
赤堀雅秋私服刑事
松浦祐也タモツ
青木崇高キリスト
康すおん高峰(刑事)
古舘寛治中平武弘(週刊東都記者)
山内圭哉前橋勇(京大全共闘議長)
長塚圭史唐谷義朗(東大全共闘議長)
三浦友和白石(東都新聞社社会部部長)
【解説】
 作家・評論家の川本三郎が自身の若きジャーナリスト時代の衝撃的な体験を綴った回想録を、「悪人」の妻夫木聡と「ノルウェイの森」の松山ケンイチの初共演で映画化。学生運動が佳境を迎えた激動の1970年前後を舞台に、理想に燃える若手ジャーナリストが、革命を目指す活動家の青年と出会い、彼が引き起こした事件に巻き込まれていく中で、様々な葛藤に直面する姿を描き出す。監督は「リンダ リンダ リンダ」「天然コケッコー」の山下敦弘。
 東大安田講堂事件が起きた1969年、理想を胸に大手新聞社に入社し週刊誌編集記者として働いていた沢田は、やがて先輩記者の中平とともに活動家たちに接触、彼らの日々に密着していく。その中で沢田は“武器を奪取し、4月に行動を起こす”と語る若者、梅山と巡り会う。その決起宣言には疑念を持ちながらも、不思議と親近感を抱くようになり、取材を進めるうち次第に梅山との交流を深めていく沢田だったが…。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:pumpkin投稿日:2015-05-04 08:41:57
さすがに年寄り世代からの書き込みがあるらしく、今さらとは思いますが、ちょっとひとこと。
登場人物はすべてモデルがあるらしいので当たり前ですが、あの頃いたような人物、聞いたような言葉がたくさん出てきますが、それにもかかわらず、なにか雰囲気が出ていないのは残念です。

石橋杏奈演ずる人物など、いたよな、こんな女の子、と思うのに、何かそれらしくありません。
あと、「ファイブ・イージー・ピーセス」におけるジャック・ニコルソンのダメ男ぶり、大好きでした。そう、このころはダメ男バンザイだったのです。
投稿者:bond投稿日:2012-11-16 08:27:04
ナルシスト的、なんちゃって革命の顛末。ある意味いい時代だったかも。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2012-06-18 14:04:02
思いの他面白かったので一気観できた。松山の演じた男は連赤の森と同じで人間のクズ。妻夫木が演じる「何者にもなれなかった男」も印象に残ったし、ラストの彼の涙で、去年自分に甥っ子が出来た時に、祝福の気持ちと自分のこれまでの人生の空虚さがない交ぜになり、軽いショック状態になった事を思い出した。忽那が出てたのも観賞動機の一つだが、彼女の役割がイマイチ解らなかった。
投稿者:maxpit投稿日:2012-06-02 13:42:22
本物に憧れたが、結局は口先だけで終わってしまった二人の青年
のお話ですね。「若さゆえ」では済まされない話ではありますが、
60年〜70年代初頭は、革命だとか、アバンギャルドとかがモテは
やされていた社会背景もあり、感受性豊かな若者が間違った方向
に暴走してしまったのも今となっては理解できます。
なんとなくアメリカン・ニューシネマに通じるものがあり、客観
的にひたすら撮る山下敦弘監督の演出が、なかなかいいです。
この映画に限らず、70年代を描く映画や音楽というのは、社会問題
を取り上げたものが各国多い気がしますが、変革の時代だったの
でしょうね。そして80年代のバブル期へ突入。バブル崩壊期の映画
はたくさんありますが、バブル全盛の楽しい映画を、今度は撮って
もらいたいですね。コンスタントに良作を発表しつづける山下監督。
これからも、常に目の離せない監督の一人です。
投稿者:QUNIO投稿日:2012-05-22 00:59:14
撮影中苦しかったと監督が言っていたが、ちょっと荷が重すぎたのか、脚本と演出のバランスが悪い気がした。近藤龍人の撮影は凄い、というか若手の中でも最高クラス。『海炭市叙景』に引き続き、ヒリヒリした映像がリアルで衝撃的だった。しかし、赤軍を描いた映画として、メッセージがよく伝わらず、松山ケンイチのキチガイぶりが中途半端だった。妻夫木くんも、なんか表層的で面白味がない。むしろ『鬼畜大宴会』並みの狂気が必要だった気がする。頑張った!けど、完成度は微妙。ラストもあっさりし過ぎ。
投稿者:uptail投稿日:2012-01-06 09:35:21
忽那汐里
投稿者:黒美君彦投稿日:2011-10-24 00:24:21
【ネタバレ注意】

