allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

クラウド アトラス(2012)

CLOUD ATLAS

メディア映画
上映時間172分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ワーナー)
初公開年月2013/03/15
ジャンルドラマ/アドベンチャー/SF
映倫PG12
いま、<人生の謎>が解けようとしている。
クラウド アトラス(初回生産限定スペシャル・パッケージ) [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,571
価格:¥ 9,595
USED価格:¥ 1,309
amazon.co.jpへ

 Photos

【クレジット】
監督:ラナ・ウォシャウスキー
トム・ティクヴァ
アンディ・ウォシャウスキー
製作:グラント・ヒル
シュテファン・アルント
ラナ・ウォシャウスキー
トム・ティクヴァ
アンディ・ウォシャウスキー
製作総指揮:フィリップ・リー
ウーヴェ・ショット
ウィルソン・チウ
原作:デイヴィッド・ミッチェル
脚本:ラナ・ウォシャウスキー
トム・ティクヴァ
アンディ・ウォシャウスキー
撮影:ジョン・トール
フランク・グリーベ
プロダクションデ
ザイン:
ウリ・ハニッシュ
ヒュー・ベイトアップ
衣装デザイン:キム・バレット
ピエール=イヴ・ゲロー
編集:アレクサンダー・バーナー
音楽:トム・ティクヴァ
ジョニー・クリメック
ラインホルト・ハイル
出演:トム・ハンクスドクター・ヘンリー・グース/安ホテルの支配人/アイザック・サックス/ダーモット・ホギンズ/『カベンディッシュの大災難』の主演俳優/ザックリー
ハル・ベリー農園で働くマオリ族、ジョカスタ・エアズ/ルイサ・レイ/出版パーティーのインド人女性客/ソンミの首輪を外す闇医者オビッド/メロニム
ジム・ブロードベントモリヌー船長/ビビアン・エアズ/ティモシー・カベンディッシュ/路上の二胡弾き/プレシエント族
ヒューゴ・ウィーヴィングハスケル・ムーア/指揮者ケッスルリング/殺し屋ビル・スモーク/女看護師ノークス/メフィー評議員/オールド・ジョージー
ジム・スタージェスアダム・ユーイング/安ホテルを追い出される客/メーガン(シックススミスの姪)の父親(写真)/スコットランド人のサッカーファン/ヘジュ・チャン/ザックリーの義弟アダム
ペ・ドゥナティルダ/メーガン(シックススミスの姪)の母親(写真)/違法工場のメキシコ人女性/ソンミ451/ソンミ351/売春婦ソンミ
ベン・ウィショー船の給仕係/ロバート・フロビシャー/レコード店店員/デニーの妻ジョージェット/部族の男
ジェームズ・ダーシー若きルーファス・シックススミス/老年のルーファス・シックススミス/施設の看護師ジェイムズ/記録官
ジョウ・シュン死体を発見する男性ホテル従業員/ユナ939/ザックリーの妹ローズ
キース・デヴィッド召使いクパカ、ジョーネピア/アンコー・アピス将軍/プレシエント族
デヴィッド・ジャーシーオトゥア/ルイサの父レスター(写真)/プレシエント族のデュオファイサイト
スーザン・サランドンホロックスの妻、アーシュラ/男性科学者ユースフ・スレイマン/アベス
ヒュー・グラントホロックス牧師/高級ホテルの警備員/ロイド・フックス/デニー・カベンディッシュ、リー師/コナ族のチーフ
【解説】
 それぞれ時代も場所も違う6つのエピソードが入れ子状に関連しながら大きな物語を構成していくデイヴィッド・ミッチェルの同名小説を、「マトリックス」のウォシャウスキー姉弟と「パフューム ある人殺しの物語」のトム・ティクヴァ監督が、原作同様、エピソードごとにジャンルの違う語りで映画化した一大映像叙事詩。主演のトム・ハンクスはじめ、ハル・ベリー、ジム・ブロードベント、ペ・ドゥナら豪華スターたちが輪廻転生を象徴するように、各時代の登場人物を人種や性別を超えて演じ分ける大胆な配役も話題に。
 1849年、南太平洋。青年ユーイングは、妻の父から奴隷売買を託され、船での航海に出るが…。1936年、スコットランド。ユーイングの航海日誌を読む若き作曲家フロビシャー。父に勘当され、天才作曲家のもとで曲づくりに悪戦苦闘する。その曲は、のちに幻の名曲と呼ばれる『クラウド アトラス六重奏』だった…。1973年、サンフランシスコ。巨大企業の汚職を追及する女性ジャーナリスト、ルイサは、会社が放った殺し屋に命を狙われるが…。2012年、イングランド。著書を酷評した評論家を殺害した作家ホギンズ。彼の自伝は大ヒットし、出版元の編集者は大儲けとなるが…。2144年、ネオ・ソウル。そこは遺伝子操作によって複製種が作られ、人間のために消費される社会。複製種の少女ソンミ451は自我に目覚め、反乱を企てるが…。そして遥か未来、文明がすっかり崩壊した地球。ある羊飼いの男のもとを、進化した人間コミュニティからやって来た一人の女が訪ねるが…。6つのエピソードは並行して描かれ、やがて怒濤のクライマックスへと突き進んでいく。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
220 10.00
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:日土圭投稿日:2015-08-27 11:14:31
それぞれ規模の違いはあるものの、同じテーマの6つの物語を並行して進め、一つの結論へと辿り着く。
監督たちはそうした映画にしたかったのではないかと思うのだが、、、

