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エル ELLE(2016)

ELLE

メディア映画
上映時間131分
製作国フランス
公開情報劇場公開(ギャガ)
初公開年月2017/08/25
ジャンルサスペンス/ドラマ
映倫PG12
犯人よりも危険なのは“彼女”だった――。
エル ELLE [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,184
価格:¥ 3,855
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【解説】
 「氷の微笑」「ブラックブック」の鬼才ポール・ヴァーホーヴェン監督が「ベティ・ブルー/愛と激情の日々」の原作者フィリップ・ディジャンの同名サスペンス小説を、主演にイザベル・ユペールを迎えて映画化し、アカデミー賞主演女優賞ノミネートやゴールデングローブ賞外国語映画賞・主演女優賞受賞をはじめ数々の映画賞を賑わせた衝撃作。ある日突然、正体不明の覆面男にレイプされたヒロインが、自らの手で犯人探しをする予測不能の復讐譚を通して、モラルや常識で捉えることのできない複雑なヒロイン像が浮かび上がってくるさまをスリリングに描き出す。
 新鋭ゲーム会社で敏腕女社長として辣腕を振るうミシェル。彼女はある日、ひとり暮らしをしている自宅で覆面をした男に襲われる。男が去ると、何事もなかったかのように振る舞い、訪ねてきた息子を迎える。その後、ミシェルの行動を監視していると思われる嫌がらせメールなどから、レイプ犯が彼女の身近にいると確信するミシェル。それでも幼いときのトラウマから、決して警察に頼ろうとしない彼女は、自ら犯人探しを始める。そんなミシェルの周囲には、犯人になりうる動機を持つ怪しげな人物が何人もいたのだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:dadada投稿日:2017-10-01 21:37:42
当然のことながら人間は多面的な側面がある訳で、フィクションの登場人物は、物語が盛り上がるようにわかりやすく型にはめて造型されるもの。
さてはて、バーホーベンは単純に型にはまらない現実を物語的な型に無理くりはめ込んだっつうか、はめるのを放棄したっつうか...だからこその、この違和感と納得感。ヘンな映画...っつうか、面白い映画。
突拍子がないからじゃなくて、型どおりじゃないだけだからのキャラや展開の面白さ。
ヒロインと隣人の奥さんや共同経営者の女性とのそれぞれの最後の会話も、これで締めるの?てな怖面白さ。
小ネタでも笑わせてくれるし、単純に映画に身を委ねて楽しい時間が過ごせた。
投稿者:敦煌投稿日:2017-09-15 09:20:32
ちょっと期待外れだなあ。
「氷の微笑」や「白いドレスの女」のような振り切れた悪女ぶりか、または「ピアニスト」のような振り切れた変態ぶりを期待して観にいったんだけど、どちらにも振り切れていなかった。ギャガの宣伝にうまくだまされたわ。
レイプ犯を殴り殺すところを夢想してほくそ笑むヒロインなのだから、39年前の事件についても、もう少し「謎解き」をしてくれてもよかったのではないか。

それでも上映3週目に入った平日昼間の回がほぼ満員。TOHOシネマズデーだったとはいえ、まだまだ映画ファンはいるんだねと感心した。もう少し真面目に営業していればよかったと、ギャガも悔やんでいるかもしれない。

個人的にはある職場の先輩のボヤキを思い出して苦笑した。「お袋がひどく気の強い女なんで、この手だけは避けようと思っていたのに、なぜか俺までひどく気の強い女と結婚してしまって…」
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2017-09-15 00:19:35
 なかなか懐の深い映画で驚いた。ヴァーホーヴェンってこんな映画を撮るんだ。不勉強でしたです。まず、猫のアップで始まるオープニングがいいのですよ。
 暴行されたユペールが、結構普通というか、落ち着き払っており、なんだか怖い。すぐに平然と日常生活に戻って、微笑したりしているのも不気味で怖いのだ。この後、どんどん普通じゃない過去や背景、人間関係が繰り出されて、全く緊張感が途切れない展開だ。ユペール以外のキャラクターも皆複雑で一筋縄ではいかない性格付け。特に、会社でも経営パートナーの友人アンナと、隣人で敬虔なクリスチャンのレベッカについての行き届いた演出ぶり、ラスト近くの出番、会話なんか唸ってしまうぐらいだ。

 さて、あからさまなショックシーンも要所で挟んで吃驚させてくれるのだが、冒頭の暴行シーンを中盤でフラッシュバックする部分で、黒い二つの手がいきなり現れ、捕まれるカットが一番ショック。他にも鳥(雀)が突然ドア窓にぶつかるとか、道路でいきなり鹿が飛び出すとか、唐突な運動の衝撃を上手く使っている。

 あと、二台カメラなのか、補完ショットを使っているのか判然としないのだが(多分、マルチ撮影と思われますが)、普通しないところで、アクション繋ぎをする。例えばユペールが、外から帰ってきて、猫に飛びつかれた後のカット。或いは、アンナが、会社で、夫の浮気の疑惑を打ち明ける、ドアを背にしたカットなど、大きなアクションではない人物の立ち姿などで、あまり変化しない構図のカットを繋ぐのだ。これも、ジワリと観客に不安を感じさせる効果を狙っているのだろう。こういう細かな演出も大変面白く見た。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
投稿者:黒美君彦投稿日:2017-09-11 17:17:33
【ネタバレ注意】