どうも全共闘世代が好きになれない。散々革命だの何だのと騒いでおいて、就職した後は昭和ひとケタ世代が積み上げたものを喰いつぶしてバブルを煽り、バブル崩壊後は負債だけを後世に残した世代。これは私の個人的な印象であり、ひとりひとりは愛すべき人も少なくはないのだが、総体としてとにかく「嫌い」なのだ。
その意味でこの作品はきわめて興味深い。
原作者川本三郎がモデルの「東都ジャーナル」記者沢田(妻夫木聡)も、自称活動家の片桐(松山ケンイチ)も、やっていることは「革命ごっこ」であり、「取材ごっこ」に過ぎない。監督の山下敦弘は、そのことにきわめて自覚的だ。だからこそ、沢田の「取材ごっこ」が片岡を鼓舞する結果を招き、一線を越えさせてしまったことも淡々と描いている。その中で殺害された自衛隊員の死をリアルに描くことで、「取材ごっこ」「革命ごっこ」の悲惨な結末を示してもいるのだ。
…では?と私は思わないではないのだが。では、監督ですら主人公への感情移入ができない映画作品をどうして製作する必要があったのだろうか?

とはいえ、真剣に生きようとしたが故にぶつかり砕けてしまった青春もあるわけで、沢田の不様な姿は心を打たないわけではない。ラストにかつて取材で身分を隠して同居していた男が、地に足をつけ、妻子とともに生きている姿に「初めて泣く」沢田を配したところにも、そんな作者の視線を感じないではない。
「週刊東都」のカバーガールを務め、沢田と映画デートにも行く倉田眞子(忽那汐里)が女優になって3年後に死んだ、というモノローグで、「保倉幸恵のことか?」と直感した。語られない青春はまだ数多くある。

投稿者:well投稿日:2011-08-31 23:05:39
若きジャーナリストと革命家の話ではないですよね?
この作品の中では沢田は特にジャーナリストらしい働きはしていないし、梅山はどうみても革命家もどきでしょう。

学生運動のことはよくわからないし、ジャーナリストの使命にも興味が持てないけれど、私がこの作品を好ましく思ったのは、普通の人を丁寧に描いているように見えたからです。
この作品に登場する人たちはすごく才能があるわけでもなく、ものすごくダメ人間でもない。すごくかっこいいわけでもないし、びっくりするような不幸な境遇でもない。どこにでも見かけるような普通の人間。夢もあるけど、功名心も野心もある。同情したり共感したりもするけど、嘘をついたり人を恨んだり…
感情をストレートに出すことの似合う時代だったのかなと思います。“普通の人”を“見せる”のはなかなか難しい気がしますが、時代に助けられている面があるでしょうか?
日頃こぎれいにまとめられのっぺりした印象の人物像ばかりテレビや新聞で見せられているので、新鮮に感じます。

加えて言えば革命で社会を変えるって、のっぺりした善人じゃなく欲も得もある生身の人間の暮らしを変えることなのじゃないかしらって思います。
投稿者:glamfreak投稿日:2011-06-09 11:51:30
【ネタバレ注意】