いかんせん、6つの話をまとめ上げることは難しかったようだ。
文字数だけ多い出来の悪い論文のように、色々と実例を出して説得力を持たせようとしているが、一つ一つが冗長でそれらが錯綜までしているため、肝心のテーマが見えづらくなっている。
これでも、最後に上手い締め括りを見せられれば良かったのだろうが、各エピソードを完結させるだけで尺を食い過ぎてしまい、投げやりなエンディングになってしまっている。

正直、エピソードを削るか、六本を交錯させずにアンソロジー形式で進めた方が説得力のあるものが作れたのではないかと思う。
この状態では、いつ終わるか判らない無間地獄のような映画としか思えない。

個人的にはこれを見る位なら、手塚治虫の「火の鳥 太陽編」を読むことを薦めたい。おそらくこの映画のやりたかったことを見ることができるはずだ。
投稿者:bond投稿日:2014-01-07 08:29:41
各役者が何役もこなして、渾身の力作なのだが、面白くない。
投稿者:fairlane999投稿日:2014-01-06 21:54:46


なんだよこれ。
ここまでやって、結局『ソイレント・グリーン』ってかい?
これですごいすごいって騒がれるのなら、日本も頑張って
近未来組織的な『ひかりごけ』でも作って見せ付けてやれ。

多少尺が長くても短くても、映画総体に不可欠な貢献をしているのなら、
まったく問題がないし、問題と感じることもないが、貢献がないのに
長いのはいただけない。ただ細部が削れなくて長いだけだろう。
ここ数年で言えば『ロング・エンゲージメント』が同様だ。


映画化不可能、という惹句で言うなら、これは小説(文字)なら
なんとか行けるけど、観客にはいじれない時間軸を持つ映画には、
向かない、という意味で「映画化不可能」だったんではなかろうか。
つまり、映画にしてはいけなかった、という意味だ。

エネルギー不変の法則から言っても、この長さでこの監督たちで、
これだけの役者をそろえた高カロリーから考えたら、鑑賞後には
巨大な満腹感とさらにその後の脱糞感がなければ、胃にもたれる
だけでありましょう。健康管理上、よろしくありません。

ああ、また『マグノリア』が観たくなってきた。

察するに、最近、何かと仕事をしあぐねているウォシャ兄弟が、
ティクヴァみたいなアート側面もあるエンタメ監督と、競作とか
合作とか、がちゃがちゃやってみたかっただけなんじゃないか?