性の問題においては、いわゆる正義だの、あるべき関係だの、貞節だの、あらゆる制約がどこかウソくさい。映画はその本質として秘められたあらゆる関係性を、これまで題材としてきた。
そしてこの作品もまた、ギリギリとした痛みを伴った性の形を示している。
「彼女」=ミシェル・ルブラン(イザベル・ユペール)がいきなりレイプされるシーンから始まる。それを猫が喉を鳴らしながら眺めている、なんてシュールな場面だろう。
彼女は何事もなかったかのように過ごし、武器だけは集める。ゲーム会社の社長として、モンスターに女性が犯されるアニメをもっと過激にエロティックにしろ、などと注文をつけ、若いクリエイターから敵意も持たれる。
元夫や親友に「昨日レイプされた」とさらっと話し、「どうして騒ぐの?」みたいな顔もする。
何ともつかみどころのない主人公なのだ。
彼女の母親は80歳にもなるのに整形し、若い男と結婚したいと言い出す。
売れない作家の元夫は、大学院生と恋愛関係になっている。
そしてミシェルは親友の夫と関係を持っている。
常識的には嫌悪される関係が次々表に浮かび上がってくるのだ。
実は彼女自身、かつて猟奇的な連続殺人事件の容疑者として終身刑を言い渡された男が父親であることが明かされる。殺人鬼の父を持って苦労しただろうミシェルは、彼を許せずにいるのだが、母親の最期の言葉に従って刑務所に面会に行く。ところが、父親はミシェルが来ることを知って自殺してしまったと告げられる。
それはなぜ?
実はその事件を主導したのはミシェルだった??
レイプ犯が明らかになった後の行動も不思議だ。一度はプレイとしてのレイプを受け容れるのだから。
しかし、他にも被害者がいる、と直感した彼女は、息子が男を殺すよう仕向ける。レイプされかかっている母親を救うための正当防衛、とはいえても、息子に殺人をさせるか?

俯瞰で観るとマトモな人間はいないのか、と嘆息したくなる。
これはエロティック・コメディだ、という見方は多分正しい。サスペンスとして観るには、主人公があまりに常軌を逸して見えるから。60歳を遥かに超えて美しくコワいイザペル・ユペールはスゴいなあと思う。そして78歳にしてこんな作品を撮るポール・ヴァーホーヴェン監督も。

投稿者:笠勝利投稿日:2017-09-11 15:58:43
「ロボコップ」「トータル・リコール」「氷の微笑」「スターシップ・トゥルーパーズ」「インビジブル」「ブラックブック」、そして本作と、いつの間にか観ているポール・ヴァーホーヴェン印。「ハリウッドがひれ伏した銀行マン」では本人を拝顔もした。下品なオブラートに包んだエログロバイオレンスに、臭いものを匂うような感覚で惹かれているのかもしれない。やれやれ。それにしても「天国の門」が素晴らしかったイザベル・ユペールをこんなことにしちゃって…
投稿者:FFF投稿日:2017-09-08 21:58:57
ピアニストから10年以上。まだまだ鑑賞に堪えるユペール様のアレとバーホーベンの絶倫ぶりにシルバーシートも欲情。
ジーザスはお見通しでレイプ野郎にもはや慈悲なし。ダーバン。
投稿者:mototencho投稿日:2017-09-05 05:58:45
悪意に満ちたコメディ、イザベル・ユペールは体当たり。ポール・ヴァーホーヴェンは ドぎつさ健在で、全体のある部分だけを切り取ると、余韻が残り、妄想の余地が広がるhttp://mototencho.web.fc2.com/2017/elle.html
投稿者:saint_etienne_heaven投稿日:2017-08-25 15:17:17
【ネタバレ注意】

単館でなくヒルズで観れたのを感謝。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 主演女優賞イザベル・ユペール 
□ パルム・ドールポール・ヴァーホーヴェン 
■ 主演女優賞イザベル・ユペール 
■ 女優賞イザベル・ユペール  「未来よ こんにちは」に対しても
■ 女優賞イザベル・ユペール 「未来よ こんにちは」に対しても
■ 外国語映画賞 (フランス)
 ■ 女優賞(ドラマ)イザベル・ユペール 
□ 作品賞ポール・ヴァーホーヴェン 
 □ 監督賞ポール・ヴァーホーヴェン 
 □ 女優賞イザベル・ユペール 
■ 主演女優賞イザベル・ユペール 
□ 主演女優賞イザベル・ユペール 
 ■ 外国語映画賞 
■ 作品賞 
 □ 監督賞ポール・ヴァーホーヴェン 
 ■ 主演女優賞イザベル・ユペール 
 □ 助演男優賞ロラン・ラフィット 
 □ 助演女優賞アンヌ・コンシニ 
 □ 有望若手男優賞ジョナ・ブロケ 
 □ 脚色賞デヴィッド・バーク 
 □ 音楽賞アン・ダッドリー 
 □ 撮影賞ステファーヌ・フォンテーヌ 
 □ 音響賞 
 □ 編集賞ヨープ・テル・ブルフ 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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