『69 sixty nine』に『ノルウェイの森』、
製作側との温度差に、自分が年をとったのを感じちゃうよねえ。

ある程度、覚悟をして挑んだつもりだったけど、
芸が細かいだけにかえって
言葉遣いに突っ込みを入れたくなったりする自分が悲しい。
特にキメのシーンで「よめ」はつらかった。

でも演技力はそれなりに見応えあったかな。
学生運動にあこがれた世代が取り残された時代の物語。
ディランの原曲は登場しない類いの映画だったのね。

投稿者:神戸の虎人投稿日:2011-06-03 12:14:23
一年ほど前、たまたま夜中に元町の高架下でロケに遭遇、2時間位見ていたものです(うさぎ売りのシーン)。部屋に「初恋地獄変」や横尾忠則(池田満寿夫の)のポスター貼ってたり、「十九才の地図」(本間優二の名作です)や「真夜中のカーボーイ」などなど、映画好きはニヤリとするとこありなんだが、内容はやはり「浅い」気がしたなぁ。atgの映画、見まくった世代にはもの足りない。
投稿者:江川良名投稿日:2011-06-03 00:37:03
学生運動を扱っているけれどイデオロギーは皆無で、70年代初頭の時代の空気と若者像を描いた作品。松山ケンイチ扮する学生の胡散臭さが、下火となった学生運動の迷走ぶりを体現していてリアルだ。山下監督の演出は、誠実だが面白みに欠けるが、それは、妻夫木演じるジャーナリストの姿にダブる。高橋伴明や若松孝二が過激な青春を描いたのとは極めて対照的であり、そこが現代的でもある。ラストの涙に世代を感じた。
投稿者:陸将投稿日:2011-06-01 17:10:44
【ネタバレ注意】

現在の日本では、たとえ政治や社会や国家に不信感や不満があっても、それを実際に直接的な行動に移す人間は数少ない。
それは自分1人が何かを言っても、結局何も変えることができないというある種の諦念や無関心からであろう。

本作はこのような現代の視点を通して、当時の日本を見ている。
それは、監督の山下敦弘を含む作り手たちが、学生運動全盛の時代の後に生まれた世代だからであろう。

作り手は当時の学生運動の歴史等を描く気はさらさらない。
激動の時代に翻弄される活動家とジャーナリストという2人の青年に焦点を当てて、彼らを突き放したような冷静な目線で描いていく。

作り手は観客に、この2人を理解してもらうことには力を注いでいない。
むしろ作り手たちもこの2人を理解しようとはしていない。
この対象との距離感が、現代でも通ずるテーマを浮かび上がらせることに成功している。

妻夫木聡扮するジャーナリストは、ジャーナリズムと私情との間で葛藤し、自らの甘さ故に挫折してしまう。
一方、松山ケンイチ扮する活動家も、明確な思想や目的を持たないまま活動に身を投じ、人間的な脆さや小ささを露呈して逮捕される。

2人は取材する側と取材される側の関係であると同時に、同年代の青年同士でもある。
そんな2人は自分たちと同年代の学生が共闘している姿を見て、無力感や焦燥感を募らせている。
そして、世間や上司から認められたいという強い願望を持っている。

彼らは互いに共感を覚える関係であると同時に、互いの私利私欲を果たすために必要な存在でもある。
このような時代の波に飲み込まれていく青年期の繊細な心情の揺れ動きを、見事に描き出している。

本作は言わば“挫折した2人の青年”の物語である。
ラストシーンで妻夫木聡が劇中で唯一泣き顔を見せる。
“ちゃんと泣ける男”を執拗に映し続ける。
その姿はまるで「真夜中のカウボーイ」(69)のダスティン・ホフマンを彷彿とさせる。

ベトナム戦争を契機に、海を越えて若者たちが時代に果敢にぶつかっていき、そして散っていく様。
本作はまさに“日本版アメリカン・ニューシネマ”といっても過言ではない。

【ソフト】
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