原作者は、映画の直接の責任者ではないが、1969年生まれだから、
悪くすると初めて自分チケット買って観た映画が『スター・ウォーズ』?
なんて可能性もあって、70年代初頭のディストピア寓話へのあこがれ?
かなんか知らないが、書き込んでいる割に、歴史の本で見た物語、的な
希薄さがあって、映画も、これだけやりながら、同様の希薄さをはらんでいる。

それを手伝うデジタル特撮の洪水も、張子の虎を増やしてるだけだし。

この調子で『赤ちゃんよ永遠に』とか『2300年未来への旅』とか
リメイクされるんだろうか? デジタル満載で。
あ、いや、『ローガンズ・ラン』は、すでにリメイク企画あるんだった。

しかし、わずか8人しか書き込みなくて、採点もバラバラで、
それで平均点10点って、どういうこと?

投稿者:uptail投稿日:2013-07-10 11:18:17
演出:7
演技:7
脚本:7
音響:7
投稿者:なちら投稿日:2013-05-27 12:39:05
頑張ったで賞だね。
輪廻転生したかのように複数の時代に役者達が人種を変え登場し、愛なり信念なりを紡ぐ。
長尺だし画面も凝ってて見応えはあるんだけど、全ての話が一つに収束するかと思いきや
そういうわけでもないので、ちょっと肩透かし。

けど、監督の個性が出てて姉弟のパートとT・ティクヴァのパートの違いも
楽しめるし(自分はティクヴァ派)役者達の変身も面白い。
エンディングで答え合わせが出来るが、いくつかは気付かなかったよ。
まぁ、期待したほどではなかったけど悪くないよ。
投稿者:Ki-Adi-Mundi投稿日:2013-04-29 21:16:13
時と場所を変えた複数のエピソードを同時並行で見せていく。つまり、ウォシャウスキー姉弟が「イントレランス」に挑んだわけだ。しかし、「不寛容」にくらべ、「抑圧からの解放」(もしくは「愛と自由」か?)ではヌルさを感じた。もうちょい鋭さが無いといろいろと散漫になる。だから「何が言いたいのかわからん」的な感想も多くなるんだ。わかってはいたけどグリフィスの偉大さに驚く。エピソードを6つに増やして得られたものは複雑さだけだ。姉弟お得意の豪華な画作りでも果たしてグリフィスに勝てているのか?

とか言いながら、3時間けっこう楽しんだ。テンポが速すぎる気もしたが見終わってみるといい感じだ。俳優の役割や小道具なんかも合わせて、よくわからない個所はビデオで見直せば、さらに楽しめるんだろう。
俳優陣がそれぞれ複数の役を演じていることに関しては、先ずは単純に楽しいと思う。扮装や演技の楽しさ、実はあそこに彼が!とかもあるだろう。そして、より大事なことは、それによる平明さ。もし、すべての役を別の俳優が演じていたらどうだろう。混乱に拍車がかかり、誰もついていけなくなるだろう。すでに指摘されている通りだ。
さらに言えば、彼らが有名な俳優である必要も無い。どの役を誰が演じているかなどどうでもいい。例えトム・ハンクスを知らなくたって構わない。ただ、同じ俳優が別の時代にも登場していると判れば良い。別の時代ではどんな性格でどんな役割を担っているのか、それに気付くだけで良い。それが観客の理解を助け、映画へより深く入っていくことになる。それぞれの独立したエピソードに同じ精神が流れていることに気付くだろう。各エピソード間のストーリー上のつながりが稀薄だが、それでいいのだ。同じ俳優たちが演じていることにより、各エピソードがつながっていることは明白なのだから。そのうえストーリーまでつながり連携するとなるとクドさとあざとさだけが浮き出すだけだろう。

俳優陣がみんな達者ですばらしい。一番笑ったのはダーモット・ホギンズかな。ソンミ451は独特な口調、柔らかな物腰、鋭さのなかに優しさを持つ表情、魅力的な印象を残す。

フライシャーの「ソイレントグリーン」は未見でした〜。
投稿者:architect投稿日:2013-03-21 03:54:41
アトラスとはギリシャ神話において罪を背負い両腕と頭で天空を支える神として登場する。名前は「支える者」「耐える者」「歯向かう者」を意味している。複数系は「アトランティス」。あのアトランティス大陸の名前の由来でもある。神話によるとアトランティス大陸の支配者達は原住民との交配を繰り返す内に神性が薄まり堕落してしまい、それを目にしたゼウスは天罰を下そうと考えたとされる。ゼウスによる一つの統一機構とそれに反する立場をとるアトラス。この図式が見えれば、なぜ映画の中に性の問題や人種問題などがさらりと設定されているかが分かる。ただしこの「さらり」こそがこの映画を特徴的にしている。しかしこの「さらり」となったのはどうしてだろうか?それはすなわち、この映画がマイノリティのマイノリティによるマイノリティのための映画だからだ。あくまでも日常的な問題であるのだ。この映画はマイノリティに勇気を与え、アトラス的な生き方として昇華してみせた・・・ということか。輪廻転生を言わんとするためのスピリチャルなものでもなければ、涙を誘うヒューマンドラマでもない。無駄に手の混んだ特殊メイクは、ヒューマンドラマでないと言うためだけに存在しているという・・一抹の悲しさ。ちなみにわたしは日本人だが、脚本上日本人ではなく朝鮮半島出身ソンミが登場したのは、これぞマイノリティの生き方だと言わんばかりにニューヨークタイムスに慰安婦問題で広告を出しては「被害者」としてロビー活動している長年の成果か?と思ったりしてみるが、そんなことはともかく、どっちにせよリアルすぎて気持ちが悪い。わたしはどうもアトラス側の人間ではないようだ。
投稿者:クリモフ投稿日:2013-03-20 23:02:18
六つの時代をまたにかける三時間の大作で、同一キャストが何役も演じる実験作。それぞれのエピソードがバラバラに展開されていき、テンポよく進んでいくので長尺飽きずに楽しめます。
ただ、その実験が成功しているかと言うと個人的には微妙で、全体的に必然性の無さを感じてしまいました。もっと大胆に各時代が絡み合うのかと思ったら、そうでもなく、原型がなくなるまでメイクするなら複数役をする意味があるのか。正直輪廻のような因果応報もあまりなく、東洋思想をかじっただけという感じも。
監督の性転換ということも考えて、冷静に(深読みせずに)見ると、基本はラブストーリーで障害(壁)はない、というシンプルなことだと思うのですが、それにしては不謹慎で無理解でステレオタイプな描写が続くのも問題と言えば問題。未来の描写がワクワクしないのも残念でした。
ストーリーのデティールが雑(時間軸をいじくっているので、見ている間は気にならないが)なのと、強引に纏めるわけでもないウヤムヤ感とで釈然としない結果となりました。
うーん、ただこういう大作を作ってしまうような挑戦というか野心は買います。何とも評価しづらい映画だなぁ。
投稿者:まりっくりん投稿日:2013-03-16 21:16:13
【ネタバレ注意】

「人生の謎を解く」などとは吹きすぎである。配給会社は(どこでもそうだが)いいかげんにしろと言いたい。
さて、本編であるが、原作アリの物語らしいので、ストーリーの文句を言ってはいけないのだろうが、あえてそれも含めて書かせていただくと、
/佑死にすぎる話である。しかも頭をブチ抜かれ、首をザクザクしすぎで決して気持ちが良くない(悪趣味である)。
韓国人女優が微妙な顔であまりにリアルすぎる。
J製人間がなんで大量にリサイクルされないといけないのか全く分からず、ストーリーのための存在でしかない。複製人間をアジア系に設定しているのは欧米人目線で極めて不快である。しかもそのためにアジア人に欧米人のコスプレをさせ、欧米人・黒人にアジア人のメイクをするという気色悪さ・・・ひたすら気色悪い。
ぅ優ソウルの世界が100万回も見たような未来世界とアクションで甚だしく興ざめである。
ダ侈メジャーが原発事故を起こそうとするなど「あまりにもありえない」くだらない陰謀である。しかもそのために飛行機を落としジャーナリストを殺そうとし、街中で銃撃戦とは?ここがコメディパートなら分かるがあまりにも70年代的妄想ではないか。
ο擦弔諒語を最後にどのような力技でまとめるのか?と思ったが最後は昔話でまとめただけ・・・竜頭蛇尾とはこのことである。
・・・結局一番見れたのは時代的に昔から数えて2つの弁護士と作曲家の物語だけであった。陶磁器を粉々にするシーンは良かったが、クラウドアトラス六重奏・・・これが未来の2つの物語に絡まなければ面白くない!
結局原作が悪いのか演出がわるいのかよくわからないが、中途半端な映画であった。
「みんなつながってる」のなら「マグノリア」を、「クローン」の話なら「私を離さないで」を見るべきである。

投稿者:ASH投稿日:2013-03-15 23:03:18
【ネタバレ注意】

 ここ最近、上映時間の長い映画ってもんがまた増えだしてきたが、以前の俺なら2時間30分を超えるような映画は内容とは関係なくそれだけで躊躇したもんだが、ようやく俺も「映画慣れ」してきたのか2時間50分もあるこの映画もその長さがまったく気にならなかった。ってか、複雑な構成が、かえって飽きさせない!!

 過去と未来が激しく錯綜する、エラく落ち着きのない映画で、お話が行ったり来たりするもんだから「こりゃ、サブテキストの類が必要な映画だなぁ」と観ていて思ったが、開幕20分も過ぎると次第にこの複雑な構成にも頭が追いついてくるようになる。それぞれのパートを名の知れた俳優たちが、時にはムチャぶりなメイクを施して何役も分けて演じてるもんだから「分かりやすい」ってのがあるのかもしれんわな。

 まあ、要するに「輪廻転生」。前世とかカルマとか、極めて東洋思想の強いテーマを壮大なスケールで描いている。なもんだから、人によっちゃー宗教的な胡散臭さを感じてしまい(3時間近くあるのに)最後までノレなかったってなヤツもいるんだろうが、信仰を持ち合わせないような俺でも愉しめたのは、パズルのピースを合わせてゆくような構成に惹かれたってのがあるかもしれんな。もっとも、俺はこういう「繋がり」をテーマにした映画にはもともと弱いってのがあるんだが。

 ウォチャウスキー姉弟(めんどくせーな、この表記)だけに衒学的というか、たいしたこと言ってないくせにわざと小難しく作ってあるが、やっぱあのビジュアル・インパクトには素直に反応しちまう。VFX満載のネオ・ソウルのくだりなんて、SF映画好きには堪らん映像世界だ。愛する妻の元へ帰ろうとする1849年のパートは泣ける話だし、2012年のパートは英国喜劇みたいで笑えるしで、ひとつの映画でいろんなジャンルが愉しめるお得感がイイ。

 不思議と俺にはとっ散らかった映画という印象は受けなかった。それぞれのパートがそれぞれに魅力的に映っちまったもんだから、深遠な(?)テーマを扱ってる割にはそれがうるさく感じられず、素直に映画の世界へ入り込めちゃったってのが要因かもしんないわな。まあ、このサイトでは明らかに少数派の意見なんだろうから、俺のコメントがまたしても四面楚歌になりそうな気配だわ。

 オムニバス形式ではなく構成を入れ子状にしたことは賛否両論かもしれんが、ユーイングの書いた航海日誌、フロビシャーの作曲した交響楽、電力会社の悪事を暴いた記事etc、過去のパートの事象が、未来のパートに受け継がれてゆくという展開も「ああ、なるほどね!!」となり、ここにも惹き付けられる。なんであれ、こういう仕掛けの多い映画には繰り返しの鑑賞を促すような作用があるんだよな。とどのつまり、相当に「あざとい」映画なんよね。

 東洋思想に基づいた輪廻転生、そして、実はこれが重要なテーマなんだとは思うが、すべては「愛と自由」のため。各パートの主人公は、愛のため、自由のために戦う。このテーマはウォチャウスキー姉弟やトム・ティクバが好むだけに、この3人、案外、相性がよかったんだと思う。それは完成品を観ても一目瞭然。比較的、落ち着いたトーンの1938年のパートはティクバが撮ってるんだろうな。

 さて、この映画の別のお愉しみは、ひとりで何役もこなした俳優たちを探すこと。分かりやすいトム・ハンクスはともかく、ホンの一瞬しか登場しない人もいるが、「お前、誰だよ?!」みたいなムチャなメイクで登場する人もいたりして、これがケッコー笑えんの! 声で一発で分かる人もいれば、「そこまでやる?」系もあったりで、これも繰り返し鑑賞対応だわ。ヒューゴ・ウィービングなんかしばらく気付かなくって、分かった途端に可笑しくってさぁ!! ヒュー・グラントもスゲェぞ〜。

 そんな中、「空気人形」からこの役を想定されたのであろうドゥナがイイね。これだけの大作で、名だたる英米の俳優の中にあって一歩も引けをとらないのはさすが。劇中ではまたしても美乳を披露してるしね。ドゥナはきれいな英語の台詞もモノにしているから、今後の活躍の場はハリウッドか?

 エンド・クレジットでは誰がどの役をやっているのか種明かしをしてくれるので、興味があったら観てみ。

 あ、そ〜そ、「ソイレント・グリーン」未見のヤツは要注意!! カベンディッシュが劇中で重要な【ネタバレ注意】をしてるから(でもないか)。

投稿者:ジャポニカ学習帳投稿日:2013-01-06 23:35:58
3時間もあり、結局何だったのか?・・・
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 音楽賞トム・ティクヴァ 
  ジョニー・クリメック 
  ラインホルト・ハイル 
□ 衣装デザイン賞キム・バレット 
  ピエール=イヴ・ゲロー 
 ■ メイクアップ賞 
 □ 視覚効果賞 
【ニュース】
トム・ティクヴァ監督×トム・ハンクス主演「A Hologram for the King」、最新予告編2016/03/28
トム・ティクヴァ監督×トム・ハンクス主演「A Hologram for the King」、予告編2016/03/11
ウォシャウスキー姉弟最新SF「ジュピター」、新予告編2014/09/26
ウォシャウスキー姉弟最新SF「ジュピター」、最新予告編2014/05/22
ウォシャウスキー姉弟最新SF「ジュピター」、最新予告編2014/03/27
ウォシャウスキー姉弟最新SF「Jupiter Ascendin」、予告編2013/12/10
第39回サターン賞、結果発表2013/07/01
第39回サターン賞、ノミネーション発表2013/02/21
ゴールデングローブ賞、結果発表2013/01/14
放送映画批評家協会賞、結果発表2013/01/11
ゴールデングローブ賞、ノミネーション発表2012/12/14
放送映画批評家協会賞、ノミネーション発表2012/12/12
全米興行成績、「トワイライト・サーガ」完結編がメガヒットで初登場首位2012/11/19
全米興行成績、「007 スカイフォール」がシリーズ最高の大ヒット・スタート2012/11/12
全米興行成績、ディズニー・アニメ「シュガー・ラッシュ」が好スタート2012/11/05
全米興行成績、新作陣の不調でベン・アフレック監督・主演「アルゴ」が初の首位を奪取2012/10/29
全米興行成績、「パラノーマル・アクティビティ4」が好スタート2012/10/22
ウォシャウスキー兄弟&トム・ティクヴァ監督SF「Cloud Atlas」、最新予告編2012/09/07
ウォシャウスキー兄弟&トム・ティクヴァ監督SF「Cloud Atlas」、予告編2012/07/27
ウォシャウスキー兄弟&トム・ティクヴァ監督SF「Cloud Atlas」、スチール2012/07/26
ペ・ドゥナ ハリウッド・デビュー作「Cloud Atlas」、スチール2011/12/28
トム・ティクヴァ監督の次回作にトム・ハンクスはじめ豪華キャスト集結か2010/06/17
トム・ティクヴァ監督とウォシャウスキー兄弟のコラボが実現か2009/02/02
【レンタル】
 【Blu-ray】クラウド アトラスレンタル有り
 【DVD】クラウド アトラスレンタル有り
【書籍】
■原作
【単行本】 クラウド・アトラス 上
新品:
1新品:¥ 2,052より   22中古品¥ 109より 

【単行本】 クラウド・アトラス 下
新品:
2新品:¥ 2,052より   15中古品¥ 382より 

【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION